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あじ【味】アヂ🔗⭐🔉
あじ【味】アヂ

名
舌でとらえる、飲食物などがもつ甘い・辛い、うまい・まずいなどの感じ。
「苦い━がする」
「塩・こしょうで━を調える」
「━が薄い」
「上品な━」
「こってり[まったり]した━」
そのものに特有のすぐれた性質。味わいのある趣。
「━のある文章」
「演技にいい━が出る」
「━も素っ気もない(=何の趣もない。無味乾燥だ)」
体験から得た物事の感じや物のよしあし。
「勝利の━をかみしめる」
「人生の苦い━を知る」
「快楽の━を覚える」
《多く「━な」の形で》気のきいた、しゃれた、手ぎわがよいの意。
「なかなか━なまねをする」
「縁は異なもの━なもの」
関連語
大分類‖飲食‖いんしょく
中分類‖味‖あじ








【味を占し・める】🔗⭐🔉
【味を占し・める】
一度体験したうまみや面白みが忘れられなくて、次にも同様のことを期待する。
あじき‐な・い【味気ない(味気無い)】アヂキ━🔗⭐🔉
あじき‐な・い【味気ない(味気無い)】アヂキ━

形
「味けない」のやや古風な言い方。
‐げ/‐さ/‐が・る





あじけ‐な・い【味気ない(味気無い)】アヂケ━🔗⭐🔉
あじけ‐な・い【味気ない(味気無い)】アヂケ━

形
物事に味わいや面白みやはりあいなどが感じられず、つまらないさま。あじきない。
「寄宿生活は━」
「━世の中に愛想を尽かす」
「あづきなし(=道理にはずれてひどい)」の転で、「味気」は当て字。
→「ない」のコラム
‐げ/‐さ/‐が・る







あじ‐つけ【味付け】アヂ━🔗⭐🔉
あじ‐つけ【味付け】アヂ━

名・自他サ変
飲食物に味をつけること。味をつけた食品。また、味のつけ具合。
「煮物に━をする」
「こってりした━」
「━のり」




あじ‐の‐もと【味の▽素】アヂ━🔗⭐🔉
あじ‐の‐もと【味の▽素】アヂ━

名
グルタミン酸ナトリウムを主成分とする化学調味料の商標名。
◇一般的呼称では「うま味調味料」「化学調味料」を使う。




あじ‐み【味見】アヂ━🔗⭐🔉
あじ‐み【味見】アヂ━

名・他サ変
試しに少し口にして、味の具合を調べること。味きき。
「煮物の━をする」




あじ‐わ・う【味わう】アヂハフ🔗⭐🔉
あじ‐わ・う【味わう】アヂハフ

他五
飲食物の味のよさを十分に感じ取る。味を楽しむ。賞味する。
「山海の珍味を━」
「よくかんで御飯の甘さを━」
「勝利の美酒を━」
物事の趣や面白みを感じ取る。鑑賞する。玩味がんみする。楽しむ。
「名画を━」
「オペラの醍醐味だいごみを━」
喜びや悲しみなどの思いを体験する。身に染みて感じる。実感としてもつ。
「勝利の快感を━」
「幻滅の悲哀[精神的苦痛]を━・わされる」
「敗北の味を━・わされる」
「満足感[スリル]を━」
「旅行気分を━」
◆「味」を動詞化した語。「わう」は「賑にぎわう」「幸さきわう」の「わう」と同じ。
「味あう」「味あわない」「味あわされる」とするのは誤り。正しくは「味わう」「味わわない」「味わわされる」。
味わえる
味わい
関連語
大分類‖飲食‖いんしょく
中分類‖食べる‖たべる
大分類‖見聞‖けんぶん
中分類‖観賞‖かんしょう










み【味】🔗⭐🔉
み【味】
(造)
食べ物のあじ。うまみ。
「━覚」
「甘かん━・酸━・七━・珍━」
舌であじわう。また、物事をよく考えて理解する。
「玩━がんみ・吟━」
物事の趣やおもしろみ。
「俳━・興━・趣━」
「人間━」
物事の内容。中身。
「意━・正━」
関連語
大分類‖飲食‖いんしょく
中分類‖味‖あじ






