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つくり【作り・造り】🔗⭐🔉
つくり【作り・造り】
①こしらえること。また、そのものや人。「庭―」
②つくったさま。こしらえた体裁。つくった工合。また、体の格好。「―のいい家具」「きゃしゃな―の人」
③装飾すること。よそおい。化粧。源氏物語宿木「檳榔毛の黄金―」。「若―」「お―に念を入れる」
④書いたさま。書き方。浜松中納言物語1「文字の―筆のさきら」
⑤さしみ。つくりみ。「鯛のお―」
⑥耕作すること。農作物。作柄。日葡辞書「コトシノツクリガヨウゴザル」
⑦わざとあるさまをよそおう意。「―わらい」「―ごと」
⑧(「旁」と書く)漢字構成上の名称。漢字の右側の部分をなす字形。「机」「作」「池」の「几」「乍」「也」など。↔偏。
⇒つくり‐あわせ【作り合せ】
⇒つくり‐いし【砧】
⇒つくり‐うた【作り歌・作り唄】
⇒つくり‐うま【作り馬】
⇒つくり‐え【作り絵】
⇒つくり‐えだ【作り枝】
⇒つくり‐おき【作り置き】
⇒つくり‐おや【作り親】
⇒つくり‐かえ【作り替え】
⇒つくり‐がお【作り顔】
⇒つくり‐かた【作り方】
⇒つくり‐かわ【作り皮】
⇒つくり‐ぎ【作り木】
⇒つくり‐ぎく【作り菊】
⇒つくり‐きょうげん【作狂言】
⇒つくり‐くぜつ【作り口説】
⇒つくり‐こ【作り子】
⇒つくり‐ご【作り碁】
⇒つくり‐ごえ【作り声】
⇒つくり‐ごと【作り言】
⇒つくり‐ごと【作り事】
⇒つくり‐こみ【造り込み】
⇒つくり‐ざいし【作り才子】
⇒つくり‐ざかや【造酒屋】
⇒つくり‐ざかやく【造酒役】
⇒つくり‐ざけ【造り酒】
⇒つくり‐ざま【作り様】
⇒つくり‐ざめ【作り鮫】
⇒つくり‐じ【作り字】
⇒つくり‐ぞめ【作り初め】
⇒つくり‐だ【作り田・佃】
⇒つくり‐だおれ【作り倒れ】
⇒つくり‐たけ【作り茸】
⇒つくり‐だち【造太刀】
⇒つくり‐たて【作り立て】
⇒つくり‐つけ【作り付け】
⇒つくり‐つち【作り土】
⇒つくり‐づめ【作り爪】
⇒つくり‐て【作り手】
⇒つくり‐どり【作り取り】
⇒つくり‐な【作り名】
⇒つくり‐なき【作り泣き】
⇒つくり‐にわ【造庭】
⇒つくり‐のう【作能】
⇒つくり‐ばな【造り花】
⇒つくり‐ばなし【作り話】
⇒つくり‐ひげ【作り髭】
⇒つくり‐びたい【作り額】
⇒つくり‐びと【作り人】
⇒つくり‐ぶみ【作り文】
⇒つくり‐ぼとけ【作り仏】
⇒つくり‐まなこ【作り眼】
⇒つくり‐まゆ【作り眉】
⇒つくり‐み【作り身】
⇒つくり‐みず【作り水】
⇒つくり‐みち【作り道】
⇒つくり‐みょうが【作り冥加】
⇒つくり‐もの【作り物】
⇒つくり‐ものがたり【作り物語】
⇒つくり‐やっこ【作り奴】
⇒つくり‐やまい【作り病】
⇒つくり‐やまぶし【作り山伏】
⇒つくり‐わらい【作り笑い】
つくり‐あ・げる【作り上げる】🔗⭐🔉
つくり‐あ・げる【作り上げる】
〔他下一〕
①作って仕上げる。完成させる。「船の模型を―・げる」
②実際にはない事をあるように見せかける。でっちあげる。「儲け話を―・げる」
つくり‐あわ・す【作り合す】‥アハス🔗⭐🔉
つくり‐あわ・す【作り合す】‥アハス
〔他下二〕
①二つの物を作って一つに合わせる。
②似つかわしいように作る。源氏物語若菜下「ことさらに―・せたるやうなる空の気色、花の露も」
③他方に合わせてつくる。天草本平家物語「また一万ばかりの者どもが鬨をどつと―・すれば」
つくり‐あわせ【作り合せ】‥アハセ🔗⭐🔉
つくり‐あわせ【作り合せ】‥アハセ
①作り合わせること。また、そのもの。
②両方から合掌形に造り合わせた所。破風はふ。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐い・ず【作り出づ】‥イヅ🔗⭐🔉
つくり‐い・ず【作り出づ】‥イヅ
〔他下二〕
(→)「つくりいだす」に同じ。竹取物語「かぐや姫のたまふやうに違はず―・でつ」
つくり‐いだ・す【作り出す】🔗⭐🔉
つくり‐いだ・す【作り出す】
〔他五〕
①こしらえ出す。製作する。
②考え出す。案出する。
③農産物などを産出して売り出す。
つくり‐うた【作り歌・作り唄】🔗⭐🔉
つくり‐うた【作り歌・作り唄】
世の出来事などを俗歌に作ったもの。好色五人女2「その名さまざまの―に遠国までも伝へける」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐うま【作り馬】🔗⭐🔉
つくり‐うま【作り馬】
神馬じんめの代りに献ずる木馬。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐え【作り絵】‥ヱ🔗⭐🔉
つくり‐え【作り絵】‥ヱ
墨絵に色を施すこと。また、その絵。源氏物語須磨「千枝・常則などを召して―仕うまつらせばや」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐えだ【作り枝】🔗⭐🔉
つくり‐えだ【作り枝】
①金銀などで草木の枝に似せてつくった物。献上物・捧物・贈物などに用いた。伊勢物語「梅の―に」
