複数辞典一括検索+

しこ【醜】🔗🔉

しこ【醜】 1 (特に人について)強く恐ろしいこと。強く頑丈なこと。*古事記‐上「葦原色許男神(あしはらシコをのかみ)」 2 醜悪なこと。けがらわしいこと。いとわしいこと。多く、接頭語的、または「しこの」「しこつ」の形で、ののしったりへりくだったりする場合に用いられる。「醜女(しこめ)」「醜草(しこぐさ)」「醜(しこ)つ翁(おきな)」「醜(しこ)の御楯(みたて)」など。 3 気味が悪く、恐ろしいようなこと。また、そのもの。*説経・さんせう大夫‐三「しこのまろねを取出し」 ●醜つ翁(おきな) みにくい老人。一説に出しゃばりな老人。 ●醜の木(き) 荒削りで丈夫な木材。 ●醜の醜草(しこぐさ) いたずらに生い茂ったいとわしい草。草をののしっていう語。 ●醜の醜手(しこて・しきて) きわめてみにくい手。手をののしっていう語。 ●醜の大夫(ますらお) くだらない愚かしい男。男子をののしったり、また、自分をへりくだっていう語。 ●醜の御楯(みたて) 卑しい身で天皇のために楯となって外敵を防ぐ者。一説に、天皇の守りの強力な楯となる者。

しこ【🔗🔉

しこ【 「ひしこ()」の変化した語。

しこ【四股】🔗🔉

しこ【四股】 (「四股」は当て字。「醜(しこ)」の意かという)相撲の基本動作の一つ。力士が土俵上で両足を開いて構え、足を左右かわるがわる高くあげ力をこめて地を踏む動作。力足。「四股を踏む」

し‐こ【四枯】🔗🔉

し‐こ【四枯】 釈迦入滅のとき、クシナガラ城外の東西南北の二株ずつの沙羅双樹のうち、それぞれの一株が枯れたという、その四株。

し‐こ【史庫】🔗🔉

し‐こ【史庫】 朝鮮の高麗および李朝が、歴代の実録その他の重要文献を保存するために設けた書庫。

し‐こ【四庫】🔗🔉

し‐こ【四庫】 中国朝廷の蔵書を経・史・子・集の四部に分類しておさめておく書庫。唐の玄宗の時に建てられたのが始まり。正副二部ずつの四部の書をそれぞれ色分けしておさめた。

し‐こ【矢壺・矢籠・尻籠】🔗🔉

し‐こ【矢壺・矢籠・尻籠】 1 狩猟や軍陣に用いる矢の容器の一つ。葛藤(つづらふじ)の蔓、竹で編んだ狩箙(かりえびら)。 2 江戸時代、飾りとして端手(はたて)を長く組み違えて作った塗箙(ぬりえびら)。

し‐こ【司鼓】🔗🔉

し‐こ【司鼓】 即位式に鼓を打つことをつかさどる役。また、その人。

し‐こ【市買】🔗🔉

し‐こ【市買】 市場の商人。あきんど。

し‐こ【四顧】🔗🔉

し‐こ【四顧】 1 (―する)四方をかえりみること。あたりを見まわすこと。 2 あたり。まわり。四辺。

し‐こ【指呼】🔗🔉

し‐こ【指呼】 1 (―する)指さして呼ぶこと。 2 呼べば声が届いて答えられるほどの近い距離。「指呼の間(かん)」

し‐こ【指顧】🔗🔉

し‐こ【指顧】 1 (―する)指さしてかえりみること。さしずすること。 2 =しこ(指呼)2

し‐こ【紙戸】🔗🔉

し‐こ【紙戸】 律令制で、中務省の図書寮に五〇戸置かれた品部(ともべ・しなべ)。毎年一〇月から翌年三月の間朝廷に参上して造紙の仕事に従事し、課役を免ぜられた。

し‐こ【飼戸】🔗🔉

し‐こ【飼戸】 律令制で、馬寮(めりょう)から馬の飼育、調教、穀草の貢納などに従った民戸。馬戸。

しこ‐あくにち【四箇悪日】🔗🔉

しこ‐あくにち【四箇悪日】 陰陽道で、特に凶とされる四箇の悪日。大禍日、狼藉日、滅門日、凶会(くえ)日。

しこ‐いわし【鰯】🔗🔉

しこ‐いわし【鰯】 =かたくちいわし(片口鰯)

