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広辞苑の検索結果 (49)
いきさつ【経緯】🔗⭐🔉
いきさつ【経緯】
こみいった関係。事件の経過。「結婚までの―」「いろいろ―がある」
きょう【経】キヤウ🔗⭐🔉
きょう【経】キヤウ
(呉音。唐音はキン。梵語sūtra 修多羅の漢訳)
①仏の説いた教えを記したもの。契経。律・論を合わせて三蔵という。
②一切経・大蔵経という場合には律・論などを含めた仏典の総称。
③(仏教以外の)宗教の聖典。経典。「四書五―」
→けい(経)
きょう‐え【経会】キヤウヱ🔗⭐🔉
きょう‐え【経会】キヤウヱ
経文を書写して神仏の前に供え、読経を行う法会。平家物語4「―舞楽おこなはれけり」
きょう‐え【経衣】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐え【経衣】キヤウ‥
(→)「きょうかたびら」に同じ。
きょう‐おう【経王】キヤウワウ🔗⭐🔉
きょう‐おう【経王】キヤウワウ
経典中最も尊いもの。法華経・大般若経などを尊んでいう。
きょう‐がわら【経瓦】キヤウガハラ🔗⭐🔉
きょう‐がわら【経瓦】キヤウガハラ
(→)瓦経かわらぎょうに同じ。
きょう‐かん【経巻】キヤウクワン🔗⭐🔉
きょう‐かん【経巻】キヤウクワン
経文を記した巻物。
きょう‐き【経軌】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐き【経軌】キヤウ‥
〔仏〕密教の経典と儀軌ぎき。
きょう‐づくえ【経机】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐づくえ【経机】キヤウ‥
仏前で読経の時、経文をのせておく机。多くは4脚で黒または朱の漆塗り、端を金具で飾る。
経机
撮影:関戸 勇
きょう‐の‐まき【経の巻】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐の‐まき【経の巻】キヤウ‥
屋根の棟にある獅子口ししぐちの上にのせた、経巻に似た円筒形の瓦。
きょう‐ばい【経唄】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょう‐ばい【経唄】キヤウ‥
経文を節をつけてよむこと。今昔物語集7「―の声を聞く毎に」
けい‐い【経緯】‥ヰ🔗⭐🔉
けい‐い【経緯】‥ヰ
①たて糸とよこ糸。たてとよこ。
②南北と東西。経線と緯線。経度と緯度。
③秩序を立てて治めととのえること。
④いきさつ。入りくんだ事情。物事がこれまで展開してきたすじ道。「事件の―を説明する」
⇒けいい‐ぎ【経緯儀】
けい‐えい【経営】🔗⭐🔉
けい‐えい【経営】
①力を尽くして物事を営むこと。工夫を凝らして建物などを造ること。太平記11「偏に後生菩提の―を」。平家物語7「多日の―をむなしうして片時の灰燼となりはてぬ」
②あれこれと世話や準備をすること。忙しく奔走すること。今昔物語集26「房主ぼうずの僧、思ひ懸けずと云ひて―す」。滑稽本、医者談義「医学修行に諸国―して」
③継続的・計画的に事業を遂行すること。特に、会社・商業など経済的活動を運営すること。また、そのための組織。「会社を―する」「―が行き詰まる」「多角―」
→けいめい。
⇒けいえい‐がく【経営学】
⇒けいえい‐かんり【経営管理】
⇒けいえい‐きょうぎかい【経営協議会】
⇒けいえい‐けいざいがく【経営経済学】
⇒けいえい‐けん【経営権】
⇒けいえい‐こうがく【経営工学】
⇒けいえい‐さんか【経営参加】
⇒けいえい‐しゃ【経営者】
⇒けいえい‐せんりゃく【経営戦略】
⇒けいえい‐ビジョン【経営ビジョン】
⇒けいえい‐ぶんせき【経営分析】
⇒けいえい‐りねん【経営理念】
⇒けいえい‐りんり【経営倫理】
けいえい‐がく【経営学】🔗⭐🔉
けいえい‐がく【経営学】
