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かた【片】🔗🔉

かた【片】 (造語) (一)合わせて完全になるものの一方(だけ)。 「―えくぼ[3]・―割れ」 (二)それだけでは十分に役に立たないこと。 「―言コト・―時トキ」 (三)人の目に立たないこと。 「―すみ・―いなか」

かたあし【片足】[0]🔗🔉

かたあし【片足】[0] 一方の足。 「―跳び〔=一方の足だけで何回か跳び続けること〕」

かたいき【片息】[0][3]🔗🔉

かたいき【片息】[0][3] 今にも絶えそうで、苦しそうな息。 [表記]「肩息」は、民間語原説による用字。

かたいじ【片意地】カタイヂ[0]🔗🔉

かたいじ【片意地】カタイヂ[0] ―な/―に 〔「片」は、一面的の意〕 他の△意見(事情)は構わず、頑固に自分の考えだけを通す△こと(様子)。 「―を張る」 ――さ[0][4]

かたいっぽう【片一方】カタイッパウ[3]🔗🔉

かたいっぽう【片一方】カタイッパウ[3] 「かたほう」の口語的表現。

かたいなか【片田舎】カタヰナカ[3]🔗🔉

かたいなか【片田舎】カタヰナカ[3] (中央から離れた)交通不便な村里。

かたうで【片腕】[0]🔗🔉

かたうで【片腕】[0] 一方の腕。〔一番頼みとする手助けの人の意にも用いられる〕

かたうらみ【片恨み】【片恨】[0][3]🔗🔉

かたうらみ【片恨み】【片恨】[0][3] ―する 恨む理由の無い相手を恨むこと。

かたえ【片方】カタヘ[0]🔗🔉

かたえ【片方】カタヘ[0] そばの、じゃまにならない所。 [表記]「《傍え」とも書く。

かたおか【片丘】カタヲカ[0][2]🔗🔉

かたおか【片丘】カタヲカ[0][2] 丘としての特徴が はっきり見られない高所。 [表記]「片〈岡」とも書く。

かたおなみ【片男波】カタヲナミ[3]🔗🔉

かたおなみ【片男波】カタヲナミ[3] 〔雅語「潟カタを無み」の誤解、または もじりに基づく語〕 おなみ。

かたおもい【片思い】【片思】カタオモヒ[3]🔗🔉

かたおもい【片思い】【片思】カタオモヒ[3] 一方的であって、相手に通じない思慕。

かたおや【片親】[0]🔗🔉

かたおや【片親】[0] 二親フタオヤ) (一)両親のうち、どちらか一方。 (二)両親のどちらかが死んで、残っている一方の親。 「―で子を育てる」

かたかげ【片陰】[0][3]🔗🔉

かたかげ【片陰】[0][3] 何かのちょっとした陰。

かたかた【片片】[2]🔗🔉

かたかた【片片】[2] 「かたほう」の意の老人語。 [表記]「片方」とも書く。

かたかな【片仮名】🔗🔉

かたかな【片仮名】 〔「片」は、不完全の意〕 [一][3][2] 仮名の一つ。外来語の表記や電報文などに用いられるもの。大部分は漢字の偏旁(ヘンボウ)の△一方(一部分)を取って出来たもの。 平仮名 [二](造語) 外来語△としての(による)。 「―職業〔=スタイリストやコーディネーターなど〕」

かたかまやり【片鎌槍】[4]🔗🔉

かたかまやり【片鎌槍】[4] 穂の左右のどちらかに枝の有る槍。

かたがわ【片側】カタガハ[0]🔗🔉

かたがわ【片側】カタガハ[0] 一方の側。 「―通行[5]・―店ミセ [4]」 両側

かたがわまち【片側町】カタガハマチ[4]🔗🔉

かたがわまち【片側町】カタガハマチ[4] 立地の関係で、道の片側にだけ家いえが立ち並んだ町。 片町[2][0]。

かたくち【片口】[0][2]🔗🔉

かたくち【片口】[0][2] 一方にだけ つぎ口のある△鉢(ちょうし)。

かたくちいわし【片口鰯】[5]🔗🔉

かたくちいわし【片口鰯】[5] 稚魚を煮干し・シラス干しにし、幼魚はごまめにする近海産の海魚。カツオ釣の生き餌()としても重要。〔カタクチイワシ科〕 [かぞえ方]一匹

