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きょう【狭布】ケフ🔗🔉

きょう狭布ケフ 古代、陸奥国から調進された、幅の狭い布。和歌に「狭布の細布ほそぬの」のごとくよまれ、その「狭布」は地名としてうけとられた。新撰六帖2「陸奥の―の郡こおりに織る布のせばきは人の心なりけり」 ⇒きょう‐の‐さぬの【狭布の狭布】 ⇒きょう‐の‐せばぬの【狭布の狭布】 ⇒きょう‐の‐ほそぬの【狭布の細布】

きょう【凶】🔗🔉

きょう】 縁起・運のわるいこと。わざわい。不吉。↔吉

きょう【共】🔗🔉

きょう】 共産主義・共産党の略。

きょう【匈】🔗🔉

きょう】 匈牙利ハンガリーの略。

きょう【孝】ケウ🔗🔉

きょうケウ (呉音) ①孝こう。孝行。枕草子244「いみじく―なる人にて、遠き所に住ませじ」 ②親の喪。宇津保物語俊蔭「父かくれて三年…かひなくて三年の―を送る」 →こう(孝)

きょう【狂】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ ①心の常態を失すること。 ②一事に熱中して溺れること。また、その人。マニア。「野球―」

きょう【京】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音) ①皇居のある土地。みやこ。帝都。 ②京都の特称。「―の五条」 ③⇒けい2。 ④いろは歌の最後につける語。 →けい(京) ⇒京に田舎あり ⇒京の着倒れ ⇒京の夢大阪の夢 ⇒京へ筑紫に坂東さ

きょう【羌】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ ①殷代、異民族の総称。 ②チベット系の遊牧民族。中国の西北辺、今の甘粛・青海・西蔵方面に拠り、漢代には西羌と呼ばれ、匈奴と連合して西境を侵す。五胡時代に後秦を建国。唐代には党項タングートの名であらわれ、11世紀には西夏を建てた。→五胡十六国(表)

きょう【峡】ケフ🔗🔉

きょうケフ 山・陸地などに挟まれた、せまく細長いところ。はざま。

きょう【香】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ 将棋で、香車きょうしゃの略称。→こう(香)

きょう【莢】ケフ🔗🔉

きょうケフ 豆類の果実。(→)莢果きょうかに同じ。

きょう【強】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音はゴウ) ①つよいこと。↔弱。 ②(昔、中国で、気力強く物に惑わぬため、仕官に適する年齢としたからいう)40歳の異称。 ③ある数のほかに切り捨てた端数のあること。実際はその数値よりもやや多いことを表す。「2メートル―」↔弱

きょう【教】ケウ🔗🔉

きょうケウ 神仏などの教え。「キリスト―」

きょう【経】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音。唐音はキン。梵語sūtra 修多羅の漢訳) ①仏の説いた教えを記したもの。契経。律・論を合わせて三蔵という。 ②一切経・大蔵経という場合には律・論などを含めた仏典の総称。 ③(仏教以外の)宗教の聖典。経典。「四書五―」 →けい(経)

きょう【郷】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ ①むら。さと。いなか。 ②中国で県の下にある集落もしくは自治単位。→郷里きょうり →ごう(郷) ⇒郷の三物

きょう【卿】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音) ①律令制で、八省の長官。また、明治の太政官制で、各省の長官。 ②大納言・中納言・参議・三位以上の人。大臣を公といい、総称して公卿くぎょうという。また、参議および三位以上の人の敬称。平家物語1「源三位頼政卿」 ③英語の称号Lord,Sirの訳語。「チャーチル―」 →けい(卿)

きょう【境】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音。漢音はケイ) ①さかい。くぎりめ。 ②ところ。地域。 ③おかれた状態。ありさま。「無我の―」 ④〔仏〕認識作用の対象。または広く認識・価値判断の対象。六境(色・声しょう・香・味・触・法)。

きょう【橋】ケウ🔗🔉

きょうケウ ①はし。はしを数える語。「天草五―」 ②〔医〕(pons ラテン)脳の一部。下方は延髄、上方は中脳に連なる。後方の小脳の左右両葉を橋状に連結しているように見えるのでこの名がある。延髄とともに脳神経の神経細胞群(核と呼ぶ)をもち、呼吸・循環・嚥下えんげなどの反射運動の中枢をなす。橋髄。→脳(図)

きょう【興】🔗🔉

きょう】 (呉音はコウ) ①おもしろく楽しいこと。おもしろみ。竹取物語「―ある事申したり」。「―を添える」 ②当座のたわむれ。座興。狂言、鈍太郎「是は又―あつた体で御座る」 ③中国古代の詩経の六義りくぎの一つ。儒家によれば、草木鳥獣などに託して、それとなく人間社会にたとえるもの。 ⇒興に入る ⇒興に乗る ⇒興をさかす ⇒興を醒ます

きょう【鏡】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ ①かがみ。「海獣葡萄―」 ②レンズ。また、レンズ系を通して見る道具。めがね。「望遠―」

きょう【饗】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ ①酒食をもてなすこと。また、その酒食。 ②(→)饗立きょうだてに同じ。

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