企業経営の経済的・技術的・人間的諸側面を研究する学問。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐かんり【経営管理】‥クワン‥🔗⭐🔉
けいえい‐かんり【経営管理】‥クワン‥
企業の目的を達成するために、経営者・管理者が総括する全般的な管理。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐きょうぎかい【経営協議会】‥ケフ‥クワイ🔗⭐🔉
けいえい‐きょうぎかい【経営協議会】‥ケフ‥クワイ
①(→)工場委員会に同じ。
②日本では、団体交渉事項以外の経営諸問題に関する使用者と労働組合の意思疎通機関で、経営参加の一形態。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐けいざいがく【経営経済学】🔗⭐🔉
けいえい‐けいざいがく【経営経済学】
個別経済、特に企業の価値増殖過程を研究する学問。経営学の一分野。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐けん【経営権】🔗⭐🔉
けいえい‐けん【経営権】
企業者が自らその企業組織を専断的に管理経営する権利。所有権の作用のうちに内包する一機能とみなして、労働者の経営参加要求に対して、使用者により主張されるもの。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐こうがく【経営工学】🔗⭐🔉
けいえい‐こうがく【経営工学】
企業などの経営体の運営に関わる業務を工学的見地から研究する学問の領域。市場予測・生産計画・意志決定などの問題を主に数理的手法を用いて研究する。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐さんか【経営参加】🔗⭐🔉
けいえい‐さんか【経営参加】
労働者または労働組合が経営の意思決定に参加すること。団体交渉・労使協議制・労働者重役制・利潤分配制度などの方式がある。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐しゃ【経営者】🔗⭐🔉
けいえい‐しゃ【経営者】
企業を経営する人。雇用関係からは使用者に同じ。所有と経営との分離していない企業にあっては、資本家・企業家などと同義。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐せんりゃく【経営戦略】🔗⭐🔉
けいえい‐せんりゃく【経営戦略】
外部に対して、企業が効果的に適応するための基本的な方針・方策。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐ビジョン【経営ビジョン】🔗⭐🔉
けいえい‐ビジョン【経営ビジョン】
企業のあるべき将来像に対する構想ないし願望。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐ぶんせき【経営分析】🔗⭐🔉
けいえい‐ぶんせき【経営分析】
貸借対照表・損益計算書などの財務諸表を材料として会社の収益力・資産内容など経営状態を判断すること。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐りねん【経営理念】🔗⭐🔉
けいえい‐りねん【経営理念】
企業経営における基本的な価値観・精神・信念あるいは行動基準を表明したもの。
⇒けい‐えい【経営】
けいえい‐りんり【経営倫理】🔗⭐🔉
けいえい‐りんり【経営倫理】
(→)企業倫理に同じ。
⇒けい‐えい【経営】
けい‐か【経過】‥クワ🔗⭐🔉
けい‐か【経過】‥クワ
①(時間が)過ぎゆくこと。「10秒―した」
②物事のうつりゆく状態。なりゆき。「術後の―は良好」「試合の途中―」
③太陽面を内惑星・彗星などの天体が通り過ぎる現象。また、惑星面をその衛星が通過すること。
⇒けいか‐ほう【経過法】
⇒けいか‐りし【経過利子】
けい‐かい【経回】‥クワイ🔗⭐🔉