み‐かく【味覚】🔗⭐🔉
み‐かく【味覚】

名
物の味を感じる感覚。舌にある味蕾みらいが、甘い・塩からい・すっぱい・苦いなどの味を感じとる。




みかく‐しょうがい【味覚障害】━シャウガイ🔗⭐🔉
みかく‐しょうがい【味覚障害】━シャウガイ

名
味覚機能の低下・消失、または過敏によって本来の味が感じられなくなる状態。




み‐かた【味方(身方)】🔗⭐🔉
み‐かた【味方(身方)】

名
争い合う双方のうち、自分が属している方(の仲間)。
⇔敵

自サ変
支持・支援すること。
「弱い方に━する」
本来の表記は「▽御方」。「味方」「身方」は当て字が慣用化したものだが、今は「味方」が一般的。











みそ【味▼
】🔗⭐🔉
みそ【味▼
】

名
蒸した大豆を砕き、塩と
こうじを加えて発酵させた調味料。豆
を使った豆味
、麦
を使った麦味
、米
を使った米味
などがある。
カニやエビの甲殻中にある、色や形状が
に似たもの。
工夫や趣向をこらしたところ。自慢とする点。
「このカメラは胸ポケットにも収まるのが━だ」
「ミソ」と書くことも多い。

















【味
も糞くそも一緒】🔗⭐🔉
【味
も糞くそも一緒】
価値のあるものもないものも同一に扱うことのたとえ。

【味
を付・ける】🔗⭐🔉
【味
を付・ける】
しくじる。しくじって面目を失う。

みそ‐あえ【味▼
▽和え】━アヘ🔗⭐🔉
みそ‐あえ【味▼
▽和え】━アヘ

名
野菜・魚肉などを味
であえること。また、その料理。






みそ‐くそ【味▼
▼糞】🔗⭐🔉
みそ‐しる【味▼
汁】🔗⭐🔉
みそ‐しる【味▼
汁】

名
味
仕立ての汁物。実として野菜・豆腐・海藻・魚介などを加える。おみおつけ。






みそ‐すり【味▼
▼擂り】🔗⭐🔉
みそ‐すり【味▼
▼擂り】

名
すり鉢で味
をすること。
へつらうこと。また、その人。ごますり。








みそっ‐かす【味▼
っ▼滓】🔗⭐🔉
みそっ‐かす【味▼
っ▼滓】

名
味
を漉こしたかす。
子供の遊びなどで、その仲間と対等に扱ってもらえない子。








みそ‐づけ【味▼
漬け】🔗⭐🔉
みそ‐づけ【味▼
漬け】

名
野菜・肉・魚などを味
に漬けること。また、漬けたもの。






みそっ‐ぱ【味▼
っ歯】🔗⭐🔉
みそっ‐ぱ【味▼
っ歯】

名
乳歯の虫歯。また、欠けて黒っぽくなった歯。みそば。





みそ‐まめ【味▼
豆】🔗⭐🔉
みそ‐まめ【味▼
豆】

名
味
の原料として、やわらかく煮た大豆。
大豆のこと。








み‐とう【味到】━タウ🔗⭐🔉
み‐とう【味到】━タウ

名・他サ変
内容を十分に味わいつくすこと。
「山海の珍味[新居の居心地のよさ]を━する」




み‐とく【味得】🔗⭐🔉
み‐とく【味得】

名・他サ変
内容をよく味わって理解し、自分のものにすること。
「歌劇の神髄を━する」




み‐らい【味▼蕾】🔗⭐🔉
み‐らい【味▼蕾】

名
脊椎せきつい動物の味覚器。主に舌の粘膜に分布し、味細胞と支持細胞が花の蕾つぼみ状に集まる。味覚芽。




み‐りん【味▼醂】🔗⭐🔉
み‐りん【味▼醂】

名
焼酎しょうちゅうに蒸したもち米と米こうじを加え、ゆっくりと糖化発酵させた甘い酒。正月の
蘇とそや調味料に用いる。
「味▼淋」とも。






みりん‐ぼし【味▼醂干し】🔗⭐🔉
みりん‐ぼし【味▼醂干し】

名
開いた小魚を味醂・
油しょうゆ・砂糖などを混ぜた液に浸してから干した食品。





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