ずる【^▼狡】 名ずるいこと。また、その人。 「━休み」

ず・る 自五 少しずつすべって移動する。すべり動く。 「ズボンが━・ってくる」 ひざや尻を地につけたまま進む。 「ひざで━・ってくる」 他五ひきずる。 「着物の裾を━」

ずる・い【^▼狡い】 形人をだましたり、不正な方法を用いたりなどして、自分だけが得をしようとするさま。狡_こすい。 「人を出し抜くなんて━よ」 ‐さ 関連語 大分類‖不正‖ふせい 中分類‖不正‖ふせい

ずる‐がしこ・い【^▼狡賢い】 形自分だけが得をしようと巧みに悪知恵を働かせるさま。悪賢い。 「━奴_やつ」 「━・く立ち回る」 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖利口‖りこう

ずる・ける 自下一〔俗〕 怠けてするべきことをしない。さぼる。 「学校［授業・当番］を━」 ゆるんでずるずるとずり落ちる。 「頭から鉢巻きが━」 関連語 大分類‖休み‖やすみ 中分類‖休み‖やすみ

ずる‐ずる 副_ト 物を引きずるさま。 「帯を━（と）引きずる」 持ちこたえられなくなって、少しずつ下がっていくさま。 「━（と）後退して土俵を割る」 汁などを音を立てて吸い込むさま。また、その音を表す語。 「うどんを━（と）すする」 けじめやきまりをつけないで、そのままの状態が続くさま。また、物事にはまりこむさま。 「返事を━（と）引き延ばす」 「悪の道に━（と）はまり込む」

ズルチン[Dulzin _ドイツ] 名人工甘味料の一つ。肝臓障害を引き起こすなどの理由で現在は使用禁止。