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ち‐か【地下】🔗🔉

ち‐か地下】 ①大地の下。「―街」「―に眠る」 ②社会運動・政治運動などにおける非合法面。「―活動」「―出版物」 ③⇒じげ(地下) ⇒地下に潜る

ち‐か【地価】🔗🔉

ち‐か地価】 ①土地の売買価格。「―の高騰」 ②課税標準となる土地の価格で、公簿に登録されたもの。

ち‐か【知化】‥クワ🔗🔉

ち‐か知化‥クワ 知力がよくはたらくこと。太平記1「深慮―の老臣」

ち‐か【治下】🔗🔉

ち‐か治下】 ある政権の支配下にあること。統治下。

ちかい【誓い】チカヒ🔗🔉

ちかい誓いチカヒ ①神仏に、ある事をそむくまいと約束すること。願がん。がんかけ。源氏物語夕霧「深き―にて今は命を限りける山ごもりを」。「―を立てる」 ②衆生しゅじょうを救おうとする神仏の誓願。源氏物語若菜下「不動尊の御もとの―あり。その日数をだにかけ留め奉り給へ」 ③ある事を将来必ず履行しようと他人や自分自身に固く約束すること。また、その言葉。「―を交わす」 ⇒ちかい‐ごと【誓い言】 ⇒ちかい‐だて【誓い立て】 ⇒ちかい‐の‐あみ【誓の網】 ⇒ちかい‐の‐うみ【誓の海】 ⇒ちかい‐の‐ふね【誓の船】 ⇒ちかい‐ぶみ【誓文】

ち‐かい【地界】🔗🔉

ち‐かい地界】 ①土地の境界。また、土地。 ②地上の世界。↔天界

ち‐かい【地階】🔗🔉

ち‐かい地階】 建物で、地盤面以下の階。

ち‐かい【地塊】‥クワイ🔗🔉

ち‐かい地塊‥クワイ 四方が断層面によって限られた陸地の塊。 ⇒ちかい‐うんどう【地塊運動】

ち‐かい【知解】🔗🔉

ち‐かい知解】 知識の力でさとること。

ちか・い【近い】🔗🔉

ちか・い近い】 〔形〕[文]ちか・し(ク) ①距離のへだたりが小さい。遠くない。古事記「其の老媼の住める屋は―・く宮の辺に作りて日毎に必ず召しき」。日葡辞書「ホドチカイ」。「駅から―・い」 ②時間のへだたりが小さい。万葉集19「わが思へる君に別れむ日―・くなりぬ」。源氏物語夕顔「明方も―・うなりにけり」。日葡辞書「チカイコロ・チカイホド」。「―・いうちに」「終りに―・い」 ③よく見知っている。源氏物語早蕨「世のはかなさを目に―・く見しに」。世間胸算用1「皆人かしこすぎて結句―・き事にはまりぬ」 ④心と心とのへだたりが少ない。親しい。万葉集15「遠くとも心を―・くおもほせ吾妹」 ⑤血縁が遠くない。身寄りである。身内である。源氏物語「―・きよすがにて見むは飽かぬ事にやあらむ」。「―・い親戚」 ⑥物事の形状・内容・性質が似ている。徒然草「人倫にとほく禽獣に―・きふるまひ」。「紫に―・い赤」 ⑦ある数量にもう少しで届く。「五十に―・い」 ⑧近視である。「目が―・い」

ちかい‐うんどう【地塊運動】‥クワイ‥🔗🔉

ちかい‐うんどう地塊運動‥クワイ‥ 地塊が周囲の断層を境に、一体となって傾いたり隆起・沈降を起こしたりする地殻変動。 ⇒ち‐かい【地塊】

ちか‐いえか【地下家蚊】‥イヘ‥🔗🔉

ちか‐いえか地下家蚊‥イヘ‥ カ科の昆虫。アカイエカの一亜種で、形態的にはそれに酷似するが、無吸血でも産卵できるなど、生理的に異なる。地下の水溜りから発生し、特に都市部に多く、成虫は年中見られる。

ちかい‐ごと【誓い言】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐ごと誓い言チカヒ‥ 誓って言うことば。ちかごと。誓詞せいし。せいごん。 ⇒ちかい【誓い】

ちかい‐だて【誓い立て】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐だて誓い立てチカヒ‥ 誓いを立てること。誓文立せいもんだて⇒ちかい【誓い】

ちかい‐の‐あみ【誓の網】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐の‐あみ誓の網チカヒ‥ (→)「弘誓ぐぜいの網」に同じ。 ⇒ちかい【誓い】

