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広辞苑の検索結果 (52)

しこ【醜・鬼】🔗🔉

しこ醜・鬼】 ①強く頑丈なこと。古事記「大国主神。亦の名は…葦原―男神」 ②頑迷なこと。醜悪なこと。憎みののしったり卑下したりする場合に用いる。万葉集20「―の御楯みたて

しこ【鯷】🔗🔉

しこ】 (ヒシコの転)カタクチイワシの別称。シコイワシ。

し‐こ【司鼓】🔗🔉

し‐こ司鼓】 即位式に合図の鼓を打つことをつかさどる役。

し‐こ【史庫】🔗🔉

し‐こ史庫】 朝鮮の高麗・李朝が歴代の実録その他の重要文献を永久保存するために設けた書庫。李朝後期には王宮内と地方4カ所の合計5史庫があった。

し‐こ【四股】🔗🔉

し‐こ四股】 (醜足しこあしの意かという)相撲で、力士が土俵上でする準備運動。足を開いて構え、左右かわるがわる高く揚げて手を膝頭にそえ力を込めて地を踏む。力足ちからあし。「―を踏む」

し‐こ【四庫】🔗🔉

し‐こ四庫】 (天庫四星にかたどったという)唐の玄宗の時、長安・洛陽の両都に、書籍を経(経書)・史(史書)・子(諸子百家)・集(上記以外のもの)の4種に大別して保存した庫。転じて、その書籍。→四庫全書

し‐こ【四顧】🔗🔉

し‐こ四顧】 ①四辺をふりむいて見ること。見まわすこと。 ②あたり。付近。

し‐こ【市賈】🔗🔉

し‐こ市賈】 市場の商人。あきんど。

し‐こ【矢壺・矢籠・尻籠】🔗🔉

し‐こ矢壺・矢籠・尻籠】 矢を挿しこむ容器。中世以来粗製の胡簶やなぐいの総称。〈日葡辞書〉

し‐こ【指呼】🔗🔉

し‐こ指呼】 ①指さして呼ぶこと。 ②(「―の間」の形で)指さして呼べば答えるほどの近い距離。

し‐こ【指顧】🔗🔉

し‐こ指顧】 ①指さしかえりみること。 ②さしずすること。

し‐こ【飼戸】🔗🔉

し‐こ飼戸】 律令制で、馬寮めりょうの馬の飼育に使われた戸。かいべ。→馬飼部うまかいべ

しこう【子貢】🔗🔉

しこう子貢】 孔門十哲の一人。姓は端木。名は賜。子貢は字あざな。衛の人。孔子より31歳若いという。

し‐こう【司寇】🔗🔉

し‐こう司寇】 中国古代の官名。六卿の一つ。秋官の長。刑罰・警察の事をつかさどった。

し‐こう【四光】‥クワウ🔗🔉

し‐こう四光‥クワウ 花合せ2の出来役できやくの一つ。松・桜・薄(月)・桐の20点札が揃ったもの。→五光

し‐こう【四行】‥カウ🔗🔉

し‐こう四行‥カウ ①人の行うべき四つの道、すなわち孝・悌・忠・信の称。 ②女子の守るべき四つのおこない、すなわち婦徳・婦言・婦容・婦功。四教。→四徳2

し‐こう【四劫】‥コフ🔗🔉

し‐こう四劫‥コフ 〔仏〕世界の成立から破滅に至る四大期。世界が成立する期間を成劫じょうこう、成立した世界が持続する期間を住劫じゅうこう、世界の壊滅するに至る期間を壊劫えこう、次の世界が成立するまでの何もない期間を空劫くうこうという。→劫

し‐こう【四更】‥カウ🔗🔉

し‐こう四更‥カウ 五更の一つ。今のおよそ午前1時から3時。丑うしの刻に当たる。丁夜。→時とき(図)

