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あらわ【露・顕】🔗🔉

あらわ【露・顕】 (形動) (1)むき出しなさま。「肌を―にする」 (2)気持ちや意見を隠さないさま。露骨。「―にいやな顔をする」 (3)明らかになるさま。「真相が―になる」

あらわ・す【顕す】🔗🔉

あらわ・す【顕す】 (動五) 広く世に知らせる。顕彰する。「功績を世に―・す」

あらわ・れる【顕れる】🔗🔉

あらわ・れる【顕れる】 (動下一) 露見する。発覚する。「悪事が―・れる」

けんかいろん【顕戒論】🔗🔉

けんかいろん【顕戒論】 最澄著。3 巻。820 年,南都諸宗からの論難に対して大乗戒(円頓戒)の本旨を説く。天台宗成立の理論的根拠となる。

けんかしょくぶつ【顕花植物】🔗🔉

けんかしょくぶつ【顕花植物】 花をつけ,種子を生ずる植物の旧称。⇔隠花植物

けんかん【顕官】🔗🔉

けんかん【顕官】 地位の高い官職。

けんき【顕貴】🔗🔉

けんき【顕貴】 高位にあること。また,その人。貴顕。

けんぎょう【顕教】🔗🔉

けんぎょう【顕教】 〔仏〕密教に対し,言語によって説き示された仏教の教え。密教で,自宗以外の宗派をいう。顕宗。⇔密教

けんげん【顕現】🔗🔉

けんげん【顕現】 (神などが)はっきりした形をとって現れること。

けんざい【顕在】🔗🔉

けんざい【顕在】 目に見えて表にあらわれていること。⇔潜在

けんじ【顕示】🔗🔉

けんじ【顕示】 はっきりとわかるように示すこと。

けんじせんこう【顕示選好】🔗🔉

けんじせんこう【顕示選好】 具体的に示された消費者の好み。消費者が予算の範囲内で,財・サービスのある組み合わせを購入したことをもって,その人の選好と見なすこと。

けんしょう【顕正】🔗🔉

けんしょう【顕正】 〔仏〕正しい道理をあらわし示すこと。→破邪(はじや)顕正

けんしょう【顕彰】🔗🔉

けんしょう【顕彰】 隠れた功績・善行などをたたえて広く知らせること。

けんしょう【顕昭】🔗🔉

けんしょう【顕昭】 (1130 頃-1210 頃) 平安末期・鎌倉初期の歌僧・歌学者。「千載和歌集」以降の勅撰集に 43 首入集。著「六百番陳状(顕昭陳状)」「古今集註」など。

けんしょうしつ【顕晶質】🔗🔉

けんしょうしつ【顕晶質】 結晶質岩石の粒度を示す語。構成鉱物が肉眼または拡大鏡で識別できる大きさを有する岩石の組織。深成岩がその例。

けんしょく【顕色】🔗🔉

けんしょく【顕色】 木綿などを染色するのに,あらかじめ繊維にしみこませたナフトール類などに,ジアゾニウム塩を反応(カップリング)させて染料を生じさせること。この染色法によって生じる染料を,ナフトール染料・氷染染料・顕色染料などと呼ぶ。

けんしょく【顕職】🔗🔉

けんしょく【顕職】 高い官職。要職。

けんしょくざい【顕色剤】🔗🔉

けんしょくざい【顕色剤】 (1)氷染染料による染色法で発色させるのに用いられる芳香族第一アミン,およびそれから得られるジアゾニウム塩。 (2)感圧紙や感熱紙で,発色剤との反応で色を出す無機化合物。

けんせい【顕性】🔗🔉

けんせい【顕性】 ⇒優性

けんぞうてんのう【顕宗天皇】🔗🔉

けんぞうてんのう【顕宗天皇】 記紀で第 23 代天皇弘計王(おけのおおきみ)の漢風諡号(しごう)。父が雄略天皇に殺され,兄の億計王(のちの仁賢天皇)とともに播磨(はりま)に逃れたが,嗣子のない清寧天皇の皇嗣に迎えられ,兄に先立って即位したという。

けんちょ【顕著】🔗🔉

けんちょ【顕著】 (形動) きわだっていて目につくさま。いちじるしいさま。

けんにょ【顕如】🔗🔉

けんにょ【顕如】 (1543-1592) 安土・桃山時代の浄土真宗の僧。本願寺 11 世。諱(いみな)は光佐。石山本願寺に生まれ,12 歳で住持となる。織田信長と 10 年にわたって戦ったが,勅命によって和議,のち京都堀川に本願寺を造営。

けんねつ【顕熱】🔗🔉

けんねつ【顕熱】 物質の状態を変えずに,温度を変化させるために費やされる熱量。⇔潜熱

けんびかいぼう【顕微解剖】🔗🔉

けんびかいぼう【顕微解剖】 顕微鏡を用いて,微細な生体組織や細胞を解剖すること。

けんびきょう【顕微鏡】🔗🔉

けんびきょう【顕微鏡】 微小な物体を拡大して見る装置。普通は光学顕微鏡をいう。

けんびきょうざ【顕微鏡座】🔗🔉

けんびきょうざ【顕微鏡座】 〔(ラ) Microscopium〕 南天の星座で,9 月下旬の宵に南中する。日本からは南の地平線上にその一部分が見られるが明るい星はない。

けんびしゅじゅつ【顕微手術】🔗🔉

けんびしゅじゅつ【顕微手術】 手術用顕微鏡下で行う手術。脳神経外科をはじめ,眼科・形成外科などに広く応用され,血管の吻合(ふんごう),神経の縫合,脳腫瘍(のうしゆよう)の除去などが行われる。マイクロサージェリー。

けんびそうさ【顕微操作】🔗🔉

けんびそうさ【顕微操作】 顕微鏡の下で,微細なガラス毛細管やメスを用いて行う解剖・手術・注入などの操作。毛細血管の縫合や人工授精,細胞融合などに応用される。

けんみつ【顕密】🔗🔉

けんみつ【顕密】 顕教と密教。

けんめいしゅぎ【顕名主義】🔗🔉

けんめいしゅぎ【顕名主義】 代理人が代理行為をする場合に,自らが本人の代理人であることを相手方に示さない限り代理行為の効果が本人に帰属しない,という原則。

けんよう【顕揚】🔗🔉

けんよう【顕揚】 功績などをたたえて世間に広く知らせること。顕彰。

【顕】🔗🔉

【顕】 〔画 数〕18画 − 常用漢字 〔区 点〕2418〔JIS〕3832〔シフトJIS〕8CB0 〔異体字〕顯 〔音 訓〕ケン・あきらか・あらわれる 〔名乗り〕あき・あきら・たか・てる 〔熟語一覧〕 →露・顕(あらわ) →顕す(あらわす) →顕れる(あらわれる) →暗視野顕微鏡(あんしやけんびきょう) →イオン放射顕微鏡(イオンほうしゃけんびきょう) →位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう) →貴顕(きけん) →北畠顕家(きたばたけあきいえ) →北畠顕信(きたばたけあきのぶ) →蛍光顕微鏡(けいこうけんびきょう) →限外顕微鏡(げんがいけんびきょう) →顕戒論(けんかいろん) →顕花植物(けんかしょくぶつ) →顕官(けんかん) →顕貴(けんき) →顕教(けんぎょう) →顕現(けんげん) →顕在(けんざい) →顕示(けんじ) →顕示選好(けんじせんこう) →顕宗(けんしゅう) →顕正(けんしょう) →顕彰(けんしょう) →顕昭(けんしょう) →顕晶質(けんしょうしつ) →顕色(けんしょく) →顕職(けんしょく) →顕色剤(けんしょくざい) →顕性(けんせい) →顕宗天皇(けんぞうてんのう) →顕著(けんちょ) →顕如(けんにょ) →顕熱(けんねつ) →顕微解剖(けんびかいぼう) →顕微鏡(けんびきょう) →顕微鏡座(けんびきょうざ) →顕微手術(けんびしゅじゅつ) →顕微操作(けんびそうさ) →顕密(けんみつ) →顕名主義(けんめいしゅぎ) →顕揚(けんよう) →光学顕微鏡(こうがくけんびきょう) →自己顕示(じこけんじ) →主顕日(しゅけんび) →走査型電子顕微鏡(そうさがたでんしけんびきょう) →走査型トンネル顕微鏡(そうさがたトンネルけんびきょう) →田中光顕(たなかみつあき) →千種忠顕(ちぐさただあき) →電子顕微鏡(でんしけんびきょう) →透過型電子顕微鏡(とうかがたでんしけんびきょう) →湯顕祖(とうけんそ) →新田義顕(にったよしあき) →破邪顕正(はじゃけんしょう) →不顕性感染(ふけんせいかんせん) →藤原顕輔(ふじわらのあきすけ) →偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう) →法顕(ほっけん) →牧野伸顕(まきのしんけん) →山田顕義(やまだあきよし) →露見・露顕(ろけん)

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