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さい‐かく【採獲】‥クワク🔗⭐🔉
さい‐かく【採獲】‥クワク
とること。えること。
さい‐くつ【採掘】🔗⭐🔉
さい‐くつ【採掘】
土や岩石を掘って、その中の有価鉱物などをとること。「石炭を―する」「石油―」
⇒さいくつ‐けん【採掘権】
さいくつ‐けん【採掘権】🔗⭐🔉
さいくつ‐けん【採掘権】
一定の鉱区内で、ある鉱物を採掘してこれを取得する鉱業権。
⇒さい‐くつ【採掘】
さい‐けつ【採血】🔗⭐🔉
さい‐けつ【採血】
疾病の診断や輸血などのために、血液を静脈または皮膚切創から採取すること。
さい‐けつ【採決】🔗⭐🔉
さい‐けつ【採決】
議長が議案の可否を会議構成員に問うて採否を決定すること。「―をとる」「法案を―する」
さい‐こう【採工】🔗⭐🔉
さい‐こう【採工】
鉱物などを採取する工夫こうふ。
さい‐こう【採光】‥クワウ🔗⭐🔉
さい‐こう【採光】‥クワウ
①室内に光線をとり入れること。「換気と―」「―窓」
②(写真用語)被写体に対する効果的な照明法。ライティング。
さい‐こう【採鉱】‥クワウ🔗⭐🔉
さい‐こう【採鉱】‥クワウ
鉱石を採掘すること。階段掘り・シュリンケージ法・水平段欠法・サブレベル法・柱房法・ケービング法・露天掘りなどの方法がある。
さい‐さん【採算】🔗⭐🔉
さい‐さん【採算】
①計算上、収支のひきあうこと。「不―部門」
②原価・諸費・利潤を加えて販売代価を算定すること。
⇒さいさん‐かぶ【採算株】
⇒さいさん‐われ【採算割れ】
⇒採算が合う
⇒採算がとれる
○採算が合うさいさんがあう🔗⭐🔉
○採算が合うさいさんがあう
費やした以上の収入が得られる。収支がひき合う。利益がある。採算がとれる。
⇒さい‐さん【採算】
○採算がとれるさいさんがとれる🔗⭐🔉
○採算がとれるさいさんがとれる
(→)「採算が合う」に同じ。
⇒さい‐さん【採算】
さいさん‐かぶ【採算株】
(取引用語)配当利回り・増資新株割当など、計算上収支のひきあう株式。
⇒さい‐さん【採算】
ざいさん‐かんじょう【財産勘定】‥ヂヤウ
簿記で、資産および負債に関する勘定。狭義には、資産に関する勘定のみをいう。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐く【財産区】
市町村および特別区の一部が財産を有し、公の施設を設ける場合、その財産・施設の管理・処分などに関して認められる法人格。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐けい【財産刑】
財産剥奪を内容とする刑罰。罰金・科料・没収の類。↔自由刑。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐けん【財産権】
所有権その他の物権・債権・特許権など、経済的利益の享受を目的とする権利。→身分権。
→参照条文:日本国憲法第29条
⇒ざい‐さん【財産】
さいさん‐さいし【再三再四】
「再三」の意を強めていう語。
⇒さい‐さん【再三】
ざいさん‐しゅっし【財産出資】
会社設立の際などに行われる金銭その他の財産を目的とする出資。金銭出資と現物出資。→出資。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐しょとく【財産所得】
財産の利用から生ずる利得。地代・利子の類。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐ぜい【財産税】
①狭義では、財産取得の事実に対して一回限り課する租税。