し‐こう【死交】‥カウ🔗🔉

し‐こう死交‥カウ 死を共にしようと誓うほどの親しいまじわり。

し‐こう【至公】🔗🔉

し‐こう至公】 この上もなく公平なこと。「―至平」

し‐こう【至巧】‥カウ🔗🔉

し‐こう至巧‥カウ この上もなく巧みなこと。

し‐こう【至交】‥カウ🔗🔉

し‐こう至交‥カウ この上もない親しいまじわり。

し‐こう【至行】‥カウ🔗🔉

し‐こう至行‥カウ この上もなくよいおこない。

し‐こう【至孝】‥カウ🔗🔉

し‐こう至孝‥カウ この上もなく孝行なこと。

し‐こう【至幸】‥カウ🔗🔉

し‐こう至幸‥カウ この上もない幸福。

し‐こう【至厚】🔗🔉

し‐こう至厚】 情などがこの上もなく厚いこと。また、極めて仲の良いこと。

し‐こう【至高】‥カウ🔗🔉

し‐こう至高‥カウ この上もなく高いこと。 ⇒しこう‐ぜん【至高善】

し‐こう【伺候】🔗🔉

し‐こう伺候】 ①おそばに奉仕すること。太平記2「これは右少弁殿―の者にて候ふが」 ②参上して御機嫌をうかがうこと。浄瑠璃、傾城反魂香「四郎二郎、桜の間に―し」

し‐こう【志向】‥カウ🔗🔉

し‐こう志向‥カウ ①心が一定の目標に向かって働くこと。こころざし向かうこと。また、こころざし。 ②〔哲〕(Intention ドイツ)(「指向」とも書く)意識は常に具体的な何ものかについての意識であり、意識がその何ものかに向かっていることをいう。 ⇒しこう‐せい【志向性】

し‐こう【私交】‥カウ🔗🔉

し‐こう私交‥カウ 個人としての交際。うちうちのつきあい。わたくしのまじわり。

し‐こう【私考】‥カウ🔗🔉

し‐こう私考‥カウ 自分の考え。また、それを謙遜していう語。私見。

し‐こう【私行】‥カウ🔗🔉

し‐こう私行‥カウ 個人の私生活上のおこない。内密の行為。「―をあばく」

し‐こう【始皇】‥クワウ🔗🔉

し‐こう始皇‥クワウ 始皇帝の略称。「秦の―」

し‐こう【思考】‥カウ🔗🔉

し‐こう思考‥カウ ①思いめぐらすこと。考え。「―力」 ②〔哲〕(thinking) ㋐広義には人間の知的作用の総称。思惟。 ㋑狭義には、感性や意欲の作用と区別して、概念・判断・推理の作用をいう。知的直観をこれに加える説もある。 ③〔心〕 ㋐考えている時の心的過程。 ㋑ある課題の解決に関与する心的操作。 ⇒しこうけいざい‐の‐げんり【思考経済の原理】 ⇒しこう‐じっけん【思考実験】 ⇒しこう‐の‐げんり【思考の原理】

し‐こう【指甲】‥カフ🔗🔉

し‐こう指甲‥カフ ①ゆびのつめ。 ②耳鼻咽喉科で人差指にはめて用いる金属器具。 ⇒しこう‐か【指甲花】

し‐こう【指向】‥カウ🔗🔉

し‐こう指向‥カウ ①ある方向をめざして向かうこと。 ②ある方向にさしむけること。 ③(→)志向2に同じ。 ⇒しこう‐せい【指向性】

し‐こう【施工】🔗🔉

し‐こう施工】 (セコウとも)工事を行うこと。

し‐こう【施行】‥カウ🔗🔉

し‐こう施行‥カウ ①(シギョウとも)実地に行うこと。実施。 ②〔法〕(セコウとも)法令の効力を現実に発生させること。法律は特に規定がなければ公布後満20日を経て施行される。→せぎょう⇒しこう‐きそく【施行規則】 ⇒しこう‐ほう【施行法】 ⇒しこう‐れい【施行令】

