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削跡 アトヲケズル🔗🔉

【削迹】 サクセキ・アトヲケズル =削跡。もといた土地から完全に放逐される。▽足跡までも削りとられる意。世をすててかくれる。ゆくえをくらます。〔→荘子

址 あと🔗🔉

【址】 7画 土部  区点=5214 16進=542E シフトJIS=9AAC 【阯】異体字異体字 7画 阜部 区点=7987 16進=6F77 シフトJIS=E897 《音読み》 シ〈zh〉 《訓読み》 あと 《意味》 {名}あと。建物の土台。また、そのあとに残ったもの。「城址ジョウシ」「基址キシ」 《解字》 会意兼形声。止は、じっと止まる足を描いた象形文字。址は「土+音符止」。土台は建物のじっと止まる足であるから址という。 《類義》 →跡 《熟語》 →下付・中付語

墟 あと🔗🔉

【墟】 15画 土部  区点=5250 16進=5452 シフトJIS=9AD0 《音読み》 キョ/コ〈x〉 《訓読み》 あと 《意味》 {名}あと。昔あったものが朽ち果てて、くぼみだけが残った所。「廃墟」「殷墟インキョ(三千年前に殷の都のあったあと。今の河南省安陽県にある)」 {名}山頂の中央部がくぼんだ大きな丘。「崑崙墟コンロンキョ」 {名}中国の中部・南部で、市のたつ小さな町のこと。▽町の名につけて「…墟」と呼ぶ。北部では「…集」という。 《解字》 会意兼形声。虚キョは「くぼみ+音符虍コ」の形声文字。墟は「土+音符虚(くぼみ)」で、地上に残った廃墟。 《単語家族》 虚(何もないくぼみ→むなしい)去(へこむ)却(くぼむ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

後 あと🔗🔉

【後】 9画 彳部 [二年] 区点=2469 16進=3865 シフトJIS=8CE3 《常用音訓》コウ/ゴ/あと/うし…ろ/おく…れる/のち 《音読み》 ゴ/コウ/グ〈hu〉 《訓読み》 のち/あと/うしろ/しりえ(しりへ)/あとにする(あとにす)/のちにする(のちにす)/おくれる(おくる) 《名付け》 しつ・ちか・のち・のり・もち 《意味》 {名}のち。あと。ある起点よりみて、あとの方。▽場所についても、時間についても用いる。〈対語〉→前→先。「事後」「落人後=人後ニ落ツ」 {名}うしろ。しりえ(シリヘ)。しり。▽もと、人体後部のしりの穴のこと。〈同義語〉→后ゴ/コウ。「是夕也、恵王之後而蛭出=コノ夕ニ、恵王ノ後ヨリ蛭出ヅ」〔→新書{形}のち。あと。のちの。あとの。〈対語〉→先→初→前。「後世」「後生」「後必有災=後必ズ災アリ」〔→孟子{名}のち。あと。あとつぎの人。また、子孫。〈対語〉→先(祖先)。「三代之後(三王朝の子孫)」「其無後乎=ソレ後ナカランカ」〔→孟子{動}あとにする(アトニス)。のちにする(ノチニス)。あと回しにする。「絵事後素=絵事ハ、素ヲ後ニス」〔→論語{動}おくれる(オクル)。あとになる。〈類義語〉→遅。「非敢後也=アヘテ後レシニアラザルナリ」〔→論語〕 《解字》 会意。「幺(わずか)+夂(あしをひきずる)+彳(いく)」で、足をひいてわずかしか進めず、あとにおくれるさまをあらわす。のち、后コウ・ゴ(うしろ、しりの穴)と通じて用いられる。 《異字同訓》 あと。 →跡 おくれる。→遅 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

後月 アトゲツ🔗🔉

【後月】 コウゲツ 翌月。来月。〔俗〕来々月。アトゲツ〔国〕前の月。先月。ノチノツキ〔国〕陰暦八月十五日の月(中秋の名月)に対して、九月十三日の月。十三夜。

斂迹 アトヲオサム🔗🔉

【斂迹】 レンセキ・アトヲオサム 挙動を引きしめてつつしむ。

痕 あと🔗🔉

【痕】 11画 部  区点=2615 16進=3A2F シフトJIS=8DAD 《音読み》 コン/ゴン〈hn〉 《訓読み》 あと 《意味》 {名}根を残す傷あと。傷によってできたあざ。 {名}あと。もののあとかた。「墨痕ボッコン」「涙痕ルイコン」 《解字》 会意兼形声。「+音符艮コン(一定の所に根をおろす)」。 《単語家族》 根恨(根を残すうらみ)と同系。 《類義》 →跡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

瘢 あと🔗🔉

【瘢】 15画 部  区点=6577 16進=616D シフトJIS=E18D 《音読み》 ハン/バン〈bn〉 《訓読み》 あと 《意味》 {名}あと。平らにへばりついた傷あと。ばらばらにちったしみ。 {名}とが。あら。過失。欠点。 《解字》 会意兼形声。「+音符般(平らにのびる、しびれる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

