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しゃ[捨]🔗🔉

しゃ[捨] (一)すてる。 「捨身・取捨」 (二)惜しみなく人に与える。 「喜捨」

しゃしょう【捨象】シャシヤウ[0]🔗🔉

しゃしょう【捨象】シャシヤウ[0] ―する 抽象する際に、本質的でない種種の性質を捨て去ること。

しゃしん【捨身】[0]🔗🔉

しゃしん【捨身】[0] (一)俗界を捨てて仏門に入ること。出家。 (二)仏法を求めたり 悩み苦しむ人たちを救ったり するために、自分の身命を投げ出すこと。

すていし【捨て石】【捨石】[0]🔗🔉

すていし【捨て石】【捨石】[0] (一)単調を破るために、庭の所どころに据えておく石。 (二)水勢をそいだり護岸のためなどに、水中に投げ入れる石。 (三)〔碁で〕作戦上打つ むだ石。〔他日の利用のためにする、むだなように見える△投資(行為)や、大事を行う上での やむをえない犠牲の意にも用いられる〕

すていん【捨て印】【捨印】[0]🔗🔉

すていん【捨て印】【捨印】[0] 証拠となる書類の欄外などに、訂正などを予想して念のために押しておく印。

すてうり【捨て売り】【捨売】[0]🔗🔉

すてうり【捨て売り】【捨売】[0] ―する 捨て値で売ること。投売り。

すておく【捨て置く】【捨置く】[3][4][0]:[3][0]🔗🔉

すておく【捨て置く】【捨置く】[3][4][0]:[3][0] (他五) そのままにしておく。放置する。

すておぶね【捨て小舟】【捨小舟】ステヲブネ[3]🔗🔉

すておぶね【捨て小舟】【捨小舟】ステヲブネ[3] 〔雅〕 乗り捨てた小舟。〔たよりない境遇の身の上の意にも用いられる。例、「寄る辺なぎさの―」〕

すてがな【捨て仮名】【捨仮名】[0]🔗🔉

すてがな【捨て仮名】【捨仮名】[0] 自分が意図したのと同じ語形を読み手に期待するために示す、漢字の一部分の読み仮名。例、門〔=「モン」でなく「カド」であることを示す〕。〔語の終りに付ける場合が最も多く、初め・中が これに次ぐ。また、広義では、送り仮名をも含む〕

すてがね【捨て金】【捨金】[0]🔗🔉

すてがね【捨て金】【捨金】[0] (一)むだなお金。 (二)△利益(返済)を予想せずに提供するお金。

すてがね【捨て鐘】【捨鐘】[0]🔗🔉

すてがね【捨て鐘】【捨鐘】[0] 時の鐘を鳴らすに先立って、注意のためにまず三回つき鳴らした鐘。

すてご【捨て子】【捨子】[0]🔗🔉

すてご【捨て子】【捨子】[0] 扶養の義務のある人が、幼児をそっと捨てておくこと。また、その子。 [表記]「《棄《児」とも書く。

すてさる【捨て去る】【捨去る】[3]:[3]🔗🔉

すてさる【捨て去る】【捨去る】[3]:[3] (他五) △思い切りよく(未練も無く)捨てて、それから離れる。

すてぜりふ【捨てぜりふ】[3]🔗🔉

すてぜりふ【捨てぜりふ】[3] 〔もと、歌舞伎カブキ役者が登場・退場の時などに言うアドリブの短いせりふ〕 立ち去る時に、脅迫・侮蔑(ブベツ)などの意を込めて吐き捨てるように言い残して行く言葉。 「―を吐く」 [表記]「捨て{台詞}」とも書く。

すてどころ【捨て所】【捨所】[0]🔗🔉

すてどころ【捨て所】【捨所】[0] 捨てる△場所(時期)。 「ここが命の―だ/心の憂さの―」

すてね【捨て値】【捨値】[0]🔗🔉

すてね【捨て値】【捨値】[0] 損得を無視した、安い値段。 「―で買った/―で手放す」

すてばち【捨て鉢】【捨鉢】[0]🔗🔉

すてばち【捨て鉢】【捨鉢】[0] ―な 「やけ」の意の強調表現。 「―な△気分(調子)」

すてぶち【捨て扶持】【捨扶持】[0]🔗🔉

すてぶち【捨て扶持】【捨扶持】[0] 役に立つことを期待しないで与える賃金・給料など。

すてみ【捨て身】【捨身】[0]🔗🔉

すてみ【捨て身】【捨身】[0] 自分の生命を投げ出すほどの覚悟で、全力をそそぐこと。 「―で事に当たる/―の覚悟」

すてもの【捨て者】【捨者】[0]🔗🔉

すてもの【捨て者】【捨者】[0] 〔捨てられ者の意〕 それ自体全く価値が無く、また何の役にも立たない存在(として だれからも注目されない者)。

すてる【捨てる】🔗🔉

すてる【捨てる】 [一][3][0]:[0](他下一) (一)〈(どこニ)なにヲ―〉 不要△の物として(だと言って)その場所に置いたり 投げ出したり する。 「ごみを―/生命を―〔=さし出す〕/権利を―〔=行使しない〕/まんざら捨てたもんじゃない〔=不要のように見えても、意外と利用価値が有るものだ〕」拾う (二)〈なにヲ―〉 △どうでもいい(無関係の)物として、まともに対応せずにいる。 「最後まで勝負を捨てない」 (三)〈なにヲ―〉 関心を失って、△交際(関係)を絶つ。 「世を―〔=(家を離れ)俗世間と没交渉の生活に入る〕」 (四)〈なにヲ―〉 それに対する執着を断ち切る。 「大学教授の職を さらりと―/家を―/△私心(わだかまり)を―/名を捨てて実ジツを取る/小異を捨てて大同に就く」

すててかかる【捨ててかかる】🔗🔉

すててかかる【捨ててかかる】 △どうでもいい(なげやりな)態度をとる。 [二]〔接尾語的に〕 (一)使って古くなった物を、 不要品とする。 「読み―」 (二) …してしまう。完全に…する。 「世界記録保持者を抜き捨てた」 [表記]「《棄てる」とも書く。

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