②手入れして種々の形に作った枝。浄瑠璃、傾城酒呑童子「松の作り木―」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐おき【作り置き】🔗⭐🔉
つくり‐おき【作り置き】
料理をあらかじめ作っておくこと。「不意の来客に備えて―しておく」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐おや【作り親】🔗⭐🔉
つくり‐おや【作り親】
仮にさだめた親。かりのおや。狭衣物語1「心にまかせたる―」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐かえ【作り替え】‥カヘ🔗⭐🔉
つくり‐かえ【作り替え】‥カヘ
①つくりかえること。また、そのもの。
②中世、利息の規制を逃れるため、利息を元金に書き加え、改めて作った借書しゃくしょ。作替借書。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐か・える【作り替える】‥カヘル🔗⭐🔉
つくり‐か・える【作り替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]つくりか・ふ(下二)
今までのものの代りに新しく作る。改めて作る。やや趣向をかえて作る。「背広を―・える」「小説を戯曲に―・える」
つくり‐がお【作り顔】‥ガホ🔗⭐🔉
つくり‐がお【作り顔】‥ガホ
本心からのでない表情をしてみせること。また、その顔。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐かた【作り方】🔗⭐🔉
つくり‐かた【作り方】
①作る方法。
②作ったさま。出来ぐあい。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐かわ【作り皮】‥カハ🔗⭐🔉
つくり‐かわ【作り皮】‥カハ
①なめしがわ。〈倭名類聚鈔15〉
②「革」字を「皮」字と区別して呼ぶ称。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ぎ【作り木】🔗⭐🔉
つくり‐ぎ【作り木】
手入れをして枝ぶりなどをととのえた木。「―の庭をいさめるしぐれかな」(芭蕉)
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ぎく【作り菊】🔗⭐🔉
つくり‐ぎく【作り菊】
栽培した菊。野生の菊に対していう。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐くぜつ【作り口説】🔗⭐🔉
つくり‐くぜつ【作り口説】
ことさらにこしらえていう口説。好色一代女2「―して重ねて咄しに来ること」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐こ【作り子】🔗⭐🔉
つくり‐こ【作り子】
肥料・農具などを地主から借り受けて小作する小作人。さくご。まるごさく。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ご【作り碁】🔗⭐🔉
つくり‐ご【作り碁】
(「中押ちゅうおし」に対して)最後まで打って、双方の地じを数え勝敗を確認する碁。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ごえ【作り声】‥ゴヱ🔗⭐🔉
つくり‐ごえ【作り声】‥ゴヱ
わざとこしらえて出す声。他人に似せて出す声。好色一代女6「物静かに―をして『十七になります』といへば」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ごと【作り言】🔗⭐🔉
つくり‐ごと【作り言】
無いことをあるようにいいなすこと。いつわり。うそ。義経記7「疑ひもなき―をして君をたばかり参らせんと」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ごと【作り事】🔗⭐🔉
つくり‐ごと【作り事】
①作った物。
②無い事をあるようにこしらえた事柄。こしらえごと。「―がばれる」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐こ・む【作り籠む】🔗⭐🔉
つくり‐こ・む【作り籠む】
〔他下二〕
作って中に入れる。はめこむ。日葡辞書「ソノウチニスグレタイロシナ(色品)ノメイシュ(名珠)ヲツクリコメタ」
つくり‐ざいし【作り才子】🔗⭐🔉
つくり‐ざいし【作り才子】
才子ぶる人。にせ才子。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ざま【作り様】🔗⭐🔉
つくり‐ざま【作り様】
①つくりかた。
②つくったぐあい。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ざめ【作り鮫】🔗⭐🔉
つくり‐ざめ【作り鮫】
人工的にサメの皮に似せて作った皮。〈日葡辞書〉
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐じ【作り字】🔗⭐🔉
