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あと【後】🔗🔉

あと【後】 [1]   (1)背中の方向。うしろ。「―から来る」   (2)以後。のち。⇔先 「泣いた―にすぐ笑う」   (3)のちの事態。のちのちのこと。「―先も考えず」   (4)ある事の結果,残ったもの。「―は,全部捨てる」   (5)死後。「―をとむらう」   (6)子孫。「―が絶える」   (7)後任。次。「―が決まらない」 [2](副) さらに。「―10 分待つ」

あと【跡・迹】🔗🔉

あと【跡・迹】 (1)通った所に残るしるし。「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示すしるし。また,その場所。「苦労の―」「手術の―」(建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く) (3)家督。跡目。「―を継ぐ」 (4)ゆくえ。「―をくらます」

アト【atto】🔗🔉

アト【atto】 単位に冠して,1018すなわち 100 京(けい)分の 1 の意を表す語。記号 a

あとあし【後足・後脚】🔗🔉

あとあし【後足・後脚】 四つ足の動物の,うしろの足。

あとあじ【後味】🔗🔉

あとあじ【後味】 (1)飲食したあと,口の中に残る味。あとくち。 (2)何かがすんだあとに残る感じ。「―の悪い事件」

あとあと【後後】🔗🔉

あとあと【後後】 将来。のちのち。

あといれさきだしほう【後入先出法】🔗🔉

あといれさきだしほう【後入先出法】 棚卸資産の評価方法の一。商品は最近の仕入から順に払い出されるものとして,仕入金額の期末在庫を計上する方法。買入逆法。LIFO。→先入先出法移動平均法

あとおい【跡追い・後追い】🔗🔉

あとおい【跡追い・後追い】 (1)あとから追うこと。 (2)先人のおこないや先行企画などをまねること。「―企画」

あとおいしんじゅう【跡追い心中・後追い心中】🔗🔉

あとおいしんじゅう【跡追い心中・後追い心中】 死んだ恋人や配偶者などを慕って,自殺すること。

あとおし【後押し】🔗🔉

あとおし【後押し】 (1)あとから押すこと。また,その人。 (2)助力すること。また,その人。後援。

アトール【atoll】🔗🔉

アトール【atoll】 環礁。環状サンゴ島。

あとがき【後書き】🔗🔉

あとがき【後書き】 書物・論文などの終わりに書き添える文。跋(ばつ)。⇔前書き

あとガス【後ガス・跡ガス】🔗🔉

あとガス【後ガス・跡ガス】 坑内爆発・炭塵(たんじん)爆発・発破のあとに発生する有毒ガス。

あとかた【跡形】🔗🔉

あとかた【跡形】 前に物が存在していたしるし。痕跡。「―もなく消え去る」

あとかたづけ【後片付け・跡片付け】🔗🔉

あとかたづけ【後片付け・跡片付け】 物事のすんだあとをきちんと整理すること。後始末。

あとがま【後釜】🔗🔉

あとがま【後釜】 (1)前任者に代わってつく地位。「―にすわる」 (2)後妻(ごさい)。後添(のちぞ)い。

あときん【後金】🔗🔉

あときん【後金】 契約金額のうち,一部を支払った残りの額。残金。

アトキンソン【Robert William Atkinson】🔗🔉

アトキンソン【Robert William Atkinson】 (1850-1929) イギリスの化学者。1874〜81 年(明治 7〜14)在日。東京開成学校・東京大学で教え,日本の化学の育成に貢献。日本酒の醸造過程の研究でも知られる。

あとくされ【後腐れ】🔗🔉

あとくされ【後腐れ】 物事のすんだ後に残る,ごたごたやわずらわしさ。

あとくち【後口】🔗🔉

あとくち【後口】 (1)あとあじ。「―が悪い」 (2)申し込みなどの,あとの方。また,あとに続く約束。「―がかかる」 (3)あとの方の順番。「―に回される」

あとげつ【後月】🔗🔉

あとげつ【後月】 先月。先月分。

あとざ【後座】🔗🔉

あとざ【後座】 能舞台で,本舞台と鏡板との間の場所。前方,本舞台寄りに囃子(はやし)方,橋懸かり寄り後方に後見が着座する。横板。

あとさき【後先】🔗🔉

あとさき【後先】 (1)位置や時間の前と後ろ。 (2)ある事が起こるまでの経過と起こったあとの結果。「―を考えず」 (3)順序が逆になること。「話が―になる」

あとさきみず【後先見ず】🔗🔉

あとさきみず【後先見ず】 状況や結果を考えず,無分別なこと。また,その人。

あとさく【後作】🔗🔉

あとさく【後作】 主要作物を収穫したあとの田畑に他の作物を栽培すること。また,その作物。⇔前作

あとざん【後産】🔗🔉

あとざん【後産】 胎児を娩出(べんしゆつ)したあと,胎盤(たいばん)・卵膜・臍帯(せいたい)などが体外に排出されること。また,排出されたもの。のちざん。こうざん。