②広義では、土地・家屋など特定種類の財産所有の事実に対して年々繰り返し課する租税。固定資産税・自動車税など。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐そうぞく【財産相続】‥サウ‥
被相続人に属した財産上の権利義務のみを対象とする相続。↔身分相続。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐ぶんり【財産分離】
相続債権者・受遺者、または相続人の固有の債権者に、相続財産または相続人の固有財産の中から優先弁済を受けさせるために、その請求により、両財産を分離して清算をする裁判上の処分。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐ほう【財産法】‥ハフ
①私法関係のうち経済生活関係を規律する法の全体。民法第2編(物権)および第3編(債権)のこと。↔身分法。
②簿記で、一会計期間の純資産の増減額を純損益とする考え方。↔損益法。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐もくろく【財産目録】
(inventory)一定の時点において企業などが保有するすべての財貨および債権・債務を実地調査(棚卸し)して種類別に数量と評価額を決定し、その結果を一覧表示した目録。株式会社では、清算や更生などの際にのみ作成される。
⇒ざい‐さん【財産】
ざいさん‐りゅうほ【財産留保】‥リウ‥
隠居または入夫婚姻による家督相続の場合に、隠居者または女戸主が全財産を相続人に移転させず、その一部を自分に留保すること。1947年の民法改正で廃止。
⇒ざい‐さん【財産】
さいさん‐われ【採算割れ】
採算のとれなくなること。たとえば商品の仕入れ価格より販売価格が下落した場合。
⇒さい‐さん【採算】
さい‐し【才子】
[左伝文公18年]才知のすぐれた人。才人。
⇒さいし‐かじん【才子佳人】
⇒さいし‐たびょう【才子多病】
⇒才子才に倒れる
さい‐し【再思】
もう一度よく考えること。考えなおすこと。再考。「―三考」
さい‐し【妻子】
①妻と子。つまこ。「―を養う」
②妻。源氏物語帚木「なつかしき―とうち頼まむに…恥かしくなん見え侍りし」
⇒さいし‐けんぞく【妻子眷属】
さい‐し【祭司】
(priest)
①ユダヤ教で、エルサレムの神殿に奉仕して、宗教上の儀式・典礼を司つかさどる者。
②未開諸民族において、祭儀・呪文じゅもんに通じ、霊験をもたらす者。また、神霊の代表者。
③信仰の対象と俗人との間に立って宗教上の儀式・典礼を司る者。→司祭
さい‐し【祭使】
諸社・山陵の祭祀に、奉幣のために派遣される勅使。
さい‐し【祭祀】
[易経困卦]神や祖先をまつること。まつり。祭典。「―料」
⇒さいし‐いせき【祭祀遺跡】
⇒さいし‐そうぞく【祭祀相続】
⇒さいし‐たいけん【祭祀大権】
さい‐し【祭粢】
祭の時、神に捧げる供物。「―料」
さい‐し【細思】
くわしく考えること。こまかい考え。
さい‐し【細疵】
こまかいきず。わずかなきず。
さい‐し【細視】
こまかに視ること。
さい‐し【釵子】
①かんざし。
②女房装束着用の時に用いた理髪用具。金属製の束髪ピンの類で、細長い両脚形に作る。大垂髪おおすべらかしの頂に、宝髻ほうけい・蔽髪ひたいに添えて挿す。宝髻には3本を用いる。
釵子
さい‐し【歳試】
清朝の官吏登用予備試験。各省の学政が府州県学の学生の学力を調査するため、3年に2回管内の府を巡回して行なった。
さい‐し【嘴子】
鉄管などから流れ出る水の速度を大きくするために先端につける、細く絞った短い筒。ノズル。
さい‐じ【再治】‥ヂ
再び調べて正すこと。「―本」
さい‐じ【西寺】
京都市南区唐橋にあった官寺。797年(延暦16)以前に桓武天皇の勅を奉じて東寺と共に創建。僧綱所が置かれたりしたが10世紀には衰退、1233年(天福1)焼失。