かたくり【片栗】[2][0]🔗🔉

かたくり【片栗】[2][0] 山野に生じる多年草。早春、紫色の花を開く。地下茎は、もと かたくり粉の原料。〔ユリ科〕 [かぞえ方]一本

かたくりこ【片栗粉】[4][3][0]🔗🔉

かたくりこ【片栗粉】[4][3][0] 料理・らくがんなどに使う でんぷん。〔今は、多くジャガイモから作る〕

かたこい【片恋】カタコヒ[0]🔗🔉

かたこい【片恋】カタコヒ[0] 男女間の一方的な恋。

かたこと【片言】[0]🔗🔉

かたこと【片言】[0] (言語習得が不十分で)その言語の標準的な表現としては整っていない物の言い方。 「―でしゃべり出す/―のフランス語を話す」

かたしく【片敷く】[0][4][3]:[0][3]🔗🔉

かたしく【片敷く】[0][4][3]:[0][3] (他四) 〔雅〕片そでを下に敷いて、ひとり寝をする。

かたす【片す】[2]:[2]🔗🔉

かたす【片す】[2]:[2] (他五) 〔東北・関東方言〕 かたづける。しまう。

かたすみ【片隅】[0][3]🔗🔉

かたすみ【片隅】[0][3] 中央から離れた、目立たない隅。 「部屋の―/行政の―に追いやられる」

かたそで【片袖】[0]🔗🔉

かたそで【片袖】[0] (一)片方の袖。 (二)〔机で〕床近くまで付けられた引出しが片側にだけ有ること。 「―机[5]」 両袖

かただより【片便り】[3]🔗🔉

かただより【片便り】[3] 出した手紙に対して、期待する返信が来ないこと。

かたちんば【片ちんば】[3]🔗🔉

かたちんば【片ちんば】[3] [一] 片足のぐあいが悪く、正常に歩けないことを指す差別的な表現。 [二] ―な/―に 二つで一そろいの物の片方の種類が異なり、ぐあいが悪い様子。

かたづく【片付く】【嫁く】[3]:[3]🔗🔉

かたづく【片付く】【嫁く】[3]:[3] (自五) 〔もと、方付くの意〕 (一)その物が収まるべき場所に収まる。 「机の上が―〔=整理されて、きれいになる〕/立つとも座るとも片付かない〔=立つでもなければ座るでもない、中途はんぱな〕かっこう」 (二)解決する。 「事件が―/宿題が―〔=すっかり終わる〕」 娘が嫁に行く。 [他動]嫁ける[4]:[4](下一)

かたづける【片付ける】[4]:[4]🔗🔉

かたづける【片付ける】[4]:[4] (他下一) 〔もと、方付けるの意〕 (一)〈どこ・なにヲ―/なにヲどこニ―〉 その物を収めるべき場所に収めたり 不用な物を捨てたり などして、きちんとする。 「部屋を―/邪魔者を―〔=俗に、殺す〕」 (二)〈なにヲ―〉 処理する。 「△仕事(問題)を―/…の一言で―〔=すべて解決されたものと見なす〕」 [名] 片付け[4] 「会場を―がてら見回る」

