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きょ【拠】🔗🔉

きょ】 (呉音はコ)たよること。もとづくこと。よりどころ。

きょ‐きん【醵金・拠金】🔗🔉

きょ‐きん醵金・拠金】 何かをするために金銭を出し合うこと。また、その金銭。「―を募る」

きょ‐しゅつ【醵出・拠出】🔗🔉

きょ‐しゅつ醵出・拠出】 ある目的のために金品を出しあうこと。「基金の一部を―する」

きょ‐てん【拠点】🔗🔉

きょ‐てん拠点】 活動のよりどころになる所。「戦略上の―」「生産―」

より‐どころ【拠・拠り所】🔗🔉

より‐どころ拠・拠り所】 ①たよりとするところ。寄りすがる所。源氏物語桐壺「事とあるときは、なほ―なく心細げなり」。「心の―」 ②もとづく所。根拠。「何の―もない話」

よ・る【因る・由る・拠る・依る】🔗🔉

よ・る因る・由る・拠る・依る】 〔自五〕 ➊そのことに基づく。 ①原因する。万葉集17「君に―・り吾が名はすでに竜田山」。竹取物語「いささかなる功徳を翁作りけるに―・りて」。「漏電に―・る火災」 ②事物の性質・内容いかんに関する。応じる。大鏡伊尹「験もしなに―・ることなれば」。平家物語(延慶本)「仏神も事に―・り、時に随ふ事なれば」。狂言、宗論「夫れは其の時の様に―・らう」。「見方に―・る」「時と場合に―・る」「所に―・って一時雨」 ③たよる。手段とする。「文筆に―・って生計をたてる」「書物に―・って知識をひろめる」「武力に―・る解決」「木と紙に―・ってできた家」 ➋拠り所とする。 ①根拠地として立てこもる。継体紀「磐井、火豊二国に掩ひ―・りて」。「堅城に―・る」 ②根拠とする。のっとる。平家物語(延慶本)「心地観経の第八巻に―・らば」。「4月1日現在の調査に―・る」「法に―・る決定」 ◇一般には仮名書きが多い。漢字の場合は、➊1に「因」「由」、2・3に「依」、➋には「拠」がしばしば使われる。 ⇒由らしむべし、知らしむべからず

よんどころ‐な・い【拠無い】🔗🔉

よんどころ‐な・い拠無い】 〔形〕[文]よんどころな・し(ク) (ヨリドコロナシの音便)やむを得ない。余儀ない。「―・い事情で欠席する」

[漢]拠🔗🔉

 字形  筆順 〔手(扌)部5画/8画/常用/2182・3572〕 [據] 字形 〔手(扌)部13画/16画/5801・5A21〕 〔音〕キョ(漢) (呉) 〔訓〕よる [意味] 頼みとしてすがる。よる。もとづく。よりどころ(とする)。「拠点・依拠・占拠・根拠・証拠しょうこ・群雄割拠」 [解字] 「據」は、形声。「手」+音符「」。「拠」は異体字で、「手」+音符「処」(=處。腰をおろしておちつく)の形声文字。手でよりすがっておちつく意。は異体字。 [下ツキ 依拠・割拠・原拠・根拠・準拠・証拠・占拠・典拠・憑拠・本拠・論拠

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