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広辞苑の検索結果 (46)
うてな【台】🔗⭐🔉
うてな【台】
①四方を観望できるように作った高い土壇・建物。高殿。
②物を載せる台。
せり‐ふ【台詞・科白】🔗⭐🔉
せり‐ふ【台詞・科白】
①芝居で、俳優が劇中の人物として述べることば。
②きまり文句。儀礼的な口上。浮世風呂4「紺屋の明後日あさって、作者の明晩、久しい―と合点して」
③苦情を言うこと。言い分を述べること。談判。浄瑠璃、長町女腹切「お花はこちの奉公人、親仁との―ならどこぞ外でしたがよい」
④支払いをすること。歌舞伎、五大力恋緘「今夜中に―して下さんせにやなりませぬ」
⑤ことば。言いぐさ。「その―を聞いて腹が立った」
⇒せりふ‐ちょう【台詞帳】
⇒せりふ‐づけ【台詞付】
⇒せりふ‐まわし【台詞回し】
せりふ‐ちょう【台詞帳】‥チヤウ🔗⭐🔉
せりふ‐ちょう【台詞帳】‥チヤウ
(→)台詞付せりふづけに同じ。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
せりふ‐づけ【台詞付】🔗⭐🔉
せりふ‐づけ【台詞付】
俳優のせりふを記した文書。台詞帳。書抜き。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
せりふ‐まわし【台詞回し】‥マハシ🔗⭐🔉
せりふ‐まわし【台詞回し】‥マハシ
せりふの言いまわし。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
だい【台】🔗⭐🔉
だい【台】
(呉音。漢音はタイ)
①たかどの。うてな。源氏物語東屋「『楚王の―の上の、夜の琴の声』と誦ずんじ給へるも」。枕草子143「―の前に植ゑられたりける牡丹ぼうたなどのをかしきこと」
②物や人をのせるもの。「椅子を―に上の物をとる」
③食物。めし。源氏物語夕霧「誰も誰も御―参りなどして」
④平たくて高い土地。
⑤物事のもととなるもの。「プラチナ―の指輪」
⑥中央政府の官省。弾正台など。今昔物語集9「常に―の使として」
⑦相手への敬称。
⑧皇族・貴人への敬語。
⑨大型の家具や楽器、車・機械などを数える語。また、印刷や製本で16頁・32頁をひとまとまりとして数える語。「輪転機5―」
⑩年齢または物の値段などのそれを単位に区切れる範囲を示す語。「百円―前半」
→たい(台)
たい‐い【台位】‥ヰ🔗⭐🔉
たい‐い【台位】‥ヰ
①台槐たいかいの位。三公の位。
②転じて、宰相。
たい‐が【台駕】🔗⭐🔉
たい‐が【台駕】
高貴の人の乗物の称。
だい‐か【台下】🔗⭐🔉
だい‐か【台下】
①うてなの下。ものみの下。楼下。
②貴人の敬称。手紙の脇付わきづけに用いる。
たい‐かい【台階】🔗⭐🔉
たい‐かい【台階】
①三公の位。三台の位。太政大臣・左大臣・右大臣。平家物語4「男子或いは―をかたじけなうし」
②他人の居宅を敬っていう語。
たい‐かく【台閣】🔗⭐🔉
たい‐かく【台閣】
(ダイカクとも)
①たかどの。楼閣。
②政治を行う官庁。内閣。「―に列なる」
たい‐がく【台岳】🔗⭐🔉
たい‐がく【台岳】
①中国の天台山の異称。
②比叡山の異称。台嶺。
たい‐かん【台翰】🔗⭐🔉
たい‐かん【台翰】
他人の手紙の尊敬語。尊翰。芳書。
たい‐かん【台観】‥クワン🔗⭐🔉
たい‐かん【台観】‥クワン
物見の台。
たい‐がん【台顔】🔗⭐🔉
たい‐がん【台顔】
他人の顔の尊敬語。尊顔。
たいき【台記】🔗⭐🔉
たいき【台記】
(台は大臣の総称「三台」による)宇治左大臣藤原頼長の日記。12巻。1136年(保延2)頼長17歳に始まり、55年(久寿2)保元の乱の前年に及ぶ。記事は生彩に富み、宮中の儀式を詳記。槐記・宇槐記・宇左記・宇治左府記・治相記ともいう。
だい‐けい【台形】🔗⭐🔉
だい‐けい【台形】
〔数〕一組の対辺が平行な四辺形。梯形ていけい。面積は、上底と下底の和に高さを掛け、2で割ると求められる。
台形
だい‐ごし【台越し】🔗⭐🔉
だい‐ごし【台越し】
江戸時代、輦台れんだいで川を渡ること。東海道中膝栗毛3「―にいたさう」
だい‐ざ【台座】🔗⭐🔉
○台座が来るだいざがくる🔗⭐🔉
○台座が来るだいざがくる
「尻が来る」に同じ。→尻(成句)
⇒だい‐ざ【台座】
だい‐さかん【大主典】‥クワン
上位の主典さかん。
だい‐さぎ【大鷺】
サギの一種。大形で、全身雪白色。世界の温帯・熱帯地域に広く分布。日本でも繁殖するが、これを大陸から越冬に来るものと区別して、コモモジロあるいはチュウダイサギと呼ぶ。モモジロ。
だいさぎ(夏羽)
ダイサギ
提供:OPO
たい‐さく【大作】
①規模の大きな作品。大きな製作。
②すぐれて立派な作品・製作。傑作。
たい‐さく【対策】
①(タイシャクとも。策(木の札)に書かれた問題にこたえる意)古代中国や律令制下の官吏採用のための論文試験で、課題に答えて漢文の作文を提出すること、またその答案。→方略→時務
②相手の態度や事件の状況に応じてとる方策。「―を講ずる」「―を練る」「インフレ―」
だい‐さく【代作】
他の人に代わって作ること。また、その作品。
だい‐さく【題作】
題を出して詩文などを作らせること。
ダイサギ
提供:OPO
たい‐さく【大作】
①規模の大きな作品。大きな製作。
②すぐれて立派な作品・製作。傑作。
たい‐さく【対策】