しこう【子貢】🔗🔉

しこう【子貢】 中国、春秋時代衛の儒者、政治家。姓は端木、名は賜。孔子の弟子。弁舌の才にめぐまれ、貨殖の才もあった。魯、衛の相となる。生没年不詳。

しこう【支考】(シカウ)🔗🔉

しこう【支考】(シカウ) ⇒かがみしこう(各務支考)

し‐こう【四光】(‥クヮウ)🔗🔉

し‐こう【四光】(‥クヮウ) 花札で出来役の一つ。桐・桜・薄・松の四役の二〇点札をそろえること。

し‐こう【四行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【四行】(‥カウ) 1 人の行うべき、孝・悌・忠・信の四つの道。 2 =しきょう(四教)3

し‐こう【四劫】(‥コフ)🔗🔉

し‐こう【四劫】(‥コフ) 仏語。世界の成立から破滅に至る四大時期。すなわち、成劫(じょうこう=衆生やそれが住する国土、草木などの衆生世間と器世間が成立する期間)、住劫(二つの世間が安穏に存続する期間)、壊劫(えこう=衆生世間の破滅についで器世間も破滅する期間)、空劫(すべてが破滅し去って何一つない期間)の四つの時期。

し‐こう【四更】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【四更】(‥カウ) 五更の一つ。一夜を五等分した第四の時刻。現在のおよそ午前一時から三時まで。また、午前二時から四時ともいう。丑の刻。丁夜。

し‐こう【四荒】(‥クヮウ)🔗🔉

し‐こう【四荒】(‥クヮウ) 四方の夷(えびす)の国。転じて、四方の辺境。また、四方の外国。四夷。

し‐こう【矢高】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【矢高】(‥カウ) (英camberの訳語)航空機で、翼弦から翼の上面、下面、中点までの距離。それぞれを上面矢高、下面矢高、平均中心線矢高という。

し‐こう【司寇】🔗🔉

し‐こう【司寇】 中国古代の官名。秋官の長。刑罰および警察をつかさどったもの。

し‐こう【至公】🔗🔉

し‐こう【至公】 (形動)きわめて公平なこと。少しもえこひいきのないさま。「至公至平」

し‐こう【至巧】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至巧】(‥カウ) (形動)この上もなく巧みなさま。

し‐こう【死交】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【死交】(‥カウ) 死を共にすると誓うほどの深い交わり。

し‐こう【至交】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至交】(‥カウ) この上もなく親しく交わること。

し‐こう【至行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至行】(‥カウ) この上もない、よい行い。非常に立派な行動。

し‐こう【至孝】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至孝】(‥カウ) この上もない孝行。最高の孝行。

し‐こう【至幸】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至幸】(‥カウ) この上もない幸福。

し‐こう【至厚】🔗🔉

し‐こう【至厚】 (形動)他に対する情などが、非常に厚いさま。

し‐こう【至高】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【至高】(‥カウ) (形動)この上もなく高いこと。非常にすぐれているさま。最高。

し‐こう【志向】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【志向】(‥カウ) 1 考え、気持がある目的をめざしていること。心の向かうところ。意向。志趣。 2 意識の基本構造として、意識がいつもある対象に向かっていること。指向。→志向性。 3 倫理学で、動機としての目的の観念に対し、それを実現するに必要な手段、および予想される結果の観念。

し‐こう【私交】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【私交】(‥カウ) 個人的な交際。私人としてのつきあい。

し‐こう【私考】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【私考】(‥カウ) 自分だけの考え。自分なりの意見。私見。

し‐こう【私行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【私行】(‥カウ) 1 個人の私生活上の行為。また、内密の行為。 2 私的な目的による外出。また、しのび歩き。微行。おしのび。

