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広辞苑の検索結果 (43)

ガラス【glas オランダ・硝子】🔗🔉

ガラスglas オランダ・硝子】 (室町末期、長崎に渡来したオランダ人が製法を伝えた) ①石英・炭酸ナトリウム・石灰石などを原料として、高温度に熱して溶融し、冷却して製した硬く脆もろく透明な物質。着色には金属の酸化物を混ぜる。用途が多く、種々の器具・建材に製する。玻璃はり。 ②広義には、融点以上の高温で溶融した物体を急冷・固化させた等方性無定形物質。 ⇒ガラス‐いた【硝子板】 ⇒ガラス‐ウール ⇒ガラス‐うつし【硝子写し】 ⇒ガラス‐え【硝子絵】 ⇒ガラス‐がみ【硝子紙】 ⇒ガラス‐きり【硝子切り】 ⇒ガラス‐ゲージ ⇒ガラス‐しつ【硝子質】 ⇒ガラス‐しょう【硝子鐘】 ⇒ガラス‐しょうじ【硝子障子】 ⇒ガラス‐せんい【硝子繊維】 ⇒ガラス‐たい【硝子体】 ⇒ガラス‐でんきょく【ガラス電極】 ⇒ガラス‐ど【硝子戸】 ⇒ガラス‐ばり【硝子張り】 ⇒ガラス‐びん【硝子瓶】 ⇒ガラス‐ブロック ⇒ガラス‐まど【硝子窓】 ⇒ガラス‐めん【硝子綿】

ガラス‐いた【硝子板】🔗🔉

ガラス‐いた硝子板】 ガラスの平らな板。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐うつし【硝子写し】🔗🔉

ガラス‐うつし硝子写し】 ガラス板に撮った写真。湿板ネガの表面に黒ビロードを当てるなどして、ガラス面から見るとポジになって見える初期の写真。ガラス写真。↔紙写し。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐え【硝子絵】‥ヱ🔗🔉

ガラス‐え硝子絵‥ヱ 板ガラスに、膠絵具または油絵具で描いた絵。その裏面からガラスを透かし見る。日本では江戸中期から流行。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐がみ【硝子紙】🔗🔉

ガラス‐がみ硝子紙】 ①紙やすりの一種。強い紙または木綿布に接着剤を塗り、ガラス粉を付着させたもの。 ②(→)寒天紙の別称。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐きり【硝子切り】🔗🔉

ガラス‐きり硝子切り】 ガラスを切る道具。ペン軸形の柄に鉄をはめ、小さいダイヤモンドの屑片などをつけたもの。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐しつ【硝子質】🔗🔉

ガラス‐しつ硝子質】 ①ガラス状の物質。 ②主にガラス状物質から成る岩石の組織を表す語。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐しょう【硝子鐘】🔗🔉

ガラス‐しょう硝子鐘】 真空ポンプ装置を備えた鐘状のガラス器。中の空気を排除して種々の実験をする。排気鐘。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐しょうじ【硝子障子】‥シヤウ‥🔗🔉

ガラス‐しょうじ硝子障子‥シヤウ‥ ガラス板をはめこんだ障子。島崎藤村、家「玻璃がらす障子の直ぐ外にある植込には」 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐せんい【硝子繊維】‥ヰ🔗🔉

ガラス‐せんい硝子繊維‥ヰ ガラスを繊維状にしたもの。ガラス糸・ガラス織物・ガラス綿などの総称。電気絶縁材・断熱材・吸音材・化学用濾布・光通信のための伝送線路・X線防護織物などとして用いる。グラス‐ファイバー。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐ど【硝子戸】🔗🔉

ガラス‐ど硝子戸】 ガラスをはめ込んだ戸。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐ばり【硝子張り】🔗🔉

ガラス‐ばり硝子張り】 ①ガラスを張ること。また、そのもの。 ②(内部まで見えることから)秘密がなく、公明正大なこと。「―の政治」 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐びん【硝子瓶】🔗🔉

ガラス‐びん硝子瓶】 ガラス製のびん。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

ガラス‐まど【硝子窓】🔗🔉

ガラス‐まど硝子窓】 ガラスをはめ込んだ窓。 ⇒ガラス【glas オランダ・硝子】

しょう【硝】セウ🔗🔉

しょうセウ 鉱物の一つ。硝酸カリウム。火薬などの原料。

しょうあん‐ばくやく【硝安爆薬】セウ‥🔗🔉

しょうあん‐ばくやく硝安爆薬セウ‥ 粉末状混合火薬の一種。硝酸アンモニウムを主剤とし、ニトロベンゼン・ジニトロナフタリンなどの硝化芳香族化合物を加えた爆薬。炭坑などで使用。岩石用のものをアンモン爆薬と呼ぶ。 ⇒しょう‐あん【硝安】