けい‐かい【経回】‥クワイ
(ケイガイとも)
①へめぐり歩くこと。平家物語11「京都の―難治の間身を在々所々にかくし」
②生存して歳月を過ごすこと。源平盛衰記41「頼朝世に―せば、御方に奉公仕りて」
けい‐かい【境界・経界】🔗⭐🔉
けい‐かい【境界・経界】
地所の境。くぎり。しきり。きょうかい。
けい‐がく【経学】🔗⭐🔉
けい‐がく【経学】
四書・五経などの経書けいしょを研究する学問。
けいか‐ほう【経過法】‥クワハフ🔗⭐🔉
けいか‐ほう【経過法】‥クワハフ
法令の制定・改廃があった場合、旧法から新法への移行に必要な経過的措置を定めた法。時際法。経過規定。
⇒けい‐か【経過】
けいか‐りし【経過利子】‥クワ‥🔗⭐🔉
けいか‐りし【経過利子】‥クワ‥
債券を売買する場合、その受渡しの際に、前回の利払日以後受渡し当日までに経過した日数に応じて日割計算し、買方から売方へ支払う利子。
⇒けい‐か【経過】
けい‐かん【経巻】‥クワン🔗⭐🔉
けい‐かん【経巻】‥クワン
聖人のあらわした書物。経書。経典。経籍。
けい‐き【経紀】🔗⭐🔉
けい‐き【経紀】
①のり。みち。綱紀。また、のりを定め法を立てること。
②経営すること。
③(経理・経営の意)中国で、仲買人。商人。
けい‐めい【経営】🔗⭐🔉
けい‐めい【経営】
(ケイエイの転か)
①あれこれとしつらえること。かけまわって世話をすること。源氏物語夕顔「大殿も―し給ひて…様々の事をせさせ給ふ験にや」
②もてなし。ごちそう。増鏡「今日は院の御―にて」
た・つ【経つ】🔗⭐🔉
た・つ【経つ】
〔自五〕
⇒たつ(立)[一]➑2
たて【縦・竪・経】🔗⭐🔉
たて【縦・竪・経】
①上から下への方向、また長さ。「―書き」
②前から後ろの方向、また長さ。「―に並ぶ」↔横。
③細長い物の長い方向、また長さ。「材木を―に切る」
④南北の方向、また距離。
⑤「たて糸」の略。万葉集8「―もなく緯ぬきも定めず」↔緯ぬき。
⑥年齢・身分の上下の関係。「―社会」
⇒縦の物を横にもしない
たて‐いと【経・縦糸】🔗⭐🔉
たて‐いと【経・縦糸】
織物の、織機に向かって縦方向に通っている糸。緯よこいとの上または下となり、多くはこれと直角に組み合う。たて。↔緯
たて‐ぬき【経緯】🔗⭐🔉
たて‐ぬき【経緯】
機はたの経糸たていとと緯糸ぬきいと。たてよこ。万葉集7「苔むしろ誰か織りけむ―無しに」
たて‐まき【経巻】🔗⭐🔉
たて‐まき【経巻】
織物製造における準備工程。整経せいけいした経たて糸を織機の榺ちきりに巻きつけること。
たて‐よこ【経緯】🔗⭐🔉
たて‐よこ【経緯】
経たて糸と緯よこ糸。たてぬき。
⇒たてよこ‐ちりめん【経緯縮緬】
たてよこ‐ちりめん【経緯縮緬】🔗⭐🔉
たてよこ‐ちりめん【経緯縮緬】
経糸・緯糸ともに強撚糸を用いた縮緬。ジョーゼット。
⇒たて‐よこ【経緯】
へ‐めぐ・る【経回る・歴回る】🔗⭐🔉
へ‐めぐ・る【経回る・歴回る】
〔自五〕
方々をめぐりあるく。旅行して国々をめぐる。遍歴する。
へる【経る・歴る】🔗⭐🔉
へる【経る・歴る】
〔自下一〕[文]ふ(下二)
次々に順をふんで行く意。
①時が経つ。経過する。雄略紀「栄枝を五百ふる析かきて」。万葉集17「矢形尾の鷹を手にすゑ三島野に狩らぬ日まねく月そへにける」
②時をすごす。月日を送る。大鏡実頼「この、日の荒れて日ごろここにへ給ふはおのれがし侍ることなり」。天草本平家物語「日数をふれば、能登の国に着かせられた」
③その過程を通る。地位や段階を経験する。源平盛衰記1「太政大臣にあがる。左右をへずして此の位に至ること…先蹤なし」。「秘書をへて議員になる」「数多の困難をへる」
④そこを通って他へ行く。通過する。平家物語8「狩衣の頸かみに針を刺し、賤の緒環おだまきといふ物をつけてへて行く方をつないで行けば」。源平盛衰記32「伏見をへて京へ入る」。「多くの人の手をへる」
⑤順次、手続をふむ。通す。平家物語(延慶本)「奏聞をへられけるに」。日葡辞書「アンナイヲヘル」
わな・く【縊く・経く】🔗⭐🔉