さい‐じ【妻児】
妻と子。つまこ。さいし。
さい‐じ【採餌】
動物がえさを探して食うこと。
さい‐じ【祭事】
まつり。神事しんじ。
さい‐じ【細字】
こまかい文字。
さい‐じ【細事】
些細な事柄。つまらない事柄。「―にこだわる」
さい‐じ【催事】
特別に行う催しごと。
⇒さいじ‐じょう【催事場】
さい‐じ【歳次】
(「歳」は木星、「次」は宿りの意。中国で、二十八宿を12次に分け、木星は1年に1次を周り、12年でその軌道を1周するというのに基づく)としまわり。とし。平家物語2「維いあたれる―、治承元年丁酉」→二十八宿
さい‐じ【歳事】
一年中の出来事。一年中の仕事。
さい‐じ【歳時】
①一年中のおりおり。史記抄「―にも先祖の墳墓を祭祀したり」
②年と時。年と季節。
⇒さいじ‐き【歳時記】
さい‐じ【
爾】
非常に小さいさま。三教指帰「体形ていけい―」。遅塚麗水、南蛮大王「この―たるナーモの島には」
さいし‐いせき【祭祀遺跡】‥ヰ‥
神を祭った遺跡とみなされるもの。遠くに円錐形の山を望み、あるいは巨石などのあるものがあり、石製模造品・子持勾玉・土馬・土師器はじきなど、祭祀関係の遺物が出土する。→沖ノ島。
⇒さい‐し【祭祀】
さいし‐かじん【才子佳人】
才能に優れた男性と美しい女性。
⇒さい‐し【才子】
さい‐しき【才識】
才知と識見。
さい‐しき【彩色】
いろどること。いろどり。着色。「―を施す」「―画」
⇒さいしき‐どき【彩色土器】
⇒さいしき‐ふで【彩色筆】
さい‐しき【祭式】
祭りの儀式。神祇を祭る際の式の順序と行事作法。
さいじ‐き【歳時記】
①1年のうち、そのおりおりの自然・人事百般の事を記した書。歳事記。
②俳諧で季語を分類して解説や例句をつけた書。俳諧歳時記。
⇒さい‐じ【歳時】
さい‐じき【斎食】
〔仏〕(→)「とき(斎)」に同じ。
ざい‐しき【財色】
〔仏〕(「色」は物質の意)財物。
さいしき‐どき【彩色土器】
(→)彩文さいもん土器に同じ。
⇒さい‐しき【彩色】
さいしき‐ふで【彩色筆】
彩色に用いる、毛の柔らかな筆。
⇒さい‐しき【彩色】
さい‐し・く【彩色く】
〔他四〕
(「彩色」を活用させた語)彩色を施す。いろどる。えどる。栄華物語本雫「御顔は色々に―・き給ひて、鏡に写れる影を見給ひては」
さいし‐けんぞく【妻子眷属】
妻子と家来。一家一門。平治物語「その―東西に逃げまどひ」
⇒さい‐し【妻子】
さいしこみ‐しょうゆ【再仕込み醤油】‥シヤウ‥
食塩水の代りに加熱処理をしていない醤油を使って仕込んだ醤油。二度醸造することになるので再仕込みという。色・味ともに濃厚で刺身のつけ醤油などに使われる。甘露醤油。
さい‐し【歳試】
清朝の官吏登用予備試験。各省の学政が府州県学の学生の学力を調査するため、3年に2回管内の府を巡回して行なった。
さい‐し【嘴子】
鉄管などから流れ出る水の速度を大きくするために先端につける、細く絞った短い筒。ノズル。
さい‐じ【再治】‥ヂ
再び調べて正すこと。「―本」
さい‐じ【西寺】
京都市南区唐橋にあった官寺。797年(延暦16)以前に桓武天皇の勅を奉じて東寺と共に創建。僧綱所が置かれたりしたが10世紀には衰退、1233年(天福1)焼失。
さい‐じ【妻児】
妻と子。つまこ。さいし。
さい‐じ【採餌】
動物がえさを探して食うこと。
さい‐じ【祭事】
まつり。神事しんじ。
さい‐じ【細字】
こまかい文字。
さい‐じ【細事】
些細な事柄。つまらない事柄。「―にこだわる」
さい‐じ【催事】
特別に行う催しごと。
⇒さいじ‐じょう【催事場】
さい‐じ【歳次】
(「歳」は木星、「次」は宿りの意。中国で、二十八宿を12次に分け、木星は1年に1次を周り、12年でその軌道を1周するというのに基づく)としまわり。とし。平家物語2「維いあたれる―、治承元年丁酉」→二十八宿
