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畢 あみ🔗🔉

【畢】 11画 田部  区点=4113 16進=492D シフトJIS=954C 《音読み》 ヒツ/ヒチ〈b〉 《訓読み》 あみ/あみする(あみす)/つくす/おわる(をはる)/おえる(をふ)/おわんぬ(をはんぬ・をはりぬ)/ことごとく 《意味》 {名}あみ。鳥や獣をぴたりととりおさえる、柄つきのあみ。〈類義語〉→網ヒッス{動}あみする(アミス)。あみで鳥をおさえる。「畢之羅之=コレヲ畢シコレヲ羅ス」〔→詩経{動}つくす。出しつくす。「畢力=力ヲ畢ス」 {動}おわる(ヲハル)。おえる(ヲフ)。全部もれなくけりをつける。すきまなくおさえてしまう。「公事畢、然後敢治私事=公事畢リテ、シカル後アヘテ私事ヲ治ム」〔→孟子{動}おわんぬ(ヲハンヌ・ヲハリヌ)。すべておしまい。また証文の最後に書いて、以上でおわりの意をあらわすことば。「吾事畢矣=吾ガ事畢ハンヌ」 {副}ことごとく。全部。もれなく。〈類義語〉→悉コトゴトク→尽コトゴトク。「群賢畢至=群賢畢ク至ル」〔→王羲之{名}すきまなく茂った竹やぶ。また、すきまなく組んだ竹の垣。▽篳ヒツに当てた用法。 {名}二十八宿の一つ。雨を降らせる星と考えられた。規準星は今のおうし座にふくまれる。あめふり。 《解字》 象形。もと鳥獣をとりおさえる柄つきの網を描いたもの。ぴたりとすきまなくおさえる意から、もれなくおさえてけりをつける意となる。 《単語家族》 必(もれなくしめつける)弼ヒツ(すきまなく両側からおさえる)などと同系。 《類義》 →終 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

網 あみ🔗🔉

【網】 14画 糸部 [常用漢字] 区点=4454 16進=4C56 シフトJIS=96D4 《常用音訓》モウ/あみ 《音読み》 モウ(マウ)/ボウ(バウ)〈wng〉 《訓読み》 あみ/あみする(あみす) 《意味》 {名}あみ。魚や鳥獣をとりこめ、または隠して見えなくするあみ。また、転じて広くあみの目状をなしたもの。〈同義語〉→罔モウ/ボウ。〈類義語〉→罟コ(しかけあみ)→羅ラ。「網罟モウコ」「蛛網チュウモウ(くものあみ)」 {動}あみする(アミス)。あみをうつ。あみにかけてとらえる。〈同義語〉→罔。「網民=民ヲ網ス」 {名}あみ。人間をひっかけてとりこにするもの。法律・義理・人情など。「世網セモウ(世の義理人情)」「法網」「天網恢恢、疎而不失=天網恢恢、疎ニシテ失ハズ」〔→老子〕 〔国〕あみの目のような組織をもって、広くひろがるもの。「鉄道網」 《解字》 会意兼形声。罔はもと、あみを描いた象形文字。網は「糸+音符罔モウ」で、かぶせて見えなくするあみ。または、目に見えにくくてかぶさるあみ。罔と同じ。 《単語家族》 亡(見えない)茫ボウ(見えない)などと同系。 《類義》 羅ラは、細糸であんだかすみあみ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

網代 アミシロ🔗🔉

【網代】 アジロ〔国〕ひのきや竹などを、網の目のように組みあわせたもの。垣根カキネ・風よけ・天井などに使う。冬、川の中に竹・木を組みつらねたものを入れ、網のかわりにして魚をとる装置。「網代車」の略。牛車ギッシャの一種。「網代」で、屋根や、わきを張った。アミシロ〔国〕漁獲高に対して配当される利益。

网 あみ🔗🔉

【网】 6画 网部  区点=7006 16進=6626 シフトJIS=E3A4 《音読み》 モウ(マウ)/ボウ(バウ)〈wng〉 《訓読み》 あみ 《意味》 {名}あみ。物にかぶせておおい隠すあみ。 《解字》 象形。両わきの支柱の間に、×型にあみをはったさまを描いたもの。のち音符亡を加えて罔の字となった。▽罔モウ(あみ)や網の原字。

罔 あみ🔗🔉

【罔】 8画 网部  区点=7008 16進=6628 シフトJIS=E3A6 《音読み》 モウ(マウ)/ボウ(バウ)〈wng〉 《訓読み》 あみ/あみする(あみす)/しいる(しふ)/くらい(くらし)/ない(なし)/なかれ 《意味》 {名・動}あみ。あみする(アミス)。物にかぶせて隠すあみ。また、魚や鳥獣にかぶせて捕らえるあみ。あみでとらえる。〈同義語〉→網。「漁罔ギョモウ(=漁網)」「降罔コウモウ(法律のあみにかかる)」「罔民而可為也=民ヲ罔スルコトヲ為スベケンヤ」〔→孟子モウス{動}しいる(シフ)。うむをいわせず、おしかぶせる。人の目をくらませる。「誣罔ブモウ(罪をむりにおしつける)」「不可罔也=罔スベカラザルナリ」〔→論語{形}くらい(クラシ)。あみをかぶせたように見えない。道理に通じていない。また、無知なさま。〈類義語〉→盲。「学而不思則罔=学ンデ思ハザレバスナハチ罔シ」〔→論語{動}ない(ナシ)。なかれ。〈同義語〉→無→莫。「方今世俗奢僭罔極=方今世俗奢僭極マリ罔シ」〔→漢書〕 《解字》 会意兼形声。「网(あみ)+音符亡(みえない)」で、かぶせて隠すあみ。また、おおいかぶせて見えなくすること。 《単語家族》 亡(隠れて見えない)盲(見えない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

罘 あみ🔗🔉

【罘】 9画 网部  区点=7009 16進=6629 シフトJIS=E3A7 《音読み》 フウ/ブ〈f〉 《訓読み》 あみ 《意味》 {名}あみ。うさぎをとるあみ。まるくふくれた手あみ。 《解字》 会意兼形声。「网(あみ)+音符不(ふっくら、ふくれる)」。 《単語家族》 菩ハイ・ホ(ふくれたつぼみ)と同系。 《熟語》 →熟語

罟 あみ🔗🔉

【罟】 10画 网部  区点=7010 16進=662A シフトJIS=E3A8 《音読み》 コ/ク〈g〉 《訓読み》 あみ 《意味》 {名}あみ。上からかぶせるしかけあみ。のち、あみの総称。「網罟モウコ」「罟師コシ」 {名}犯罪を防ぐため、張りめぐらした法網。 《解字》 会意兼形声。「网(あみ)+音符古(=胡。かぶさる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

罨 あみ🔗🔉

【罨】 13画 网部  区点=7012 16進=662C シフトJIS=E3AA 《音読み》 アン/エン(エム)〈yn〉 《訓読み》 あみ 《意味》 {動・名}あみ。上からあみをかぶせて捕らえる。また、そのかぶせあみ。 {動}おおいかぶせる。〈同義語〉→掩。「冷罨法レイアンポウ」「熱罨法ネツエンポウ」 《解字》 会意兼形声。「网(あみ)+音符奄エン(かぶせる)」。 《熟語》 →熟語

羅 あみ🔗🔉

【羅】 19画 网部 [常用漢字] 区点=4569 16進=4D65 シフトJIS=9785 《常用音訓》ラ 《音読み》 ラ〈lu〉 《訓読み》 あみ/つらねる(つらぬ)/つらなる/うすもの 《名付け》 つら 《意味》 {名}あみ。目のつらなるあみ。「有兔爰爰、雉離于羅=兔有リテ爰爰タリ、雉ハ羅ニ離ル」〔→詩経{動}鳥をあみで捕らえる。「網羅モウラ」 {動}つらねる(ツラヌ)。つらなる。あみの目のようにならべる。また、ならぶ。「羅列ラレツ」「東京才子文章公、二十八宿羅心胸=東京ノ才子文章ノ公、二十八宿心胸ニ羅ル」〔→李賀{名}うすもの。目のすいたうすい絹織物。うすぎぬ。 「羅羅ララ」とは、目がすけて、さらさらしたさま。「羅羅清疏セイソ」〔→世説〕 《解字》 会意。「网(あみ)+維(ひも、つなぐ)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

阿弥陀 アミダ🔗🔉

【阿弥陀】 アミダ〔仏〕「阿弥陀仏アミダブツ」の略。極楽浄土にいて衆生シュウジョウを救済するという仏。大乗仏教の主要な仏で、浄土系の宗派で特に尊崇する。如来ニョライ人。「無量寿仏」「無量光仏」と意訳する。▽梵語ボンゴの音訳。

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