し‐こう【恣行】‥カウ🔗🔉

し‐こう恣行‥カウ ほしいままに行うこと。

し‐こう【祗候】🔗🔉

し‐こう祗候】 ①つつしんでお側そばに奉仕すること。また、その人。平家物語1「郎従小庭に―の由」 ②つつしんで御機嫌伺いをすること。

し‐こう【紙工】🔗🔉

し‐こう紙工】 紙を細工・加工すること。「―芸」

し‐こう【脂膏】‥カウ🔗🔉

し‐こう脂膏‥カウ ①動物のあぶら。獣脂。脂肪。 ②心身を労して得た収益のたとえ。

し‐こう【紫甲】‥カフ🔗🔉

し‐こう紫甲‥カフ (→)紫衣しえに同じ。下学集「紫甲、甲鎧也、此衣義也」

し‐こう【視紅】🔗🔉

し‐こう視紅(→)ロドプシンに同じ。

し‐こう【歯垢】🔗🔉

し‐こう歯垢】 歯の表面に付着する軟らかい堆積物。食べ滓かすを栄養として増殖する細菌とその代謝物から成る。はくそ。プラーク。

し‐こう【歯腔】‥カウ🔗🔉

し‐こう歯腔‥カウ (→)歯髄腔しずいこうに同じ。

し‐こう【嗜好】‥カウ🔗🔉

し‐こう嗜好‥カウ たしなみこのむこと。このみ。「―が変わる」 ⇒しこう‐ひん【嗜好品】

し‐こう【詩稿】‥カウ🔗🔉

し‐こう詩稿‥カウ 詩の草稿。詩のしたがき。

し‐こう【試行】‥カウ🔗🔉

し‐こう試行‥カウ ①ためしに行うこと。「―期間」 ②〔数〕同一または同一とみなされる条件で何回も繰り返すことができ、結果が偶然的な、実験・観察・調査をいう。偶然的試行。確率的試行。 ⇒しこう‐さくご【試行錯誤】 ⇒しこう‐の‐どくりつ【試行の独立】

し‐こう【試航】‥カウ🔗🔉

し‐こう試航‥カウ ためしにする航海・飛行。

し‐こう【趣向】‥カウ🔗🔉

し‐こう趣向‥カウ シュコウの訛。狂言、棒縛「これはよい―ぢや」

大辞林の検索結果 (99)

しこ【醜】🔗🔉

しこ 【醜】 〔多く名詞の上に付いて用い,また「しこの」「しこつ」の形でも用いる〕 (1)醜悪なものや嫌悪感を起こさせるものをののしっていう語。くだらない。役に立たない。馬鹿な。「うれたきや,―ほととぎす/万葉 1507」 (2)自らを卑下したり自嘲していう語。つまらない。つたない。「―の御楯と出で立つ我は/万葉 4373」 〔記紀の「アシハラシコヲ」など名前に用いられたものは,醜悪なものを好んで名付けた古代の命名法の一〕

しこ【🔗🔉

しこ [0] 【】 〔「ひしこ」の転〕 カタクチイワシの異名。

し-こ【四股】🔗🔉

し-こ [2] 【四股】 〔「醜(シコ)」の意か〕 相撲の基本動作の一。両足を開いて構え,膝に手をそえて足を交互に高く上げ,力をこめて踏みおろすこと。力足(チカラアシ)。「―を踏む」

し-こ【四胡】🔗🔉

し-こ [1][2] 【四胡】 中国の擦弦楽器の一。材質と形は二胡(ニコ)に似るが,二胡より大形で四弦。同音高に調弦した各二弦を同時に擦奏する。 →胡琴(コキン) →二胡

し-こ【四庫】🔗🔉

し-こ [1][2] 【四庫】 中国で,経・史・子・集の四部の書物を収めておく書庫。唐の玄宗のときに建てられたのが最初。 →四庫全書

し-こ【四顧】🔗🔉

し-こ [1][2] 【四顧】 (名)スル (1)あたりを振りむいて見ること。四方を見回すこと。「自分は座して,―して/あひびき(四迷)」 (2)まわり。四辺。「満眼荒涼として―人声なく/花柳春話(純一郎)」

