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あじ【味】アヂ
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あじ【味】アヂ
[0]
(一)舌が飲食物に触れた時に起こる感じ。〔甘い・辛い・しょっぱい・えぐい・渋いなど。ただし、冷温の感じは除く〕
「―を見る〔=うまく食べられるように出来たか、出来ぐあいを調べる〕/酸っぱいような―がする/―加減[3]」
(二)体験しなければ分からない、そのものの感じ。
「初恋の―」
(三)外の何物でも置きかえることの出来ない、その物事のおもしろみ。
「読書の―/縁は異なもの―なもの〔=
縁〕」


あじな【味な】アヂナ🔗⭐🔉
あじな【味な】アヂナ
気の利いた。ちょっとしゃれた。
「―ことをやる/―店」
あじもそっけもない【味も素っ気も無い】アヂモソッケモナイ🔗⭐🔉
あじもそっけもない【味も素っ気も無い】アヂモソッケモナイ
なんの△おもしろみ(味わい)も無い。
あじをしめる【味を占める】アヂヲシメル🔗⭐🔉
あじをしめる【味を占める】アヂヲシメル
一度うまい目にあって、その良さが忘れられず、次も良い結果を期待して同じ事を繰り返す(気になる)。
あじをやる【味をやる】アヂヲヤル🔗⭐🔉
あじをやる【味をやる】アヂヲヤル
〔「味な事をする」の意〕 △思いがけず小器用な(ちょっと気の利いた)事をする。
あじあう【味あう】アヂアフ[3]:[3]🔗⭐🔉
あじあう【味あう】アヂアフ[3]:[3]
(他五)
「味わう」 の、 誤った回帰形。
あじけない【味気無い】アヂケナイ[4]:[4]🔗⭐🔉
あじけない【味気無い】アヂケナイ[4]:[4]
(形)
おもしろみや、張りあいが無くて、それ以上続けて行くのがいやな感じだ。つまらない。あじきない[4]。
――さ[4]――げ[4][5][0]――が・る[5]:[5]
あじつけ【味付け】【味付】アヂツケ[0]🔗⭐🔉
あじつけ【味付け】【味付】アヂツケ[0]
―する 味を△つけること(つけたもの)。
「塩・胡椒コシヨウで―をする/―のり[4]」
あじみ【味見】アヂミ[0]🔗⭐🔉
あじみ【味見】アヂミ[0]
―する 少し食べたり 飲んだり して、味の加減を確かめること。
あじわい【味わい】【味い】アヂハヒ[0]🔗⭐🔉
あじわい【味わい】【味い】アヂハヒ[0]
(一)その飲み物・食べ物の持つ、独特の△深い(よい)味。
(二)他の どんな物でも代わることの出来ない、そのもの独特の△おもしろさ(よさ)。
あじわう【味わう】【味う】アヂハフ
[3]:[3][0]🔗⭐🔉
あじわう【味わう】【味う】アヂハフ
[3]:[3][0]
(他五)
〔「わう」は接辞、「にぎわう」の「わう」と同じ〕〈なにヲ―〉
(一)その飲み物・食べ物の味を試してみたり 味のよさを鑑賞したり する。
(二)そのものの持つ深い意味をよく考えたり 醍醐味(ダイゴミ)を感じ取ったり する。
「△解放感(満足感)を―」
(三)苦楽・辛酸などを、自分自身で体験する。
「苦痛を―/骨身にしみて―」

み[味]🔗⭐🔉
み[味]
(一)食品のあじ。〔食品・調味料の品数を算カゾえる時にも用いられる。例、「七味」〕
「美味・珍味・酸味」
(二)物事の内容(にひそむおもしろみ)。
「正味・趣味・意味・情味」
(三)あじわう。
「味覚・味読・玩味ガンミ・吟味」
みかい【味解】[0]🔗⭐🔉
みかい【味解】[0]
―する 〔単に読み過ごすのでなく〕文章全体の深い意味などを十分に味わいながら読むこと。
みかく【味覚】[0]🔗⭐🔉
みかく【味覚】[0]
舌などで感じる、味の感覚。
「―をそそる〔=味覚を楽しませてくれる〕/―の秋」
みかた【味方】
[0]🔗⭐🔉
みかた【味方】
[0]
〔古くは、「《御方」〕自分の属する方(の人)。
「―に△つける(引き込む)/―する〔=加勢する〕/正義の―」
敵
[表記]「身方」とも書く。「味・身」は、借字。


