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カースト🔗🔉

カースト (英 caste ポルトガル語の「血統」「生まれ」の意の casta に由来)〈カスト〉インド特有の社会身分。紀元前一〇〇〇年頃ガンジス川上流に定住したアーリア人が、司祭者をバラモン、王族をクシャトリヤ、庶民をバイシャ、征服された先住民をシュードラの四階級に区別したことに始まるが、現在は二千数百種に及ぶ。種姓。姓。

カサブランカ🔗🔉

カサブランカ (Casablanca)アフリカ北西部、モロッコ王国の大西洋岸にある港湾都市。重化学工業が発達し、鉄道・道路網が集中している。

カジノ🔗🔉

カジノ (フランスcasino元来はイタリア語で「小さな家、クラブ」の意) 各種の娯楽施設を持った、西洋流の賭博(とばく)場。 「カジノ‐フォーリー」の略。また、これと同じような軽演劇の興行場。

カシミア🔗🔉

カシミア (英cashmere)〈カシミヤ〉 1 インドのカシミール地方およびチベット原産のカシミア山羊の軟毛を用いて綾織りに織った織物。 2 梳毛(そもう)織物の一つ。縦糸に絹糸、梳毛糸または綿糸、横糸に良質の梳毛糸を用いて織ったもの。美しく柔らかい感触で軽い。高級服地用。

カシミロン🔗🔉

カシミロン (Cashmilon)日本で作られたアクリルニトリル系合成繊維の商標名。

カジュアル‐ウエア🔗🔉

カジュアル‐ウエア (英casual wear)くつろいで着るふだん着。

カジュアル‐ウォーター🔗🔉

カジュアル‐ウォーター (英casual water)ゴルフで、コース内の一時的な水たまり。球の位置をかえて打つ救済処置がとられる。

カシュー🔗🔉

カシュー (英cashew)ウルシ科の常緑小高木。熱帯アメリカの原産。高さ一〇〜一五メートル。葉は革質で堅く長卵形をなし、小枝に互生状に集まって生える。小形の花は白色または淡桃色で、枝の先端にまばらな円錐花序をつくって咲く。果実は食用などに、樹脂は塗料、ゴムなどに用い、幹は用材とされる。カシューの木。

カシュー‐ナッツ🔗🔉

カシュー‐ナッツ (英cashew nuts)カシューの果実の仁。白色で、多量の脂肪と蛋白質を含む。木の実として食用にする。

カズアル🔗🔉

カズアル (ポルトガルcasoar,casuar)〈カゾアル・カズワル〉火食鳥(ひくいどり)のこと。

カスカラ‐サグラダ🔗🔉

カスカラ‐サグラダ (スペインcascara sagrada)緩下剤の一種。おもにカリフォルニアに産するクロウメモドキ科の植物の幹および枝の皮から採取したもの。

カスカリラ🔗🔉

カスカリラ (スペインcascarilla)バハマ諸島原産のトウダイグサ科の低木。葉は互生し、長卵形で裏面は銀白色を帯びる。花は小さな白色で、芳香がある。樹皮を乾燥したものをカスカリラ皮と呼び、薬用として、腸カタル、下痢などに効力があるとされる。また、タバコの香料などにも用いる。

カスケード‐さんみゃく【カスケード山脈】🔗🔉

カスケード‐さんみゃく【カスケード山脈】 (カスケードはCascade)アメリカ合衆国の北西部、太平洋岸を南北に走る山脈。南はシエラネバダ山脈に続き、北はカナダまでのびる。最高峰はレーニア山(四三九二メートル)。

カスター🔗🔉

カスター (英caster) 1 食卓に置いて用いる、薬味立て。 2 →キャスター

カスタネット🔗🔉

カスタネット (英castanet)打楽器の一種。貝殻状に内側の凹んだ固い木や象牙を二枚組み合わせたものを打ち鳴らして軽快な音を出すもの。スペインやイタリアの民俗舞踊に伴って発達した。

カスティーリャ🔗🔉

カスティーリャ (スペインCastilla)〈カスチリア〉スペイン中央部の高原地帯を占める地域。一〇世紀にカスティーリャ王国が成立したスペイン民族の発祥地。カスティーリャ語は現在のスペインの標準語。

カストル🔗🔉

カストル (ラテンCastor)双子座のα(アルファ)星。有名な連星で、二等星と三等星が五秒の距離にある。ギリシア神話では大神ジュピターの子で、ポルックスとともに双生児である。ローマ時代には両星は航海者の守護星として崇拝された。

カスバ🔗🔉

カスバ (ラテンcasba,casbah元来アラビア語で「城塞」の意)アフリカ北部のアラブ諸国の都市にみられる、城塞に囲まれた居住地区をいう。

カセット🔗🔉

カセット (英cassette)磁気テープを一定の大きさの小さなケースに収めたもの。小形のテープレコーダーなどに広く用いる。「カセットテープ」

カッシア🔗🔉

カッシア (英cassia)マメ科のカワラケツメイ属植物の総称。熱帯を中心に五〇〇種ほどある。

カッスロール🔗🔉

カッスロール (フランスcasserole)フランス料理で用いる、鉄または銅、陶製のソース鍋。煮込み鍋。また、その鍋を使った料理

キャスター🔗🔉

キャスター (英caster) 1 重い家具、什器等にとりつける車。向きが自由に変わる。脚車(あしぐるま)。 2 賭博で賽(さい)を投げる人。投げ手。 3 自動車のハンドルの安定性をよくするため前輪に与えられた後退角。 4 「ニュース‐キャスター」の略。