さい‐じ【歳事】
一年中の出来事。一年中の仕事。
さい‐じ【歳時】
①一年中のおりおり。史記抄「―にも先祖の墳墓を祭祀したり」
②年と時。年と季節。
⇒さいじ‐き【歳時記】
さい‐じ【
爾】
非常に小さいさま。三教指帰「体形ていけい―」。遅塚麗水、南蛮大王「この―たるナーモの島には」
さいし‐いせき【祭祀遺跡】‥ヰ‥
神を祭った遺跡とみなされるもの。遠くに円錐形の山を望み、あるいは巨石などのあるものがあり、石製模造品・子持勾玉・土馬・土師器はじきなど、祭祀関係の遺物が出土する。→沖ノ島。
⇒さい‐し【祭祀】
さいし‐かじん【才子佳人】
才能に優れた男性と美しい女性。
⇒さい‐し【才子】
さい‐しき【才識】
才知と識見。
さい‐しき【彩色】
いろどること。いろどり。着色。「―を施す」「―画」
⇒さいしき‐どき【彩色土器】
⇒さいしき‐ふで【彩色筆】
さい‐しき【祭式】
祭りの儀式。神祇を祭る際の式の順序と行事作法。
さいじ‐き【歳時記】
①1年のうち、そのおりおりの自然・人事百般の事を記した書。歳事記。
②俳諧で季語を分類して解説や例句をつけた書。俳諧歳時記。
⇒さい‐じ【歳時】
さい‐じき【斎食】
〔仏〕(→)「とき(斎)」に同じ。
ざい‐しき【財色】
〔仏〕(「色」は物質の意)財物。
さいしき‐どき【彩色土器】
(→)彩文さいもん土器に同じ。
⇒さい‐しき【彩色】
さいしき‐ふで【彩色筆】
彩色に用いる、毛の柔らかな筆。
⇒さい‐しき【彩色】
さい‐し・く【彩色く】
〔他四〕
(「彩色」を活用させた語)彩色を施す。いろどる。えどる。栄華物語本雫「御顔は色々に―・き給ひて、鏡に写れる影を見給ひては」
さいし‐けんぞく【妻子眷属】
妻子と家来。一家一門。平治物語「その―東西に逃げまどひ」
⇒さい‐し【妻子】
さいしこみ‐しょうゆ【再仕込み醤油】‥シヤウ‥
食塩水の代りに加熱処理をしていない醤油を使って仕込んだ醤油。二度醸造することになるので再仕込みという。色・味ともに濃厚で刺身のつけ醤油などに使われる。甘露醤油。
さいさん‐かぶ【採算株】🔗⭐🔉
さいさん‐かぶ【採算株】
(取引用語)配当利回り・増資新株割当など、計算上収支のひきあう株式。
⇒さい‐さん【採算】
さいさん‐われ【採算割れ】🔗⭐🔉
さいさん‐われ【採算割れ】
採算のとれなくなること。たとえば商品の仕入れ価格より販売価格が下落した場合。
⇒さい‐さん【採算】
さい‐じ【採餌】🔗⭐🔉
さい‐じ【採餌】
動物がえさを探して食うこと。
さい‐しゅ【採取】🔗⭐🔉
さい‐しゅ【採取】
ある目的に必要なものを選んでひろいとること。えらびとること。「指紋を―する」
⇒さいしゅ‐けいざい【採取経済】
さい‐しゅ【採種】🔗⭐🔉
さい‐しゅ【採種】
植物のたねをとること。
⇒さいしゅ‐ほ【採種圃】
さい‐しゅう【採集】‥シフ🔗⭐🔉
さい‐しゅう【採集】‥シフ
標本や資料にするため採取して集めること。よりとって集めること。「民話を―する」「昆虫―」
さいしゅ‐けいざい【採取経済】🔗⭐🔉
さいしゅ‐けいざい【採取経済】
自然の動植物を採取して生活の資とした原始的な経済。牧畜・農耕の経済に先行し、世界史的には旧石器時代に相当する。
⇒さい‐しゅ【採取】
さいしゅ‐ほ【採種圃】🔗⭐🔉
さいしゅ‐ほ【採種圃】
農作物の種子を生産するための圃場。一般作物との自然交雑を防ぐため、他の圃場から隔離されている。
⇒さい‐しゅ【採種】
さい‐しょう【採証】🔗⭐🔉
さい‐しょう【採証】
裁判官が訴訟にあらわれた証拠から、ある一定の事実を判断すること。
さい‐しょく【採食】🔗⭐🔉
さい‐しょく【採食】
食物を手に入れて摂取すること。
さいすい‐き【採水器】🔗⭐🔉
さいすい‐き【採水器】
測温や、水の化学的分析などのため、試水を集める器具。