わな・く【縊く・経く】
〔自他四〕
(ワナ(羂)の動詞化)くびをくくる。くびる。皇極紀(岩崎本)平安中期点「一時もろともに自ら経ワナキて倶に死ぬ」
[漢]経🔗⭐🔉
経 字形
筆順
〔糸部5画/11画/教育/2348・3750〕
[經] 字形
〔糸部7画/13画/6920・6534〕
〔音〕ケイ(漢) キョウ〈キャウ〉(呉) キン(唐)
〔訓〕へる・たつ (名)つね
[意味]
①織物のたていと。(対)緯。「経緯」
②たて。南北の方向。(対)緯。「経度・経線・東経」
③すじ。すじみち。「経絡・神経・経界」
④(すじが通って)変わらない。一定。つね。「経常・経費」
⑤儒教・仏教などの不変の道理(を説いた書物)。「門前の小僧、習わぬ経きょうを読む」「経書・経典けいてん・きょうてん・四書五経ごきょう・読経どきょう・看経かんきん」
⑥すじみちをつける。治める。管理する。「経営・経理・経国・経世・経綸けいりん」
⑦ヘる。そこを通り過ぎる。時間がたつ。「経過・経由・経路・経験」
⑧首をくくる。「自経」
[解字]
形声。右半部「
」は音符で、織機の台の上に糸を縦にまっすぐに張ったわくを置いた形を描いたもの。「糸」を加えて、織物のたて糸の意。
[下ツキ
看経かんきん・月経・五経・持経・自経・写経・初経・神経・誦経・西経・説経・石経・大蔵経・東経・読経・念経・納経・六経
筆順
〔糸部5画/11画/教育/2348・3750〕
[經] 字形
〔糸部7画/13画/6920・6534〕
〔音〕ケイ(漢) キョウ〈キャウ〉(呉) キン(唐)
〔訓〕へる・たつ (名)つね
[意味]
①織物のたていと。(対)緯。「経緯」
②たて。南北の方向。(対)緯。「経度・経線・東経」
③すじ。すじみち。「経絡・神経・経界」
④(すじが通って)変わらない。一定。つね。「経常・経費」
⑤儒教・仏教などの不変の道理(を説いた書物)。「門前の小僧、習わぬ経きょうを読む」「経書・経典けいてん・きょうてん・四書五経ごきょう・読経どきょう・看経かんきん」
⑥すじみちをつける。治める。管理する。「経営・経理・経国・経世・経綸けいりん」
⑦ヘる。そこを通り過ぎる。時間がたつ。「経過・経由・経路・経験」
⑧首をくくる。「自経」
[解字]
形声。右半部「
」は音符で、織機の台の上に糸を縦にまっすぐに張ったわくを置いた形を描いたもの。「糸」を加えて、織物のたて糸の意。
[下ツキ
看経かんきん・月経・五経・持経・自経・写経・初経・神経・誦経・西経・説経・石経・大蔵経・東経・読経・念経・納経・六経
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いき-さつ【経緯】🔗⭐🔉
いき-さつ [0] 【経緯】
物事の経過。また,込み入った事情。「事件の―を説明する」
きょう【経】🔗⭐🔉
きょう キヤウ [0] 【経】
□一□〔仏〕
〔梵 s
tra〕
(1)仏の教えを記した文章。仏の説いた言葉をそのまま伝えるという形式をとる。三蔵の一。契経(カイキヨウ)。
(2)十二分経の一。経のうち,散文で記された部分のこと。契経。
(3)仏教に関する文献の総称。{(1)}に論と律を加えたもの。
□二□仏教以外の宗教の聖典。
tra〕
(1)仏の教えを記した文章。仏の説いた言葉をそのまま伝えるという形式をとる。三蔵の一。契経(カイキヨウ)。
(2)十二分経の一。経のうち,散文で記された部分のこと。契経。
(3)仏教に関する文献の総称。{(1)}に論と律を加えたもの。
□二□仏教以外の宗教の聖典。
きょう-え【経衣】🔗⭐🔉
きょう-え キヤウ― [1] 【経衣】
「経帷子(キヨウカタビラ)」に同じ。
きょう-おう【経王】🔗⭐🔉
きょう-おう キヤウワウ [3] 【経王】
経典中最高のもの。多く法華経・大般若経・最勝王経をいう。
きょう-が-しま【経が島】🔗⭐🔉
きょう-が-しま キヤウ― 【経が島】
〔平清盛が一切経を記した石を埋めて工事をしたことから〕
神戸市兵庫区にある,兵庫港築造の際防波堤として造った島。経の島。