つくり‐じ【作り字】
①日本で漢字に模して創製した文字。榊・峠・辻などの類。国字。
②自分勝手に作ったうそ字。
③文字の形をつくること。また、その文字。人文字の類。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐す・つ【作り捨つ】🔗⭐🔉
つくり‐す・つ【作り捨つ】
〔他下二〕
収穫の後、田畑をそのままに捨ておく。新撰六帖6「山陰や―・てたるあら小田の」
つくり‐そこな・う【作り損なう】‥ソコナフ🔗⭐🔉
つくり‐そこな・う【作り損なう】‥ソコナフ
〔他五〕
作ろうとしてやりそこなう。
つくり‐ぞめ【作り初め】🔗⭐🔉
つくり‐ぞめ【作り初め】
西日本で、正月の鍬くわ初めをいう。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐だ【作り田・佃】🔗⭐🔉
つくり‐だ【作り田・佃】
(→)「つくだ」1に同じ。夫木和歌抄20「―の刈るべき君が御代なれば」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐だおれ【作り倒れ】‥ダフレ🔗⭐🔉
つくり‐だおれ【作り倒れ】‥ダフレ
①栽培したけれども、出来の悪いこと。猿蓑「痩藪や―の軒の梅」(千那)
②不作のために身代がつぶれること。浄瑠璃、八百屋お七「こちの隣に分限者の―があつたげな」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐たけ【作り茸】🔗⭐🔉
つくり‐たけ【作り茸】
(→)マッシュルームに同じ。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐だ・す【作り出す】🔗⭐🔉
つくり‐だ・す【作り出す】
〔他五〕
①こしらえ出す。製作する。
②新しい事を考え出す。創作する。「物語を―・す」
③生産して売り出す。産出する。「新製品を―・す」
④作り始める。
つくり‐たて【作り立て】🔗⭐🔉
つくり‐たて【作り立て】
①作り終えて間のないこと。作ったばかりのこと。また、そのもの。
②つくったさま。装置。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐た・てる【作り立てる】🔗⭐🔉
つくり‐た・てる【作り立てる】
〔他下一〕[文]つくりた・つ(下二)
①こしらえあげる。
②立派にかざる。かざりたてる。めかす。徒然草「侍ふ女房を―・てて」
つくり‐つけ【作り付け】🔗⭐🔉
つくり‐つけ【作り付け】
家具の類を壁面などに固定して作ること。「―の戸棚」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐つ・ける【作り付ける】🔗⭐🔉
つくり‐つ・ける【作り付ける】
〔他下一〕[文]つくりつ・く(下二)
①取りはずしのできないように取り付けて作る。「壁に本棚を―・ける」
②植えつける。作付さくづけする。
つくり‐つち【作り土】🔗⭐🔉
つくり‐つち【作り土】
①耕地の上層の土壌。
②園芸用として、各種の土壌をまぜあわせて作ったもの。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐づめ【作り爪】🔗⭐🔉
つくり‐づめ【作り爪】
象牙などで作り、指先にはめて琴を弾くのに用いる爪。ことづめ。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐て【作り手】🔗⭐🔉
つくり‐て【作り手】
つくる人。さくにん。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐どり【作り取り】🔗⭐🔉
つくり‐どり【作り取り】
年貢を納めず、耕作した所の全収穫をわが物とすること。日本永代蔵6「田畠・牛馬、男女の召使ひ者棟を並べ、―同然の世の中」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐な【作り名】🔗⭐🔉
つくり‐な【作り名】
①いつわりの名。偽名。浄瑠璃、薩摩歌「媒人なこうど頼み―して言ひ入れの頼み送つたは」
②かりにつけた名。仮名。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐なお・す【作り直す】‥ナホス🔗⭐🔉
つくり‐なお・す【作り直す】‥ナホス
〔他五〕
改めてつくる。つくりかえる。「洋服を―・す」
つくり‐なき【作り泣き】🔗⭐🔉
つくり‐なき【作り泣き】
悲しくもないのに泣くさまをよそおうこと。うそなき。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐な・す【作り成す】🔗⭐🔉
つくり‐な・す【作り成す】
〔他五〕
そのようにこしらえあげる。源氏物語明石「所の様をば更にも言はず、―・したる心ばへ、木立・立石・前栽などの有様」
つくり‐ばなし【作り話】🔗⭐🔉
つくり‐ばなし【作り話】
