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【顕】 18画 頁部 [常用漢字] 区点=2418 16進=3832 シフトJIS=8CB0 【顯】旧字人名に使える旧字 23画 頁部 区点=8093 16進=707D シフトJIS=E8FB 《常用音訓》ケン 《音読み》 ケン〈xin〉 《訓読み》 あきらか(あきらかなり)/あらわ(あらは)/あらわれる(あらはる)/あらわす(あらはす) 《名付け》 あき・あきら・たか・てる 《意味》 {形・動}あきらか(アキラカナリ)。あらわ(アラハ)。あらわれる(アラハル)。目だつ。いちじるしい。はっきりと見える。はっきりわかる。本性を外にあらわす。明示されている。〈対語〉→隠→密。〈類義語〉→現。「顕著」「顕有文字=顕ニ文字有リ」〔→蘇轍{動}あらわす(アラハス)。あきらかにする。人の目にはっきり映るようにする。〈類義語〉→現。「揚名於後世、以顕父母=名ヲ後世ニ揚ゲ、モッテ父母ヲ顕ス」〔→孝経{形}身分が高い。富貴な。「未嘗有顕者来=イマダ嘗テ顕者ノ来タルコト有ラズ」〔→孟子{形}子孫が祖先を呼ぶ敬称をつくることば。「顕考(亡父)」「顕妣ケンピ(亡母)」 《解字》 会意兼形声。顯の左側は「日+絲」の会意文字で、絹糸を日光にさらすこと。顯はそれを音符とし、頁(あたま)を加えた字で、顔を明るみに出して、はっきりと見せること。 《単語家族》 見(みえる)現(あらわれる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

顕士 ケンシ🔗🔉

【顕士】 ケンシ 世に有名な人。〈類義語〉名士。

顕允 ケンイン🔗🔉

【顕允】 ケンイン 人格がすぐれ誠実であること。「顕允君子、莫不令徳=顕允ナル君子ハ、令徳ナラザルナシ」〔→詩経

顕示 ケンシ🔗🔉

【顕示】 ケンシ・ケンジ はっきりと示す。〈類義語〉明示。

顕光 ケンコウ🔗🔉

【顕光】 ケンコウ 輝かしい光をあらわす。りっぱな人格を示すことのたとえ。輝かしい光。りっぱな人格のたとえ。

顕考 ケンコウ🔗🔉

【顕考】 ケンコウ 亡父をうやまっていうことば。なき父。〈類義語〉先考。高祖(初代の先祖)の敬称。

顕名 ケンメイ🔗🔉

【顕名】 ケンメイ 世の中に知れわたった名声。世に名高いほまれ。『顕誉ケンヨ』「身、不失天下之顕名=身、天下ノ顕名ヲ失ハズ」〔→中庸

顕位 ケンイ🔗🔉

【顕位】 ケンイ 人目にたつ高い位。尊い位。

顕言 ケンゲン🔗🔉

【顕言】 ケンゲン はっきりという。

顕抜 ケンバツ🔗🔉

【顕抜】 ケンバツ うもれている人材を登用する。抜擢バッテキする。

顕否 ケンピ🔗🔉

【顕否】 ケンピ 世の中にあらわれることと、うもれたままでいること。出世することと、出世しないこと。

顕妣 ケンピ🔗🔉

【顕妣】 ケンピ 亡母をうやまっていうことば。なき母。〈類義語〉先妣センピ。

顕学 ケンガク🔗🔉

【顕学】 ケンガク 世に知れわたった学者・学派。また、その学問。「世之顕学、儒墨也=世ノ顕学ハ、儒墨ナリ」〔→韓非

顕官 ケンカン🔗🔉

【顕官】 ケンカン 人目にたつ高い地位の官職。また、その役人。高官。『顕宦ケンカン・顕職ケンショク』

顕者 ケンシャ🔗🔉

【顕者】 ケンシャ 世に名を知られている人。また、富貴の人。〔→孟子

顕白 ケンパク🔗🔉

【顕明】 ケンメイ 外目にあきらかである。はっきりしている。また、はっきりさせる。『顕白ケンパク』

顕栄 ケンエイ🔗🔉

【顕栄】 ケンエイ 名があらわれ、身が栄える。地位・身分が高まり、名声があがる。立身出世する。〔→楚辞

顕界 ケンカイ🔗🔉

【顕界】 ケンカイ 幽界に対して、目にはっきり見える、この世。

顕祖 ケンソ🔗🔉

【顕祖】 ケンソ 祖先の名誉をあらわす。祖先の敬称。

顕要 ケンヨウ🔗🔉

【顕要】 ケンヨウ 高い位にあって要職につく。また、その人。

顕迹 ケンセキ🔗🔉

【顕迹】 ケンセキ はっきりと残っているりっぱな行いのあと。犯人の残した、はっきりした証拠。

顕晦 ケンカイ🔗🔉

【顕晦】 ケンカイ あきらかなことと、暗いこと。はっきり表面にあらわれ出ることと、隠れてよく知らないこと。「渠命有顕晦、非人作通塞=渠ノ命ニ顕晦有リ、人ノ通塞ヲ作ストコロニアラズ」〔→黄庭堅