①(タイシャクとも。策(木の札)に書かれた問題にこたえる意)古代中国や律令制下の官吏採用のための論文試験で、課題に答えて漢文の作文を提出すること、またその答案。→方略→時務
②相手の態度や事件の状況に応じてとる方策。「―を講ずる」「―を練る」「インフレ―」
だい‐さく【代作】
他の人に代わって作ること。また、その作品。
だい‐さく【題作】
題を出して詩文などを作らせること。
○台座後光を仕舞うだいざごこうをしまう🔗⭐🔉
○台座後光を仕舞うだいざごこうをしまう
(仏像が台座と後光を失う意から)面目を丸つぶしにする。また、生命を失う。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「脚腰立たぬ耄おいぼれ切り外はずさして台座後光、仕舞ふてくれう」
⇒だい‐ざ【台座】
たい‐さつ【大冊】
紙数の多い書物。形が大きくて厚い書物。大冊子。大巻。
たい‐さつ【大刹】
(タイセツとも)大きな寺。巨刹。
○台座の別れだいざのわかれ🔗⭐🔉
○台座の別れだいざのわかれ
首が飛ぶこと。死んでしまうこと。浄瑠璃、義経千本桜「何が扨さて相違あらば―」
⇒だい‐ざ【台座】
○台座を放すだいざをはなす🔗⭐🔉
○台座を放すだいざをはなす
首を斬る。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「こんな奴は手ばしかう台座放してしまふがよい」
⇒だい‐ざ【台座】
たい‐さん【大盞】
大きなさかずき。大杯。
たい‐さん【耐酸】
酸におかされにくいこと。「―性」
たい‐さん【退散】
①あつまっている人々が退き散ること。「―を命ずる」
②逃げ散ること。のがれ去ること。「悪霊を―させる」
たい‐ざん【大山・太山】
大きな山。おおやま。
⇒大山鳴動して鼠一匹
⇒大山を挟みて北海を超ゆ
たい‐ざん【泰山・岱山】
(「太山」とも書く)
①(Tai Shan)中国の名山。山東省泰安の北方にあり、五岳中の東岳。古来、天子がここで封禅ほうぜんの儀式を行なった。また、死者の集まる山ともいわれ、仏典では地獄のことを太山と呼ぶこともある。標高1533メートル。世界遺産。
泰山・岱山
提供:JTBフォト
②高く大きな山。
⇒たいざん‐こうもう【泰山鴻毛】
⇒たいざん‐こくせき【泰山刻石】
⇒たいざん‐ふくん【泰山府君・太山府君】
⇒たいざん‐ほくと【泰山北斗】
⇒たいざん‐りょうぼく【泰山梁木】
⇒太山は土壌を譲らず
だい‐さん【大参】
禅宗で、正式に法堂はっとうに上って仏法を説くこと。↔小参
だい‐さん【代参】
他人に代わって神仏へ参詣すること。また、その人。
⇒だいさん‐こう【代参講】
だい‐さん【第三】
①3番目。3回目。
②連歌・俳諧で第3句目をいう。脇句から一転して新しい局面を展開すべき句で、「て留め」「らん留め」を多く用いる。
⇒だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
⇒だいさん‐かいきゅう【第三階級】
⇒だいさん‐き【第三紀】
⇒だいさんき‐そう【第三紀層】
⇒だいさん‐けい【第三系】
⇒だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】
⇒だいさん‐ごく【第三国】
⇒だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
⇒だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】
⇒だいさん‐しじょう【第三市場】
⇒だいさん‐しゃ【第三者】
⇒だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】
⇒だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
⇒だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
⇒だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】
⇒だいさん‐せいりょく【第三勢力】
⇒だいさん‐せかい【第三世界】
⇒だいさん‐セクター【第三セクター】
⇒だいさん‐せっしょく【第三接触】
⇒だいさん‐ていこく【第三帝国】
⇒だいさん‐とう【第三党】
⇒だいさん‐にんしょう【第三人称】
⇒だいさん‐のうしつ【第三脳室】
⇒だいさん‐の‐みち【第三の道】
⇒だいさん‐ぶんや【第三分野】
⇒だいさん‐みぶん【第三身分】
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
(Third International)共産主義インターナショナル。世界各国の共産党の国際組織。1919年、レーニンらの指導下にモスクワで創立、国際共産主義運動の指導に当たったが、次第にソ連一国の利益に従属するようになり、43年、解散。コミンテルン。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐かいきゅう【第三階級】‥キフ
(→)第三身分に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんかん【大散関】‥クワン
(→)散関に同じ。
だいさん‐き【第三紀】