さい‐すん【採寸】🔗⭐🔉
さい‐すん【採寸】
衣服などを新調する時、からだの各部分の寸法をはかること。
さい‐せき【採石】🔗⭐🔉
さい‐せき【採石】
石材を切り出すこと。「―場」
⇒さいせき‐けん【採石権】
さいせき‐けん【採石権】🔗⭐🔉
さいせき‐けん【採石権】
他人の土地で岩石を採取する権利。
⇒さい‐せき【採石】
さい‐そう【採草】‥サウ🔗⭐🔉
さい‐そう【採草】‥サウ
家畜の飼料や堆肥をつくるため草を刈ること。
⇒さいそう‐ち【採草地】
さいそう‐ち【採草地】‥サウ‥🔗⭐🔉
さいそう‐ち【採草地】‥サウ‥
飼料や堆肥とする草を刈りとるための草地。
⇒さい‐そう【採草】
さいそうろう【採桑老】‥サウラウ🔗⭐🔉
さいそうろう【採桑老】‥サウラウ
雅楽の唐楽、盤渉調ばんしきちょうの曲。管弦にも舞楽にも用いる。一人舞。白色の袍ほうをつけ、帽を被り、帽後に笹の葉を挿した老人が鳩杖をつき歩行に堪えぬさまをして舞う。近世不吉の曲として舞わない。さいしょうろう。
さい‐たく【採択】🔗⭐🔉
さい‐たく【採択】
えらびとること。議案・意見などを選んで採用すること。「宣言を―する」「議案の―」
さい‐たん【採炭】🔗⭐🔉
さい‐たん【採炭】
炭層から石炭を採掘すること。長壁式(前進式・後退式)・分層式(スライシング法など)・短壁式・炭柱式・柱房式などの方法がある。
⇒さいたん‐き【採炭機】
さいたん‐き【採炭機】🔗⭐🔉
さいたん‐き【採炭機】
炭層を掘削する機械。動力は圧縮空気または電気を利用。各種カッター・ホーベル・カッターピックなど。
⇒さい‐たん【採炭】
さいちょう‐ほたん【採長補短】‥チヤウ‥🔗⭐🔉
さいちょう‐ほたん【採長補短】‥チヤウ‥
他人の長所をとり入れ、自分の短所を補うこと。
さい‐てん【採点】🔗⭐🔉
さい‐てん【採点】
点数をつけて成績の優劣を表すこと。「試験を―する」
さいどう‐し【採銅使】🔗⭐🔉
さいどう‐し【採銅使】
古代、銅の採掘のために派遣された使。
さい‐にょう【採尿】‥ネウ🔗⭐🔉
さい‐にょう【採尿】‥ネウ
検査のために尿を採ること。「―検査」
さい‐のう【採納】‥ナフ🔗⭐🔉
さい‐のう【採納】‥ナフ
とりいれること。とりあげること。
さい‐ばつ【採伐】🔗⭐🔉
さい‐ばつ【採伐】
材木を伐きり出すこと。伐採。
さい‐ひ【採否】🔗⭐🔉
さい‐ひ【採否】
採用と不採用。採るか採らないかということ。「―の決定」
さい‐ひょう【採氷】🔗⭐🔉
さい‐ひょう【採氷】
湖・池・川などに張った氷を、貯蔵するために切り出すこと。その作業。〈[季]冬〉
さい‐びょう【採苗】‥ベウ🔗⭐🔉
さい‐びょう【採苗】‥ベウ
①栽培植物の苗なえを採ること。
②魚介類の養殖用の種苗をつくること。人口採卵・孵化による人口採苗と、天然の稚魚を採取する天然採苗とがある。
⇒さいびょう‐き【採苗器】
さいびょう‐き【採苗器】‥ベウ‥🔗⭐🔉
さいびょう‐き【採苗器】‥ベウ‥
水産養殖用の種苗を採取する用具。カキ・ホタテガイ・ノリなどの幼生や胞子などを付着させるため、海中に吊り下げる貝殻や網など。
⇒さい‐びょう【採苗】
さい‐ふ【採譜】🔗⭐🔉
さい‐ふ【採譜】
民謡・歌謡などを楽譜に書きとること。
さい‐ほ【採捕】🔗⭐🔉
さい‐ほ【採捕】
動植物を採集・捕獲すること。
さい‐ほう【採訪】‥ハウ🔗⭐🔉
さい‐ほう【採訪】‥ハウ
主に史学や民俗学などで、研究資料を得るために地方や社寺などを訪ねること。
さい‐やく【採薬】🔗⭐🔉
さい‐やく【採薬】
山野で薬草を採ること。
さい‐ゆ【採油】🔗⭐🔉
さい‐ゆ【採油】
①石油を地下からくみ上げること。
②油をしぼりとること。
さい‐よう【採用】🔗⭐🔉
さい‐よう【採用】
とりあげ用いること。特に、人をとりたてて事に当たらせること。「提案を―する」「新人の―」
