複数辞典一括検索+

きゅう【宮】🔗🔉

きゅう】 (呉音はク) ①天子・神仙などの居所。みや。 ②日本・中国の音楽で、五声の基準となる第1音。 ③天球の区分。→十二宮。 ④生殖機能を奪う刑。五刑の一つ。「―刑」 →ぐう(宮)

ぐう【宮】🔗🔉

ぐう】 (慣用音) ①みや。御殿。 ②神社。「八幡―」 ③后妃などの敬称。「皇后―」 →きゅう(宮)

み‐や【宮】🔗🔉

み‐や】 (「御屋」の意) ①伊勢神宮その他特別の神を祀る神社の称。また、一般に神社の称。出雲風土記「大神の―」 ②皇居。禁裏。御所。万葉集18「吉野の―をあり通ひめす」 ③皇后・中宮・皇子・皇女並びに皇族の御殿。また、その方々の尊称。枕草子23「―の御前の御几帳おしやりて」 ④一家をたてた皇族の称号。→宮家みやけ。 ⑤中宮職しきのこと。 ⑥仏堂。寺。推古紀(一本)「仏像を造ること既に訖おわりて、堂みやに入るること得ず」

みや【宮】(地名)🔗🔉

みや】 尾張国の熱田あつたの称。熱田神宮があるからいう。あづま路の記「―より鳴海なるみへ一里半」

みや【宮】(姓氏)🔗🔉

みや】 姓氏の一つ。 ⇒みや‐しゅうじ【宮柊二】

[漢]宮🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部7画/10画/教育/2160・355C〕 〔音〕キュウ(漢) (呉) グウ・クウ(慣) 〔訓〕みや [意味] ①天子・神仙などが住む所。御殿。皇統に関係ある神社。みや。「宮城・宮殿・宮司ぐうじ・離宮・竜宮りゅうぐう・内宮ないくう・宮内庁くないちょう」 ②グウ御殿に住む高貴な人。后妃・皇族。みや。「東宮・中宮」 ③宿る所。星のやどり。「子宮・白羊宮」 ④中国の音楽の五音階の一つ。「宮商角徴羽」 ⑤生殖器を除く刑。五刑の一つ。「宮刑」 [解字] 会意。「宀」(=やね)+「呂」(=建物が連なる)。いくむねも建物の連なった御殿の意。 [下ツキ 阿房宮・行宮・王宮・外宮・月宮・後宮・皇宮・故宮・斎宮・参宮・子宮・十二宮・准三宮・新宮・神宮・遷宮・中宮・春宮・東宮・内宮・未央宮・殯宮・迷宮・離宮・竜宮 [難読] 宮城野みやぎの

広辞苑で完全一致するの検索結果 1-6