かたっぱし【片っ端】[0][4]🔗🔉

かたっぱし【片っ端】[0][4] 「かたはし」の強調表現。 「―から〔=手当り次第に〕見始める」

かたっぽう【片っ方】カタッパウ[2]🔗🔉

かたっぽう【片っ方】カタッパウ[2] 「かたほう」の強調表現。

かたて【片手】[0][3]🔗🔉

かたて【片手】[0][3] (一)一方の手。 両手  (二)指五本の称。〔秘密を要する金銭取引の際に、千円・一万円・十万円などの五倍として用いられる〕

かたておけ【片手桶】カタテヲケ[3][4][0]🔗🔉

かたておけ【片手桶】カタテヲケ[3][4][0] 側面に取っ手が一つだけ有る桶。

かたてわざ【片手業】[0]🔗🔉

かたてわざ【片手業】[0] 本業の ひまを盗んでする程度の(あまり重要でない)仕事・作業。

かたておち【片手落ち】【片手落】[0]🔗🔉

かたておち【片手落ち】【片手落】[0] ―な/―に 〔片は、一方に片寄った、の意〕 一方だけしか△考え(優遇し)ない様子。えこひいき。

かたてま【片手間】[0][4]🔗🔉

かたてま【片手間】[0][4] 本業の余暇(にする他の事)。かたでま。 「―にフランス語を独習する/―仕事」

かたとき【片時】[0][4][3]🔗🔉

かたとき【片時】[0][4][3] ちょっとの間。 「―も忘れない」

かたながれ【片流れ】【片流】[3]🔗🔉

かたながれ【片流れ】【片流】[3] 〔普通は二方に有る〕 屋根の傾斜が一方にだけ有るもの。 「―造ヅクリ [6]」 両流れ

かたは【片刃】[0]🔗🔉

かたは【片刃】[0] 刃物の片側にだけ刃が付いている△こと(物)。かたば。 両刃(リヨウバ両刃(モロハ

かたはい【片肺】[0]🔗🔉

かたはい【片肺】[0] 片方△の(しか機能してない)肺。

かたはいひこう【片肺飛行】カタハイヒカウ[5]🔗🔉

かたはいひこう【片肺飛行】カタハイヒカウ[5] 両翼に取り付けられたエンジンのうち、一方が故障して機能せず、残りの一方だけで飛行すること。

かたはく【片白】[0]🔗🔉

かたはく【片白】[0] 白い米と黒い麹(コウジ)とを使って醸造した酒。 諸白(モロハク

かたはし【片端】[0]🔗🔉

かたはし【片端】[0] (一)一方の端。かたっぱし。 「聞いた―から忘れる」 (二)わずかの部分。

かたはだ【片肌】[0]🔗🔉

かたはだ【片肌】[0] 〔「片」は「片方だけ」の意〕 「―(を)脱ぐ〔=(a)片方だけ肌脱ぎになる。 (b)だれかを助けるために手を貸す〕」 もろ肌

かたはら【片腹】[0]🔗🔉

かたはら【片腹】[0] 腹の片一方。 わきばら(一)

