複数辞典一括検索+

いそ‐じ【十路・五十━ヂ🔗🔉

いそ‐じ【十路・五十━ヂ 五〇歳。 「━の坂を越える」 ◇「いそ」は古語で五〇の意。 関連語 大分類‖年齢‖ねんれい 中分類‖年齢の称‖ねんれいのしょう

いつ‐か【五日】🔗🔉

いつ‐か【五日】 月の五番目の日。 「三月━」 五日間。

いつ‐つ【五つ】🔗🔉

いつ‐つ【五つ】 一の五倍の数。五。 「全体を━に分ける」 「リンゴが━残っている」 五歳。 「━になる子」 「━上の兄」 昔の時刻の名で、現在の午前および午後の八時ごろ。五つ時。

いつつ‐もん【五つ紋】🔗🔉

いつつ‐もん【五つ紋】 背に一つと両そで・両胸に一つずつ、計五つの家紋をつけた羽織や着物。公式の礼服に用いる。五所紋いつところもん

うこぎ【五加五加木🔗🔉

うこぎ【五加五加木 茎に鋭いとげのあるウコギ科の落葉低木ヒメウコギのこと。若葉は食用。根の皮を干したものを五加皮ごかひと呼び、漢方で滋養強壮薬にする。

うるさ・い【煩い・五月い】🔗🔉

うるさ・い【煩い・五月い】 音が強かったり多かったりして不快に感じる。やかましい。 「時計の音が耳について━」 「(私には)学生の雑談が━」 「選挙中は街宣車で町じゅうが━・く(=騒々しく・騒がしく)なる」 「子供がちょろちょろして━」のように、視覚的な不快感の表現にも転用する。 「うるさい」「やかましい」「騒がしい」は、いずれも音の過剰の不快を問題にした言い方。「うるさい」は広く用いられ、「やかましい」は主に音源の性質に注目していう。「騒がしい」は騒音の持続(する環境)に注目していう傾向が強い。「都会の夜は騒がしい」 表現や行為が度を超していて不快に感じる。やかましい。 「親が━・くいうので就職することにした」 じゃまで、すっきりしないと感じる。うっとうしく感じる。 「この飾りは━(=目障りだ)から外そう」 「前髪が額にかかって━」 (物事に一家言あって)あれこれ文句や注文をつける。やかましい。 「彼はコーヒーには━」 「うちの親は礼儀作法に━」 「何だかだと━ことを言う人だ」 やかましい 煩瑣はんさなさま。面倒だ。煩わずらわしい。 「━手続きが残っている」 ◆送りがなは、慣用的に「煩さい」とも送る。 ‐げ/‐さ/‐が・る

ご【五】🔗🔉

ご【五】 数の名で、四の次。いつつ。 「四の━の言う」 「━感・━経・━行・━穀・━輪」 証書などで金額を記す場合は間違いを防ぐために「伍」とも書く。

ご‐あく【五悪】🔗🔉

ご‐あく【五悪】 仏教で、五戒に背く五つの悪事。殺生せっしょう・偸盗ちゅうとう・邪じゃいん・妄語もうご・飲酒おんじゅ。→五戒

ごい‐さぎ【五位鷺】ゴヰ━🔗🔉

ごい‐さぎ【五位鷺】ゴヰ━ 本州以南に多く見られるサギ科の鳥。頭と背が緑黒色、顔と腹は白く、頭には二本の飾り羽がある。夜行性で、水辺で魚介やカエルを捕食する。 ◇名は醍醐だいご天皇の勅命に従って五位を授けられたという言い伝えによる。

ご‐いん【五音】🔗🔉

ご‐いん【五音】 中国・日本の古典音楽で、音階を構成する五つの音。宮・商・角・徴・羽の五つ。五声ごせい。ごおん。 五十音図の各行の五つの音。また、五十音。ごおん。 は「五韻」とも(歴史的仮名遣いはゴヰン)。