し-こ【市賈】🔗🔉

し-こ [1][2] 【市賈】 市場の商人。あきんど。

し-こ【矢壺・矢籠・尻籠】🔗🔉

し-こ 【矢壺・矢籠・尻籠】 矢を入れて携帯する道具。「―の矢,筈下りに負ひなして/義経記 5」

し-こ【指呼】🔗🔉

し-こ [2][1] 【指呼】 (名)スル (1)指さして呼ぶこと。 (2)呼べば答えが返るほどの近い距離。「―の中(ウチ)」「―の間(カン)に望む」

し-こ【指顧】🔗🔉

し-こ [1][2] 【指顧】 (名)スル (1)指さしてかえりみること。「眼界壮宏真に―に堪へず/日本風景論(重昂)」 (2)転じて,指図すること。「婁々其―に応ぜしむるに足り/日本開化小史(卯吉)」 (3)「指呼(シコ)」に同じ。

し-こ【飼戸】🔗🔉

し-こ [1][2] 【飼戸】 律令制で,馬寮(メリヨウ)に属し,馬の飼育・調教や穀草の貢納などに従っていた民戸。かいべ。

しこ-いわし【鰯】🔗🔉

しこ-いわし [3] 【鰯】 カタクチイワシに同じ。

し-こう【四光】🔗🔉

し-こう ―クワウ [0] 【四光】 花札の出来役の一。松・桜・薄(ススキ)(坊主)・桐の二〇点札四枚をそろえた役。

し-こう【四向】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【四向】 〔仏〕 四果に至るための修行の段階。預流(ヨル)向・一来向・不還(フゲン)向・無学向の総称。 →四果

し-こう【四行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【四行】 (1)人の行うべき四つの道。孝・悌(テイ)・忠・信の称。 (2)「四教(シキヨウ){(1)(ウ)}」に同じ。

し-こう【四劫】🔗🔉

し-こう ―コフ [0] 【四劫】 〔仏〕 一つの世界が成立してから存在しなくなるまでの間を四つに分けたもの。世界が成立し,生物などが出現する成劫(ジヨウコウ),世界が存続し,人間がそこに住んでいる住劫,世界が崩壊していく壊劫(エコウ),そのあとに続く空無の時期である空劫(クウコウ)の四つ。この四劫全部の時間が一大劫。

し-こう【四更】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【四更】 五更の第四。また,丑(ウシ)の刻。丁夜(テイヤ)。

し-こう【至公】🔗🔉

し-こう [0] 【至公】 (名・形動)[文]ナリ この上なく公平な・こと(さま)。「―至正」「死を致すの事業に於ては至正―にして/経国美談(竜渓)」

し-こう【至孝】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【至孝】 この上もない孝行。しいこう。

し-こう【至幸】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【至幸】 (名・形動)[文]ナリ この上なく幸福な・こと(さま)。「僕の―何そ之に過ぎん/花柳春話(純一郎)」

し-こう【至高】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【至高】 (名・形動)[文]ナリ この上もなく高くすぐれている・こと(さま)。最高。「―の芸」「至善―なりと定めたる一元理を/明六雑誌 22」

しこう-ぜん【至高善】🔗🔉

しこう-ぜん ―カウ― [2] 【至高善】 ⇒最高善(サイコウゼン)

し-こう【志向】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【志向】 (名)スル (1)意識をある目的へ向けること。こころざすこと。意向。指向。「民主国家の建設を―する」 (2)〔哲〕 〔(ドイツ) Intention〕 意識がいつもある対象に向かっていること。 →志向性

しこう-せい【志向性】🔗🔉

しこう-せい ―カウ― [0] 【志向性】 〔哲〕 〔(ドイツ) Intentionalitt〕 ブレンターノの心理学・フッサールの現象学における意識のもつ特性。すべての意識は何ものかについての意識であり,常に一定の対象に向かっていること。実存哲学では人間存在の存在論的特性に拡大される。指向性。