しょうあん‐ゆざい‐ばくやく【硝安油剤爆薬】セウ‥🔗🔉

しょうあん‐ゆざい‐ばくやく硝安油剤爆薬セウ‥ 硝酸アンモニウム約94パーセントに軽油約6パーセントを吸収させた爆破薬。爆破力はダイナマイトや含水爆薬より弱いが、感度が低く比較的安全で価格も安いため多用される。アンホ爆薬。 ⇒しょう‐あん【硝安】

しょう‐えん【硝煙】セウ‥🔗🔉

しょう‐えん硝煙セウ‥ 火薬の発火によっておこる煙。 ⇒しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】 ⇒しょうえん‐はんのう【硝煙反応】

しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】セウ‥🔗🔉

しょうえん‐だんう硝煙弾雨セウ‥ 火薬の煙がみなぎり、弾丸が雨のように降ること。はげしく銃砲をうちあう戦場の形容。 ⇒しょう‐えん【硝煙】

しょうえん‐はんのう【硝煙反応】セウ‥オウ🔗🔉

しょうえん‐はんのう硝煙反応セウ‥オウ 発砲・爆発のあと、周辺にのこる亜硝酸による化学反応。犯罪捜査などに用いる。 ⇒しょう‐えん【硝煙】

しょう‐か【硝化】セウクワ🔗🔉

しょう‐か硝化セウクワ セルロースなどの化合物中の水酸基を硝酸基で置換して硝酸エステルにすること。 ⇒しょうか‐さいきん【硝化細菌】 ⇒しょうか‐めん【硝化綿】

しょうか‐さいきん【硝化細菌】セウクワ‥🔗🔉

しょうか‐さいきん硝化細菌セウクワ‥ アンモニアを亜硝酸を経由して硝酸に酸化する反応、すなわち硝化作用をいとなむ細菌の総称。亜硝酸菌・硝酸菌など。土中の窒素循環および植物の生育に重要。硝化菌。 ⇒しょう‐か【硝化】

しょうか‐めん【硝化綿】セウクワ‥🔗🔉

しょうか‐めん硝化綿セウクワ‥ (→)ニトロセルロースに同じ。 ⇒しょう‐か【硝化】

しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐アンモニウム硝酸アンモニウムセウ‥ 化学式NHNO 硝酸をアンモニアで中和して製する白色針状の結晶。肥料・寒剤・爆薬として用途が広い。硝安しょうあん⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐エステル【硝酸エステル】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐エステル硝酸エステルセウ‥ 硝酸とアルコールとからできるエステル。一般式RONO 硝酸メチルの類。三硝酸グリセリン(慣用名ニトログリセリン)、硝酸セルロース(慣用名ニトロセルロース)などは重要な爆薬。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐えん【硝酸塩】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐えん硝酸塩セウ‥ 硝酸の塩類。金属またはその酸化物・炭酸塩を硝酸に溶解して製する。いずれも水に可溶。天然にはチリ硝石として最も多く存在。酸化剤・火薬・肥料などに用いる。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐カリウム硝酸カリウムセウ‥ 化学式KNO 無色のガラス光沢をもつ透明ないし半透明の結晶。天然に硝石として産出。黒色火薬・ガラス・琺瑯ほうろうなどの原料または肥料として用いる。硝石。焔硝。硝酸加里。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐きん【硝酸菌】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐きん硝酸菌セウ‥ 亜硝酸を好気的に酸化して硝酸にする細菌。土中や海中に分布。→硝化細菌⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐ぎん【硝酸銀】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐ぎん硝酸銀セウ‥ 化学式AgNO 銀を硝酸に溶解して得られる無色透明の板状結晶。他の銀塩の原料として、また医薬・分析試薬・写真薬・銀めっきなどに利用する。有毒。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐セルロース【硝酸セルロース】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐セルロース硝酸セルロースセウ‥ (→)ニトロセルロースに同じ。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐せんいそ【硝酸繊維素】セウ‥ヰ‥🔗🔉

しょうさん‐せんいそ硝酸繊維素セウ‥ヰ‥ (→)ニトロセルロースに同じ。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐てつ【硝酸鉄】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐てつ硝酸鉄セウ‥ ①硝酸鉄(Ⅱ)(硝酸第一鉄)。化学式Fe(NO 六水和物は淡緑色の結晶。鉄を硝酸に溶かした溶液から得られる。 ②硝酸鉄(Ⅲ)(硝酸第二鉄)。化学式Fe(NO 六水和物は無色の結晶。水溶液は黄褐色。媒染剤・顔料製造原料、また鞣皮なめしがわ工業に用いる。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐どう【硝酸銅】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐どう硝酸銅セウ‥ 化学式Cu(NO 六水和物は青色の潮解性結晶。酸化剤・分析試薬などに用いる。硝酸銅(Ⅱ)。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょうさん‐ナトリウム【硝酸ナトリウム】セウ‥🔗🔉

