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○足を取られるあしをとられる🔗🔉

○足を取られるあしをとられる 酒に酔って、あるいは障害に遭って、歩行が思うようにならない。「ぬかるみに―」 ⇒あし【足・脚】

○足を抜くあしをぬく🔗🔉

○足を抜くあしをぬく 関係を断つ。 ⇒あし【足・脚】

○足を伸ばすあしをのばす🔗🔉

○足を伸ばすあしをのばす ①楽な姿勢になる。くつろぐ。 ②(ある地点からさらに)遠くまで行く。 ⇒あし【足・脚】

○足をはかりにあしをはかりに🔗🔉

○足をはかりにあしをはかりに (「はかり」は「限り」の意)足の続く限り。足を限りに。莫切自根金生木きるなのねからかねのなるき「―逃げてゆく」 ⇒あし【足・脚】

○足を運ぶあしをはこぶ🔗🔉

○足を運ぶあしをはこぶ ①歩いて行く。 ②わざわざ訪問する。「役所に何度も―」 ⇒あし【足・脚】

○足を引っ張るあしをひっぱる🔗🔉

○足を引っ張るあしをひっぱる 他人の成功や前進を陰でひきとめ、邪魔をする。また、物事全体の進行のさまたげとなる。「チームの―」 ⇒あし【足・脚】

○葦をふくむ雁あしをふくむかり🔗🔉

○葦をふくむ雁あしをふくむかり [淮南子修務訓]遠く海を渡る時、海上で翼を休めるためアシをくわえる雁。→雁風呂がんぶろ ⇒あし【葦・蘆・葭】

○足を踏み入れるあしをふみいれる🔗🔉

○足を踏み入れるあしをふみいれる ある境をこえてその先に行く。「一歩足を踏み入れたら最後出られない」 ⇒あし【足・脚】

○足を棒にするあしをぼうにする🔗🔉

○足を棒にするあしをぼうにする 長い時間歩き続けたり立ち続けたりして、足がひどく疲れてこわばる。「足を棒にして探し回る」 ⇒あし【足・脚】

○足を向けて寝られないあしをむけてねられない🔗🔉

○足を向けて寝られないあしをむけてねられない 人から受けた恩を常に忘れない気持を表す表現。 ⇒あし【足・脚】

○足を休めるあしをやすめる🔗🔉

○足を休めるあしをやすめる 歩みを止めて休息する。 ⇒あし【足・脚】

○味をやるあじをやる🔗🔉

○味をやるあじをやる 手ぎわよくやる。気のきいたことをする。また、こざかしいことをする。傾城禁短気「ほんに室町の阿呆たわけが―ぞ」 ⇒あじ【味】 アシンメトリーasymmetry】 非対称。不均衡。アシメトリー。↔シンメトリー あす明日】 ①今日の次の日。あくるひ。あした。みょうにち。「―伺います」 ②比喩的に、近い未来。「―知らぬ身」「―の我が身」「日本の―を担う」 ⇒明日の事を言えば鬼が笑う ⇒明日の百より今日の五十 ⇒明日は淵瀬 ⇒明日は我が身 あ・す浅す】 〔自下二〕 (「あさ(浅)」と同源)川・海などが浅くなる。川・海の水が涸れる。万葉集3「泊てし高津は―・せにけるかも」。金槐集「山はさけ海は―・せなむ世なりとも」 あ・す填す】 〔他四〕 満たす。一杯にする。古事記「まつりこし御酒みきぞ―・さず食せ」 あ・す褪す】 〔自下二〕 ⇒あせる(下一) あず崩岸・崩崖】 がけの崩れた所。万葉集14「―の上に駒をつなぎて危あやほかど」 あす‐あさって明日明後日】 明日か明後日かという、さしせまった時期。近日中。「―のうちにでき上がります」 あすか飛鳥・明日香】 奈良盆地南部の一地方。畝傍うねび山および香具山付近以南の飛鳥川流域の小盆地。推古天皇以後百余年間にわたって断続的に宮殿が造営された。 ⇒あすか‐いけ‐いせき【飛鳥池遺跡】 ⇒あすか‐かぜ【明日香風】 ⇒あすか‐がわ【飛鳥川】 ⇒あすか‐きょう【飛鳥京】 ⇒あすか‐きよみはら‐りつりょう【飛鳥浄御原律令】 ⇒あすか‐じだい【飛鳥時代】 ⇒あすか‐だいぶつ【飛鳥大仏】 ⇒あすか‐でら【飛鳥寺】 ⇒あすか‐でら‐しき【飛鳥寺式】 ⇒あすか‐の‐いたぶき‐の‐みや【飛鳥板蓋宮】 ⇒あすか‐の‐おかもと‐の‐みや【飛鳥岡本宮】 ⇒あすか‐の‐かわら‐の‐みや【飛鳥川原宮】 ⇒あすか‐の‐きよみはら‐の‐みや【飛鳥浄御原宮】 ⇒あすか‐の‐みやこ【飛鳥京】 ⇒あすか‐ぶんか【飛鳥文化】 ⇒あすか‐みずおち‐いせき【飛鳥水落遺跡】 あすかい飛鳥井‥ヰ 氏は藤原。