し-こう【志行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【志行】 こころざしとおこない。

し-こう【私交】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【私交】 (名)スル 個人的な交わり。うちうちの付き合い。「人と人との―に於ては/文明論之概略(諭吉)」

し-こう【私考】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【私考】 自分だけの考え。私見。

し-こう【私行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【私行】 個人の私生活上の行為。「―の乱れ」

し-こう【思考】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【思考】 (名)スル (1)考えること。また,その考え。「誤った―」「余は―す,故に余は存在す/吾輩は猫である(漱石)」 (2)〔哲〕 〔thinking〕 意志・感覚・感情・直観などと区別される人間の知的作用の総称。物事の表象を分析して整理し,あるいはこれを結合して新たな表象を得ること。狭義には概念・判断・推理の作用による合理的・抽象的な形式の把握をさす。思惟。 〔明治期につくられた語〕

しこう-けいざい【思考経済】🔗🔉

しこう-けいざい ―カウ― [4] 【思考経済】 〔(ドイツ) Denkkonomie〕 できるだけ多くの事実をできるだけ少ない思考の労力で記述することを科学的認識の目標と考える説。マッハ(E. Mach)らによって説かれたが,プラグマティズムにもこの考えが見られる。思惟経済。

しこう-じっけん【思考実験】🔗🔉

しこう-じっけん ―カウ― [4] 【思考実験】 〔物〕 実行可能性にとらわれず,単純化された装置などの条件を想定して,そこで起こると考えられる現象を理論的に追究すること。物理量の定義法として,また理論の矛盾の検証などに利用する。

しこう-しょうがい【思考障害】🔗🔉

しこう-しょうがい ―カウシヤウ― [4] 【思考障害】 〔心〕 思考の過程や内容,体験様式に異常をきたすこと。思考過程の異常には思考制止・観念奔逸などがあり,そのほかに,妄想は思考内容の異常,強迫観念は思考を体験する様式の異常,とされる。

しこう-の-げんり【思考の原理】🔗🔉

しこう-の-げんり ―カウ― 【思考の原理】 論理的な思考において欠くことのできない根本的な法則。普通,同一律・矛盾律・排中律・充足理由律の四つをさす。

しこう-りょく【思考力】🔗🔉

しこう-りょく ―カウ― [2] 【思考力】 思考する力。考える能力。

し-こう【指甲】🔗🔉

し-こう ―カフ [0] 【指甲】 指の爪。

しこう-か【指甲花】🔗🔉

しこう-か ―カフクワ [2] 【指甲花】 植物ヘンナの別名。

し-こう【指向】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【指向】 (名)スル (1)ある目的を目指して向かうこと。志向。「医を―する」 (2)ある特定の方向を指定すること。ある方向に向けること。「探知機が発信源を―する」

しこう-せい【指向性】🔗🔉

しこう-せい ―カウ― [0] 【指向性】 (1)電波・光波・音波などの強さが発信源からの方向によって異なる性質。また,波を受信する装置が特定の方向からの波に大きな感度を示す性質。 (2)「志向性(シコウセイ)」に同じ。

しこう-せい-アンテナ【指向性―】🔗🔉

しこう-せい-アンテナ ―カウ― [6] 【指向性―】 電波の送信・受信に際して,指向性を示すアンテナ。八木-宇田アンテナ・パラボラ-アンテナなど。ビーム-アンテナ。

し-こう【施工】🔗🔉

し-こう [0] 【施工】 (名)スル 工事を行うこと。せこう。

し-こう【施行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【施行】 (名)スル (1)公布された法令の効力を発生させること。法律は,施行時期の定めのない時は,公布の日より起算して満二〇日を経て施行される。せこう。 (2)実際に行うこと。しぎょう。「君家の為を思ひて諸務を―し/日本開化小史(卯吉)」