キャスチング‐ボート🔗🔉

キャスチング‐ボート (英casting vote)〈カスティングボート〉 1 (多数決において)拮抗する二つの勢力が単独では絶対多数をとれない時に、議長または第三党が握る決定権。 2 二つの事柄のどちらになるか決まらない時に、それを決定することになる力。 ●キャスチングボートを握(にぎ)る 決定権を持つ。

キャスト🔗🔉

キャスト (英cast)演劇、映画などに出演する俳優の顔ぶれ。配役。「豪華キャスト」

キャッサバ🔗🔉

キャッサバ (英cassava)トウダイグサ科の落葉低木。ブラジル原産で、古くからアメリカインディアンの主食の一つ。今日では東南アジアで盛んに栽培されている。幹は高さ二〜四メートル。葉は長い柄をもち掌状に深く切れ込み、互生する。葉腋に花柄を出し、先端に黄白色の小花を円錐状にたくさんつける。根はダリアのように著しく肥厚し、長さ三〇〜八〇センチメートルになり食用とする。いものき。タピオカの木。マニホットの木。

キャッシュ🔗🔉

キャッシュ (英cash)現金。売掛けや手形、小切手などに対していう。

キャッシュ‐オン‐デリバリー🔗🔉

キャッシュ‐オン‐デリバリー (英cash on delivery)貿易、商業用語で、現金引換払い。現品着払い。C・O・Dと略す。

キャッシュ‐カード🔗🔉

キャッシュ‐カード (洋語cash card)預金口座のある銀行の、現金自動払出機に挿入すると、預金が自動的に払い出される仕組みのカード。磁気テープに各人の暗証番号などが記録されている。

キャッシュ‐ディスペンサー🔗🔉

キャッシュ‐ディスペンサー (英cash dispenser)銀行などの現金自動払出機。預金者は専用のカードを使って、自分の口座から現金を自動的に引き出せるもの。

キャッシュ‐ブック🔗🔉

キャッシュ‐ブック (英cashbook)金銭出納帳。

キャッシュ‐レジスター🔗🔉

キャッシュ‐レジスター (英cash register)金銭登録器のこと。

キャッシュ‐レス🔗🔉

キャッシュ‐レス (洋語cashless)預金口座への給料振込み、預金口座からの自動振替による公共料金の支払い、クレジットカードの使用など、直接、現金の授受をしないで、支払い、受取りを済ませること。

ケーシング🔗🔉

ケーシング (英casing) 1 包装。外箱。また、外被。 2 油井、井戸などの鉄管。パイプ。

ケース🔗🔉

ケース (英case) 1 容器。入れ物。 持ち運びに便利な、専用の入れ物。商品などを飾ったり、並べたりするのに用いる、ガラス張りの箱。ショーケース。物を整理したり、しまっておいたりするのに使う箱。多くは商品の容器で、保管に便利なもの。本の外箱。(商品の数量の単位として)段ボールの箱。 2 「スーツケース」「シガレットケース」などの略。 3 個々の状況、出来事、事例。「同じ(変わった・特殊な)ケース」

ケース‐スタディ🔗🔉

ケース‐スタディ (英case study)現実に起こった具体的事例を分析、検討し、その積み重ねによって帰納的に一般的な原理、法則を引き出す研究法。事例研究。個別調査。

ケース‐メソッド🔗🔉

ケース‐メソッド (英case method)事例研究。事例研究法。個々の事柄を分析、統一、検討することによって、帰納的に法則性を発見しようとする研究法。

ケース‐ワーカー🔗🔉

ケース‐ワーカー (英caseworker)精神的、肉体的、社会的になんらかの欠陥のある個人、家庭の相談相手となって問題の解決や指導にあたる人。社会福祉主事、児童福祉司など。

ケース‐ワーク🔗🔉

ケース‐ワーク (英casework「ソシアル‐ケースワーク」の略)精神的、肉体的、社会的不適応の個人や家庭を社会に再適応させること。

じれい‐けんきゅうほう【事例研究法】(‥ケンキウハフ)🔗🔉

じれい‐けんきゅうほう【事例研究法】(‥ケンキウハフ) (英case study methodの訳語)ある具体的な事例について、それを詳しく分析、検討して、その事例に反映している原理や法則性などを究明し、対処の方法などを見出そうとする研究法。

ぞっ‐かく【属格】(ゾク‥)🔗🔉

ぞっ‐かく【属格】(ゾク‥) (ラテンcasus genetivus英genitive caseの訳語)印欧語などでの名詞、代名詞、形容詞、冠詞の格の一つ。主として所属、発生などの関係を示す。英文法では所有格(possessive)という。日本語では連体修飾を表す格助詞「の」の示す格を属格と呼ぶこともある。

チャシ🔗🔉

チャシ (アイヌcsi「砦」の意から)丘陵の突端などの自然地形を利用し、空濠などをめぐらした原始的な防塞遺構。北海道を中心に樺太・東北地方に分布。石器時代以降、中世まで使用された。

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