みそ【味噌】[1]🔗⭐🔉
みそ【味噌】[1]
(一)日本人の食生活に欠かせない伝統的な調味料。ダイズを蒸してつき砕き、こうじと塩を交ぜて醗酵(ハツコウ)させて作る。〔特に、くふうをこらして苦心した点の意にも用いられる。例、「この考案が―だ」〕
「―を擂スる〔=へつらう〕/―もくそも一緒にする〔=価値の有るものも無いものも無差別に扱う〕/―をつける〔=しくじる。面目を失う〕/―煮[0][3]・たい―[0]・鉄火―」
(二)「みそ(一)」に似た状態の物。
「△カニ(エビ)の―〔=精巣または卵巣〕/脳―」
[かぞえ方](一)は一樽(ヒトタル)・一本
みそあえ【味噌和え】【味噌和】ミソアヘ[0]🔗⭐🔉
みそあえ【味噌和え】【味噌和】ミソアヘ[0]
味噌で和え△ること(た食品)。
[表記]「味〈噌韲〉」とも書く。
みそくそ【味噌糞】[0]🔗⭐🔉
みそくそ【味噌糞】[0]
(副)
―に 〔口頭〕
くそみそ

みそこし【味噌漉し】【味噌漉】[2][3][0]🔗⭐🔉
みそこし【味噌漉し】【味噌漉】[2][3][0]
曲げ物の底に細い竹製の網代(アジロ)を張った、味噌を漉す道具。
みそしる【味噌汁】[3]🔗⭐🔉
みそしる【味噌汁】[3]
〔すましじると違って〕味噌を溶かし、野菜・ワカメ・豆腐などを実に入れて煮た汁。
みそすり【味噌擂り】【味噌擂】[0][4][3]🔗⭐🔉
みそすり【味噌擂り】【味噌擂】[0][4][3]
(一)味噌の中に残っている豆をすりつぶすこと。
(二)へつらう△こと(人)。
みそすりぼうず【味噌擂り坊主】【味噌擂坊主】ミソスリバウズ[5]🔗⭐🔉
みそすりぼうず【味噌擂り坊主】【味噌擂坊主】ミソスリバウズ[5]
お寺で炊事などの雑用をする、下級の僧。
みそっかす【味噌っ滓】【味噌滓】[4]🔗⭐🔉
みそっかす【味噌っ滓】【味噌滓】[4]
〔口頭〕
(一)味噌を味噌こしでこした滓。〔価値の無い物の意にも用いられる〕
(二)遊びの仲間として一人前の扱いをされない子供。
みそづけ【味噌漬け】【味噌漬】[0]🔗⭐🔉
みそづけ【味噌漬け】【味噌漬】[0]
味噌につけた肉・魚・野菜。
みそっぱ【味噌っ歯】【味噌歯】[2]🔗⭐🔉
みそっぱ【味噌っ歯】【味噌歯】[2]
〔口頭〕子供の、虫歯で黒く欠けた歯。
みそまめ【味噌豆】[0]🔗⭐🔉
みそまめ【味噌豆】[0]
味噌の原料と△なる(して蒸した)豆。
みとう【味到】ミタウ[0]🔗⭐🔉
みとう【味到】ミタウ[0]
―する 〔内容を〕十分に味わいつくすこと。
みとく【味得】[0]🔗⭐🔉
みとく【味得】[0]
―する よく味わって理解し、その知識や技芸などを自分のものとすること。
「真髄を―する」
みどく【味読】[0]🔗⭐🔉
みどく【味読】[0]
―する 文章の内容をよく味わいながら読むこと。
「漱石ソウセキの小説を―する」
卒読

みらい【味蕾】[0]🔗⭐🔉
みらい【味蕾】[0]
舌の粘膜に分布している、味覚をつかさどる卵形の感覚細胞。
みりん【味醂】[0]🔗⭐🔉
みりん【味醂】[0]
調味用の甘い酒。蒸したもち米と米のこうじを、しょうちゅうに入れて糖化させ、汁をしぼったもの。
「―漬け〔=味醂のかすに漬けた漬物〕・―干ボし〔=小魚を、味醂にしょうゆ・砂糖などを交ぜた汁にひたし、かわかしたもの〕」
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