しょうさん‐ナトリウム硝酸ナトリウムセウ‥ 化学式NaNO 無色の結晶。吸湿性。チリ硝石として天然に産する。工業的には炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムを硝酸で中和して製造。化学薬品・肥料用。 ⇒しょう‐さん【硝酸】

しょう‐し【硝子】セウ‥🔗🔉

しょう‐し硝子セウ‥ ガラス。玻璃はり⇒しょうし‐たい【硝子体】

しょうし‐たい【硝子体】セウ‥🔗🔉

しょうし‐たい硝子体セウ‥ 眼球中で、前方の水晶体・毛様体と後方の網膜との間の腔をみたし、前後に圧迫された球形の袋に入った半流動体。無色透明で水分に富む。ガラス体。→眼球(図) ⇒しょう‐し【硝子】

しょう‐せき【硝石】セウ‥🔗🔉

しょう‐せき硝石セウ‥ (→)硝酸カリウムの通称。

しょう‐やく【硝薬】セウ‥🔗🔉

しょう‐やく硝薬セウ‥ 火薬。合薬。

[漢]硝🔗🔉

 字形  筆順 〔石部7画/12画/常用/3043・3E4B〕 [] 字形 〔石部7画/12画〕 〔音〕ショウ〈セウ〉(呉)(漢) [意味] 鉱物の名。火をつけると燃える、無色ガラス状の結晶体。「硝石・硝煙・硝薬・煙硝・焰硝えんしょう・芒硝ぼうしょう」 [解字] 形声。「石」+音符「」(=小さい)。細かい結晶の集まった石の意。 [難読] 硝子ガラス

大辞林の検索結果 (29)

しょう-あん【硝安】🔗🔉

しょう-あん セウ― [0][1] 【硝安】 硝酸アンモニウムの略称。

しょうあん-ばくやく【硝安爆薬】🔗🔉

しょうあん-ばくやく セウ― [5] 【硝安爆薬】 硝酸アンモニウムを主剤にした炭鉱用の爆薬。メタンガスや炭塵への着火性が少ない。

しょう-えん【硝煙】🔗🔉

しょう-えん セウ― [0] 【硝煙】 銃砲などの発射や火薬の爆発によって出る煙。

しょうえん-だんう【硝煙弾雨】🔗🔉

しょうえん-だんう セウ― [5] 【硝煙弾雨】 硝煙がたちこめ,弾丸が雨のように飛び交うこと。銃砲を撃ち合うはげしい戦い。砲煙弾雨。

しょうえん-はんのうけんさ【硝煙反応検査】🔗🔉

しょうえん-はんのうけんさ セウ― [9] 【硝煙反応検査】 拳銃などの発砲による発射薬残渣(ザンサ)の検出検査。犯罪捜査に用いられる。硝煙反応検査。

しょう-か【硝化】🔗🔉

しょう-か セウクワ [0] 【硝化】 (1)ニトロ基を導入すること。また,そのような反応の総称。ニトロ化。 (2)土壌中の窒素化合物が分解して生じたアンモニアが,硝化細菌によって酸化され亜硝酸や硝酸になること。

しょうか-さいきん【硝化細菌】🔗🔉

しょうか-さいきん セウクワ― [4] 【硝化細菌】 硝化によって炭酸同化を行う土壌細菌の総称。自然界の窒素循環に重要な働きをする。硝化菌。 →亜硝酸菌 →硝酸菌

しょうか-めん【硝化綿】🔗🔉

しょうか-めん セウクワ― [3] 【硝化綿】 「硝酸セルロース」に同じ。

しょう-さん【硝酸】🔗🔉

しょう-さん セウ― [0] 【硝酸】 無色で刺激臭のある液体。化学式 HNO アンモニアの酸化によって得る。空気中では発煙する。水と任意の割合で混ざり,水溶液は酸性。普通,硝酸といえば水溶液をさし,市販品は約69パーセントの水溶液。酸化作用が強く,銀・銅・水銀などを溶かす。合成化学の重要原料で,硝酸エステルやニトロ化合物をつくる。

しょうさん-アンモニウム【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-アンモニウム セウ― [8] 【硝酸―】 硝酸とアンモニアとを化合させてつくる,無色または白色の針状結晶。化学式 NHNO 肥料・寒剤・爆薬などとして用いる。硝安。

しょうさん-エステル【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-エステル セウ― [5] 【硝酸―】 硝酸とアルコールから生成するエステル。一般式 RONO 多くは,水に溶けにくく,芳香のある揮発性の液体で,加熱・衝撃によって爆発しやすい。ニトログリセリン・硝酸セルロースなど。