し‐こう【伺候】🔗🔉

し‐こう【伺候】 1 貴人のそば近くに仕えること。 2 貴人のもとへ参上して御機嫌うかがいをすること。また、そば近く参上すること。

し‐こう【私寇】🔗🔉

し‐こう【私寇】 個人的な怨恨で他を害すること。

し‐こう【始皇】(‥クヮウ)🔗🔉

し‐こう【始皇】(‥クヮウ) =しこうてい(始皇帝)

し‐こう【施工】🔗🔉

し‐こう【施工】 工事を行うこと。せこう。

し‐こう【指甲】(‥カフ)🔗🔉

し‐こう【指甲】(‥カフ) 1 指の爪。 2 小児の鼻、のどなどを診察する時、指をかまれないように人さし指にはめる、三つの金属製の輪から成った器具。甲冑(かっちゅう)状で、屈伸が自在。

し‐こう【思考】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【思考】(‥カウ) 1 考えること。思いめぐらすこと。また、その考え。思案。 2 哲学で、広義には、人間の知的作用の総称。狭義には、感覚や表象の内容に対して分析、総合、秩序づけ、統一を行って、概念を作り、判断をすること。また概念や判断について論理的に推理していく精神作用。 3 心理学で、単なる感性の作用と区別して、概念、判断、推理の作用をいう。人間は動物と異なって思考による内的過程を経て行動するところに特色があるとされる。 ●思考の原理(げんり) (ドイツDenkgesetzeの訳語) 1 論理学で、論理的に正しい思考の法則、原理。すべての思考に対して、先天的に妥当するようにと要求する原理。たとえば、同一律、矛盾律、排中律、充足理由律など。 2 心理学で、論理的に正しいかどうかに無関係に、現実の思考が持っている心理学的な法則や原理。たとえば、連想の法則の類。

し‐こう【指向】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【指向】(‥カウ) 1 ある目的をめざして向かうこと。定まった方向に向かうこと。また、定まった方向に向けること。 2 =しこう(志向)2

し‐こう【施行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【施行】(‥カウ) (「し」「こう」はそれぞれ、「施」「行」の漢音) 1 ほどこし行うこと。政策などを実行すること。せぎょう。しぎょう。 2 公布された法令の効力を実際に発生させること。 3 ⇒せぎょう(施行) [補注]法律用語としては「せこう(施行)」と読む慣用もある。

し‐こう【紙工】🔗🔉

し‐こう【紙工】 紙を加工すること。おもに、断切り、抜き、折り、貼りなどをいう。

し‐こう【恣行・肆行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【恣行・肆行】(‥カウ) 勝手気ままに行うこと。

し‐こう【脂光】(‥クヮウ)🔗🔉

し‐こう【脂光】(‥クヮウ) 鉱物の樹脂に似た光沢。

し‐こう【祗候】🔗🔉

し‐こう【祗候】 1 つつしんでおそばに仕えること。 2 つつしんで御機嫌うかがいをすること。つつしんで参上すること。

し‐こう【脂膏】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【脂膏】(‥カウ) 1 動物のあぶら。獣脂。脂肪。 2 (肉体からにじみ出るあぶらの意)心身を労して得た収益のたとえ。

し‐こう【紫甲】(‥カフ)🔗🔉

し‐こう【紫甲】(‥カフ) =しえ(紫衣)1

し‐こう【梓行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【梓行】(‥カウ) (昔、中国で梓(あずさ)を板木に使ったところから)板木を彫って書物を刊行すること。書物の出版。刊行。

し‐こう【視紅】🔗🔉

し‐こう【視紅】 脊椎動物の網膜の桿状体(かんじょうたい)に含まれる紫紅色の感光物質。光をあてると化学変化を起こして色があせるが、暗所へもどすと再合成される。ビタミンAが欠乏するとこの物質ができないので夜盲症となる。ロドプシン。視紫紅。

し‐こう【歯垢】🔗🔉

し‐こう【歯垢】 歯牙沈着物の一つ。歯列のくぼみなどにたまった食物のかすを栄養とする微生物が、すでに歯をおおっている糖たんぱく物質の表面に着生したもの。多数の細菌が共生。

し‐こう【歯腔】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【歯腔】(‥カウ) 「しずいくう(歯髄腔)」の旧称。

