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【採】 11画 部 [五年] 区点=2646 16進=3A4E シフトJIS=8DCC 《常用音訓》サイ/と…る 《音読み》 サイ〈ci〉 《訓読み》 とる 《名付け》 もち 《意味》 {動}とる。指先でつみとる。また転じて、ある部分だけを選びとる。〈同義語〉→采。〈類義語〉→摘(つむ)→撮(つまむ)。「採蓮=蓮ヲ採ル」「采(=採)菊東籬下=菊ヲ採ル東籬ノ下」〔→陶潜〕 《解字》 会意兼形声。采サイは「爪(てのさき)+木」からなる会意文字で、手の先で木の芽をつみとるさま。採は「手+音符采」で、采の原義をあらわす。→采 《類義》 →摘→取 《異字同訓》 とる。 →取 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

採用 サイヨウ🔗🔉

【採用】 サイヨウ =采用。適切な人材や意見などを選んで用いる。

採光 サイコウ🔗🔉

【採光】 サイコウ 室内に光線をとり入れる。

採決 ケツヲトル🔗🔉

【採決】 サイケツ・ケツヲトル 会議で、議案の可否を会議構成員の賛否によって決定すること。

採択 サイタク🔗🔉

【採択】 サイタク たくさんの意見の中から、適切なものを選んでとりあげる。〔国〕議題としてとりあげる。

採拾 サイシュウ🔗🔉

【採拾】 サイシュウ とり集める。特に、薪マキをとり、木の実を拾う。貧しい生活をすること。〔→後漢書

採納 サイノウ🔗🔉

【採納】 サイノウ =采納。意見を選んでとりあげる。

採掘 サイクツ🔗🔉

【採掘】 サイクツ 鉱石・石炭を掘り出す。

採訪使 サイホウシ🔗🔉

【採訪使】 サイホウシ 唐代の官名。各道に置かれ、地方の役人の善・悪をさぐり、朝廷に報告する任務をもった。正しくは採訪処置使。はじめ巡察使といった。

採算 サイサン🔗🔉

【採算】 サイサン 収入と支出のつりあい。

採蓮 サイレン🔗🔉

【採蓮】 サイレン ハスヲトルはすの実をつみとる。「耶渓採蓮女=耶渓採蓮ノ女」〔→李白楽府ガフの一つ。梁リョウの武帝の作曲したものといい、のち、楽府題となった。

採薪之憂 サイシンノウレイ🔗🔉

【採薪之憂】 サイシンノウレイ〈故事〉→「采薪之憂」

採薬 クスリヲトル🔗🔉

【採薬】 サイヤク・クスリヲトル 薬草を採集する。「採薬吾将老=薬ヲ採リテ吾マサニ老イントス」〔→杜甫

採録 サイロク🔗🔉

【採録】 サイロク 選びとって記録する。 〈注〉その他の熟語は→【采】を見よ。

採詩之官 サイシノカン🔗🔉

【采詩之官】 サイシノカン =採詩之官。周代、人民の人情風俗を知ってよい政治を行うために、各地の民間の詩歌を採集した官。▽「詩経」の国風の詩は、これらの官吏によって記録されたものという。

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