(Tertiary Period)地質年代のうち、新生代の大部分、約6500万年前から180万年前までの時代。哺乳動物・双子葉植物が栄え、火山活動や造山運動が活発でアルプス・ヒマラヤなどの大山脈ができた。現在の日本列島の形はこの時代に成立。→地質年代(表)。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんき‐そう【第三紀層】
第三紀に生じた地層。日本はこの地層の分布がきわめて広い。第三系。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐けい【第三系】
(→)第三紀層に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんげん【大三元】
マージャンの役満貫やくマンガンの一つ。白板・緑発・紅中の3種の牌パイ(三元牌)をそれぞれ3個以上揃えて和了ホーラしたもの。
だいさん‐こう【代参講】‥カウ
講のうち、代表者が遠隔地にある社寺霊場に参詣し護符を受けるもの。伊勢講・熊野講など。江戸中期に盛んとなる。
⇒だい‐さん【代参】
だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】‥カウ‥ガクカウ
旧制官立高等学校の一つ。大阪に設置された舎密セイミ局に淵源する大学分校を再編・改称した第三高等中学校が前身。1889年(明治22)京都市吉田町に移転。94年高等学校。当初、法・工・医3学部の専門教育機関であったが、1901年大学予科のみとなる。49年新制京都大学に統合。略称、三高。→京都大学。
⇒だい‐さん【第三】
たいざん‐こうもう【泰山鴻毛】
[司馬遷、任少卿に報ずる書「死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し」]命というものは、みだりに捨ててはならない時もあれば、進んで捨てなければならない時もある。
⇒たい‐ざん【泰山・岱山】
だいさん‐ごく【第三国】
当事国以外の国家。
⇒だい‐さん【第三】
たいざん‐こくせき【泰山刻石】
秦の始皇帝が泰山の山頂に立てた自己の頌徳碑。刻石の文字は小篆の典型とされるが、磨耗がひどく拓本に残るのみ。
⇒たい‐ざん【泰山・岱山】
だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
債権者から見て、債務者が有する別の債権の債務者。
⇒だい‐さん【第三】
たいさん‐じ【太山寺】
①愛媛県松山市にある真言宗の寺。四国八十八箇所第52番の札所。用明天皇の時、豊後国の真野長者の創立と伝える。
②神戸市西区にある天台宗の寺。藤原鎌足の子定恵の創建と伝える。南北朝時代には多くの僧兵を擁し、南朝側に立つ。
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】‥ゲフ
商業・運輸通信業・サービス業など、第一次・第二次産業以外のすべての産業を指す。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しじょう【第三市場】‥ヂヤウ
店頭市場のこと。金融商品取引所の第一部・第二部に対していう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゃ【第三者】
当事者以外の者。その事柄に直接関係していない人。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】‥ウツタヘ
〔法〕民事執行において、ある目的物につき第三者が執行の排除を求める訴え。その目的物が第三者の所有物であるというのが典型的な理由。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
証券発行に際し、発行会社と縁故関係にある役員・従業員・関係金融機関・取引先企業など特定の者に新株引受権を与えること。縁故募集。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
〔法〕他人の権利(特に抵当権や質権などの担保物権)が存する物を取得した第三者。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。定期的に発行される新聞・雑誌などの刊行物で、開封とし、日本郵政公社の承認を得たもの。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんせい‐ぼんち【大鑽井盆地】
(Great Artesian Basin)オーストラリア中東部の内陸にある大平原の通称。降水量が少ないが、被圧地下水を掘抜ほりぬき井戸によって牧畜に利用する。
だいさん‐せいりょく【第三勢力】
対立する二つの勢力の外に立つ第三の中立的勢力。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せかい【第三世界】
(Third World)アジア・アフリカ・中南米などの発展途上にある諸国を、東西両世界、あるいは米ソ(ロシア)二大国とこれに次ぐ先進諸国と対比した呼称。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐セクター【第三セクター】