難波頼経の子雅経から飛鳥井を称する。代々和歌・蹴鞠けまりを業とし、書道の家としても知られる。 ⇒あすかい‐まさあり【飛鳥井雅有】 ⇒あすかい‐まさちか【飛鳥井雅親】 ⇒あすかい‐まさつね【飛鳥井雅経】 ⇒あすかい‐まさよ【飛鳥井雅世】 ⇒あすかい‐りゅう【飛鳥井流】 あすか‐いけ‐いせき飛鳥池遺跡‥ヰ‥ 奈良県明日香村にある7世紀後半の官営工房跡。金・銀・ガラスなどの宝飾品、鉄製品・銅製品・漆製品などを生産した。富本銭とその鋳型や「天皇」の文字を記した木簡なども発見。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすかい‐まさあり飛鳥井雅有‥ヰ‥ 鎌倉末期の歌人。雅経の孫。持明院統に仕え、鎌倉幕府にも奉仕した。家集「隣女和歌集」・日記など。(1241〜1301) ⇒あすかい【飛鳥井】 あすかい‐まさちか飛鳥井雅親‥ヰ‥ 室町中期の歌人・書家。雅世の子。法名栄雅。家集「亜槐集」。書道飛鳥井流を開く。(1416〜1490) ⇒あすかい【飛鳥井】 あすかい‐まさつね飛鳥井雅経‥ヰ‥ 鎌倉初期の歌人。難波頼経の子。飛鳥井を称。和歌・蹴鞠をよくした。「新古今集」撰者の一人。家集「明日香井あすかい和歌集」。(1170〜1221) ⇒あすかい【飛鳥井】 あすかい‐まさよ飛鳥井雅世‥ヰ‥ 室町中期の歌人。雅縁まさよりの子。「新続古今和歌集」の撰者。「飛鳥井雅世卿歌集」「富士紀行」がある。(1390〜1452) ⇒あすかい【飛鳥井】 あすかい‐りゅう飛鳥井流‥ヰリウ ①飛鳥井雅親を祖とする書道の一流派。栄雅流。 ②飛鳥井雅経を祖とする蹴鞠けまりの一流派。 ⇒あすかい【飛鳥井】 あすか‐かぜ明日香風】 飛鳥地方に吹く風。万葉集1「袖吹きかへす―都を遠みいたづらに吹く」 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすか‐がわ飛鳥川‥ガハ ①奈良県高市郡高取山に発源、明日香村に入り北流、大和川に注ぐ川。淵瀬の定めなきことで聞こえ、古来、和歌に詠ぜられ、「明日」を懸け、また「明日」を言い出す枕詞のようにも用いられた。古今和歌集「世の中は何か常なる―昨日の淵ぞ今日は瀬になる」 飛鳥川と石橋 撮影:的場 啓 ②茶入れの名。瀬戸金華山窯の茶入れで、古今集の「昨日といひ今日と暮して飛鳥川流れて早き月日なりけり」の歌から小堀遠州が命名。淡赤色で、口づくり、捻り返し薄手に、姿をきゃしゃに細工した茶入れ。また、この形に類する茶入れを飛鳥川手という。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすか‐きょう飛鳥京‥キヤウ 6世紀末〜7世紀末に飛鳥地方に置かれた都の総称。豊浦宮とゆらのみや・小墾田宮おはりだのみや・飛鳥岡本宮・飛鳥浄御原宮など。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすか‐きよみはら‐りつりょう飛鳥浄御原律令‥リヤウ 天武天皇が681年に編纂を開始、持統天皇が689年に施行した法典。律は完成せず、令のみ22巻。大宝律令の基礎となった。浄御原令。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすか‐じだい飛鳥時代】 奈良盆地南部の飛鳥地方を都とした推古朝前後の時代。もとは美術史の時代区分で、推古朝を中心に仏教渡来から平城遷都まで広く含めたが、今では政治史や文化史でも6世紀末から7世紀前半までとするのが普通。推古時代。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】 あすか‐だいぶつ飛鳥大仏】 奈良県高市郡明日香村の安居院あんごいんにある銅造釈迦如来坐像。法興寺(飛鳥寺)の金堂本尊として609年鞍作止利くらつくりのとりが制作したという。 ⇒あすか【飛鳥・明日香】

広辞苑 ページ 351