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しこ【醜・鬼】🔗🔉

しこ醜・鬼】 ①強く頑丈なこと。古事記「大国主神。亦の名は…葦原―男神」 ②頑迷なこと。醜悪なこと。憎みののしったり卑下したりする場合に用いる。万葉集20「―の御楯みたて

しこ【鯷】🔗🔉

しこ】 (ヒシコの転)カタクチイワシの別称。シコイワシ。

し‐こ【司鼓】🔗🔉

し‐こ司鼓】 即位式に合図の鼓を打つことをつかさどる役。

し‐こ【史庫】🔗🔉

し‐こ史庫】 朝鮮の高麗・李朝が歴代の実録その他の重要文献を永久保存するために設けた書庫。李朝後期には王宮内と地方4カ所の合計5史庫があった。

し‐こ【四股】🔗🔉

し‐こ四股】 (醜足しこあしの意かという)相撲で、力士が土俵上でする準備運動。足を開いて構え、左右かわるがわる高く揚げて手を膝頭にそえ力を込めて地を踏む。力足ちからあし。「―を踏む」

し‐こ【四庫】🔗🔉

し‐こ四庫】 (天庫四星にかたどったという)唐の玄宗の時、長安・洛陽の両都に、書籍を経(経書)・史(史書)・子(諸子百家)・集(上記以外のもの)の4種に大別して保存した庫。転じて、その書籍。→四庫全書

し‐こ【四顧】🔗🔉

し‐こ四顧】 ①四辺をふりむいて見ること。見まわすこと。 ②あたり。付近。

し‐こ【市賈】🔗🔉

し‐こ市賈】 市場の商人。あきんど。

し‐こ【矢壺・矢籠・尻籠】🔗🔉

し‐こ矢壺・矢籠・尻籠】 矢を挿しこむ容器。中世以来粗製の胡簶やなぐいの総称。〈日葡辞書〉

し‐こ【指呼】🔗🔉

し‐こ指呼】 ①指さして呼ぶこと。 ②(「―の間」の形で)指さして呼べば答えるほどの近い距離。

し‐こ【指顧】🔗🔉

し‐こ指顧】 ①指さしかえりみること。 ②さしずすること。

し‐こ【飼戸】🔗🔉

し‐こ飼戸】 律令制で、馬寮めりょうの馬の飼育に使われた戸。かいべ。→馬飼部うまかいべ

しこう【子貢】🔗🔉

しこう子貢】 孔門十哲の一人。姓は端木。名は賜。子貢は字あざな。衛の人。孔子より31歳若いという。

し‐こう【司寇】🔗🔉

し‐こう司寇】 中国古代の官名。六卿の一つ。秋官の長。刑罰・警察の事をつかさどった。

し‐こう【四光】‥クワウ🔗🔉

し‐こう四光‥クワウ 花合せ2の出来役できやくの一つ。松・桜・薄(月)・桐の20点札が揃ったもの。→五光

し‐こう【四行】‥カウ🔗🔉

し‐こう四行‥カウ ①人の行うべき四つの道、すなわち孝・悌・忠・信の称。 ②女子の守るべき四つのおこない、すなわち婦徳・婦言・婦容・婦功。四教。→四徳2

し‐こう【四劫】‥コフ🔗🔉

し‐こう四劫‥コフ 〔仏〕世界の成立から破滅に至る四大期。世界が成立する期間を成劫じょうこう、成立した世界が持続する期間を住劫じゅうこう、世界の壊滅するに至る期間を壊劫えこう、次の世界が成立するまでの何もない期間を空劫くうこうという。→劫

し‐こう【四更】‥カウ🔗🔉

し‐こう四更‥カウ 五更の一つ。今のおよそ午前1時から3時。丑うしの刻に当たる。丁夜。→時とき(図)

し‐こう【死交】‥カウ🔗🔉

し‐こう死交‥カウ 死を共にしようと誓うほどの親しいまじわり。

し‐こう【至公】🔗🔉

し‐こう至公】 この上もなく公平なこと。「―至平」

し‐こう【至巧】‥カウ🔗🔉

し‐こう至巧‥カウ この上もなく巧みなこと。

し‐こう【至交】‥カウ🔗🔉

し‐こう至交‥カウ この上もない親しいまじわり。

し‐こう【至行】‥カウ🔗🔉

し‐こう至行‥カウ この上もなくよいおこない。

し‐こう【至孝】‥カウ🔗🔉

し‐こう至孝‥カウ この上もなく孝行なこと。

し‐こう【至幸】‥カウ🔗🔉

し‐こう至幸‥カウ この上もない幸福。

し‐こう【至厚】🔗🔉

し‐こう至厚】 情などがこの上もなく厚いこと。また、極めて仲の良いこと。

し‐こう【至高】‥カウ🔗🔉

し‐こう至高‥カウ この上もなく高いこと。 ⇒しこう‐ぜん【至高善】

し‐こう【伺候】🔗🔉

し‐こう伺候】 ①おそばに奉仕すること。太平記2「これは右少弁殿―の者にて候ふが」 ②参上して御機嫌をうかがうこと。浄瑠璃、傾城反魂香「四郎二郎、桜の間に―し」

し‐こう【志向】‥カウ🔗🔉

し‐こう志向‥カウ ①心が一定の目標に向かって働くこと。こころざし向かうこと。また、こころざし。 ②〔哲〕(Intention ドイツ)(「指向」とも書く)意識は常に具体的な何ものかについての意識であり、意識がその何ものかに向かっていることをいう。 ⇒しこう‐せい【志向性】

