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あみ【網】🔗🔉

あみ【網】 (1)糸や針金などを編んで枡形(ますがた)の目を表したもの。(ア)魚や鳥などを捕らえる用具。(イ)食べ物を焼くのに用いるもの。 (2)人や物を捕らえるために張りめぐらされたもの。「捜査の―」

あみ【醤蝦・糠蝦】🔗🔉

あみ【醤蝦・糠蝦】 甲殻綱アミ目のエビに似た節足動物の一群の総称。体長 1〜2cm。体は透明。飼料・釣りのまき餌や,塩辛・佃煮(つくだに)などにする。

アミ【(フ) ami; amie】🔗🔉

アミ【(フ) ami; amie】 親しい友人。また,愛人。

アミア【(ラ) Amia】🔗🔉

アミア【(ラ) Amia】 アミア目の淡水魚。全長 90cm に達する。中生代のジュラ紀から白亜紀にかけて栄えた下等な硬骨魚類で,原始的な形質を残す。北アメリカ東部に分布。

あみあげぐつ【編み上げ靴】🔗🔉

あみあげぐつ【編み上げ靴】 靴のひもを編み上げて,足首や脛(すね)を締めるようにしてはく半長靴。軍靴など。編上靴(へんじようか)。あみあげ。

あみあ・げる【編み上げる】🔗🔉

あみあ・げる【編み上げる】 (動下一) (1)編み物を編み終える。 (2)本などを作り上げる。

あみあぶら【網脂】🔗🔉

あみあぶら【網脂】 豚や牛の内臓を包んでいる網状の脂肪。肉などを包んで焼いたり揚げたりする。クレピーヌ。

アミアン【Amiens】🔗🔉

アミアン【Amiens】 フランス北部の都市。ラシャ地製造など繊維工業が盛ん。

アミアンだいせいどう【アミアン大聖堂】🔗🔉

アミアンだいせいどう【アミアン大聖堂】 アミアンにあるゴシック様式の代表的建築。1220 年起工。全長 145m,身廊高 43m で,フランスのゴシック大聖堂中最大。

アミアンのわやく【アミアンの和約】🔗🔉

アミアンのわやく【アミアンの和約】 1802 年英仏間に結ばれたナポレオン戦争中の講和条約。両国の占領地を旧主に返還することを約し,これにより第二回対仏大同盟は解体。

アミーゴ【(ス) amigo】🔗🔉

アミーゴ【(ス) amigo】 友達。友人。仲間。

アミーバ【amoeba】🔗🔉

アミーバ【amoeba】 ⇒アメーバ

あみいりガラス【網入りガラス】🔗🔉

あみいりガラス【網入りガラス】 格子・亀甲(きつこう)・縞状の金網を封じ込んだ板ガラス。破損しても破片が散乱しにくく,防火用ガラスなどに使用される。ワイヤ-グラス。

あみうち【網打ち】🔗🔉

あみうち【網打ち】 (1)投網(とあみ)を打ち,魚を取ること。また,その人。 (2)相撲の決まり手の一。相手の差し手を両手でかかえ,差し手の側へひねり倒す技。

アミエル【Henri Frdric Amiel】🔗🔉

アミエル【Henri Frdric Amiel】 (1821-1881) スイスの哲学者・文学者。ベルリン滞在を通じてヘーゲル・シェリングの影響を受ける。30 数年間にわたる真摯(しんし)な内省の記録「日記」で名高い。

あみがさ【編み笠】🔗🔉

あみがさ【編み笠】 藁(わら)・菅(すげ)・藺草(いぐさ)などを編んで作った笠。

あみがさそう【編笠草】🔗🔉

あみがさそう【編笠草】 エノキグサの別名。

あみがさたけ【編笠茸】🔗🔉

あみがさたけ【編笠茸】 子嚢菌(しのうきん)類チャワンタケ目のきのこ。5 月頃庭先などに生える。頭部は球形または卵形。表面に網目状のくぼみがある。

あみがさゆり【編笠百合】🔗🔉

あみがさゆり【編笠百合】 ユリ科の多年草。中国原産。高さ約 50cm。晩春,淡黄緑色の鐘形花をつける。花の内面に網状の紋がある。鱗茎を煎(せん)じて咳止めに用いる。貝母(ばいも)。古名ハハクリ。

あみがしら【網頭・罔頭】🔗🔉

あみがしら【網頭・罔頭】 漢字の頭(かしら)の一。「罕」の「」,「罪」「署」などの「」の部分。

アミグダリン【amygdalin】🔗🔉

アミグダリン【amygdalin】 杏仁・アーモンドなどに含まれる配糖体。分解して有毒の青酸塩を生ずる。

あみこ【網子】🔗🔉

あみこ【網子】 網元(網主)に労力を提供し,実際に網漁業に従事する者。あご。

あみこ・む【編み込む】🔗🔉

あみこ・む【編み込む】 (動五) 異なる色や素材のものを一緒にして編む。また,別の色のもので模様を表す。

あみシャツ【網シャツ】🔗🔉

あみシャツ【網シャツ】 網目のように織った布地のシャツ。夏の肌着に用いる。

あみじょう【網状】🔗🔉

あみじょう【網状】 網の目のような形状をなしていること。

あみじょうこうぶんし【網状高分子】🔗🔉

あみじょうこうぶんし【網状高分子】 原子が三次元的な化学結合によって配列している高分子物質。分子どうしが三つ以上の基で結合したり,鎖状高分子間の架橋結合によって生ずる。フェノール樹脂・アルキド樹脂・加硫ゴムなど。

あみじょうせいうん【網状星雲】🔗🔉

あみじょうせいうん【網状星雲】 白鳥座にある星雲の一。数万年前に爆発した超新星の残骸。繊維状に光って見え,膨張し続けているガス体。

アミセチン【amicetin】🔗🔉

アミセチン【amicetin】 グラム陽性菌および抗酸菌の発育を抑制する抗生物質。抗腫瘍性もある。アロマイシン。サクロマイシン。

あみだ【阿弥陀】🔗🔉

あみだ【阿弥陀】 〔(梵) Amityus(無量寿と漢訳)・Amitbha(無量光と漢訳)の音訳〕 (1)〔仏〕大乗仏教の浄土教の中心をなす仏。衆生(しゆじよう)救済の願をたて,現在は成仏し西方の極楽浄土で教化しているとされる。自力で成仏できない人も,念仏を唱えれば極楽に往生すると説く。浄土宗・浄土真宗の本尊。弥陀(みだ)。阿弥陀仏。阿弥陀如来。無量寿仏(むりようじゆぶつ)。無量光仏。 (2)あみだくじ。 (3)あみだかぶり。

あみだかぶり【阿弥陀被り】🔗🔉

あみだかぶり【阿弥陀被り】 帽子などを,後ろ下がりにかぶること。

あみだきょう【阿弥陀経】🔗🔉

あみだきょう【阿弥陀経】 浄土三部経の一。1 巻。原典はほぼ 1 世紀頃成立。402 年,鳩摩羅什(くまらじゆう)漢訳。阿弥陀仏の極楽浄土の美しい光景を述べ,往生を勧める。仏説阿弥陀経。小経。

あみだくじ【阿弥陀籤】🔗🔉

あみだくじ【阿弥陀籤】 人数分の線を引き,一端に当たりはずれを書いて隠したくじ。あみだ。〔もとは阿弥陀仏の後光に似た放射状の線を引いたため〕

あみたけ【網茸】🔗🔉

あみたけ【網茸】 担子菌類ハラタケ目のきのこ。夏から秋にかけマツ林などに群生する。傘の裏に多数の網状の穴がある。食用。

あみだごう【阿弥陀号】🔗🔉

あみだごう【阿弥陀号】 鎌倉時代以降,浄土宗各派や時宗の僧・信者の法号の一種で,下部に「阿弥陀仏」やその略である「阿弥陀」「阿弥」「阿」を含むもの。阿号。

あみださんぞん【阿弥陀三尊】🔗🔉

あみださんぞん【阿弥陀三尊】 (1)阿弥陀仏と,その左右に脇侍(きようじ)する左の観音と右の勢至の 2 菩薩。弥陀三尊。三尊の弥陀。 (2)(1)の仏像。

あみだ・す【編み出す】🔗🔉

あみだ・す【編み出す】 (動五) 工夫して新しい物事や方法を考え出す。「新戦術を―・す」

あみだな【網棚】🔗🔉

あみだな【網棚】 手荷物をのせるための,電車・バスなどの天井近くにある棚。

あみだにょらい【阿弥陀如来】🔗🔉

あみだにょらい【阿弥陀如来】 阿弥陀(1)の尊称。

あみてん【網点】🔗🔉

あみてん【網点】 印刷で,スクリーンを用いて作られる規則的に並んだ小さな点の集まり。写真や原画の濃淡を,小さな点の大小で表現する。

あみど【網戸】🔗🔉

あみど【網戸】 網を張った戸。風を通し,ハエ・カなどの侵入を防ぐのに用いる。

あみど【編み戸】🔗🔉

あみど【編み戸】 薄板・竹・葦(あし)などを編んで作った戸。

アミド【amido】🔗🔉

アミド【amido】 (1)アンモニアの水素原子を,カルボン酸のカルボキシル基から水酸基を除いた残りの基(アシル基 R-CO-)で置換してできた化合物の総称。置換された水素原子の個数によって第 1 級アミド・第 2 級アミド・第 3 級アミドと呼ぶ。酸アミド。 (2)アンモニアまたはアミンの水素原子を金属原子で置換してできた化合物の総称。金属アミド。

アミドール【amidol】🔗🔉

アミドール【amidol】 ジアミノフェノール二塩酸塩。写真現像の主薬として用いられる。

あみの【網野】🔗🔉

あみの【網野】 京都府竹野郡の町。丹後半島の基部に位置し,日本海に面する海岸は景勝地。丹後縮緬(ちりめん)の主産地の一。銚子山古墳がある。

アミノき【アミノ基】🔗🔉

アミノき【アミノ基】 -NH2の形をもった基。アミノ基を含む化合物は第 1 級アミンまたは単にアミンと呼ばれ,弱い塩基性を示す。

あみのきく【網野菊】🔗🔉

あみのきく【網野菊】 (1900-1978) 小説家。東京生まれ。日本女子大卒。志賀直哉に師事。「光子」「金の棺」などの私小説を発表。

アミノさん【アミノ酸】🔗🔉

アミノさん【アミノ酸】 塩基性のアミノ基-NH2と酸性のカルボキシル基-COOH とをもつ有機化合物の総称。タンパク質の構成単位で,タンパク質を加水分解して得る。アミノ基とカルボキシル基が同一の炭素原子に結合したα-アミノ酸が最も重要で,タンパク質を構成するアミノ酸はすべてα-アミノ酸である。グリシン・アスパラギン・グルタミン酸・リシンなどが代表的。→タンパク質

アミノさんはっこう【アミノ酸発酵】🔗🔉

アミノさんはっこう【アミノ酸発酵】 微生物を培養して各種のアミノ酸を生産させること。グルタミン酸発酵など。

アミノとう【アミノ糖】🔗🔉

アミノとう【アミノ糖】 一部の水酸基がアミノ基で置換された単糖類の総称。

アミノピリン【aminopyrine】🔗🔉

アミノピリン【aminopyrine】 解熱・鎮痛剤。白色の粉末で,アンチピリンより作用が強い。亜硝酸ナトリウムなどの食品添加物と反応して,発癌性物質を生成するため,一般用には使われない。アミノフェナゾン。