きょう-の-まき【経の巻】🔗⭐🔉
きょう-の-まき キヤウ― 【経の巻】
棟飾りの獅子口(シシグチ)の上に三つあるいは五つ並べて置かれる,巻物に似た形の瓦。
けい【経】🔗⭐🔉
けい [1] 【経】
(1)織物の経(タテ)糸。また,縦。
(2)正しい筋道。正しい道理。
(3)経書(ケイシヨ)。経典(ケイテン)。
けい-い【経緯】🔗⭐🔉
けい-い ―
[1] 【経緯】 (名)スル
(1)織物の経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸。たてとよこ。
(2)南北の方向と東西の方向。また,地球の経度と緯度。
(3)物事の入り組んだ事情。いきさつ。「事件の―を聞く」
(4)秩序を立てて治めること。治め整える根本となる道理。経営。「之を―するに官撰の議員を以てすべし/明六雑誌 29」
[1] 【経緯】 (名)スル
(1)織物の経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸。たてとよこ。
(2)南北の方向と東西の方向。また,地球の経度と緯度。
(3)物事の入り組んだ事情。いきさつ。「事件の―を聞く」
(4)秩序を立てて治めること。治め整える根本となる道理。経営。「之を―するに官撰の議員を以てすべし/明六雑誌 29」
けいい-ぎ【経緯儀】🔗⭐🔉
けいい-ぎ ―
― [3] 【経緯儀】
望遠鏡を垂直および水平の二つの回転軸で支えた形式の角度測定装置。水準器を備え,かつ各回転軸に目盛りを刻んだもので,天体の位置測定や地上の測量に使用される。セオドライト。
― [3] 【経緯儀】
望遠鏡を垂直および水平の二つの回転軸で支えた形式の角度測定装置。水準器を備え,かつ各回転軸に目盛りを刻んだもので,天体の位置測定や地上の測量に使用される。セオドライト。
けいい-だい【経緯台】🔗⭐🔉
けいい-だい ―
― [3] 【経緯台】
望遠鏡を水平方向と上下方向に回転させる二軸を備えた,望遠鏡を載せる架台。
→赤道儀
― [3] 【経緯台】
望遠鏡を水平方向と上下方向に回転させる二軸を備えた,望遠鏡を載せる架台。
→赤道儀
けい-えい【経営】🔗⭐🔉
けい-えい [0] 【経営】 (名)スル
(1)方針を定め,組織を整えて,目的を達成するよう持続的に事を行うこと。特に,会社事業を営むこと。「会社を―する」「―不振」「植民地の―」「学級―」
(2)土地を測り,土台を据えて建築すること。「多日の―をむなしうして,片時の灰燼となりはてぬ/平家 7」
(3)行事の準備・人の接待などのために奔走すること。事をなしとげるために考え,実行すること。「傅(メノト)達―して養ひ君もてなすとて/とはずがたり 2」
(4)あわてること。急ぐこと。けいめい。「弓場殿の方に人々走り,―して案内を問ふ/御堂関白記」
けいえい-がく【経営学】🔗⭐🔉
けいえい-がく [3] 【経営学】
企業活動の原理や構造,またその合理的な管理方法などを研究する学問。財務管理・生産管理・販売管理・労務管理などが含まれる。
けいえい-かんり【経営管理】🔗⭐🔉
けいえい-かんり ―クワン― [5] 【経営管理】
企業における生産・販売・労務・財務などの管理を,総括的に効率よく調整するなどの全般的な管理。企業だけでなく組織集団全般についてもいう。
けいえい-きょうぎかい【経営協議会】🔗⭐🔉
けいえい-きょうぎかい ―ケフギクワイ [7] 【経営協議会】
使用者と労働者の代表が,経営全般について協議するための機関。普通,労働協約に基づいて設置される。
けいえい-けん【経営権】🔗⭐🔉
けいえい-けん [3] 【経営権】
企業の経営者が企業組織を管理し運営する権利。実定法上の概念ではない。
けいえい-こうがく【経営工学】🔗⭐🔉
けいえい-こうがく [5] 【経営工学】
⇒インダストリアル-エンジニアリング
けいえい-さいこうせきにんしゃ【経営最高責任者】🔗⭐🔉
けいえい-さいこうせきにんしゃ ―サイカウ― [11] 【経営最高責任者】