国や地方公共団体と民間企業との共同出資で設立される事業体。主として国や地方公共団体が行うべき事業(公共セクター)に、民間部門(民間セクター)の資金や経営力などを導入して官民共同で行うところからいう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せっしょく【第三接触】
〔天〕(→)生光せいこうに同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐ていこく【第三帝国】
(das Dritte Reich ドイツ)ナチス統治下のドイツ(1933〜1945)の称。中世・近世の神聖ローマ帝国を第一帝国(962〜1806)、普仏戦争後に統一したドイツ帝国を第二帝国(1871〜1918)とし、それに続く帝国の意。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐とう【第三党】‥タウ
議席数が3番目の政党、特に二大政党の間に介在して、ある程度までキャスティング‐ボートを握っている政党。第三政党。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐にんしょう【第三人称】
(→)三人称に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐のうしつ【第三脳室】‥ナウ‥
「間脳かんのう」参照。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐の‐みち【第三の道】
(The Third Way)1990年代からヨーロッパの社会民主主義が採用した政治路線。新自由主義でも国家介入主義でもなく、市場原理と社会的公正の両立をめざす。イギリスの社会学者ギデンズが示した。
⇒だい‐さん【第三】
②高く大きな山。
⇒たいざん‐こうもう【泰山鴻毛】
⇒たいざん‐こくせき【泰山刻石】
⇒たいざん‐ふくん【泰山府君・太山府君】
⇒たいざん‐ほくと【泰山北斗】
⇒たいざん‐りょうぼく【泰山梁木】
⇒太山は土壌を譲らず
だい‐さん【大参】
禅宗で、正式に法堂はっとうに上って仏法を説くこと。↔小参
だい‐さん【代参】
他人に代わって神仏へ参詣すること。また、その人。
⇒だいさん‐こう【代参講】
だい‐さん【第三】
①3番目。3回目。
②連歌・俳諧で第3句目をいう。脇句から一転して新しい局面を展開すべき句で、「て留め」「らん留め」を多く用いる。
⇒だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
⇒だいさん‐かいきゅう【第三階級】
⇒だいさん‐き【第三紀】
⇒だいさんき‐そう【第三紀層】
⇒だいさん‐けい【第三系】
⇒だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】
⇒だいさん‐ごく【第三国】
⇒だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
⇒だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】
⇒だいさん‐しじょう【第三市場】
⇒だいさん‐しゃ【第三者】
⇒だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】
⇒だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
⇒だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
⇒だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】
⇒だいさん‐せいりょく【第三勢力】
⇒だいさん‐せかい【第三世界】
⇒だいさん‐セクター【第三セクター】
⇒だいさん‐せっしょく【第三接触】
⇒だいさん‐ていこく【第三帝国】
⇒だいさん‐とう【第三党】
⇒だいさん‐にんしょう【第三人称】
⇒だいさん‐のうしつ【第三脳室】
⇒だいさん‐の‐みち【第三の道】
⇒だいさん‐ぶんや【第三分野】
⇒だいさん‐みぶん【第三身分】
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
(Third International)共産主義インターナショナル。世界各国の共産党の国際組織。1919年、レーニンらの指導下にモスクワで創立、国際共産主義運動の指導に当たったが、次第にソ連一国の利益に従属するようになり、43年、解散。コミンテルン。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐かいきゅう【第三階級】‥キフ
(→)第三身分に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんかん【大散関】‥クワン
(→)散関に同じ。
だいさん‐き【第三紀】
(Tertiary Period)地質年代のうち、新生代の大部分、約6500万年前から180万年前までの時代。哺乳動物・双子葉植物が栄え、火山活動や造山運動が活発でアルプス・ヒマラヤなどの大山脈ができた。現在の日本列島の形はこの時代に成立。→地質年代(表)。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんき‐そう【第三紀層】
