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ズルチン🔗🔉

ズルチン (ドイツDulzin)人工甘味料の一つ。針状結晶。化学式は CaH12N2O2 蔗糖の二五〇〜三〇〇倍甘い。肝臓障害などを起こす理由で食品添加物としての使用が禁止されている。

す・る【擦る・摩る・磨る・擂る・摺る・刷る】🔗🔉

す・る【擦る・摩る・磨る・擂る・摺る・刷る】 〔他ラ五(四)〕 1 物と物を触れ合わせる。こする。 他の物に触れてなでるようにこする。*万葉‐九〇四「立ち踊り足須里(スリ)叫び」二つの物を触れ合わせて交互に動かす。特に、「手をする」の形で用いて、助命、哀願、許可などを乞(こ)う意を表す。*蘇悉地羯羅経略疏寛平八年点‐二「二の手相ひ措(スル)を即ち不浄とす」 2 一方を他にこすりつけて摩滅させる。 刃物などをとぐ。といで鋭利にする。*石山寺本大智度論平安初期点‐一〇「石を以て之を磨(スリ)」墨を硯にこすって墨汁をつくる。*枕‐二八「硯に髪のいりてすられたる」とぎだす。貝がらなどを漆で塗りこんで磨き出す。*落窪‐四「螺(かひ)すりたる櫛」(紙上の文字などを)削ってなくす。*小右記‐万寿四年四月二一日「本寺解文到来日、摩良胤改入解文僧宜」 3 鉢や臼などの中で、おしつぶして細かくくだく。すりつぶす。*文明本節用集「研薬クスリヲスル」 4 すりへらしてなくしてしまう。また、費やす。使いはたす。「身代をする」*日葡辞書「Suriqitta(スリキッタ) ヒト」 5 へつらう。ごきげんとりをする。「胡麻(ごま)をする」 6 ⇒する(掏) 7 (摺・刷)ある形をこすって他にうつす。 型木におしあてて、染料で色をつけ模様を染めだす。色や絵柄を布地にうつしとる。*万葉‐一一五六「住吉の遠里小野の真榛(まはり)もち須礼(スレ)る衣の盛り過ぎ行く」版木・活字などに墨、インキ、染料などをつけて、紙などに字や絵をうつしとる。また、文字や絵を版木にきざむ。「版画をする」*金刀比羅本平治‐下「月ごとに三十三礼の聖容をすりたてまつる」 〔自ラ下二〕⇒すれる(摩) ●擦った揉んだ ⇒親見出し

ずる【狡】🔗🔉

ずる【狡】 ずるいことをすること。また、その人。「ゲームでずるをする」「ずるをきめこむ」

ず・る🔗🔉

ず・る (「する(擦)」の変化) 〔自ラ五(四)〕 1 すべり移る。低い方へ移動する。*浄・仏御前扇車‐一「こりゃこりゃやっと首引抜き、一つでは片荷づる、ま一つ二つと追い廻せば」 2 立たないで、尻をつけたまま、あるいはひざがしらで進み動く。すり動く。「膝でずる」 3 位置や時間がはずれる。正しい時期や場所からはずれる。 〔他ラ五(四)〕ひきずる。また、こする。「足をずって歩く」 〔自ラ下二〕→ずれる

ずる・い【狡い】🔗🔉

ずる・い【狡い】 〔形口〕ずる・し〔形ク〕 1 当然するべきことをなまけたり、自分の利益を得たりするためにうまく立ち回る性質である。悪賢い。横着だ。狡猾である。*雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一「娘子も商売がらでずるくなり」 2 しまりがない。ふしだらである。身持が悪い。*雑俳・川柳評万句合‐明和元「ずるい下女しかられながら二ふくのみ」 3 むごたらしい。残酷である。*伎・千代始音頭瀬渡‐序幕「老母をずるく殺し、止めを刺す」 ずる‐さ(名)

ずる‐がしこ・い【狡賢い】🔗🔉

ずる‐がしこ・い【狡賢い】 〔形口〕悪知恵にたけて狡猾(こうかつ)である。わるがしこい。

ずるけ【狡け】🔗🔉

ずるけ【狡け】 ずるけること。なまけること。

ずる・ける【狡ける】🔗🔉

ずる・ける【狡ける】 〔自カ下一〕(「ずる(狡)い」の「ずる」の動詞化)しなければいけないことを、いやでしないでおく。義務・約束を怠る。なまける。また、ずるく立ち回る。横着する。*滑・続膝栗毛‐一二「店賃は少々ずるけてもかまはぬ」

ずる・ける🔗🔉

ずる・ける 〔自カ下一〕 1 結んであったものがゆるむ。ゆるんでだらしなくなる。*談・当世花街談義‐二「それはそれはずるけた形ふり」 2 腐ってずるずるになる。*伎・百千鳥鳴門白浪‐大序「たった一人の女房は、湿で体がずるけるし」