しこう-きそく【施行規則】🔗🔉

しこう-きそく ―カウ― [4][5] 【施行規則】 法律を施行するために必要な細則や,法律・政令の委任事項などを定めた命令。

しこう-さいそく【施行細則】🔗🔉

しこう-さいそく ―カウ― [4] 【施行細則】 法令などを施行する上で必要なことを定めた細かい規則。

しこう-ほう【施行法】🔗🔉

しこう-ほう ―カウハフ [0] 【施行法】 ある法律の施行に必要な諸規定を定める法律。民法施行法・刑法施行法など。

しこう-れい【施行令】🔗🔉

しこう-れい ―カウ― [2] 【施行令】 〔「せこうれい」とも〕 法律の施行細則やその委任に基づく諸事項を内容とする命令。

し-こう【恣行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【恣行】 (名)スル ほしいままにおこなうこと。

し-こう【祇候・伺候】🔗🔉

し-こう [0] 【祇候・伺候】 (名)スル (1)謹んで貴人のそば近く仕えること。「権門に―して出身の道を求む/福翁百話(諭吉)」「朝より夕に及ぶまで―す/平家 4」 (2)謹んでご機嫌伺いに上がること。「課長殿の私邸へ―し/浮雲(四迷)」

し-こう【紙工】🔗🔉

し-こう [0] 【紙工】 紙を加工すること。「―芸」

しこう-ひん【紙工品】🔗🔉

しこう-ひん [0] 【紙工品】 紙を加工して作った物。

し-こう【脂膏】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【脂膏】 動物のあぶら。脂肪。

し-こう【厠坑】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【厠坑】 便所の穴。便壺。

し-こう【梓行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【梓行】 (名)スル 書物を出版すること。上梓(ジヨウシ)。「荷風全集第一巻―/日乗(荷風)」

し-こう【視紅】🔗🔉

し-こう [0] 【視紅】 脊椎動物の網膜の視細胞のうち,桿状体の外節に含まれ,光の感覚に関与する物質。ビタミン A に近い構造のものとタンパク質が結合した色素で,ビタミン A が欠乏するとその合成が妨げられ,夜盲症となる。視紫紅。ロドプシン。視紅素。

し-こう【歯垢】🔗🔉

し-こう [0] 【歯垢】 歯の表面に付着する柔らかい堆積物。食べ物の残りかすを栄養とする微生物とその代謝産物から成り,長期間たつと歯石となる。はくそ。

し-こう【歯腔】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【歯腔】 ⇒歯髄腔(シズイコウ)

し-こう【嗜好】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【嗜好】 (名)スル たしなみ,好むこと。趣味。特に,飲食物についての好み。「―がかたよっている」

しこう-ひん【嗜好品】🔗🔉

しこう-ひん ―カウ― [0] 【嗜好品】 栄養のためでなく,味わうことを目的にとる飲食物。酒・茶・コーヒー・タバコなど。

し-こう【詩稿】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【詩稿】 詩の下書き。詩の原稿。

し-こう【試行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【試行】 (名)スル (1)試みにやってみること。 (2)繰り返し行うことのできる実験・観測などを試みること。

しこう-さくご【試行錯誤】🔗🔉

しこう-さくご ―カウ― [4] 【試行錯誤】 (1)新しい物事をする際,試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立て,解決策を見いだしていくこと。「―を重ねる」 (2)〔心〕 〔trial and error〕 新しい学習を行う際,初めは盲目的な種々の反応が生じるが,偶然に成功した反応が以後繰り返され,次第に無駄な反応を排除してゆくこと。

し-こう【試航】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【試航】 (名)スル こころみに航行すること。試験的に行う航行。「―船」

し-こう【趣向】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【趣向】 「しゅこう(趣向)」の転。

し-こう【駛行】🔗🔉

し-こう ―カウ [0] 【駛行】 (名)スル 疾駆して行くこと。「二十余町を―す/浮城物語(竜渓)」

しこう【子貢】🔗🔉

しこう 【子貢】 孔門十哲の一人。姓は端木,名は賜,子貢は字(アザナ)。弁舌・政治力にすぐれ,斉が魯(ロ)を攻撃しようとしたとき,諸国を遊説し,これを救った。また貨殖の才もあった。生没年未詳。