実際にないことを、あたかもあったことのように作った話。創作した話。また、うその話。「―にしては出来過ぎている」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ひげ【作り髭】🔗⭐🔉
つくり‐ひげ【作り髭】
①髭のない人が髭のあるように見せかけるためにつける、毛で作ったひげ。つけひげ。かけひげ。
②江戸時代、松脂と蝋をまぜたものをつけ、上にひねりあげた髭。
③墨でえがいた髭。特に奴やっこなどが威厳を作るために、墨・紙などでつけた髭。好色一代女2「―の奴に草履持たすなど」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐びたい【作り額】‥ビタヒ🔗⭐🔉
つくり‐びたい【作り額】‥ビタヒ
額髪を剃りまたは抜きなどして、形よく作ったひたい。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐びと【作り人】🔗⭐🔉
つくり‐びと【作り人】
作った人。作者。また、作人さくにん。枕草子195「物語などこそ、あしう書きなしつれば、いふかひなく、―さへいとほしけれ」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ぶみ【作り文】🔗⭐🔉
つくり‐ぶみ【作り文】
にせ手紙。傾城禁短気「―を女郎へ渡す時、披ひらいて読んで見て」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐ぼとけ【作り仏】🔗⭐🔉
つくり‐ぼとけ【作り仏】
木や石などで造った仏像。枕草子88「―のもくゑ」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐まなこ【作り眼】🔗⭐🔉
つくり‐まなこ【作り眼】
①わざとおそろしい目つきをすること。つくりめ。太平記39「臂を張り―する者にてぞあるらんと覚えたる武士」
②色目を使うこと。浮世草子、新可笑記「―して召使ひの女などに言葉やさしくかけて」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐まゆ【作り眉】🔗⭐🔉
つくり‐まゆ【作り眉】
既婚の女性が眉を剃り、眉掃まゆはきに墨をつけて眉の形をえがくこと。また、そのえがいた眉。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐み【作り身】🔗⭐🔉
つくり‐み【作り身】
①切った魚肉。魚のきりみ。
②(関西で)さしみ。つくり。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐みず【作り水】‥ミヅ🔗⭐🔉
つくり‐みず【作り水】‥ミヅ
一度わかして冷ました水。湯ざまし。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐みち【作り道】🔗⭐🔉
つくり‐みち【作り道】
新しく作った道。特に、京都市四ッ塚と鳥羽との間の、鳥羽の作り道を指すことが多い。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐みょうが【作り冥加】‥ミヤウ‥🔗⭐🔉
つくり‐みょうが【作り冥加】‥ミヤウ‥
耕作物に対する神仏の冥加。狂言、夷毘沙門「商ひ冥加―万の幸あらする釣針を」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐もの【作り物】🔗⭐🔉
つくり‐もの【作り物】
①人の作ったもの。人造物。
②農作物。
③種々の物の形を模して作った飾り物。
④似せて作ったもの。まがいもの。偽物。
⑤祭の時などに人形などを飾って公衆に見せるもの。
⑥能や狂言で舞台に据える、舟・車塚・山・宮・釣鐘などを模して作った道具。
能の作り物・半蔀屋
撮影:神田佳明
能の作り物・鐘
撮影:神田佳明(アイ・山本東次郎家)
⇒つくり【作り・造り】


つくり‐ものがたり【作り物語】🔗⭐🔉
つくり‐ものがたり【作り物語】
物語の一種。歌物語に対する。仮作の物語。つくりばなし。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐やっこ【作り奴】🔗⭐🔉
つくり‐やっこ【作り奴】
草履取の奴。立髪たてがみで頬髭などを作りつけた奴。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐やまい【作り病】‥ヤマヒ🔗⭐🔉
つくり‐やまい【作り病】‥ヤマヒ
病気といつわること。つくりびょうき。仮病けびょう。
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐やまぶし【作り山伏】🔗⭐🔉
つくり‐やまぶし【作り山伏】
にせの山伏。謡曲、安宅「判官殿十二人の―となつて」
⇒つくり【作り・造り】
つくり‐わらい【作り笑い】‥ワラヒ🔗⭐🔉
つくり‐わらい【作り笑い】‥ワラヒ
おかしくもないのにわざと笑うこと。そら笑い。
⇒つくり【作り・造り】
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