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広辞苑の検索結果 (13)
ずる(ずるい)🔗⭐🔉
ずる
(ズルイの語幹)横着なこと。狡猾こうかつなこと。また、その人。「―をきめこむ」「―休み」
ず・る(自動詞)🔗⭐🔉
ずる・い【狡い】🔗⭐🔉
ずる・い【狡い】
〔形〕[文]ずる・し(ク)
①しなければならないことを巧みになまけたり自分の利益を得たりするために、うまく立ち回る性質である。狡猾である。わるがしこい。花暦八笑人「そして己等が親父が―・い事ばかりしやアがつたから」。「―・く立ち回る」
②しまりがない。ふしだらである。
ずる‐がしこ・い【狡賢い】🔗⭐🔉
ずる‐がしこ・い【狡賢い】
〔形〕
悪知恵がはたらいて、狡猾である。自分の損得に関して利口である。
ずるけ🔗⭐🔉
ずるけ
ずるけること。また、その人。
ずる・ける🔗⭐🔉
ずる・ける
〔自下一〕
①怠る。横着にかまえる。なまける。滑稽本、続膝栗毛「店賃は少々―・けてもかまわぬ」。「学校を―・ける」
②結んであったものがゆるむ。「帯が―・ける」
○する事なす事することなすこと
行いのすべて。動作・行動の一つ一つ。「―みなしくじる」
⇒する【為る】
ずる‐ずる🔗⭐🔉
ずる‐ずる
①粘りのある液体などをすすり上げる音。「鼻水を―すする」
②重いものが滑り落ちたり引きずられたりする音。また、そのさま。「家具を―と動かす」
③きまりをつけないで長引かせているさま。「―と結論をひきのばす」
④引きずられるように物事にはまり込んだり後退したりするさま。「―と悪の道に入る」
⇒ずるずる‐べったり
ズルチン【Dulzin ドイツ】🔗⭐🔉
ズルチン【Dulzin ドイツ】
フェナセチンを塩酸で加水分解したあと、尿素と縮合させて合成する無色の針状結晶。蔗糖の250倍の甘味をもち甘味剤として用いられたが、発癌作用・肝臓障害作用など人体に有害なため、1968年使用が禁止された。
ずるっ‐こ・ける🔗⭐🔉
ずるっ‐こ・ける
〔自下一〕
①ずるける。ずるくかまえる。
②ゆるんでずりおちる。ずっこける。
ずる‐やすみ【ずる休み】🔗⭐🔉
ずる‐やすみ【ずる休み】
正当な理由がなく横着して学校や勤務を休むこと。
ずるり🔗⭐🔉
ずるり
①ゆるくすべるさま。
②手応えなく落ちたりぬけたりするさま。
大辞林の検索結果 (23)
ずる【狡】🔗⭐🔉
ずる [1] 【狡】
ずるいこと。またずるいおこない。また,ずるい人。「―をする」「仲間うちでも評判の―だ」
ず・る🔗⭐🔉
ず・る [1]
■一■ (動ラ五[四])
(1)少しずつすべって動く。すべり動く。「積み荷が―・る」「ズボンが―・ってきた」
(2)(位置や時間などが)きまったところから少しはずれる。ずれる。「音が少し―・っている」「かんどころが―・った」
(3)いざり動く。すり動く。「ひざで―・って来た」
(4)引きずる。「足を―・って歩く」
■二■ (動ラ下二)
⇒ずれる
ずる・い【狡い】🔗⭐🔉
ずる・い [2] 【狡い】 (形)[文]ク ずる・し
〔近世以降の語〕
(1)自分の利益のために,ごまかしてうまく立ち回る性質である。狡猾(コウカツ)だ。こすい。「―・い男だから油断はできない」
(2)ふしだらだ。身持ちがわるい。「たまにゃあ―・いのもあるだらう/西洋道中膝栗毛(魯文)」
[派生] ――さ(名)
ずる-がしこ・い【狡賢い】🔗⭐🔉
ずる-がしこ・い [5] 【狡賢い】 (形)
きわめて巧妙に悪知恵をはたらかせるさま。悪賢い。「―・い奴」
ずる・ける🔗⭐🔉
ずる・ける [3][0] (動カ下一)
(1)しなければいけないことをしないでいる。なまける。「当番を―・ける」
(2)固く締まっていたものが緩んで,だらしがなくなる。整っていた形が崩れる。「包帯が―・ける」
するす【磨臼】🔗⭐🔉
するす [2] 【磨臼】
「すりうす」の転。
ずる-ずる🔗⭐🔉
ずる-ずる
〔古くは「づるづる」とも表記〕
■一■ [1] (副)
(1)物が引きずられたり,滑り落ちたりするさま。持ちこたえられなくて崩れるさま。「帯を―(と)引きずる」「―(と)後退して土俵を割る」
(2)汁などを音を立てて吸いこむさま。また,その音を表す語。「洟(ハナ)を―(と)すする」
(3)しまりのないさま。けじめやきまりをつけないで,好ましくない状態が続くさま。「―(と)居続ける」「届けを―(と)延ばす」
■二■ [0] (形動)
しまりのないさま。きまりがつかずそのままの状態が続くさま。「帯がゆるんで―になる」「貴下(アナタ)に未練があつて一緒に―になつてゐるやうに思はれるのが辛い/別れたる妻に送る手紙(秋江)」
ずるずる-べったり🔗⭐🔉
ずるずる-べったり [5]
■一■ (形動)
けじめをつけないで,その状態が続くさま。「―の関係」「それから―に一緒に住んで夫婦になった」
■二■ (副)
{■一■}に同じ。「―(と)居すわる」
ズルチン
(ドイツ) Dulzin
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ズルチン [1][0]
(ドイツ) Dulzin
人工甘味料。無色の結晶または結晶状粉末。ショ糖の二五〇倍の甘さがある。肝臓障害を起こすなどの理由から,現在は使用禁止。


ズルナ
(トルコ) zurna
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ズルナ [1]
(トルコ) zurna
西アジアを中心に,北アフリカ・アジア一帯に広く分布するダブル-リードの管楽器。エジプトではミズマール,インドではシャーナーイと呼ばれる。スルナイ。
→ズルナ[音声]


するめ-いか【鯣烏賊】🔗⭐🔉
するめ-いか [3] 【鯣烏賊】
イカの一種。胴長約30センチメートル,腕の長さ15センチメートルほど。胴の先端に広い菱形(ヒシガタ)のひれがある。赤褐色の小さな斑点が収縮して体色を変化させ,死ぬと褐色になり,やがて白くなる。サハリンから台湾までの暖流域を回遊する。刺身・スルメにする。
ずる-やすみ【ずる休み】🔗⭐🔉
ずる-やすみ [3] 【ずる休み】 (名)スル
怠けて休むこと。「風邪と称して―する」
ずるり🔗⭐🔉
ずるり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)やや重い物がすべるさま。「道がぬかって―と滑った」
(2)動作などがなめらかに行われるさま。「布団から―と抜ける」
ずるい【狡い】(和英)🔗⭐🔉
ずるける(和英)🔗⭐🔉
ずるける
be idle;shirk one's duty;play truant.
ずるずるべったり(和英)🔗⭐🔉
ずるずるべったり
〜になる stay on;remain as it is.
ずるり(和英)🔗⭐🔉
ずるり
〜と落ちる slip off.
するりと(和英)🔗⭐🔉
するりと
〜抜ける slip through[out of].
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