しこう【支考】🔗🔉

しこう シカウ 【支考】 ⇒各務(カガミ)支考

しこう-きん【紙腔琴】🔗🔉

しこう-きん シカウ― [2][0] 【紙腔琴】 手回し式の小型自動オルガン。譜に応じて穴をあけた帯状の紙を用いる。1892年(明治25),戸田欽堂が考案。栗本鋤雲(ジヨウン)が命名。

し-こうさ【視交叉】🔗🔉

し-こうさ ―カウサ [2] 【視交叉】 左右の眼球の網膜からでた視神経繊維が分岐し交わるところ。それぞれの鼻側の半分の繊維が視床下部の先端で交叉している。立体視に大きな役割を果たしていると考えられている。

しこう-して【而して】🔗🔉

しこう-して シカウ― [2] 【而して】 (接続) 〔「しかくして」の転,また「しかして」の転とも。漢文訓読に用いられた語〕 そうして。しかして。「春秋の志と言ふは正に高麗に起るなり。―先づ百済に声(キ)かしめむ/日本書紀(天智訓)」「然り―人の心は其本人の善悪邪正に論なく/福翁百話(諭吉)」

しこう-せい【指行性・趾行性】🔗🔉

しこう-せい シカウ― [0] 【指行性・趾行性】 哺乳類の歩き方の一。イヌ・ネコなどのように,指骨だけを地につけて歩く歩き方。

し-こうてい【始皇帝】🔗🔉

し-こうてい ―クワウテイ 【始皇帝】 (前259-前210) 中国,秦の第一世皇帝(在位 (前221-前210))。第三一代秦王。名は政。紀元前221年戦国の六国を滅ぼし,初めて中国全土を統一,自ら皇帝と称した。郡県制を施行して中央集権化を図り,焚書坑儒(フンシヨコウジユ)による思想統制,度量衡・文字・貨幣の統一,万里の長城の増築などを行なった。

しこうてい-きかん【四行程機関】🔗🔉

しこうてい-きかん シカウテイキクワン [7][6] 【四行程機関】 ⇒四(ヨン)サイクル機関(キカン)

しこう-ろくみん【四公六民】🔗🔉

しこう-ろくみん [0] 【四公六民】 江戸時代の年貢率。田畑の収穫量の四割を租税として納め,六割を個人の収入とするもの。 →五公五民

しこ-お【醜男】🔗🔉

しこ-お ―ヲ [0][2] 【醜男】 (1)みにくい男。 (2)勇猛な男。

し-こく【四国】🔗🔉

し-こく [2][1] 【四国】 四つの国。

しこく-どうめい【四国同盟】🔗🔉

しこく-どうめい 【四国同盟】 1815年,オーストリア・ロシア・プロイセン・イギリスの四か国が結んだ同盟。ヨーロッパの平和維持の名のもと,自由主義・民族主義運動を抑圧し,ウィーン体制を擁護。のちフランスが加わり五国同盟となったが,イギリスは離脱した。

しこく【四国】🔗🔉

しこく 【四国】 (1)南海道六国のうち,阿波・讃岐・伊予・土佐の四か国。日本列島四大島の一つ四国島を構成。 (2)徳島・香川・愛媛・高知の四県の地域。瀬戸内海沿岸,太平洋岸,山間部では,自然や産業にそれぞれ大きな差がある。

しこく-いぬ【四国犬】🔗🔉

しこく-いぬ [3] 【四国犬】 イヌの一品種。高知県原産。体高45〜55センチメートル。狼に似た顔つきで,目尻がややつり上がっている。古くから猟犬として飼育されていた。天然記念物。