ちかい‐の‐うみ【誓の海】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐の‐うみ誓の海チカヒ‥ (→)「弘誓ぐぜいの海」に同じ。 ⇒ちかい【誓い】

ちかい‐の‐ふね【誓の船】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐の‐ふね誓の船チカヒ‥ (→)「弘誓ぐぜいの船」に同じ。 ⇒ちかい【誓い】

ちかい‐ぶみ【誓文】チカヒ‥🔗🔉

ちかい‐ぶみ誓文チカヒ‥ 誓いの言葉を記した文。せいもん。 ⇒ちかい【誓い】

ちか・う【誓う・盟う】チカフ🔗🔉

ちか・う誓う・盟うチカフ 〔他五〕 ①神仏や他人・自分自身などに対して、ある事を必ず守ると固く約束する。日本霊異記「母の奉為みために法華経を写して、―・ひて曰はく」。「天地神明に―・う」「将来を―・った仲」 ②神仏が国家鎮護・衆生済度などの誓願をする。増鏡「久かたの天地あめつちともにかぎりなき天つ日つぎを―・ひてし神もろともにまもれとて」

ちか‐うんどう【地下運動】🔗🔉

ちか‐うんどう地下運動(→)地下活動に同じ。

ちか‐おとり【近劣り】🔗🔉

ちか‐おとり近劣り】 近寄って見ると、遠くから見るより劣って見えること。源氏物語総角「さりとも―しては思はずやあらむ」↔近優まさ

ちか‐がい【地下街】🔗🔉

ちか‐がい地下街】 公共の地下通路に面して作られた商店街。広義には、それに接続するビルの地下階、地下駐車場、地下広場、地下鉄駅などの総称。

ちかがく‐たんさ【地化学探査】‥クワ‥🔗🔉

ちかがく‐たんさ地化学探査‥クワ‥ (→)化学探鉱に同じ。

ちか‐かせん【地下河川】🔗🔉

ちか‐かせん地下河川】 道路の下など地下空間に設けた放水路。

ちか‐がつえ【近餓え】‥ガツヱ🔗🔉

ちか‐がつえ近餓え‥ガツヱ 飲食の後、すぐにまた食欲を催すこと。また、その人。転じて、色欲にもいう。浄瑠璃、神霊矢口渡「この長蔵は―、手附けにちよつと口々と」

ちか‐かつどう【地下活動】‥クワツ‥🔗🔉

ちか‐かつどう地下活動‥クワツ‥ 秘密に行う非合法の社会運動・政治運動など。地下運動。潜行運動。 ○血が通うちがかよう 事務的でなく、人間らしい暖かみがある。「血の通った処置」 ⇒ち【血】

ちかき‐まもり【近衛】🔗🔉

ちかき‐まもり近衛⇒このえ。古今和歌集雑体「―の身なりしを」 ⇒ちかきまもり‐の‐つかさ【近衛司】

ちかきまもり‐の‐つかさ【近衛司】🔗🔉

ちかきまもり‐の‐つかさ近衛司(→)近衛府このえふに同じ。宇津保物語国譲下「右の―のかみ藤原の仲忠」 ⇒ちかき‐まもり【近衛】

ちかく【近く】🔗🔉

ちかく近く】 ①近い所。近所。「―の町」 ②(副詞的に)近い将来。「―外遊する予定だ」 ③(接尾語的に)その数量にもう少しで達するさま。「一年―もかかった」

ち‐かく【地角】🔗🔉

ち‐かく地角】 ①遠く隔たった土地のはて。「天涯―」 ②岬みさき。地嘴ちし

ち‐かく【地格】🔗🔉

ち‐かく地格】 〔言〕(→)所格に同じ。

ち‐かく【地核】🔗🔉

ち‐かく地核(→)核5に同じ。

ち‐かく【地殻】🔗🔉

ち‐かく地殻】 地球の最外層。その下のマントルとはモホロヴィチッチ不連続面で境をなす。モホロヴィチッチ不連続面の深さは、大陸域で地表から30〜60キロメートル、海洋域で海底から約7キロメートル。地殻はマントルに比べて地震波の伝播が遅く、密度が小。海洋地殻は主に玄武岩質岩石から成り、大陸地殻の上部は主に花崗岩質岩石から成る。地皮。 ⇒ちかく‐きんこう‐せつ【地殻均衡説】 ⇒ちかく‐こうぞう【地殻構造】 ⇒ちかく‐しゅうしゅく‐せつ【地殻収縮説】 ⇒ちかく‐ねつりゅうりょう【地殻熱流量】 ⇒ちかく‐へいこう‐せつ【地殻平衡説】 ⇒ちかく‐へんどう【地殻変動】