ずる・し【狡し】🔗🔉

ずる・し【狡し】 〔形ク〕⇒ずるい(狡)

ずる‐ずる🔗🔉

ずる‐ずる 〔副〕(「づるづる」とも表記した) 1 汁や液体を吸ったり、鼻汁をすする音を表す語。*咄・鹿の子餅‐海鼠腸「料理人お風味をするとて、ずるずるとのむところ」 2 しまりなく物を引きずるさま、また、その音、徐々にすべり動くさまなどを表す語。*滑・浮世風呂‐四「雪車(そり)といふ物に乗と、ずるずると辷り出して」 3 態度、様子、気持などがしまりのないさま、物事のきまりがつかず長引いて、そのままの状態が続くさまを表す語。*浄・釈迦如来誕生会‐二「一度手なみを見せ給はば、跡はずるずるこっちの物」 〔形動〕 1 しまりのないさま。きちんとしたけじめがなく、そのままの状態で時をすごすさま。「なまけぐせがついて、ついずるずるに休んでしまう」 2 ふぞろいであるさま。〔日葡辞書〕

ずるずる‐べったり🔗🔉

ずるずる‐べったり 〔形動〕長引いてそのままの状態が続くさま。区切り、けじめがなく、だらだらとその状態を続けるさま。*浄・敵討御未刻太鼓‐馬揃へ「お性根さへ入れたれば、其跡はずるずるべったり」 〔副〕そのままの状態がいつまでも続くさまを表す語。*伎・幼稚子敵討‐三「貴殿さへやろふと言やれば、ずるずるべったり事は済」

スルタン🔗🔉

スルタン (アラビアsultn元来「王」の意)〈スルターン〉イスラム世界の聖俗の支配者のこと。一六世紀中葉以降にはカリフの呼称と併用され、オスマン‐トルコ帝国ではスルタンがカリフの地位を兼ねた、スルタン‐カリフ制ができた。トルコ革命後、一九二二年スルタン制が廃止され二四年カリフ制も消滅した。サルタン。

ずるっ‐こ・ける【狡っこける】🔗🔉

ずるっ‐こ・ける【狡っこける】 〔自カ下一〕(「こける」は接尾語)ずるくかまえる。ずるける。

ずるっ‐こ・ける🔗🔉

ずるっ‐こ・ける 〔自カ下一〕 1 ゆるんでずり落ちる。 2 めあてが狂う。常軌をはずれる。はめをはずす。

するつみ【匹如】🔗🔉

するつみ【匹如】 (形動)=するすみ(匹如)

する‐と🔗🔉

する‐と 〔接続〕(動詞「する(為)」に助詞「と」の付いてできた語) 1 前の事柄に続いて後の事柄が起こることを示す。そのときに。そうすると。*滑・浮世床‐二「無拠(よんどころなく)駈(かけ)上りとしてしらねへ内へ揚りやした。すると若者が出て」 2 前の事柄の結果として後の事柄が起こることを示す。それで。その結果。「みんなでしたのにひとりだけほめられた。すると、ほかの者は面白くない」 3 前の事柄の仮定の上に後の事柄が起こることを示す。それなら。「すると、彼はもう知っているね」

ズルフォンアミド‐ざい【ズルフォンアミド剤】🔗🔉

ズルフォンアミド‐ざい【ズルフォンアミド剤】 (ズルフォンアミドはドイツSulfonamid)=サルファざい(―剤)

するめ【鯣】🔗🔉

するめ【鯣】 1 =するめいか(鯣烏賊) 2 烏賊(いか)を裂いて、内臓をとりさり開いて干した食品。

するめ‐いか【鯣烏賊】🔗🔉

するめ‐いか【鯣烏賊】 スルメイカ科のイカ。胴は長さ約三〇センチメートルで細長く、先端に広い菱形のひれがある。八本の腕は胴の半分ぐらいだが、一対の触腕は胴より少し短い。体表に赤褐色の小斑点が多数あり、それらの収縮によって体色が変わる。死後は褐色になり、さらに古くなると白色になる。集魚灯で集めて釣りあげる。日本の沿岸に広く分布する食用イカ類の代表種。干してするめに加工するほか刺身、塩辛などにもされる。するめ。《季・夏》

ずる‐やすみ【狡休】🔗🔉

ずる‐やすみ【狡休】 会社や学校などを、何の故障もないのになまけて休むこと。

するり🔗🔉

するり 〔副〕 1 動作がすみやかで滞りないさまを表す語。*源平盛衰記‐一四「足軽二三百人法勝寺の北ざまより、三条河原祇園の辺までするりと遣して在家に火を放ちなば」 2 動きがすべるようになめらかなさまを表す語。*平治‐中「此の太刀まくらのうへに立たりけるが、みづからするりと抜けて」

ずるり🔗🔉

ずるり 〔副〕 1 引きずるさま、すべるさまを表す語。 2 すべるように落ちたり抜けたりするさまを表す語。

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