〔chief executive officer〕
アメリカの企業組織において,通常の職位呼称とは別に,実質的な最高実力者を示す肩書き。CEO 。
けいえい-さんか【経営参加】🔗⭐🔉
けいえい-さんか [5][0] 【経営参加】
労働者または労働組合が何らかの形で経営に参加すること。
けいえい-しゃ【経営者】🔗⭐🔉
けいえい-しゃ [3] 【経営者】
企業の最高管理職能の担当者。出資者である企業家・所有経営者と雇われた専門経営者とに大別される。
けいえい-しゃ-かくめい【経営者革命】🔗⭐🔉
けいえい-しゃ-かくめい [6] 【経営者革命】
1941年にアメリカのバーナム(James Burnham (1905- ))が発表した近代的資本主義国家論。資本主義社会の次には,経営者が支配階級として君臨する経営者社会が到来すると主張した。
けいえい-しゃ-しはい【経営者支配】🔗⭐🔉
けいえい-しゃ-しはい [6] 【経営者支配】
企業の所有と経営とが完全に分離した結果,専門経営者が支配権を掌握した状況。
けいえい-じょうほう【経営情報】🔗⭐🔉
けいえい-じょうほう ―ジヤウ― [5] 【経営情報】
企業経営に必要な情報。政治経済・金融・技術・他社など企業を取り巻く情報や,その企業の生産・在庫・労務の状況など,企業が意思決定や管理を行うのに必要な情報群。
けいえい-ぶんせき【経営分析】🔗⭐🔉
けいえい-ぶんせき [5] 【経営分析】
貸借対照表・損益計算書などの財務諸表や企業内外の諸情報を資料として,企業の経営効率・経営成績・財政状態などを分析・判断すること。
けい-か【経過】🔗⭐🔉
けい-か ―クワ [0] 【経過】 (名)スル
(1)時間が過ぎて行くこと。「歳月が―する」
(2)ある段階・過程を通って次の段階・過程に移ること。また,その変化するありさま。「手術後の―は良好」「十和田湖に遊びて,四通りの路を―したり/十和田湖(桂月)」
けいか-おん【経過音】🔗⭐🔉
けいか-おん ―クワ― [3] 【経過音】
〔音〕 非和声音の一。二つの和声音の間にあって両者を順次進行で継ぐ役目をもつ。
けいか-きてい【経過規定】🔗⭐🔉
けいか-きてい ―クワ― [4] 【経過規定】
法令の制定改廃によってそれまでの法律状態から新しい法律状態に変化するとき,その過程を円滑に進めるために必要な措置を定めた規定。例えば,新法の適用開始時や旧法の効力の存続期間に関する規定など。経過法。
けいか-ほう【経過法】🔗⭐🔉
けいか-ほう ―クワハフ [0] 【経過法】
⇒経過規定(ケイカキテイ)
けいか-りし【経過利子】🔗⭐🔉
けいか-りし ―クワ― [4] 【経過利子】
利付き債券の売買で,前回利子支払い日以後,売買受け渡し日までの経過日数に応じて日割り計算して,買い手が売り手に支払う利子。
けい-かい【経回】🔗⭐🔉
けい-かい ―クワイ 【経回】 (名)スル
(1)めぐり歩くこと。「京・大坂等の所を―して帰り参りしのち/折たく柴の記」
(2)生きて月日を経ること。「頼朝世に―せば,御方に奉公仕りて/盛衰記 41」
けい-かい【境界・経界】🔗⭐🔉
けい-かい [0] 【境界・経界】
さかい。しきり。きょうかい。
けい-かく【経画】🔗⭐🔉
けい-かく ―クワク [0] 【経画】 (名)スル
(1)たてに線を引くこと。また,その線。
(2)組み立てておしはかること。
(3)「計画(ケイカク)」に同じ。「新聞を出さうとの―もあつた/思出の記(蘆花)」
けい-めい【経営】🔗⭐🔉
けい-めい 【経営】
〔「けいえい」の転〕
(1)「けいえい(経営){(3)}」に同じ。「いまこの―すぐして参らむよ,とて帰る/蜻蛉(下)」
(2)接待。もてなし。「けふは院の御―にて…檜破子やうの物,色々にいときよらに調じて/増鏡(草枕)」
た・つ【経つ】🔗⭐🔉
た・つ [1] 【経つ】 (動タ五[四])
〔「立つ」と同源〕
時・時間が経過する。「時が―・つ」「時間が―・つ」「もう少し―・ってから…」