しょうさん-えん【硝酸塩】🔗🔉

しょうさん-えん セウ― [3] 【硝酸塩】 硝酸の塩類の総称。一般に水に溶けやすく,吸湿性のものが多い。

しょうさん-カリウム【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-カリウム セウ― [6][5] 【硝酸―】 無色の結晶。斜方晶系。化学式 KNO 天然に硝石として,チリの砂漠地帯やアメリカ西部などの乾燥地帯に産出する。潮解性がなく,酸化性が高いことから,黒色火薬に用いられた。マッチ・釉(ウワグスリ)・医薬,食肉の保存料など用途が広い。

しょうさん-きん【硝酸菌】🔗🔉

しょうさん-きん セウ― [0] 【硝酸菌】 硝化細菌の一。亜硝酸菌がアンモニアを酸化してつくった亜硝酸をさらに酸化して硝酸に変えるはたらきをする。

しょうさん-ぎん【硝酸銀】🔗🔉

しょうさん-ぎん セウ― [3] 【硝酸銀】 無色透明の結晶。斜方晶系。化学式 AgNO 水によく溶けて無色の溶液をつくる。純粋なものは固体も溶液も光に対して安定であるが,不純物として有機物が共存すると,光にあたって紫褐色に変わる。種々の陰イオンと反応して沈殿を生じるので,無機定性分析の陰イオン分属試薬,写真感光材料の原料,銀めっき材料のほか,医薬・殺菌・酸化剤として広く利用する。

しょうさん-セルロース【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-セルロース セウ― [7] 【硝酸―】 セルロースの硝酸エステル。セルロースを混酸で処理してつくる。窒素量による硝化度の相違により性質が異なり,硝化度の多いものは綿火薬として用い,少ないものはフィルム・セルロイドの原料とされるが,いずれもきわめて燃えやすい。硝酸繊維素。硝化綿。ニトロセルロース。

しょうさん-せんいそ【硝酸繊維素】🔗🔉

しょうさん-せんいそ セウ―セン― [7] 【硝酸繊維素】 ⇒硝酸セルロース

しょうさん-ソーダ【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-ソーダ セウ― [5] 【硝酸―】 ⇒硝酸ナトリウム

しょうさん-てつ【硝酸鉄】🔗🔉

しょうさん-てつ セウ― [3] 【硝酸鉄】 鉄の硝酸塩。硝酸鉄(III)は無色または淡紫色の六または九水和物の結晶。化学式 Fe(NO 媒染剤・なめし剤・顔料の原料などとして利用される。硝酸鉄(II)は分解しやすく,冷時湿った状態でだけ安定。

しょうさん-どう【硝酸銅】🔗🔉

しょうさん-どう セウ― [3] 【硝酸銅】 硝酸銅(II)は銅の酸化物か炭酸塩を希硝酸に溶かして得られる青色の結晶で,三,六,九水和物がある。水・アルコールに可溶。化学式 Cu(NO 花火の製造などに用いる。硝酸銅(I)の存在は知られていない。

しょうさん-ナトリウム【硝酸―】🔗🔉

しょうさん-ナトリウム セウ― [7] 【硝酸―】 水酸化ナトリウムと希硝酸を混合し,濃硫酸上などで蒸発乾固させて得る無色の板状結晶。化学式 NaNO 天然にはチリ硝石として南米特にチリの沿岸地方に多量に産出する。化学薬品・肥料などに用いる。硝酸ソーダ。チリ硝石。

しょう-し【硝子】🔗🔉

しょう-し セウ― [1] 【硝子】 ガラス。

しょうし-たい【硝子体】🔗🔉

しょうし-たい セウ― [0] 【硝子体】 眼の前眼部(角膜・水晶体)の後方に位置して網膜に包まれ,眼球の球内を満たしている透明な寒天様物質。ガラス体。

しょう-せき【硝石】🔗🔉

しょう-せき セウ― [1] 【硝石】 硝酸カリウムの通称。

しょう-やく【硝薬】🔗🔉

しょう-やく セウ― [0] 【硝薬】 火薬。

ガラス【硝子】(和英)🔗🔉

ガラス【硝子】 glass;→英和 a windowpane.→英和 〜張りの glazed;glass-plated;[比喩的]open and aboveboard.‖ガラス器(びん) glassware (a glass bottle).ガラス工場(職工) a glassworks (a glass-worker).ガラス繊維 a glass fiber.ガラス張り政策 an open-door policy.ガラス屋 a glazier (人);a glass store (店).

しょうえん【硝煙】(和英)🔗🔉

しょうえん【硝煙】 the smoke of powder.

しょうさん【硝酸】(和英)🔗🔉

しょうさん【硝酸】 《化》nitric acid.硝酸塩 a nitrate.→英和

しょうせき【硝石】(和英)🔗🔉

しょうせき【硝石】 《化》niter;→英和 saltpeter.→英和

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