顕教 ケンギョウ🔗🔉

【顕教】 ゲンキョウ・ケンギョウ〔仏〕釈迦シャカが衆生シュジョウそれぞれの性格に応じて具体的にはっきり説き示した教え。真理を広める立場。法相ホッソウ宗・三論宗・華厳ケゴン宗・天台宗・禅宗・浄土宗をいう。▽密教は、さとりの真理そのもの。

顕見 ケンゲン🔗🔉

【顕現】 ケンゲン =顕見。はっきりと目に見えるようになる。また、はっきりと目に見えるようにする。『顕露ケンロ』

顕著 ケンチョ🔗🔉

【顕著】 ケンチョ はっきりとあらわす。また、はっきりとあらわれる。きわだって目につく。いちじるしい。「才学顕著」〔→魏志

顕密 ケンミツ🔗🔉

【顕密】 ケンミツ 〔仏〕顕教と、密教(真言宗)。真言宗で、仏教を二種にわけていうことば。▽顕教は、わかりやすく、人を教化する便法であり、密教は、高度で、絶対の真理であるということから。ゲンミツとも読む。→顕教秘密の事に関与する重要な職。

顕貴 ケンキ🔗🔉

【顕貴】 ケンキ 高い身分で名声が高いこと。また、その人。〈類義語〉貴顕。

顕達 ケンタツ🔗🔉

【顕達】 ケンタツ 身分・地位が高まって栄える。出世する。

顕道 ケンドウ🔗🔉

【顕道】 ケンドウ 疑いのないあきらかな道理。「天、有顕道=天、顕道有リ」〔→書経ミチヲアラワス道理をあきらかにする。「顕道神徳行=道ヲ顕シ徳行ヲ神ニス」〔→易経

顕報 ケンポウ🔗🔉

【顕報】 ケンポウ はっきりとあらわれた報い。〈類義語〉陽報。

顕揚 ケンヨウ🔗🔉

【顕揚】 ケンヨウ たたえて、世の中にあきらかにする。顕彰。「顕揚先祖=先祖ヲ顕揚ス」〔→礼記

顕禄 ケンロク🔗🔉

【顕禄】 ケンロク きわだって大きな俸禄ホウロク。また、きわだって大きなしあわせ。

顕義 ギヲアラワス🔗🔉

【顕義】 ケンギ・ギヲアラワス 道義を実行する。また、道義を明らかにする。

顕微 ケンビ🔗🔉

【顕微】 ケンビ はっきり目に見ていることと、かすかでよくわからないこと。「顕微無間ムカン」微小な物事をはっきりとあらわす。「顕微鏡」

顕赫 ケンカク🔗🔉

【顕赫】 ケンカク きわだってあきらかである。輝かしい。

顕彰 ケンショウ🔗🔉

【顕彰】 ケンショウ =顕章。すぐれた功績・人格などをたたえて世に知らせる。また、功績・人格などが、はっきりとあらわれて、世に知られる。

顕徳 ケントク🔗🔉

【顕徳】 ケントク 輝かしくりっぱな人格。〔→書経トクヲアラワスりっぱな人格を実現する。また、りっぱな人格を世にあらわす。

顕聞 ケンブン🔗🔉

【顕聞】 ケンブン 名声が高く、知れわたる。〔→書経

顕黙 ケンモク🔗🔉

【顕黙】 ケンモク はっきり外にあらわれていることと、表面に出ていないこと。世間に出ることと、隠居すること。発言することと、しないこと。語黙。「仁者用其心、何嘗失顕黙=仁者ソノ心ヲ用ルニ、ナンゾカツテ顕黙ヲ失セン」〔→陶潜

顕戮 ケンリク🔗🔉

【顕戮】 ケンリク 罪人を死刑にしてみせしめにする。罪人を殺して、みせしめのため死体をさらす。〔→書経

顕諫 ケンカン🔗🔉

【顕諫】 ケンカン 正面きってはっきりいさめる。

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