たて【縦・竪・経】🔗⭐🔉
たて [1] 【縦・竪・経】
(1)(水平に対して)上下の方向。垂直の方向。また,その長さ。「―に線を引く」「―長」
(2)(左右に対して)前後への方向。また,その長さ。「―に並ぶ」
(3)(比喩的に)同僚との関係ではなく,上司と部下との関係。「―の人間関係」
(4)南北の方向。また,その距離。
(5)「経(タテ)糸」に同じ。「―もなく緯(ヌキ)も定めず娘子(オトメ)らが織るもみち葉に霜な降りそね/万葉 1512」
⇔横
たて-いと【経糸・経】🔗⭐🔉
たて-いと [0] 【経糸・経】
織物の縦の方向に通っている糸。
⇔緯(ヨコ)糸
たて-ぬき【経緯】🔗⭐🔉
たて-ぬき [0][2] 【経緯】
(1)織機のたて糸とよこ糸。
(2)たてと横。
(3)くわしい事情・経緯。
たて-よこ【縦横・経緯】🔗⭐🔉
たて-よこ [1] 【縦横・経緯】
(1)たてとよこ。じゅうおう。「―十文字」
(2)たて糸とよこ糸。たてぬき。
たてよこ-がすり【経緯絣】🔗⭐🔉
たてよこ-がすり [5] 【経緯絣】
経(タテ)糸・緯(ヨコ)糸ともにくくり糸を用いた絣。高度の技術を要する。十字絣・井げた絣など。
たてよこ-ちりめん【経緯縮緬】🔗⭐🔉
たてよこ-ちりめん [5] 【経緯縮緬】
経緯ともに強撚糸を用いた縮緬。ジョーゼット。
へ-めぐ・る【経回る】🔗⭐🔉
へ-めぐ・る [3][0] 【経回る】 (動ラ五[四])
あちこちをめぐり歩く。遍歴する。「諸所を―・る」「かの君と共に国々を―・りて/即興詩人(鴎外)」
へる【経る】🔗⭐🔉
へる [1] 【経る】 (動ハ下一)[文]ハ下二 ふ
〔「綜(フ)」と同源〕
(1)ある場所を順次通って行く。経由する。「京都を〈へ〉て大阪へ行く」「何人もの手を〈へ〉て今の持ち主のものとなった」
(2)時がたつ。年月がすぎる。「多くの年月を〈へる〉」「なんでもかたちは猿のかうらを〈へ〉たのだぜ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(3)ある過程・段階などを通る。経過する。「審査を〈へ〉て採用される」「紆余(ウヨ)曲折を〈へ〉て結ばれた」
(4)歳月を過ごす。「なほ世に〈ふ〉まじき心地しければ/大和 150」
いきさつ【経緯】(和英)🔗⭐🔉
いきさつ【経緯】
circumstances (事情);particulars[details](詳細);trouble(s) (もめごと).→英和
きょう【経】(和英)🔗⭐🔉
きょう【経】
a sutra.→英和
けいい【経緯】(和英)🔗⭐🔉
けいい【経緯】
(1) warp and woof (縦糸と横糸).
(2)[いきさつ]details;circumstances.
けいえい【経営】(和英)🔗⭐🔉
けいえい【経営】
management;→英和
administration;→英和
operation (運営).→英和
〜する manage;→英和
run;→英和
keep;→英和
operate.→英和
‖経営学(部) (the faculty[department]of) business administration.経営合理化 streamlining of management.経営コンサルタント a management consultant.経営工学 management engineering.経営者 a manager.経営者(側)と労働者(側) (the) management and (the) labor.経営難に陥る fall into financial difficulties.
けいか【経過】(和英)🔗⭐🔉
たつ【経つ】(和英)🔗⭐🔉
へて【経て】(和英)🔗⭐🔉
へる【経る】(和英)🔗⭐🔉
へる【経る】
(1)[時間が]pass;→英和
go by.(2)[出会う]go through.
⇒経て.
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