趾 あと🔗🔉

【趾】 11画 足部  区点=7670 16進=6C66 シフトJIS=E6E4 《音読み》 シ〈zh〉 《訓読み》 あし/あと 《意味》 {名}あし。土をじっとふまえるあし先の部分。あしくび。また、今では、あしの指。「挙趾キョシ(あしをあげて動く)」「玉趾ギョクシ(おみあし)」「渾舎驚怕走折趾=渾舎驚キ怕レ走ツテ趾ヲ折キヌ」〔→韓愈{名}あと。あしあと。転じて、むかし建物などがふまえていたそのあと。〈同義語〉→址。「城趾ジョウシ(=城址)」「遺趾イシ(=遺址)」 《解字》 会意兼形声。止シは、あしくびを描いた象形文字だが、のち、ふまえてとまる意に用いられたため、趾の字がつくられて、あしくびをあらわした。趾は「足+音符止」。 《類義》 →足 《熟語》 →下付・中付語

跡 あと🔗🔉

【跡】 13画 足部 [常用漢字] 区点=3255 16進=4057 シフトJIS=90D5 《常用音訓》セキ/あと 《音読み》 セキ/シヤク〈j〉 《訓読み》 あと 《名付け》 あと・ただ・と・みち 《意味》 {名}あと。次々と、同じ間をおいて点々と続く歩いたあと。転じて、足あと。〈同義語〉→迹セキ→蹟セキ。「足跡」「踪跡ソウセキ(たてに長く続く足あと→ゆくえ)」 {名}あと。物があったあと。また、物事が行われたあと。〈同義語〉→蹟→迹。「筆跡(=筆蹟)」 《解字》 会意。亦は、胸幅の間をおいて、両わきにあるわきの下を示す指事文字。腋エキの原字。跡は「足+亦」で、次々と間隔をおいて同じ形の続く足あと。 《類義》 痕コンは、根を残す傷あと。蹤ショウは、縦に細長く続く足あと。址シは建造物の土台が残ったもの。 《異字同訓》 あと。 跡「足の跡。苦心の跡が見える。容疑者の跡を追う。跡目を継ぐ」後「後の祭り。後を頼んで行く。後から行く。後になり先になり」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【迹】を見よ。

蹤 あと🔗🔉

【蹤】 18画 足部  区点=7707 16進=6D27 シフトJIS=E746 《音読み》 ショウ/シュ〈zng〉 《訓読み》 あと/はなつ 《意味》 {名}あと。長くつらなる足あと。物事のあと。また、人の行いのあと。〈同義語〉→踪。〈類義語〉→跡。「蹤跡ショウセキ」 {動}あとをつける。したがう。「跟蹤コンショウ」 {動}はなつ。自由にしてやる。ときはなって、なるにまかせる。▽縦ショウに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。「足+音符從ショウ(たてに長くのびる)」。 《類義》 →踏 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

蹟 あと🔗🔉

【蹟】 18画 足部  区点=3256 16進=4058 シフトJIS=90D6 《音読み》 セキ/シャク〈j〉 《訓読み》 あと/ふむ 《意味》 {名}あと。あしあと。建物の土台のあと。また、物事が行われたあと。〈同義語〉→跡。「事蹟ジセキ」「筆蹟ヒッセキ」 {動}ふむ。足あとをふんでいく。先例や、ルールにしたがう。 《解字》 形声。「足+音符責セキ」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

躅 あと🔗🔉

【躅】 20画 足部  区点=7717 16進=6D31 シフトJIS=E750 《音読み》 チョク/ドク〈zh〉/タク/ダク 《訓読み》 あと 《意味》 {動}じっと、たちどまる。「跼躅キョクチョク」「躑躅テキチョク(いってはとまる、ためらう)」 {動}つまずく。つまずいてとまる。 {名}あと。地上についた足あとや、わだちのあと。物事のあと。〈類義語〉→跡。「軌躅キタク」 《解字》 会意兼形声。「足+音符蜀ショク(くっついて離れない、とまる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

迹 あと🔗🔉

【迹】 10画 部  区点=7781 16進=6D71 シフトJIS=E791 《音読み》 セキ/シャク〈j〉 《訓読み》 あと/たずねる(たづぬ) 《意味》 {名}あと。地面を歩いて来たあと。点々と続く足あと。〈同義語〉→跡{名}あと。昔の人が行った物事のあと。また、物のあったあと。〈同義語〉→跡→蹟。「事迹」「不践迹=迹ヲ践マズ」〔→論語{動}たずねる(タヅヌ)。足あとや事跡をたどる。あとづける。 《解字》 会意。「+亦(一つ、また、一つと続く)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

不践迹 アトヲフマズ🔗🔉

【不践迹】 アトヲフマズ〈故事〉先人のやり方に従わず、全く自分独自のやり方で事を行う。〔→論語

阿党 アトウ🔗🔉

【阿党】 アトウ 他人のきげんをとって仲間になる。〈類義語〉附党。〔→漢書

阿堵 アト🔗🔉

【阿堵】 アト 晋シン代の代名詞。これ。この。このもの。〈故事〉銭のこと。『阿堵物アトブツ』▽晋の王衍オウエンが銭ということばをきらって「このもの」といった故事から。=阿睹。ひとみ。眼。

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