第三紀に生じた地層。日本はこの地層の分布がきわめて広い。第三系。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐けい【第三系】
(→)第三紀層に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんげん【大三元】
マージャンの役満貫やくマンガンの一つ。白板・緑発・紅中の3種の牌パイ(三元牌)をそれぞれ3個以上揃えて和了ホーラしたもの。
だいさん‐こう【代参講】‥カウ
講のうち、代表者が遠隔地にある社寺霊場に参詣し護符を受けるもの。伊勢講・熊野講など。江戸中期に盛んとなる。
⇒だい‐さん【代参】
だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】‥カウ‥ガクカウ
旧制官立高等学校の一つ。大阪に設置された舎密セイミ局に淵源する大学分校を再編・改称した第三高等中学校が前身。1889年(明治22)京都市吉田町に移転。94年高等学校。当初、法・工・医3学部の専門教育機関であったが、1901年大学予科のみとなる。49年新制京都大学に統合。略称、三高。→京都大学。
⇒だい‐さん【第三】
たいざん‐こうもう【泰山鴻毛】
[司馬遷、任少卿に報ずる書「死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し」]命というものは、みだりに捨ててはならない時もあれば、進んで捨てなければならない時もある。
⇒たい‐ざん【泰山・岱山】
だいさん‐ごく【第三国】
当事国以外の国家。
⇒だい‐さん【第三】
たいざん‐こくせき【泰山刻石】
秦の始皇帝が泰山の山頂に立てた自己の頌徳碑。刻石の文字は小篆の典型とされるが、磨耗がひどく拓本に残るのみ。
⇒たい‐ざん【泰山・岱山】
だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
債権者から見て、債務者が有する別の債権の債務者。
⇒だい‐さん【第三】
たいさん‐じ【太山寺】
①愛媛県松山市にある真言宗の寺。四国八十八箇所第52番の札所。用明天皇の時、豊後国の真野長者の創立と伝える。
②神戸市西区にある天台宗の寺。藤原鎌足の子定恵の創建と伝える。南北朝時代には多くの僧兵を擁し、南朝側に立つ。
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】‥ゲフ
商業・運輸通信業・サービス業など、第一次・第二次産業以外のすべての産業を指す。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しじょう【第三市場】‥ヂヤウ
店頭市場のこと。金融商品取引所の第一部・第二部に対していう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゃ【第三者】
当事者以外の者。その事柄に直接関係していない人。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】‥ウツタヘ
〔法〕民事執行において、ある目的物につき第三者が執行の排除を求める訴え。その目的物が第三者の所有物であるというのが典型的な理由。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
証券発行に際し、発行会社と縁故関係にある役員・従業員・関係金融機関・取引先企業など特定の者に新株引受権を与えること。縁故募集。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
〔法〕他人の権利(特に抵当権や質権などの担保物権)が存する物を取得した第三者。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。定期的に発行される新聞・雑誌などの刊行物で、開封とし、日本郵政公社の承認を得たもの。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐さんせい‐ぼんち【大鑽井盆地】
(Great Artesian Basin)オーストラリア中東部の内陸にある大平原の通称。降水量が少ないが、被圧地下水を掘抜ほりぬき井戸によって牧畜に利用する。
だいさん‐せいりょく【第三勢力】
対立する二つの勢力の外に立つ第三の中立的勢力。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せかい【第三世界】
(Third World)アジア・アフリカ・中南米などの発展途上にある諸国を、東西両世界、あるいは米ソ(ロシア)二大国とこれに次ぐ先進諸国と対比した呼称。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐セクター【第三セクター】
国や地方公共団体と民間企業との共同出資で設立される事業体。主として国や地方公共団体が行うべき事業(公共セクター)に、民間部門(民間セクター)の資金や経営力などを導入して官民共同で行うところからいう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せっしょく【第三接触】