さい‐らん【採卵】🔗⭐🔉
さい‐らん【採卵】
卵を生ませて採ること。
さい‐ろく【採録】🔗⭐🔉
さい‐ろく【採録】
とりあげて記録すること。また、その記録。「民話を―する」
とり‐もの【採物】🔗⭐🔉
とり‐もの【採物】
①祭事の時、神人が手にとりもつ道具。特に、神楽かぐらの時に舞人が手にとって舞うもの。榊さかき・幣みてぐら・杖・篠ささ・弓・剣・鉾ほこ・杓ひさご・葛かずらなど。
②神楽の曲の分類名。手に物を持って舞う曲。宮廷の御神楽の採物は、榊・幣・杖・篠・弓・剣・鉾・杓・葛・韓神からかみの10曲。
⇒とりもの‐の‐うた【採物の歌】
とりもの‐の‐うた【採物の歌】🔗⭐🔉
とりもの‐の‐うた【採物の歌】
雅楽歌曲の一種。神楽の中で、人長にんじょうが採物1をとって舞う時、その物について歌う歌。
⇒とり‐もの【採物】
と・る【取る・採る・捕る・執る・撮る】🔗⭐🔉
と・る【取る・採る・捕る・執る・撮る】
〔他五〕
(「て(手)」と同源)
➊手ににぎりもつ。
①手にもつ。にぎる。つかむ。皇極紀「向かつ峰おに立てる夫らが柔手にこでこそ我が手を―・らめ」。日葡辞書「テヲトリクム」
②つかまえる。とらえる。捕獲する。万葉集19「ほととぎす聞けども飽かず網取りに―・りてなつけな離かれず鳴くがね」。日葡辞書「トリヲトル」。「猫がねずみを―・る」
③手に入れる。わが物とする。平家物語7「御運だに尽させ給ひなば…世を―・らせ給はん事かたし」。「天下を―・る」「免許を―・る」「点を―・る」
④手にもって使う。操作する。手で扱う。万葉集18「わが背子が琴―・るなへに常人のいふ嘆かしもいや重しき増すも」。平家物語4「弓矢―・る身」。「舵を―・る」
⑤手にもって植える。古今和歌集秋「きのふこそ早苗―・りしかいつの間に稲葉そよぎて秋風の吹く」
⑥いざないみちびく。源氏物語末摘花「侍従こそ取りなほすべかめれ、又筆の尻―・る博士ぞなかるべき」。日葡辞書「テヲトッテヲシユル」
⑦馬轡くつわをつかんでひく。源氏物語須磨「おりておほん馬の口を―・る」
⑧つまんで引きあげる。好色一代男4「裏つけ袴の股立ち―・つて」。「褄を―・る」
⑨その手で運用する。「政務を―・る」「事務を―・る」
⑩かたく守る。保つ。固持する。「自説を―・って譲らぬ」
➋つかんでそれまでの所から引き離し、または当方へ移しおさめる。
①引きよせる。源氏物語松風「宿守のようにてある人を呼び―・りて語らふ」
②収穫する。採集する。応神紀「香ぐはし花橘下枝らは人皆―・り」。日葡辞書「チヲトル」「ミヲトル」。「山菜を―・る」
③除く。日葡辞書「アカ(淦)ヲトル」。「汚れを―・る」「ふたを―・る」「痛みを―・る」
④討ちとる。万葉集6「千よろづの軍なりともことあげせず―・りて来ぬべきをのことそ思ふ」。平家物語9「名のらずとも首を―・つて人に問へ」。「仇を―・る」
⑤うばう。源氏物語花宴「扇を―・られてからき目を見る」。「顧客を―・られる」「歩行者に気を―・られる」
⑥召しあげる。没収する。源氏物語須磨「遂に御簡削られて官も―・られてはしたなければ」
⑦ぬすむ。平家物語6「さて―・られつらんきぬは何色ぞ」。日葡辞書「タ(他)ノメ(妻)ヲトル」。「財布を―・られる」
⑧身につけているものをはずす。ぬぐ。日葡辞書「ボウシヲトル」。「眼鏡を―・る」
⑨受け収める。受け入れる。摂取する。平家物語5「天の与ふるを―・らざれば却て咎を受く」。「料金を―・る」「栄養を―・る」「睡眠を―・る」
⑩もらう。狂言、法師が母「総て暇を貰ふには、男の手から塵を結んでなりとも―・るものじや」。「許可を―・る」
⑪嫁・婿などを、むかえる。もらう。狂言、八幡の前「一芸あるものを婿に―・ろうと存ずる」。「養女を―・る」
⑫師匠などにつく。主人に仕える。源氏物語紅葉賀「舞の師どもなど世になべてならぬを―・りつつおのおの籠り居てなむ習ひける」。「主を―・る」