あとしまつ【後始末・跡始末】🔗🔉

あとしまつ【後始末・跡始末】 (1)あとかたづけ。「会場の―」 (2)不始末のあとを処理すること。事後処理。

あとずさり【後退り】🔗🔉

あとずさり【後退り】 前を向いたまま,後ろへさがること。あとじさり。

あとずさ・る【後退る】🔗🔉

あとずさ・る【後退る】 (動五) 前を向いたままで後ろにさがる。

あとぜめ【後攻め】🔗🔉

あとぜめ【後攻め】 後攻(こうこう)。

あとぞなえ【後備え】🔗🔉

あとぞなえ【後備え】 軍陣・行軍などの後方にいて,後方からの襲撃に備える軍勢。後詰(ごづ)め。

あとぞめ【後染め】🔗🔉

あとぞめ【後染め】 布に織り上げたあとで染めること。⇔先染め

あとち【跡地】🔗🔉

あとち【跡地】 建築物・施設などが撤去されたあとの敷地。「―利用」

あとつぎ【跡継ぎ・後継ぎ】🔗🔉

あとつぎ【跡継ぎ・後継ぎ】 (1)家のあとを継ぐこと。また,その人。あととり。 (2)学問・技芸などで,師匠の仕事を受け継ぐこと。また,その人。後継者。

あとづけ【後付け】🔗🔉

あとづけ【後付け】 書籍の巻末に入れる後記・索引・奥付など。⇔前付け

あとづ・ける【跡付ける】🔗🔉

あとづ・ける【跡付ける】 (動下一) 物事の変化した跡をたどって確かめる。

あととり【跡取り】🔗🔉

あととり【跡取り】 あとつぎ。「―むすこ」

アトニー【(ド) Atonie】🔗🔉

アトニー【(ド) Atonie】 収縮性器官の組織(筋)がゆるむこと。無力症。「胃―」

あとばら【後腹】🔗🔉

あとばら【後腹】 〔「あとはら」とも〕 (1)出産後の腹痛。 (2)後妻の生んだ子。

あとばらい【後払い】🔗🔉

あとばらい【後払い】 代金をあとで支払うこと。⇔先払い前払い

アトピー【atopy】🔗🔉

アトピー【atopy】 人間に特有の遺伝性過敏症。

アトピーせいひふえん【アトピー性皮膚炎】🔗🔉

アトピーせいひふえん【アトピー性皮膚炎】 アトピー体質の人にいろいろな刺激が加わって生じる湿疹。かゆみが強い。年齢によって現れる症状が異なり,乳児では顔面・頭部が赤くただれて湿性,成人では主に関節屈側に丘疹が集簇(しゆうぞく)し,乾燥している。

あとひき【後引き】🔗🔉

あとひき【後引き】 (飲食物を)満足しないで際限なく続けて欲しがること。多く酒にいう。「―上戸(じようご)」

あとピン【後ピン】🔗🔉

あとピン【後ピン】 〔ピンはピントの略〕 写真で,焦点が被写体より後方にずれてぼけていること。⇔前ピン

あとぼう【後棒】🔗🔉

あとぼう【後棒】 駕籠(かご)の棒の後ろの方をかつぐ人。後肩(あとかた)。⇔先棒

あとまわし【後回し】🔗🔉

あとまわし【後回し】 順序を変えてあとにすること。「―にする」

あとみ【跡見】🔗🔉

あとみ【跡見】 朝または正午の茶事のあとで,それに参会できなかった人のために同じ趣向で引き続いて行う茶会。

あとみがくえんじょしだいがく【跡見学園女子大学】🔗🔉

あとみがくえんじょしだいがく【跡見学園女子大学】 私立大学の一。1859 年(安政 6)大坂に創立された跡見塾(その後京都から東京に移転)を源とし,1875 年(明治 8)設立の跡見女学校を経て,1965 年(昭和 40)設立。本部は新座市。

あとみかけい【跡見花蹊】🔗🔉

あとみかけい【跡見花蹊】 (1840-1926) 女性教育家。大坂の人。名は滝野。跡見女学校を創立。

アトミズム【atomism】🔗🔉

アトミズム【atomism】 原子論。

アトミック【atomic】🔗🔉

アトミック【atomic】 原子の。原子力の。

アトミックソルジャー【atomic soldier】🔗🔉

アトミックソルジャー【atomic soldier】 核実験によって被曝したアメリカ軍兵士。

アトム【atom】🔗🔉

アトム【atom】 〔ギリシャ語 atomos(分割できないもの,の意)に由来〕 (1)ギリシャ思想における「原子」。→原子論 (2)近代自然科学における「原子」。→原子

