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のろ🔗🔉

のろ スラグの俗称。

のろ【麞・麕・麇】🔗🔉

のろ麞・麕・麇】 (朝鮮語から)シカの一種。小形で、体長1メートルほど。角は短いが、複雑に枝分れする。夏毛は赤褐色、冬毛は灰褐色。ヨーロッパから小アジア・シベリア・中国東北部・朝鮮半島に分布。キバノロは別種。ノロジカ。

のろ【祝女・巫女】🔗🔉

のろ祝女・巫女】 (沖縄で)部落の神事をつかさどる世襲の女性司祭者。

の‐ろ【野ろ】🔗🔉

の‐ろ野ろ】 (ロは接尾語)野。のら。万葉集14「おほ―にたなびく雲を見つつしのはむ」

のろ‐あし【鈍足】🔗🔉

のろ‐あし鈍足】 歩くのが遅いこと。歩みの遅い足。

のろい【詛い・呪い】ノロヒ🔗🔉

のろい詛い・呪いノロヒ のろうこと。呪詛じゅそ。栄華物語月宴「事しも―などし給ひつらむやうに聞えなすも」。「―をかける」 ⇒のろい‐ごと【詛い言】

のろ・い【鈍い】🔗🔉

のろ・い鈍い】 〔形〕[文]のろ・し(ク) ①おそい。はかどらない。平家物語(延慶本)「宇治河は上は―・くて底はやし」。「歩みが―・い」「仕事が―・い」 ②動作や頭の働きがおそい。おろかである。にぶい。狭衣物語3「例の―・き涙ぞ、ことわり知らぬものなりけり」 ③女にあまい。色におぼれやすい。東海道中膝栗毛「娘…かけ値は申しやせぬと弥次郎をじろりと見る、たちまち―・くなりて」

のろい‐ごと【詛い言】ノロヒ‥🔗🔉

のろい‐ごと詛い言ノロヒ‥ のろって言うことば。伊勢物語「人の―は負ふものにやあらむ」 ⇒のろい【詛い・呪い】

のろ・う【詛う・呪う】ノロフ🔗🔉

のろ・う詛う・呪うノロフ 〔他五〕 ①怨みのある人に禍があるようにと神仏に祈る。伊勢物語「かの男は天の逆手を打ちてなん―・ひ居るなる」 ②一般に、憎く思う者がよい運命をたどらないようにと念じる。「人を―・う」 ③激しく恨み、悪く言う。「運命を―・う」

ノロ‐ウイルス【Norovirus】🔗🔉

ノロ‐ウイルスNorovirus】 冬期の急性胃腸炎の原因ウイルスの一つ。経口感染し、原因食材として牡蠣かきが重要。下痢・嘔吐・発熱を呈する。旧称、小型球形ウイルス・ノーウォーク様ウイルス。

のろ‐うち【のろ打】🔗🔉

のろ‐うちのろ打】 泥打祝どろうちいわいのこと。

のろ‐えいたろう【野呂栄太郎】‥ラウ🔗🔉

のろ‐えいたろう野呂栄太郎‥ラウ 経済学者。北海道生れ。慶大卒。マルクス主義の立場から日本資本主義を体系的に分析。「日本資本主義発達史講座」を監修。また、共産党指導者として活動、検挙され、獄死。著「日本資本主義発達史」など。(1900〜1934) ⇒のろ【野呂】

のろ‐かいせき【野呂介石】🔗🔉

のろ‐かいせき野呂介石】 江戸後期の文人画家。本名、隆。紀伊の人。池大雅の門人。紀州藩に仕えながら絵師としても活躍。(1747〜1828) ⇒のろ【野呂】

のろ‐くさ【鈍臭】🔗🔉

のろ‐くさ鈍臭】 動作がにぶいさま。のろのろ。

のろ‐くさ・い【鈍臭い】🔗🔉

のろ‐くさ・い鈍臭い】 〔形〕 (軽蔑の意をこめていう)いらいらするほどのろい。

のろ‐け【惚気】🔗🔉

のろ‐け惚気】 のろけること。また、のろけ話。 ⇒のろけ‐ばなし【惚気話】

のろけ‐ばなし【惚気話】🔗🔉

のろけ‐ばなし惚気話】 のろけてはなす話。 ⇒のろ‐け【惚気】

のろ・ける【惚気る】🔗🔉

のろ・ける惚気る】 〔自下一〕 ①色におぼれる。女にひかれて甘くなる。とろける。花暦八笑人「横町の文字焼という豊後の師匠にひどく―・けて」 ②自分と妻・夫や恋人とのことを、いい気になって得意そうに話す。「手放しで―・ける」