し‐こう【嗜好】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【嗜好】(‥カウ) つねづねその物事を好んで親しむこと。また、それぞれの人の好み。「嗜好料」

し‐こう【試行】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【試行】(‥カウ) 1 ためしに行うこと。こころみること。 2 同一の条件のもとで繰り返し行うことのできる実験や観測。賽(さい)をふる実験のように、その結果が偶然に支配されて変化するものをさすことが多い。

し‐こう【試航】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【試航】(‥カウ) 試験的に飛行、航海すること。

し‐こう【詩稿】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【詩稿】(‥カウ) 詩の草稿。詩の下書き。詩草。

し‐こう【趣向】(‥カウ)🔗🔉

し‐こう【趣向】(‥カウ) 「しゅこう(趣向)」の変化した語。

しこう‐か【指甲花】(シカフクヮ)🔗🔉

しこう‐か【指甲花】(シカフクヮ) ミソハギ科の低木。北アフリカからアジア西南部にかけて野生し、熱帯各地で花木、香料、染料用に広く栽培される。高さ六メートルぐらいになり、密に枝を出す。葉は卵型で、両端がとがり、対生し、長さは約二センチメートル。花は四弁の小花で白色、淡紅色など。芳香が強い。径約七ミリメートル。和名は、古来、葉を指の爪、皮膚、髭などを染める黄色染料、顔料(ヘンナ染料)に用いたことによる。花からは香油をとる。「旧約聖書」にみえるコペルは本種とされる。つまくれないのき。

しこう‐きげん【施行期限】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐きげん【施行期限】(シカウ‥) 公布された法律が、現実に効力を発生するまでの期限。多くの法律は、付則に施行の日を定めているが、この規定のない場合、公布の日から起算して満二〇日を経て施行される。

しこう‐きそく【施行規則】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐きそく【施行規則】(シカウ‥) 法令を施行するために必要な細則、法律または政令の委任に基づく事項を定めた規則の総称。

しこう‐きん【紙腔琴】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐きん【紙腔琴】(シカウ‥) オルゴールの一種。長方形の木箱の中に金属製の簧(した)と鞴(ふいご)をそなえ、楽譜をきざんだ巻き紙(譜箋)をその上に通し、把手(とって)をまわすと譜箋の曲調を奏するもの。明治二三年戸田欽堂が発明し、栗本鋤雲が命名。明治時代に流行。しくうきん。

しこう‐さいそく【施行細則】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐さいそく【施行細則】(シカウ‥) 特定の法令の施行に関する事柄を詳細に規定した規則。印紙税施行細則など。

しこう‐さくご【試行錯誤】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐さくご【試行錯誤】(シカウ‥) 1 本能、習慣などのままに行って、失敗を重ねながら、だんだんと適応するようになること。たとえば、迷路に入れた動物がえさに到達する道をおぼえる経過。 2 課題が困難で、解決の見通しが容易に立たない場合、種々何回も試みて、失敗を重ねながら、次第に目的に迫って行くこと。「試行錯誤の繰返し」

しこう‐じっけん【思考実験】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐じっけん【思考実験】(シカウ‥) 考えの上で、ある実験方式を想定し、それからどのような結果が得られるかを吟味すること。

しこう‐し‐て【而して】(しかう‥)🔗🔉

しこう‐し‐て【而して】(しかう‥) 〔接続〕(中世は「しこうじて」とも。「しかくして」あるいは「しかして」の変化した語か。漢文訓読文系統の文章に用いられる)先行の事柄に後行の事柄が並列されたり添加されたりすることを示す。そして。それから。*寛永版曾我物語‐五「二つの眼を抜きて、こう門に掛け置きたり。しかうじて後悪事いよいよ積れども」

しこう‐しょうがい【思考障害】(シカウシャウガイ)🔗🔉

しこう‐しょうがい【思考障害】(シカウシャウガイ) 思考の働きにおける障害。思考の進行形式の障害と思考内容の障害に大別される。

しこう‐しょく【紫紅色】🔗🔉

しこう‐しょく【紫紅色】 紫がかった紅色。

しこう‐せい【志向性】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐せい【志向性】(シカウ‥) (ドイツIntentionalittの訳語)意識が常に何ものかについて向けられているという性質。ブレンターノ、フッサールが強調し、現象学の重要な概念となった。