〔天〕(→)生光せいこうに同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐ていこく【第三帝国】
(das Dritte Reich ドイツ)ナチス統治下のドイツ(1933〜1945)の称。中世・近世の神聖ローマ帝国を第一帝国(962〜1806)、普仏戦争後に統一したドイツ帝国を第二帝国(1871〜1918)とし、それに続く帝国の意。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐とう【第三党】‥タウ
議席数が3番目の政党、特に二大政党の間に介在して、ある程度までキャスティング‐ボートを握っている政党。第三政党。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐にんしょう【第三人称】
(→)三人称に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐のうしつ【第三脳室】‥ナウ‥
「間脳かんのう」参照。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐の‐みち【第三の道】
(The Third Way)1990年代からヨーロッパの社会民主主義が採用した政治路線。新自由主義でも国家介入主義でもなく、市場原理と社会的公正の両立をめざす。イギリスの社会学者ギデンズが示した。
⇒だい‐さん【第三】
だい‐し【台紙】🔗⭐🔉
だい‐し【台紙】
写真・図画などを貼る土台にする厚紙。「―に貼る」
だい‐しゃ【台車】🔗⭐🔉
だい‐しゃ【台車】
①鉄道車両などの車体を支え、車輪に連続する鉄製の枠。
②物を運ぶための車の付いた台。
だい‐じゅう【台十】‥ジフ🔗⭐🔉
だい‐じゅう【台十】‥ジフ
台十能だいじゅうのうの略。
だい‐じゅうのう【台十能】‥ジフ‥🔗⭐🔉
だい‐じゅうのう【台十能】‥ジフ‥
台のついた十能。台十。
だい‐す【台子】🔗⭐🔉
だい‐す【台子】
点茶用の棚の一種。書院広間で用いられ、風炉ふろ・杓立・蓋置・建水・水指みずさしなど皆具一式を飾るもの。及台子きゅうだいすは中国から渡来したもので、2本柱。桑台子は千宗旦好みで、及台子と同型、桑で作る。真台子しんのだいすは黒の真塗りで4本角柱。竹台子は珠光好みで、竹の4本柱。
台子
だい‐どこ【台所】🔗⭐🔉
だい‐どこ【台所】
「だいどころ」の略。
だい‐どころ【台所】🔗⭐🔉
だい‐どころ【台所】
①煮たきその他、食物を調理する室。くりや。だいどこ。勝手。厨房ちゅうぼう。徒然草「―の棚に、小土器に味噌の少しつきたるを見出でて」
②転じて、金銭上のやりくり。また、その内情。「―を預かる」「―が苦しい」
⇒だいどころ‐に【台所荷】
⇒だいどころ‐にん【台所人】
⇒だいどころ‐ばん【台所番】
⇒だいどころ‐ぶぎょう【台所奉行】
⇒だいどころ‐ぶね【台所船】
だいどころ‐に【台所荷】🔗⭐🔉
だいどころ‐に【台所荷】
台所で使用する雑具の荷物。
⇒だい‐どころ【台所】
だいどころ‐にん【台所人】🔗⭐🔉
だいどころ‐にん【台所人】
料理をする人。〈日葡辞書〉
⇒だい‐どころ【台所】
だいどころ‐ぶね【台所船】🔗⭐🔉
だいどころ‐ぶね【台所船】
本船に付属して食物を調理する船。くりやぶね。
⇒だい‐どころ【台所】
だい‐の‐もの【台の物】🔗⭐🔉
だい‐の‐もの【台の物】
①大きな台にのせた料理や進物。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「不相応の金銀衣服―、師直へ持参して」
②遊郭などで、台屋だいやから大きな台にのせて運ぶ料理品。松竹梅などの飾りをつける。無事志有意「南は喜の字屋―」
だい‐びき【台引】🔗⭐🔉
だい‐びき【台引】
①宴会の膳などに敷く紙。
②本膳料理に添える引物。
だい‐ひきもの【台引物】🔗⭐🔉
だい‐ひきもの【台引物】
膳部に添え台に載せて出す肴・菓子の類。客に持ち帰らせるもの。
だい‐びろ【台広】🔗⭐🔉
だい‐びろ【台広】
三味線の駒の一種。
①駒の底面(台)が広く、背の低い駒。かつて地歌や豊後系浄瑠璃で用いた。歌駒とも。
②山田流箏曲で、鉛駒のこと。平駒(細駒)に対する語として用いる。
だい‐や【台屋】🔗⭐🔉
だい‐や【台屋】
遊郭で料理の品を調える家。しだしや。台の物屋。傾城買四十八手「―にてその日の仕込みの物を」
だい‐われ【台割れ】🔗⭐🔉
だい‐われ【台割れ】
相場が下落して台がかわること。例えば、60円台から50円台に下がること。
[漢]台🔗⭐🔉
台 字形
筆順
〔口部2画/5画/教育/3470・4266〕
[臺] 字形
〔至部8画/14画/7142・674A〕
〔音〕ダイ(呉) タイ(漢)
〔訓〕うてな
[意味]
①うてな。
㋐一段と高く作ってあたりを見はらせるようにした構造物。ものみ。たかどの。「台閣たいかく・楼台・舞台ぶたい」。令制の役所の名。「御史台・弾正だんじょう台」
㋑一段と高い(その上に物をのせる)平たい面。「台座・台地・台車・鏡台・飯台・実験台」。「台地」の略。「駿河するが台」
②御殿。邸宅。「台下」。転じて、相手を敬っていう語。「貴台・尊台・老台」▶多く書簡文で使う。
③皇族・貴人に関する事柄を敬っていう語。「台臨たいりん・台命たいめい・台覧たいらん」
④物事の基礎。「土台・台本・台帳」
⑤車両や機械を数える語。「ミシン一台」
⑥それを単位に区切れる数量の範囲を示す語。「三十歳台・百円台・大台おおだい」