しこく-がくいんだいがく【四国学院大学】🔗🔉

しこく-がくいんだいがく ―ガクン― 【四国学院大学】 私立大学の一。1950年(昭和25)設立の四国基督教学園を母体とし,62年設立。本部は善通寺市。

しこく-さぶろう【四国三郎】🔗🔉

しこく-さぶろう ―サブラウ 【四国三郎】 吉野川の異名。四国二郎とも。 →坂東太郎 →筑紫二郎

しこく-さんち【四国山地】🔗🔉

しこく-さんち 【四国山地】 四国を東西に横断する山地。中央構造線の外帯に属し,東は紀伊山地,西は九州山地に連なる。山容は急峻。最高峰石鎚(イシヅチ)山(海抜1982メートル)。

しこく-じゅんれい【四国巡礼】🔗🔉

しこく-じゅんれい [4] 【四国巡礼】 四国八十八箇所を巡拝すること。また,その人。四国遍路。四国参り。四国巡り。おしこく。

しこく-せいばつ【四国征伐】🔗🔉

しこく-せいばつ 【四国征伐】 1585年豊臣秀吉が長宗我部元親を討って四国を統一した戦い。六月秀吉は弟秀長を将として阿波・讃岐・東伊予の三方面から大軍を進撃させ,七月元親を降伏させた。

しこく-だいがく【四国大学】🔗🔉

しこく-だいがく 【四国大学】 私立大学の一。1966年(昭和41)四国女子大学として設立。92年現名に改称。本部は徳島市。

しこく-ちほう【四国地方】🔗🔉

しこく-ちほう ―ハウ [4] 【四国地方】 四国{(2)}の四県からなる地方。

しこく-はちじゅうはっかしょ【四国八十八箇所】🔗🔉

しこく-はちじゅうはっかしょ ―ハチジフハツカシヨ 【四国八十八箇所】 四国にある八八か所の,弘法大師の霊場。八十八箇所。

しこく-びえ【四国稗】🔗🔉

しこく-びえ [3] 【四国稗】 イネ科の一年草。高さ約80センチメートル。実は黄赤色で食用・飼料となる。東アフリカ・インド原産。日本には中国を経て古く渡来,現在は飼料としてまれに栽培される。弘法稗。唐稗(カラビエ)。

しこく-へんろ【四国遍路】🔗🔉

しこく-へんろ [4] 【四国遍路】 ⇒四国巡礼(シコクジユンレイ)

しこく-まいり【四国参り】🔗🔉

しこく-まいり ―マリ [4] 【四国参り】 ⇒四国巡礼(シコクジユンレイ)

しこく-むぎ【四国麦】🔗🔉

しこく-むぎ [4] 【四国麦】 ハトムギの別名。

しこく-めぐり【四国巡り】🔗🔉

しこく-めぐり [4] 【四国巡り】 ⇒四国巡礼(シコクジユンレイ)

し-こく【紫黒】🔗🔉

し-こく [1][0] 【紫黒】 紫がかった黒色。紫黒色。

しこ【四股を踏む】(和英)🔗🔉

しこ【四股を踏む】 stamp on the ring for a warm-up.‖四股名 a ring name.

しこう【思考】(和英)🔗🔉

しこう【思考】 thinking;→英和 consideration;→英和 thought.→英和 〜する think;→英和 consider.→英和 ‖思考力 thinking power.

しこう【施行】(和英)🔗🔉

しこう【施行】 enforcement.→英和 〜する[法律を]enforce;→英和 put in force;[一般]carry out;conduct.→英和 〜される come into force;go into[take]effect.〜されている be in force.‖施行細則 detailed enforcement regulations.

しこう【嗜好】(和英)🔗🔉

しこう【嗜好】 taste[liking].→英和 嗜好品 luxury goods.

しこう【私行】(和英)🔗🔉

しこう【私行】 a person's private affairs.

しこう【志向】(和英)🔗🔉

しこう【志向】 (an) intention.→英和 〜する intend;→英和 aim.→英和 〜のoriented.

しこう【歯垢】(和英)🔗🔉

しこう【歯垢】 dental plaque.

しこうさくご【試行錯誤】(和英)🔗🔉

しこうさくご【試行錯誤】 trial and error.

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