ご‐うん【五雲】🔗🔉

ご‐うん【五雲】 五色の雲。青・赤・黄・白・黒の雲。 「━の車(=もと中国で、五色の雲を描いた天子の車)」

ご‐うん【五蘊】🔗🔉

ご‐うん【五蘊】 仏教で、現象界の存在を形づくる五つの要素。色しき(=外的な物質と肉体)・受(=感覚作用)・想(=表象作用)・行ぎょう(=意志・欲求・記憶などの心作用)・識(=認識作用)の五つをいう。

ごえもん‐ぶろ【五衛門風呂】ゴヱモン━🔗🔉

ごえもん‐ぶろ【五衛門風呂】ゴヱモン━ かまどの上に据え、下から火を燃やしてわかす鉄製の風呂。入浴するときは、浮き蓋ぶたを踏み沈めて底板にする。かまぶろ。長州風呂。 ◇盗賊の石川五右衛門がかまゆでの刑に処せられたという俗説から。

ご‐おう【五黄】━ワウ🔗🔉

ご‐おう【五黄】━ワウ 陰陽おんよう道で、九星の一つ。五行では土星、方位では中央にあたる。→九星 ◇五黄の寅とらの年に生まれた人は運勢も気性も強いという俗信があった。

ご‐かい【五戒】🔗🔉

ご‐かい【五戒】 仏教で、在家ざいけ信者が守らなくてはならない五つのいましめ。不殺生ふせっしょう・不偸盗ふちゅうとう・不邪ふじゃいん・不妄語ふもうご・不飲酒ふおんじゅ

ご‐がつ【五月】━グヮツ🔗🔉

ご‐がつ【五月】━グヮツ 一年の五番目の月。さつき。 五月のことば 別称(本来は陰暦五月の称。今は新暦に転用する) 皐月さつき(早月)・菖蒲月あやめづき・早苗月さなえづき・田草月たぐさづき・橘月たちばなづき・雨月うげつ メーデー(一日。労働者の祭典)・八十八夜はちじゅうはちや(立春から八八日目。二日ごろ。この日以後は霜が降らないとされ〔八十八夜の別れ霜〕、農家は種まきや茶摘みに忙しくなる)・憲法記念日(三日。国民の祝日)・みどりの日(四日。国民の祝日)・こどもの日(五日。国民の祝日)・端午たんごの節句(五日。男子の節句。軒に菖蒲しょうぶよもぎをさして邪気を払う)・立夏りっか(二十四節気の一つ。六日ごろ。暦の上ではこの日から夏に入る)・小満しょうまん(二十四節気の一つ。二一日ごろ。草木が茂って天地に満ちる意)・母の日(第二日曜日) 行事・風物・気象 夏場所(大相撲の五月場所)・卯の花腐くたし(卯の花の咲いているころの長雨)・走り梅雨(梅雨の前ぶれ)・五月晴さつきばれ(五月のすがすがしい晴天。本来は梅雨の合間の晴天のこと)・青嵐せいらんあおあらし(青葉の繁るころに吹く強い風)・菖蒲あやめ(花札で、五月を表す)・鯉こいのぼり・武者人形・オークス 誕生石 エメラルド(翠玉すいぎょく・緑玉) 手紙文のあいさつ 晩春[暮春/惜春/新緑/若葉/青葉]の候[折/みぎり]・薄暑[軽暑]の候[折/みぎり](立夏以後に使う)・新緑が目にしみる今日このごろ 逝く春の惜しまれる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 薫風くんぷうの候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 薫風緑樹りょくじゅをわたる[風薫るさわやかな]季節となりました。 目には青葉、山ほととぎすの季節となりました。

ごがつ‐にんぎょう【五月人形】ゴグヮツニンギャウ🔗🔉

ごがつ‐にんぎょう【五月人形】ゴグヮツニンギャウ 五月五日の端午の節句に飾る武者・鍾馗しょうきなどの人形。

ごがつ‐びょう【五月病】ゴグヮツビャウ🔗🔉

ごがつ‐びょう【五月病】ゴグヮツビャウ 四月に入った新入生や新入社員に、五月ごろになると現れる、環境不適応による精神的不安定状態をいう語。

ご‐かん【五官】━クヮン🔗🔉

ご‐かん【五官】━クