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かか・る【懸かる】🔗🔉

かか・る【懸かる】 (動五) (1)中空にぶらさがる。「月が中天に―・る」 (2)託されている。「優勝が―・る」 (3)気になる。「気に―・る」

かけことば【懸け詞・掛け詞】🔗🔉

かけことば【懸け詞・掛け詞】 修辞法の一。同音を利用して,1 語に複数の意味をもたせるもの。たとえば「わが身世にふるながめせしまに/古今春下」の「ふる」に「降る」と「経る」,「ながめ」に「長雨」と「眺め」の意味をもたせる技法。

かけす【懸巣】🔗🔉

かけす【懸巣】 スズメ目カラス科の鳥。全長約 30cm。体は淡い葡萄(ぶどう)色,翼は黒・白・青の斑(まだら)で美しい。他の鳥の声をよくまねる。樫(かし)の実を好む。カシドリ。

かけな【懸け菜】🔗🔉

かけな【懸け菜】 冬,大根・蕪(かぶ)などの葉を縄で編んで軒下などにかけて干しておくもの。干し菜。

かけはし【掛け橋・懸け橋・梯】🔗🔉

かけはし【掛け橋・懸け橋・梯】 (1)険しいがけ沿いに木や藤づるなどで棚のように設けた道。桟道。「木曾の―」 (2)谷や川などに臨時に作った橋。かけ渡した橋。 (3)二人の間の関係を取り持つこと。また,その人。なかだち。「恋の―」

かけはな・れる【懸け離れる】🔗🔉

かけはな・れる【懸け離れる】 (動下一) (1)遠くへだたって,大きく離れる。 (2)相違が大きい。大きな差がある。「現実から―・れた理想論」

かけひ【懸け樋・筧】🔗🔉

かけひ【懸け樋・筧】 竹の節を抜いたり木のしんをくりぬいた樋(とい)を設けて水を引く装置。掛け樋(どい)。かけい。

かけへだた・る【懸け隔たる】🔗🔉

かけへだた・る【懸け隔たる】 (動五) はるかにへだたる。大きな違いがある。「実力の―・った相手」

かけまくも【懸けまくも】🔗🔉

かけまくも【懸けまくも】 (連語) 口に出して言うのさえも。「―かしこし(=オソレ多イ)」

か・ける【懸ける】🔗🔉

か・ける【懸ける】 (動下一) (1)失うことを覚悟して行う。「命を―・ける」 (2)託す。「懸賞を―・ける」 (3)気にする。「心に―・ける」

げぎょ【懸魚】🔗🔉

げぎょ【懸魚】 屋根の破風に取りつけて,棟木(むなぎ)や桁(けた)の木口を隠す装飾。

けそう【懸想】🔗🔉

けそう【懸想】 恋い慕うこと。

けねん【懸念】🔗🔉

けねん【懸念】 気がかり。心配。

けんあん【懸案】🔗🔉

けんあん【懸案】 問題になっていながら未解決の事柄。「長年の―」

けんが【懸河】🔗🔉

けんが【懸河】 流れの激しい川。

けんがい【懸崖】🔗🔉

けんがい【懸崖】 (1)切り立ったがけ。 (2)盆栽で,茎や枝が根より下に垂れ下がるように仕立てること。「菊の―」

けんかく【懸隔】🔗🔉

けんかく【懸隔】 かけはなれていること。「事実と―する」

けんこく【懸谷】🔗🔉

けんこく【懸谷】 滝または急傾斜となって本流に合流する支流の谷。

けんしょう【懸賞】🔗🔉

けんしょう【懸賞】 ある条件を定めて賞金や賞品を出すこと。また,その賞金や賞品。

けんすい【懸垂】🔗🔉

けんすい【懸垂】 (1)まっすぐにたれさがること。 (2)器械体操の一。鉄棒や平行棒に両手でぶら下がり,腕の力で体を持ち上げる運動。

けんすいかこう【懸垂下降】🔗🔉

けんすいかこう【懸垂下降】 ⇒アプザイレン

けんすいせん【懸垂線】🔗🔉

けんすいせん【懸垂線】 太さと重さの一様な綱の両端を固定し,中間を自由にした時,その綱のつくる曲線。カテナリー。

けんすいまく【懸垂幕】🔗🔉

けんすいまく【懸垂幕】 標語や広告文などを大書して建物の上から垂らす帯状の布。垂れ幕。

けんぜつ【懸絶】🔗🔉

けんぜつ【懸絶】 かけはなれていること。

けんだくえき【懸濁液】🔗🔉

けんだくえき【懸濁液】 固体の微粒子が分散している液体。粒子の大きさはコロイド粒子程度かそれよりも大きい。泥水や墨汁など。

けんめい【懸命】🔗🔉

けんめい【懸命】 (形動) 命がけ。精一杯。「―な努力」

けんわんちょくひつ【懸腕直筆】🔗🔉

けんわんちょくひつ【懸腕直筆】 書道で,腕をあげて肘(ひじ)を脇から離し筆をまっすぐ立てて書く運筆法。懸腕法。

【懸】🔗🔉

【懸】 〔画 数〕20画 − 常用漢字 〔区 点〕2392〔JIS〕377C〔シフトJIS〕8C9C 〔音 訓〕ケン・ケ・かかる・かける 〔名乗り〕とお・はる 〔熟語一覧〕 →アメリカ篠懸の木(アメリカすずかけのき) →一生懸命(いっしょうけんめい) →一所懸命(いっしょけんめい) →命懸け(いのちがけ) →打ち掛かる・打ち懸かる(うちかかる) →オープン懸賞(オープンけんしょう) →懸かる(かかる) →懸け詞・掛け詞(かけことば) →懸巣(かけす) →懸け菜(かけな) →掛け橋・懸け橋・梯(かけはし) →懸け離れる(かけはなれる) →懸け樋・筧(かけひ) →懸け隔たる(かけへだたる) →懸けまくも(かけまくも) →懸ける(かける) →笠懸(かさがけ) →刀掛け・刀懸け(かたなかけ) →懸魚(げぎょ) →袈裟懸け(けさがけ) →懸想(けそう) →懸念(けねん) →懸案(けんあん) →懸河(けんが) →懸崖(けんがい) →懸隔(けんかく) →懸谷(けんこく) →懸賞(けんしょう) →懸垂(けんすい) →懸垂下降(けんすいかこう) →懸垂線(けんすいせん) →懸垂幕(けんすいまく) →懸絶(けんぜつ) →懸濁液(けんだくえき) →懸命(けんめい) →懸腕直筆(けんわんちょくひつ) →十字懸垂(じゅうじけんすい) →篠懸・鈴懸(すずかけ) →篠懸の木(すずかけのき) →手掛かり・手懸かり(てがかり) →橋懸かり・橋掛かり(はしがかり) →筆懸け(ふでかけ) →弓懸(ゆがけ) →瑠璃懸巣(るりかけす)

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