のろ‐げんじょう【野呂元丈】‥ヂヤウ🔗🔉

のろ‐げんじょう野呂元丈‥ヂヤウ 江戸中期の医者・本草学者。伊勢の人。医を山脇道立に、本草を稲生若水いのうじゃくすいに学ぶ。幕命により各地に採薬。のち御目見医師。参府のオランダ商館長に質問して「阿蘭陀本草和解」を著す。(1693〜1761) ⇒のろ【野呂】

のろさく【鈍作】🔗🔉

のろさく鈍作】 のろまな人を人名化していう語。

のろし【狼煙・烽火】🔗🔉

のろし狼煙・烽火】 (「狼煙」の表記は、中国で狼の糞を燃やしたからという) ①火急の際の遠方への合図として高く上げる煙。とぶひ。〈運歩色葉集〉→烽ほう。 ②(比喩的に)一つの大きなことを起こすきっかけとなる目立った行動。「革命の―を上げる」 ③昼間あげる花火。 ⇒のろし‐もり【狼煙守】

のろし‐もり【狼煙守】🔗🔉

のろし‐もり狼煙守】 のろしの番人。 ⇒のろし【狼煙・烽火】

のろ‐のろ【鈍鈍】🔗🔉

のろ‐のろ鈍鈍】 動作や物事の進行が非常にゆっくりしているさま。「―と立ち上がる」「―した動作」「―運転」

のろ‐のろ・し【呪呪し】🔗🔉

のろ‐のろ・し呪呪し】 〔形シク〕 のろわしい。いまわしい。栄華物語花山「聞きにくく―・しき事ども多かり」

のろ‐ま【鈍間・野呂松】🔗🔉

のろ‐ま鈍間・野呂松】 ①「のろま人形」の略。 ②愚鈍なこと。気のきかないこと。動作や頭の働きが遅いこと。また、そういう人。鹿の子餅「その母―の卵をのむと夢見て孕はらみしゆへにや、廿越へても古今のぬけ作」。「―な人」 ⇒のろま‐いろ【鈍間色】 ⇒のろま‐ざる【鈍間猿】 ⇒のろま‐づかい【野呂松遣・野呂間遣】 ⇒のろま‐にんぎょう【鈍間人形・野呂松人形】

のろま‐いろ【鈍間色】🔗🔉

のろま‐いろ鈍間色】 のろま人形の顔色のような、青黒い色。錦之裏「仕着せ布子の、よごれて黒光りに光るやつに、板じめの―になつた細帯をしめ」 ⇒のろ‐ま【鈍間・野呂松】

のろま‐ざる【鈍間猿】🔗🔉

のろま‐ざる鈍間猿】 ロリスのこと。 ⇒のろ‐ま【鈍間・野呂松】

のろま‐づかい【野呂松遣・野呂間遣】‥ヅカヒ🔗🔉

のろま‐づかい野呂松遣・野呂間遣‥ヅカヒ のろま人形をあやつって舞わす人。 ⇒のろ‐ま【鈍間・野呂松】

のろま‐にんぎょう【鈍間人形・野呂松人形】‥ギヤウ🔗🔉

のろま‐にんぎょう鈍間人形・野呂松人形‥ギヤウ 1670年(寛文10)頃江戸の野呂松勘兵衛がつかい始めたという、青黒い変な顔をした道化人形。人形浄瑠璃のあいだに間あい狂言を演じた。佐渡に現存。曾呂間人形。 鈍間人形 のろま人形(佐渡) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒のろ‐ま【鈍間・野呂松】

のろ‐もの🔗🔉

のろ‐もの (野良物か)女物の野良着のらぎ

のろり🔗🔉

のろり のろいさま。のろのろ。のんびり。また、ふらり。浮世風呂3「ゆふべ―と帰つたとこが」 ⇒のろり‐のろり

のろり‐のろり🔗🔉

のろり‐のろり (→)「のろり」に同じ。狂言、止動方角しどうほうがく「あれへ―と帰りをる」 ⇒のろり

のろわし・い【呪わしい】ノロハシイ🔗🔉

のろわし・い呪わしいノロハシイ 〔形〕[文]のろは・し(シク) のろいたい気持である。「―・い運命」

のろん‐じ【呪師】🔗🔉

のろん‐じ呪師⇒じゅし2

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