しこう‐せい【指向性】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐せい【指向性】(シカウ‥) 源から放射される光、電波、音波などの強さが、方向によって異なる性質。また、光、電波、音波などが装置にはいる場合に、その感度が方向によって異なる現象。

しこう‐せい【指行性・趾行性】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐せい【指行性・趾行性】(シカウ‥) 哺乳類の歩行法の一つ。指骨だけが地につく歩き方。イヌ・ネコなどに見られる。

しこうせい‐アンテナ【指向性アンテナ】(シカウセイ‥)🔗🔉

しこうせい‐アンテナ【指向性アンテナ】(シカウセイ‥) 電波の送受信で、あるきまった方向に対して特に感度が良いアンテナ。パラボラアンテナなどがある。

しこうせい‐マイクロホン【指向性マイクロホン】(シカウセイ‥)🔗🔉

しこうせい‐マイクロホン【指向性マイクロホン】(シカウセイ‥) 前方向からの音に対してだけ感度の良いマイクロホン。

しこう‐ぜん【至高善】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐ぜん【至高善】(シカウ‥) =さいこうぜん(最高善)

し‐こうてい【始皇帝】(‥クヮウテイ)🔗🔉

し‐こうてい【始皇帝】(‥クヮウテイ) 中国秦の皇帝(在位前二四七〜前二一〇年)。荘襄王の子。姓は(えい)。名は政。韓・趙・魏・楚・燕・斉の六国を滅ぼし天下を統合し始皇帝と自称した。郡県制による中央集権の政治をとり、焚書坑儒による思想統制や、車両の幅、度量衡、貨幣の統一、文字の簡略化、万里長城の増築、阿房宮など荘厳な宮殿の築造などを行い、また一方で、全国に遊び自賛の刻石を建て、不老長寿の薬を求めたりしたが、性急苛酷な専制政治のため、その死後数年で秦が滅びる原因を作ることとなった。始皇。(前二五九〜前二一〇)

しこうてい‐きかん【四行程機関】(シカウテイキクヮン)🔗🔉

しこうてい‐きかん【四行程機関】(シカウテイキクヮン) =よんサイクルきかん(四―機関)

しこう‐ひん【嗜好品】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐ひん【嗜好品】(シカウ‥) 栄養を摂取するためでなく、香味や快い刺激など、個人の嗜好を満たすために飲食するもの。主食、副食物のほかに好みで食べたり飲んだりするもの。酒、茶、コーヒー、タバコの類。

しこう‐ほう【施行法】(シカウハフ)🔗🔉

しこう‐ほう【施行法】(シカウハフ) ある法律の施行に必要な諸規定を定める法律。民法施行法、刑事訴訟法施行法など。

しこう‐よさん【施行予算】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐よさん【施行予算】(シカウ‥) 旧憲法下で、新年度になっても予算が成立しない場合、前年度の予算をその年度の予算として施行したもの。

しこうりょう‐さくもつ【嗜好料作物】(シカウレウ‥)🔗🔉

しこうりょう‐さくもつ【嗜好料作物】(シカウレウ‥) 主として嗜好料用に栽培される植物。茶、タバコ、ホップ、コーヒー、カカオ、マテ茶、ガラナ、コカなど。

しこう‐れい【施行令】(シカウ‥)🔗🔉

しこう‐れい【施行令】(シカウ‥) 法律の施行に必要な細則や、その委任に基づく事項などを定めた政令。建築基準法施行令、公職選挙法施行令など。

しこう‐ろくみん【四公六民】🔗🔉

しこう‐ろくみん【四公六民】 江戸時代の標準的な上下取米歩合。その年の収穫の四割を年貢として官に納め、六割を農民の所得とすること。

しこ‐お【醜男】(‥を)🔗🔉

しこ‐お【醜男】(‥を) 1 強くたくましい男。荒々しい男。*古事記‐上「亦の名は葦原色許男神(あしはらシコをのかみ)<略>と謂ひ」 2 みにくい男。

し‐こく【四国】🔗🔉

し‐こく【四国】 南海道六か国のうち、四国島を形成する阿波・讚岐・伊予・土佐の四か国を合わせていう。 「しこくちほう(四国地方)」の略。 場所や地名などをわざとぼかしていう語。*洒・売花新駅「『どこで酔ったのだ』『四こくでさ』」