あみのめ【網の目】🔗🔉

あみのめ【網の目】 (1)あみめ。 (2)細かく密に張りめぐらされているもののたとえ。「捜査の―をくぐりぬける」

あみばり【編み針】🔗🔉

あみばり【編み針】 毛糸などを手編みにする時に用いる針。棒針・鉤(かぎ)針など。

あみはん【網版】🔗🔉

あみはん【網版】 印刷用凸版の一。写真などの階調を網点の大小によって表現した凸版。網目凸版。写真版。

あみぼう【編み棒】🔗🔉

あみぼう【編み棒】 「棒針(ぼうばり)」に同じ。

あみみどろ【網みどろ】🔗🔉

あみみどろ【網みどろ】 緑藻類クロレラ目の淡水藻。各地の池・水田などに浮遊する。円柱形の細胞が網目状に結合して,袋状の群体をつくる。

あみめ【網目】🔗🔉

あみめ【網目】 網地を作っている糸と糸とのすき間。網の目。

あみめおり【網目織り】🔗🔉

あみめおり【網目織り】 平織りまたは綾織りの地に別のたて糸・よこ糸を用いて網の目を浮き織りにしたもの。

あみめにしきへび【網目錦蛇】🔗🔉

あみめにしきへび【網目錦蛇】 世界最大のヘビで,全長 10m に及ぶ。無毒。背面は淡黄色で,黄色の網目模様がある。東南アジアに分布。

あみもと【網元】🔗🔉

あみもと【網元】 船舶や漁網などの漁具を所有し,多くの漁師を雇って漁業を営む者。網主。→網子(あみこ)

あみもの【編み物】🔗🔉

あみもの【編み物】 毛糸などを編んで,衣類や装飾品を作ること。

あみやき【網焼き】🔗🔉

あみやき【網焼き】 肉や野菜を金網にのせて焼くこと。また,その料理。

アミューズメント【amusement】🔗🔉

アミューズメント【amusement】 娯楽。遊戯。

アミューズメントパーク【amusement park】🔗🔉

アミューズメントパーク【amusement park】 遊園地。→テーマ-パーク

アミラーゼ【(ド) Amylase】🔗🔉

アミラーゼ【(ド) Amylase】 デンプンやグリコーゲンを加水分解して麦芽糖やブドウ糖を生成する酵素の総称。植物・動物・微生物を通じて広く存在し,動物では消化酵素として重要。→ジアスターゼ

アミルアルコール【amyl alcohol】🔗🔉

アミルアルコール【amyl alcohol】 脂肪族飽和アルコールで無色の液体。化学式 C5H11OH 不快なにおいをもつ。ペンタノール。

アミロイドーシス【amyloidosis】🔗🔉

アミロイドーシス【amyloidosis】 代謝障害のため,正常ではみられない糖タンパク質体のアミロイド(類デンプン体)が全身の種々の器官に沈着する疾患。原因不明の原発性のものと,慢性化膿性疾患・糖尿病・リューマチ様関節炎などに続発する二次性のものとがある。心不全・腎不全などになり,予後不良。特定疾患の一。

アミロース【amylose】🔗🔉

アミロース【amylose】 アミロペクチンとともにデンプンの構成成分。数百個のブドウ糖が鎖状につながったもので,普通のデンプン中に 20〜30%含まれる。ヨウ素デンプン反応により濃青色を呈する。

アミロペクチン【amylopectin】🔗🔉

アミロペクチン【amylopectin】 アミロースとともにデンプンの構成成分。普通 70〜80%含まれている。千数百個のブドウ糖分子が枝分かれしながらつながったもので,ヨウ素デンプン反応では赤紫色に呈色する。

アミン【amine】🔗🔉

アミン【amine】 アンモニア NH3の水素原子をアルキル基などの炭化水素基で置換した形の化合物の総称。置換された水素原子の数により,第 1 級アミン・第 2 級アミン・第 3 級アミンに分類される。炭素数の少ない鎖状のアミンは生物体が腐敗する際に生じ,その悪臭の原因となる。化学合成上重要な物質。

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