⑦「天台(宗)」の略。「台密」
⑧「台湾たいわん」の略。「訪台」
[解字]
「臺」は、会意。「土」+「高」の省略形+「至」。土を高く積んで人がやって来るのを見るものみの意。「台」は、上・中・下三星から成る星座の名で、三公の位に当て、③⑦などの用法があるが、字音が通ずるところから古くから「臺」の略字として用い混用された。[
]は異体字。
[下ツキ
縁台・架台・貴台・橋台・鏡台・御史台・見台・賢台・高台・式台・車台・燭台・寝台・人台・船台・尊台・帳台・鎮台・天台・灯台・土台・飯台・番台・盤台・舞台・文台・砲台・蓮台・輦台・楼台・老台・露台
筆順
〔口部2画/5画/教育/3470・4266〕
[臺] 字形
〔至部8画/14画/7142・674A〕
〔音〕ダイ(呉) タイ(漢)
〔訓〕うてな
[意味]
①うてな。
㋐一段と高く作ってあたりを見はらせるようにした構造物。ものみ。たかどの。「台閣たいかく・楼台・舞台ぶたい」。令制の役所の名。「御史台・弾正だんじょう台」
㋑一段と高い(その上に物をのせる)平たい面。「台座・台地・台車・鏡台・飯台・実験台」。「台地」の略。「駿河するが台」
②御殿。邸宅。「台下」。転じて、相手を敬っていう語。「貴台・尊台・老台」▶多く書簡文で使う。
③皇族・貴人に関する事柄を敬っていう語。「台臨たいりん・台命たいめい・台覧たいらん」
④物事の基礎。「土台・台本・台帳」
⑤車両や機械を数える語。「ミシン一台」
⑥それを単位に区切れる数量の範囲を示す語。「三十歳台・百円台・大台おおだい」
⑦「天台(宗)」の略。「台密」
⑧「台湾たいわん」の略。「訪台」
[解字]
「臺」は、会意。「土」+「高」の省略形+「至」。土を高く積んで人がやって来るのを見るものみの意。「台」は、上・中・下三星から成る星座の名で、三公の位に当て、③⑦などの用法があるが、字音が通ずるところから古くから「臺」の略字として用い混用された。[
]は異体字。
[下ツキ
縁台・架台・貴台・橋台・鏡台・御史台・見台・賢台・高台・式台・車台・燭台・寝台・人台・船台・尊台・帳台・鎮台・天台・灯台・土台・飯台・番台・盤台・舞台・文台・砲台・蓮台・輦台・楼台・老台・露台
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うてな【台】🔗⭐🔉
うてな [0][1] 【台】
(1)高殿(タカドノ)。高楼(コウロウ)。
(2)〔蓮(ハス)のうてなの意から〕
蓮台(レンダイ)。「はちす葉を同じ―と契りおきて/源氏(鈴虫)」
(3)土を盛って築いた物見台。[和名抄]
せり-ふ【台詞・科白】🔗⭐🔉
せり-ふ [0] 【台詞・科白】
(1)俳優が劇中で言う言葉。
(2)人に向かって言うときの言い方。言いぐさ。「それが親に向かって言う―か」「断るときの―がふるっている」
(3)決まり文句。常套(ジヨウトウ)句。「どこかで聞いた―だ」
(4)談判。交渉。「何ぢやあろとここへゐて,めきしやきと―せにやおかんわいの/滑稽本・膝栗毛 8」
(5)支払いをすること。「三十日余りの座敷代…今夜中に―して下さんせにやなりません/歌舞伎・五大力」
せりふ-づくし【台詞尽(く)し】🔗⭐🔉
せりふ-づくし [4] 【台詞尽(く)し】
歌舞伎の名せりふを集めた冊子。「鸚鵡石(オウムセキ)」など。
せりふ-づけ【台詞付け】🔗⭐🔉
せりふ-づけ [0] 【台詞付け】
台詞を覚えやすいように,その俳優の台詞だけを書いたもの。台詞帳。
せりふ-まわし【台詞回し】🔗⭐🔉
せりふ-まわし ―マハシ [4] 【台詞回し】
台詞の言い方,言い回し。エロキューション。
だい【台】🔗⭐🔉
だい 【台】
■一■ [1] (名)
(1)物をのせるためのひらたいもの。また,人がのるために使うもの。「―にのせる」「箱を―にして本を取る」
(2)高く造った建築物。たかどの。「展望―」「楚王の―の上の夜の琴の声/源氏(東屋)」
(3)物の基礎・土台となるもの。(ア)細工などをほどこす素材。「プラチナの―にダイヤをはめこむ」(イ)接ぎ木の台木。(ウ)物事のしたじ。「記して置て,…それを―にして尚ほ色々な原書を調べ/福翁自伝(諭吉)」
(4)「台の物{(2)}」に同じ。「三度の食の栄耀には,魚吉の―も飽たりし/人情本・梅児誉美 4」
(5)食物をのせる台。また,食物・食事。「大殿油など,いそぎ参らせて,御―など,こなたにてまゐらせ給ふ/源氏(夕霧)」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)車両や機械などを数えるのに用いる。「月産一万―」「ワープロ一―」
(2)数量の大体の範囲を示すのに用いる。例えば「千円台」は一〇〇〇円から一九九九円まで。「百番―の成績」「九時―の列車」
(3)印刷で,一度に印刷できるページ数を一単位として数えるのに用いる。また,製本の折り丁を数えるのにも用いる。普通,一六または三二ページを一台とする。
だい-えり【台襟】🔗⭐🔉
だい-えり [0] 【台襟】
ワイシャツなどの襟の,折り返る部分の下にあるバンド状の部分。
たい-が【台駕】🔗⭐🔉
たい-が [1] 【台駕】
高貴な人の乗り物を敬っていう語。
だい-か【台下】🔗⭐🔉
だい-か [1] 【台下】
(1)台(ウテナ)の下。高楼下。
(2)相手を敬って手紙の脇付(ワキヅケ)に用いる語。貴下。
たい-かい【台階】🔗⭐🔉
たい-かい [0] 【台階】