⑬歌などを詠み続ける。源氏物語早蕨「行きかふ時々に随ひ、花鳥の色をも音をも、同じ心に起き臥し見つつ、はかなき事をも、もと末を―・りていひかはし」
⑭芸者・娼妓しょうぎなどが客を迎えて勤める。「客を―・る」
⑮持って来させて買う。ひきつづき買う。「新聞を―・る」「出前を―・る」
⑯税などを課して出させる。税などを受けおさめる。「税金を―・る」
⑰約束のうえ出させて受納する。「月給を―・る」「月謝を―・る」
⑱代価として受ける。価する。「1個で50円―・る」
⑲分ける。移す。「火鉢へ火を―・る」「小皿に―・る」
⑳費やす。「時間を―・る」「手間を―・る」
㉑つみかさねる。春の日「世に合はぬ局涙に年―・りて」(雨桐)
残し貯える。古今和歌集恋「忘れ草種―・らましを逢ふことのいと斯く難きものと知りせば」
➌身に負い持つ。
①身に受ける。源氏物語夕顔「ありありてをこがましき名を―・るべきかな」。日葡辞書「ナヲトル」。「年を―・る」「相手にひけを―・る」
②身に負うて行う。「仲介の労を―・る」
③跡をつぐ。「後あとを―・る」
➍えらび出す。
①採用する。あげ用いる。源氏物語帚木「―・る方なく口惜しき際きわと、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数ひとしくこそ侍らめ」。「経験者を―・る」
②えらぶ。源氏物語薄雲「日など―・らせ給ひて、忍びやかにさるべき事など宣ひおきてさせ給ふ」。日葡辞書「クジヲトル」
➎事物をつくり出す。
①つくり出す。製する。「豆から油を―・る」
②形を模してつくる。「型を―・る」
③ノートや控えなどを書く。万葉集20「わが妻も画にかき―・らむ暇もが旅ゆくあれは見つつ偲はむ」。「メモを―・る」
④音・映像・動きを記録する。「写真を―・る」
➏物事の内容をはかり知る。
①相手の心を推量してうまくはからう。源氏物語花散里「さきざきも聞きし声なれば、こわづくり気色―・りて御消息聞ゆ」。好色一代女1「位取ることは脇になりて機嫌を―・ることになりぬ」
②考える。理解する。解釈する。推量する。「悪く―・る」
③はかる。かぞえる。「数を―・る」「脈を―・る」
➐ある所を占める。
①定め落ち着く。源氏物語若紫「くらぶの山に宿りも―・らまほしげなれど」。日葡辞書「ヤドヲトル」
②定め設ける。「床を―・る」
③予約する。「特別席を―・る」
➑遊戯・競技などを行う。
①合わせる。源氏物語明石「声よき人に謡はせて我も時々ひやうし―・りて声打添へ給ふを」。「調子を―・る」
②相撲をする。今昔物語集23「尻蹴くえむとする相撲すまいをも―・りて」。「もう一番―・る」
③カルタとりをする。「カルタを―・る」
➒関係する。
①(主に「…に―・り(っ)て」の形で)…に関して。…の見地からは。源氏物語若菜上「身に―・りては事にもあるまじく思ひ給へ立ち侍る折々あるを」。「私に―・っては叔父に当たる」
②なずらえる。たとえる。「人体に―・れば琵琶湖は臍へその孔」
➓(連用形が他の動詞の上に付いて)直接手をくだしてその行為を行きとどいたものにする意を表す。転じて、語調を整えるのにも用いる。源氏物語椎本「年頃打忘れたりつる古への御事をさへ―・りかさねて、聞えやらむかたもなくおぼほれゐたり」。「式を―・り行う」「―・りいそぎ御返事申し上げます」
◇広く一般には「取」、➋2のような採集・採取や➍のような採用・採択の意の場合に「採」、➊2には「捕」「獲」、➊4・9などでは「執」、➋2で収穫の場合に「穫」、➋7は「盗」、➋9で摂取の場合には「摂」も使う。また、➎4で写真・映画の場合は「撮る」と書き、録音・録画の場合は「録る」と書くこともある。
⇒捕らぬ狸の皮算用
⇒取りも敢えず
⇒取るに足りない
⇒取る物も取り敢えず