あとめ【跡目】🔗🔉

あとめ【跡目】 相続の対象となる家督や財産。また,それを相続する人。あとつぎ。

あとめそうぞく【跡目相続】🔗🔉

あとめそうぞく【跡目相続】 跡目を受け継ぐこと。跡式相続。

アトモスフィア【atmosphere】🔗🔉

アトモスフィア【atmosphere】 (1)大気。空気。 (2)雰囲気(ふんいき)。気分。

あともどり【後戻り】🔗🔉

あともどり【後戻り】 (1)来た道を逆に戻ること。 (2)もとの状態に逆行すること。逆戻り。「景気が―する」

あとやく【後厄】🔗🔉

あとやく【後厄】 厄年の次の年。忌むべき歳として慎む。のちやく。⇔前厄→厄年

あとやま【後山】🔗🔉

あとやま【後山】 鉱山で,切り羽(は)から掘りおこした鉱石や石炭を搬出する炭鉱員。⇔先山(さきやま)

アトラクション【attraction】🔗🔉

アトラクション【attraction】 (1)客集めのために,主な催し物に添える出し物。余興。 (2)人をひきつける力。

アトラクティブ【attractive】🔗🔉

アトラクティブ【attractive】 (形動) 人の心をひきつけるさま。魅力的。

アトラス【Atls】🔗🔉

アトラス【Atls】 (1)ギリシャ神話の巨人神。ティタン神族の一人。オリンポスの神々との戦いに敗れ,罰として世界の西の果てで天空を支える役を課せられた。 (2)〔メルカトル以来,地図帳の巻頭にアトラスの絵を描いたことから〕 世界地図帳。

アトラスさんみゃく【アトラス山脈】🔗🔉

アトラスさんみゃく【アトラス山脈】 〔ギリシャ神話の巨人神アトラスにちなむ名〕 アフリカ北西部,モロッコの大西洋岸からチュニジアにかけて東西に走る新期褶曲山脈。長さ 2400km。

アトランタ【Atlanta】🔗🔉

アトランタ【Atlanta】 アメリカ合衆国南部,ジョージア州の州都。南北戦争の激戦地。

アトランダム【at random】🔗🔉

アトランダム【at random】 (形動) 無作為にするさま。手当たり次第。アット-ランダム。「―に例をあげる」

アトランティス【Atlantis】🔗🔉

アトランティス【Atlantis】 プラトンの「クリティアス」などに描かれる伝説上の王国。ジブラルタル海峡の西方の大西洋にあって,強勢を誇ったが,地震のために一夜で海中に没したとされる。

アトランテス【(ギ) atlantes】🔗🔉

アトランテス【(ギ) atlantes】 男像柱。古代ギリシャ建築で,天空を支えるというアトラスにならって,男性像を柱としたもの。

あとり【子鳥・花鶏】🔗🔉

あとり【子鳥・花鶏】 スズメ目アトリ科の小鳥。スズメよりやや大形で頭と背は黒色。胸は黄褐色,腹は白色。日本へは秋に渡来,全土で越冬する。あっとり。

アトリー【Clement Richard Attlee】🔗🔉

アトリー【Clement Richard Attlee】 (1883-1967) イギリスの政治家。第二次大戦後労働党内閣を組織し,重要産業の国有化・社会福祉政策などを推進。

アトリウム【(ラ) atrium】🔗🔉

アトリウム【(ラ) atrium】 (1)古代ローマの住宅建築で,入り口の奥にある中庭風の広間。また,中世のバシリカ式教会堂の,柱廊に囲まれた前庭。 (2)現代建築で,建物の内部に設けた中庭風の広場。総合設計制度のもとで公開空地とされる。→総合設計制度

アトリエ【(フ) atelier】🔗🔉

アトリエ【(フ) atelier】 (1)画家・彫刻家などの仕事部屋。画室。工房。スタジオ。 (2)師匠と弟子たちからなる芸術家の集団。 (3)写真を撮影する部屋。スタジオ。

アトリビュート【attribute】🔗🔉

アトリビュート【attribute】 〔属性の意〕 神像・人物像などで,その神格や人物を表すのに不可欠とされる特徴や持物(じもつ)。また,象徴的にある神や人物を表すときの表徴。

アトレ【(フ) attrait】🔗🔉

アトレ【(フ) attrait】 魅力。好み。

アトレウス【Atreus】🔗🔉

アトレウス【Atreus】 ギリシャ神話のタンタロスの孫。ペロプスの子で,アガメムノンとメネラオスの父。ミュケナイ王。妻と通じた兄弟テュエステスを宴に招きその子供たちを殺して食卓に供した。

アトロー【(フ) attereaux】🔗🔉

アトロー【(フ) attereaux】 アトレ(飾り串)を使った串刺しフライ。温前菜の一。

アトロピン【atropine】🔗🔉

アトロピン【atropine】 ハシリドコロ・チョウセンアサガオなどのナス科植物に含まれるアルカロイド。副交感神経を抑制し,瞳孔散大薬・鎮痙(ちんけい)剤として用いられる。大量に用いると,中枢神経系に対し,はじめ刺激的に作用して幻覚を起こすが,のちには麻痺的に働き,昏睡・体温低下・不整脈・呼吸麻痺をきたす。

アトン【Aton】🔗🔉

アトン【Aton】 古代エジプトの太陽神。アメンホテプ 4 世によって,アモンに代わる純粋な一神教の神として祀(まつ)られたが,次代のツタンカーメン王により廃された。

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