ち‐かく【知覚】🔗🔉

ち‐かく知覚】 ①〔仏〕知り覚ること。分別すること。 ②〔心〕(perception)感覚器官への刺激を通じてもたらされた情報をもとに、外界の対象の性質・形態・関係および身体内部の状態を把握するはたらき。→感覚→認知1 ⇒ちかく‐しんけい【知覚神経】 ⇒ちかく‐まひ【知覚麻痺】

ちかく‐きんこう‐せつ【地殻均衡説】‥カウ‥🔗🔉

ちかく‐きんこう‐せつ地殻均衡説‥カウ‥ (→)アイソスタシーに同じ。 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかく‐こうぞう【地殻構造】‥ザウ🔗🔉

ちかく‐こうぞう地殻構造‥ザウ 主として人工地震により観測された地震波の速度の不連続な面により、地殻をいくつかに区分したもの。多くは断面で示される。 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかく‐しゅうしゅく‐せつ【地殻収縮説】‥シウ‥🔗🔉

ちかく‐しゅうしゅく‐せつ地殻収縮説‥シウ‥ 地球が次第に冷却・収縮するために褶曲しゅうきょくや地殻変動が起こると考える説。現在では顧みられない。 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかく‐しんけい【知覚神経】🔗🔉

ちかく‐しんけい知覚神経(→)感覚神経に同じ。 ⇒ち‐かく【知覚】

ちかく‐ねつりゅうりょう【地殻熱流量】‥リウリヤウ🔗🔉

ちかく‐ねつりゅうりょう地殻熱流量‥リウリヤウ 地球内部から地表に向かって流れる熱量。地域・場所により異なるが、地球全体の平均は1平方メートル当り60〜70ミリワット。熱源は放射性元素の崩壊による熱およびマントルからの熱とされる。表面熱流量。 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかくのげんしょうがく【知覚の現象学】‥シヤウ‥🔗🔉

ちかくのげんしょうがく知覚の現象学‥シヤウ‥ (Phénoménologie de la perception フランス)メルロ=ポンティの主著。1945年刊。世界を構成する主体を、意識ではなく知覚し運動する身体に求め、主知主義と経験主義をともに乗り越えることを目指す。

ちかく‐へいこう‐せつ【地殻平衡説】‥カウ‥🔗🔉

ちかく‐へいこう‐せつ地殻平衡説‥カウ‥ (→)アイソスタシーに同じ。 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかく‐へんどう【地殻変動】🔗🔉

ちかく‐へんどう地殻変動】 ①地球の内部力によって地殻に起こる運動。地殻運動。 ②比喩的に、ある社会・組織内で、その深部から起こる構成員の力関係などの変化。「政界の―」 ⇒ち‐かく【地殻】

ちかく‐まひ【知覚麻痺】🔗🔉

ちかく‐まひ知覚麻痺】 神経系統や精神作用の障害により知覚が麻痺すること。知覚鈍麻。 ⇒ち‐かく【知覚】

ちか‐けい【地下茎】🔗🔉

ちか‐けい地下茎】 植物の地中にある茎。地中を横行する根茎(ハスなど)、塊状をなす塊茎(ジャガイモなど)、球状をなす球茎(サトイモなど)、鱗状をなす鱗茎(ユリなど)などがある。↔地上茎

ちか‐けいざい【地下経済】🔗🔉

ちか‐けいざい地下経済(→)アングラ経済に同じ。

ちか‐ケーブル【地下ケーブル】🔗🔉

ちか‐ケーブル地下ケーブル】 地下に直接埋設したり地下管路中に敷設したりするケーブル。

ちか‐けつじつ【地下結実】🔗🔉

ちか‐けつじつ地下結実】 植物が地上で受精した後、地下において果実を結ぶこと。落花生らっかせいの類。

ちかげ‐りゅう【千蔭流】‥リウ🔗🔉

ちかげ‐りゅう千蔭流‥リウ 和様書道の一派。加藤千蔭を祖とするもの。

ちか‐けん【地下権】🔗🔉

ちか‐けん地下権】 他人の土地の地下に地下鉄や地下街など工作物を所有するため上下の範囲を定めて設定される地上権。→空中権

ちか‐こうじ‐せいど【地価公示制度】🔗🔉

ちか‐こうじ‐せいど地価公示制度】 国土交通省の土地鑑定委員会が、毎年1回、標準地の単位面積当りの正常な価格(公示価格)を判定して、官報で公示する制度。公共事業の用に供する土地収用や民間の一定面積以上の土地取引の価格の指標とされる。

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