かたはらいたい【片腹痛い】[6]:[6]🔗🔉

かたはらいたい【片腹痛い】[6]:[6] (形) 〔「傍カタハラ痛い」の文字読みに基づく語〕かたわらいたい。

かたひざ【片膝】[2]🔗🔉

かたひざ【片膝】[2] 一方の膝。 「―を立てて座る」

かたびさし【片庇】[3]🔗🔉

かたびさし【片庇】[3] 片流れの庇。

かたほ【片帆】[0]🔗🔉

かたほ【片帆】[0] 帆を 一方に 傾けて あげる こと。 真帆(マホ

かたほう【片方】カタハウ[2]🔗🔉

かたほう【片方】カタハウ[2] 二つ有るもののうちの一つ。 両方

かたぼう【片棒】カタバウ[0]🔗🔉

かたぼう【片棒】カタバウ[0] 駕籠(カゴ)をかつぐ二人のうちの一方。 「…の―をかつぐ〔=相手と組んで何か(良からぬ事)をする〕」

かたぼうえき【片貿易】[3]🔗🔉

かたぼうえき【片貿易】[3] △輸入(輸出)の一方に偏った貿易。

かたほとり【片辺】[3]🔗🔉

かたほとり【片辺】[3] 「片いなか・片すみ」 の意 の雅語的表現。

かたまえ【片前】カタマヘ[0]🔗🔉

かたまえ【片前】カタマヘ[0] 男物の洋服で、上着の前合せが浅く、ボタンが一列になっているもの。シングル。 両前

かたみ【片身】[0]🔗🔉

かたみ【片身】[0] (一)魚を三枚に下(オロ)した時の、片方の肉。 (二)衣服の身ごろの半分。

かたみち【片道】[0]🔗🔉

かたみち【片道】[0] (往復の)どちらか一方。 「―貿易[5]・―乗車券[7]/地獄への―切符」 往復

かため【片目】[0]🔗🔉

かため【片目】[0] (一)一方の目。 「―が明く〔=ずっと負け続けていた力士などが やっと一回だけ勝つ〕」 両目  (二)一方の目がつぶれた△もの(人)。

かためん【片面】[0]🔗🔉

かためん【片面】[0] 〔表裏の関係を持つものの〕一方の面。 両面

かたや【片や】[1][2]🔗🔉

かたや【片や】[1][2] (接) それと対比的に、一方では。

かたやまざと【片山里】[4]🔗🔉

かたやまざと【片山里】[4] 〔雅〕へんぴな山里。

かたよせる【片寄せる】[4]:[4]🔗🔉

かたよせる【片寄せる】[4]:[4] (他下一) (整理のため)一方へ寄せる。

かたわ【片輪】カタハ[2]🔗🔉

かたわ【片輪】カタハ[2] 〔不完全の意。「は」は接辞、「輪」は借字〕 表から見えるからだの部位に障害が有って、不自由な△こと(人)を指す差別的な表現。〔不均衡な物事の意にも用いられる〕

かたわき【片脇】[0][4]🔗🔉

かたわき【片脇】[0][4] その人の居る左または右。

かたわれ【片割れ】【片割】[0][4]🔗🔉

かたわれ【片割れ】【片割】[0][4] (一)こわれた物の一かけら。 (二)仲間の中の、余り重要でない一人。

ひら【片】🔗🔉

ひら【片】 (造語) 厚みが余り無く軽い物を算(カゾ)える語。 「遮る雲の一―さえ持たぬ春の日影/一―の紅の木の葉/降りくるは雪の二―三―なり/ふた―の紙片」

へん[片]🔗🔉

へん[片] (一)きれはし。 「片雲・一片ペン・金属片[4]」 (二)わずかの。 「片時・片言隻語ヘンゲンセキゴ

へんうん【片雲】[0]🔗🔉

へんうん【片雲】[0] 「ちぎれ雲」の意の漢語的表現。

へんえい【片影】[0]🔗🔉

へんえい【片影】[0] 「遠くからわずかに認められる、その物の姿」の意の漢語的表現。〔断片的資料によって知ることの出来る、その人の性格・行状などの一面の意にも用いられる〕 「飛ぶ鳥の―も認めず」

へんげん【片言】[0][3]🔗🔉

へんげん【片言】[0][3] 話の端ばしに見られる、ちょっとした表現。〔「―隻△句(語)[5]」は、その強調表現〕

へんじ【片時】[1]🔗🔉

へんじ【片時】[1] 「わずかの△間(時間)」の意の漢語的表現。かたとき。 「―も忘れず」〔古くは「へんし」〕

へんのうゆ【片脳油】ヘンナウユ[3]🔗🔉

へんのうゆ【片脳油】ヘンナウユ[3] 樟脳(シヨウノウ)を精製したあとに残る、無色で揮発性の油。防臭・殺虫用。 「煙出し―」

へんぺん【片片】[0]🔗🔉

へんぺん【片片】[0] ―たる/―と (一)薄っぺらで、内容上も重きを置かれない様子。 「―たる小冊子」 (二)一ひら一ひらが軽くひるがえる形容。 「桜花―として散り乱れる」

へんむけいやく【片務契約】[4]🔗🔉

へんむけいやく【片務契約】[4] 当事者の一方だけが債務を負う契約。双務契約

へんりん【片鱗】[0]🔗🔉

へんりん【片鱗】[0] 〔一枚のうろこの意〕高い水準にあることやスケールの大きさを窺(ウカガ)わせる一端。 「―を示す/―をのぞかせる/―を見た」

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