し‐こう【私交】‥カウ🔗🔉

し‐こう私交‥カウ 個人としての交際。うちうちのつきあい。わたくしのまじわり。

し‐こう【私考】‥カウ🔗🔉

し‐こう私考‥カウ 自分の考え。また、それを謙遜していう語。私見。

し‐こう【私行】‥カウ🔗🔉

し‐こう私行‥カウ 個人の私生活上のおこない。内密の行為。「―をあばく」

し‐こう【始皇】‥クワウ🔗🔉

し‐こう始皇‥クワウ 始皇帝の略称。「秦の―」

し‐こう【思考】‥カウ🔗🔉

し‐こう思考‥カウ ①思いめぐらすこと。考え。「―力」 ②〔哲〕(thinking) ㋐広義には人間の知的作用の総称。思惟。 ㋑狭義には、感性や意欲の作用と区別して、概念・判断・推理の作用をいう。知的直観をこれに加える説もある。 ③〔心〕 ㋐考えている時の心的過程。 ㋑ある課題の解決に関与する心的操作。 ⇒しこうけいざい‐の‐げんり【思考経済の原理】 ⇒しこう‐じっけん【思考実験】 ⇒しこう‐の‐げんり【思考の原理】

し‐こう【指甲】‥カフ🔗🔉

し‐こう指甲‥カフ ①ゆびのつめ。 ②耳鼻咽喉科で人差指にはめて用いる金属器具。 ⇒しこう‐か【指甲花】

し‐こう【指向】‥カウ🔗🔉

し‐こう指向‥カウ ①ある方向をめざして向かうこと。 ②ある方向にさしむけること。 ③(→)志向2に同じ。 ⇒しこう‐せい【指向性】

し‐こう【施工】🔗🔉

し‐こう施工】 (セコウとも)工事を行うこと。

し‐こう【施行】‥カウ🔗🔉

し‐こう施行‥カウ ①(シギョウとも)実地に行うこと。実施。 ②〔法〕(セコウとも)法令の効力を現実に発生させること。法律は特に規定がなければ公布後満20日を経て施行される。→せぎょう⇒しこう‐きそく【施行規則】 ⇒しこう‐ほう【施行法】 ⇒しこう‐れい【施行令】

し‐こう【恣行】‥カウ🔗🔉

し‐こう恣行‥カウ ほしいままに行うこと。

し‐こう【祗候】🔗🔉

し‐こう祗候】 ①つつしんでお側そばに奉仕すること。また、その人。平家物語1「郎従小庭に―の由」 ②つつしんで御機嫌伺いをすること。

し‐こう【紙工】🔗🔉

し‐こう紙工】 紙を細工・加工すること。「―芸」

し‐こう【脂膏】‥カウ🔗🔉

し‐こう脂膏‥カウ ①動物のあぶら。獣脂。脂肪。 ②心身を労して得た収益のたとえ。

し‐こう【紫甲】‥カフ🔗🔉

し‐こう紫甲‥カフ (→)紫衣しえに同じ。下学集「紫甲、甲鎧也、此衣義也」

し‐こう【視紅】🔗🔉

し‐こう視紅(→)ロドプシンに同じ。

し‐こう【歯垢】🔗🔉

し‐こう歯垢】 歯の表面に付着する軟らかい堆積物。食べ滓かすを栄養として増殖する細菌とその代謝物から成る。はくそ。プラーク。

し‐こう【歯腔】‥カウ🔗🔉

し‐こう歯腔‥カウ (→)歯髄腔しずいこうに同じ。

し‐こう【嗜好】‥カウ🔗🔉

し‐こう嗜好‥カウ たしなみこのむこと。このみ。「―が変わる」 ⇒しこう‐ひん【嗜好品】

し‐こう【詩稿】‥カウ🔗🔉

し‐こう詩稿‥カウ 詩の草稿。詩のしたがき。

し‐こう【試行】‥カウ🔗🔉

し‐こう試行‥カウ ①ためしに行うこと。「―期間」 ②〔数〕同一または同一とみなされる条件で何回も繰り返すことができ、結果が偶然的な、実験・観察・調査をいう。偶然的試行。確率的試行。 ⇒しこう‐さくご【試行錯誤】 ⇒しこう‐の‐どくりつ【試行の独立】

し‐こう【試航】‥カウ🔗🔉

し‐こう試航‥カウ ためしにする航海・飛行。

し‐こう【趣向】‥カウ🔗🔉

し‐こう趣向‥カウ シュコウの訛。狂言、棒縛「これはよい―ぢや」

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