残し貯える。古今和歌集恋「忘れ草種―・らましを逢ふことのいと斯く難きものと知りせば」
➌身に負い持つ。
①身に受ける。源氏物語夕顔「ありありてをこがましき名を―・るべきかな」。日葡辞書「ナヲトル」。「年を―・る」「相手にひけを―・る」
②身に負うて行う。「仲介の労を―・る」
③跡をつぐ。「後あとを―・る」
➍えらび出す。
①採用する。あげ用いる。源氏物語帚木「―・る方なく口惜しき際きわと、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数ひとしくこそ侍らめ」。「経験者を―・る」
②えらぶ。源氏物語薄雲「日など―・らせ給ひて、忍びやかにさるべき事など宣ひおきてさせ給ふ」。日葡辞書「クジヲトル」
➎事物をつくり出す。
①つくり出す。製する。「豆から油を―・る」
②形を模してつくる。「型を―・る」
③ノートや控えなどを書く。万葉集20「わが妻も画にかき―・らむ暇もが旅ゆくあれは見つつ偲はむ」。「メモを―・る」
④音・映像・動きを記録する。「写真を―・る」
➏物事の内容をはかり知る。
①相手の心を推量してうまくはからう。源氏物語花散里「さきざきも聞きし声なれば、こわづくり気色―・りて御消息聞ゆ」。好色一代女1「位取ることは脇になりて機嫌を―・ることになりぬ」
②考える。理解する。解釈する。推量する。「悪く―・る」
③はかる。かぞえる。「数を―・る」「脈を―・る」
➐ある所を占める。
①定め落ち着く。源氏物語若紫「くらぶの山に宿りも―・らまほしげなれど」。日葡辞書「ヤドヲトル」
②定め設ける。「床を―・る」
③予約する。「特別席を―・る」
➑遊戯・競技などを行う。
①合わせる。源氏物語明石「声よき人に謡はせて我も時々ひやうし―・りて声打添へ給ふを」。「調子を―・る」
②相撲をする。今昔物語集23「尻蹴くえむとする相撲すまいをも―・りて」。「もう一番―・る」
③カルタとりをする。「カルタを―・る」
➒関係する。
①(主に「…に―・り(っ)て」の形で)…に関して。…の見地からは。源氏物語若菜上「身に―・りては事にもあるまじく思ひ給へ立ち侍る折々あるを」。「私に―・っては叔父に当たる」
②なずらえる。たとえる。「人体に―・れば琵琶湖は臍へその孔」
➓(連用形が他の動詞の上に付いて)直接手をくだしてその行為を行きとどいたものにする意を表す。転じて、語調を整えるのにも用いる。源氏物語椎本「年頃打忘れたりつる古への御事をさへ―・りかさねて、聞えやらむかたもなくおぼほれゐたり」。「式を―・り行う」「―・りいそぎ御返事申し上げます」
◇広く一般には「取」、➋2のような採集・採取や➍のような採用・採択の意の場合に「採」、➊2には「捕」「獲」、➊4・9などでは「執」、➋2で収穫の場合に「穫」、➋7は「盗」、➋9で摂取の場合には「摂」も使う。また、➎4で写真・映画の場合は「撮る」と書き、録音・録画の場合は「録る」と書くこともある。
⇒捕らぬ狸の皮算用
⇒取りも敢えず
⇒取るに足りない
⇒取る物も取り敢えず
[漢]採🔗⭐🔉
採 字形
筆順
〔手(扌)部8画/11画/教育/2646・3A4E〕
[
] 字形
〔手(扌)部8画/11画〕
〔音〕サイ(呉)(漢)
〔訓〕とる
[意味]
手につみとる。とり出す。選びとる。「採取・採血・採用・伐採」
[解字]
形声。「手」+音符「
」(=指先でつみとる)。
筆順
〔手(扌)部8画/11画/教育/2646・3A4E〕
[
] 字形
〔手(扌)部8画/11画〕
〔音〕サイ(呉)(漢)
〔訓〕とる
[意味]
手につみとる。とり出す。選びとる。「採取・採血・採用・伐採」
[解字]
形声。「手」+音符「
」(=指先でつみとる)。
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