三公の位。大臣のこと。「男子(ナンシ)或は―をかたじけなうし,或は羽林につらなる/平家 4」
たい-かく【台閣】🔗⭐🔉
たい-かく [0] 【台閣】
〔「だいかく」とも〕
(1)高くて立派な建物。
(2)政治を行う官庁。中央政府。内閣。「―に列する」
たい-がく【台岳】🔗⭐🔉
たい-がく 【台岳】
(1)中国浙江省,天台山の別名。
(2)比叡山の別称。
だい-がさ【台笠】🔗⭐🔉
だい-がさ [3] 【台笠】
かぶり笠を袋に入れて長い棒の先につけたもの。大名行列などのとき持たせた。
台笠
[図]
[図]
たい-かん【台翰】🔗⭐🔉
たい-かん [0] 【台翰】
他人の手紙を敬っていう語。尊翰。
たい-かん【台観】🔗⭐🔉
たい-かん ―クワン [0] 【台観】
物見の台。
たい-がん【台顔】🔗⭐🔉
たい-がん [0] 【台顔】
他人を敬ってその顔をいう語。尊顔。
たいき【台記】🔗⭐🔉
たいき 【台記】
院政期の左大臣藤原頼長の日記。一二巻。漢文体。1136年から55年の間の記事が断続的に残存する。保元の乱の研究および宮中の儀式を知るうえで重要な史料。宇槐(ウカイ)記。槐記。宇治左府記。宇左記。
たい-け【台家】🔗⭐🔉
たい-け [1] 【台家】
天台宗の別称。
だい-けい【台形】🔗⭐🔉
だい-けい [0] 【台形】
一組の対辺が平行な四辺形。梯形(テイケイ)。
だい-ざ【台座】🔗⭐🔉
だい-ざ [0] 【台座】
(1)物をすえ置く台。
(2)仏像を安置する台。須弥(シユミ)座・蓮華座・岩座・禽獣(キンジユウ)座などがある。
だいざ=の別れ🔗⭐🔉
――の別れ
首を斬られて死ぬこと。笠の台の生き別れ。
だい-し【台紙】🔗⭐🔉
だい-し [0] 【台紙】
写真・絵などを貼るのに土台とする紙。
だい-し【台詞】🔗⭐🔉
だい-し [0] 【台詞】
せりふ。台辞。
だい-じ【台辞】🔗⭐🔉
だい-じ [0] 【台辞】
せりふ。台詞。
だい-しゃ【台車】🔗⭐🔉
だい-しゃ [0] 【台車】
(1)鉄道車両などで,車体を支えて走行するための,車輪・台枠・ばねなどを含めた部分。
(2)物を運搬するための,手押し車。
だい-じゅう【台十】🔗⭐🔉
だい-じゅう ―ジフ [3] 【台十】
「台十能(ダイジユウノウ)」の略。
だい-じゅうのう【台十能】🔗⭐🔉
だい-じゅうのう ―ジフノウ [3] 【台十能】
炭火を入れたまま床に置けるように台をつけた十能。台十。
たい-しょ【台書】🔗⭐🔉
たい-しょ [1] 【台書】
他人の手紙を敬っていう語。台翰(タイカン)。
だい-じょう【台上】🔗⭐🔉
だい-じょう ―ジヤウ [0] 【台上】
台の上。演壇の上。また,高殿の上。
だい-じょう【台状】🔗⭐🔉
だい-じょう ―ジヤウ [0] 【台状】
台のように,盛り上がっていて上が平らな形。
だい-じり【台尻】🔗⭐🔉
だい-じり [0] 【台尻】
小銃の銃床の,肩に当たる部分。
だい-す【台子】🔗⭐🔉
だい-す [0] 【台子】
茶の湯の棚物の一。南浦紹明(ナンポシヨウミヨウ)が宋から将来したと伝える。本来,書院広間で用い,風炉(フロ)・釜など一式をのせる。及台子(キユウダイス)・真台子(シンノダイス)・桑台子・竹台子など種々のものがある。
台子
[図]
[図]
だい-どこ【台所】🔗⭐🔉
だい-どこ [0] 【台所】
「だいどころ」の略。
だい-どころ【台所】🔗⭐🔉
だい-どころ [0] 【台所】
(1)食物を調理し,煮炊きする部屋。厨(クリヤ)。勝手。炊事場。だいどこ。キッチン。
(2)金銭上のやりくり。家計。「―は火の車だ」
〔「台盤所」の略とも,台を調える所,の意ともいう〕
だいどころ-ぶぎょう【台所奉行】🔗⭐🔉
だいどころ-ぶぎょう ―ギヤウ [6] 【台所奉行】
武家の職名。台所のことをつかさどる役。
だいどころ-ぶね【台所船】🔗⭐🔉
だいどころ-ぶね [6] 【台所船】
「厨船(クリヤブネ)」に同じ。
だい-の-もの【台の物】🔗⭐🔉
だい-の-もの [1] 【台の物】
(1)台の上にのせた進物や料理。
(2)近世,台屋が大きな台に載せて遊女屋に運んでくる料理。松竹梅などの飾りがついている。
だい-ひきもの【台引物】🔗⭐🔉
だい-ひきもの [3] 【台引物】
膳部に添えて台に載せて出す肴(サカナ)・菓子の類。客への土産物とする。
だい-や【台屋】🔗⭐🔉
だい-や [0] 【台屋】
遊里で,仕出し屋。台肴屋(ダイザカナヤ)。
だい-われ【台割れ】🔗⭐🔉
だい-われ [0] 【台割れ】
株価が下落して,一〇円刻みで示される「台」が一つ下のものに変わること。例えば,八〇円台の株が七〇円台に下がるなど。
うてな【台】(和英)🔗⭐🔉
せりふ【台詞】(和英)🔗⭐🔉
せりふ【台詞】
speech;→英和
dialogue;words.〜を言う(忘れる) deliver (forget) one's lines.
だい【台】(和英)🔗⭐🔉
だいけい【台形】(和英)🔗⭐🔉
だいざ【台座】(和英)🔗⭐🔉
だいざ【台座】
a plinth.→英和
だいし【台紙】(和英)🔗⭐🔉
だいじり【台尻】(和英)🔗⭐🔉
だいじり【台尻】
the butt (end).→英和
だいどころ【台所】(和英)🔗⭐🔉
だいどころ【台所】
a kitchen.→英和
台所仕事(道具) kitchen work (utensils).
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