し‐こく【紫黒】🔗🔉

し‐こく【紫黒】 =しこくしょく(紫黒色)

しこくがくいん‐だいがく【四国学院大学】(シコクガクヰン‥)🔗🔉

しこくがくいん‐だいがく【四国学院大学】(シコクガクヰン‥) 香川県善通寺市文京町にある私立の大学。昭和二五年創立の四国基督教学園に始まり、同三七年、大学となる。

しこくかんたいしものせきほうげき‐じけん【四国艦隊下関砲撃事件】(シコクカンタイしものせきハウゲキ‥)🔗🔉

しこくかんたいしものせきほうげき‐じけん【四国艦隊下関砲撃事件】(シコクカンタイしものせきハウゲキ‥) 元治元年、イギリス、フランス、アメリカ、オランダの四国連合艦隊が、外国船を砲撃した長州藩に報復し、攘夷派に打撃を与えるために下関を砲撃した事件。馬関戦争。

しこ‐ぐさ【醜草】🔗🔉

しこ‐ぐさ【醜草】 いやな草。みにくい草。悪い草。

しこく‐さぶろう【四国三郎】(‥サブラウ)🔗🔉

しこく‐さぶろう【四国三郎】(‥サブラウ) 四国地方を流れる吉野川の異称。関東地方の坂東太郎(利根川)、九州地方の筑紫二郎(筑後川)とともに日本三大河の一つ。筑後川を筑紫三郎と呼ぶ場合には四国二郎と呼称される。

しこく‐ざる【四国猿】🔗🔉

しこく‐ざる【四国猿】 1 「にほんざる(日本猿)」の異名。 2 四国の人をあざけっていう語。人まねばかりするからとも、野菜などの行商に使う竹笊(ざる)を四国から上方(かみがた)へ売り出したのでいったものだともいう。 3 口の所と底に赤い釉(うわぐすり)をかけた小ぶりの茶壺。

しこく‐さんち【四国山地】🔗🔉

しこく‐さんち【四国山地】 四国地方の中央部を東西に走る山地。最高峰は石鎚山。東は紀伊山地、西は九州山地へ連なり、中央構造線の南側に沿う。

しこく‐じゅんれい【四国巡礼・四国順礼】🔗🔉

しこく‐じゅんれい【四国巡礼・四国順礼】 四国八十八箇所を巡拝すること。また、その人。四国遍路。四国遍礼。四国参り。四国めぐり。

しこく‐しょく【紫黒色】🔗🔉

しこく‐しょく【紫黒色】 紫がかった黒い色。紫黒。

しこく‐じろう【四国二郎・四国次郎】(‥ジラウ)🔗🔉

しこく‐じろう【四国二郎・四国次郎】(‥ジラウ) 四国地方を流れる吉野川の異称。→四国三郎

しこく‐しんぶん【四国新聞】🔗🔉

しこく‐しんぶん【四国新聞】 高松市に本社のある日刊新聞。明治二二年創刊の香川新報が昭和一六年四国民報と合併して香川日日新聞と改め、同二一年、現在名に改称。

しこく‐すじ【四国筋】(‥すぢ)🔗🔉

しこく‐すじ【四国筋】(‥すぢ) 阿波・讚岐・伊予・土佐の四か国に紀伊・淡路の二か国を合わせた地域。現在の四国地方に、和歌山県および三重、兵庫各県の一部を加えた地域にあたる。南海道。

しこくせいなん‐ちいき【四国西南地域】(‥チヰキ)🔗🔉

しこくせいなん‐ちいき【四国西南地域】(‥チヰキ) 国土総合開発法に基づいて開発された特定地域の一つ。昭和二六年、治山治水、資源開発を目的として、高知県南半部および愛媛県八幡浜・宇和島の両市を中心に指定された。同三五年完成。

日国しこで始まるの検索結果 1-100もっと読み込む