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いぬ【犬・狗】🔗🔉

いぬ犬・狗】 ①ネコ目(食肉類)イヌ科の哺乳類。よく人になれ、嗅覚と聴覚が発達し、狩猟用・番用・軍用・警察用・労役用・愛玩用として広く飼養される家畜。品種も日本在来の日本犬(秋田犬・柴犬など)のほか多数あり、大きさ・毛色・形もさまざまである。万葉集7「垣越ゆる―呼びこして鳥狩とがりする君青山のしげき山辺に馬休め君」。「―を飼う」 ②ひそかに人の隠し事を嗅ぎつけて告げる者。まわしもの。間者。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「―になつて告げ知らせし某」 ③犬追物いぬおうものの略。 ④ある語に冠して、似て非なるもの、劣るものの意を表す語。また、卑しめ軽んじて、くだらないもの、むだなものの意を表す語。「―蓼」「―死」「―侍」 ⇒犬が西向きゃ尾は東 ⇒犬と猿 ⇒犬に論語 ⇒犬の川端歩き ⇒犬の遠吠え ⇒犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ ⇒犬骨折って鷹の餌食になる ⇒犬も歩けば棒に当たる ⇒犬も食わぬ ⇒犬も朋輩鷹も朋輩

[漢]犬🔗🔉

 字形  筆順 〔犬(犭)部0画/4画/教育/2404・3824〕 〔音〕ケン(呉)(漢) 〔訓〕いぬ [意味] ①家畜の名。いぬ。「犬歯・愛犬・猟犬」 ②つまらぬ者のたとえ。「犬馬の労」「犬羊の質」 [解字] 解字いぬを描いた象形文字。 [下ツキ 愛犬・一犬・狂犬・蜀犬・駄犬・闘犬・番犬・名犬・猛犬・盲導犬・野犬・猟犬

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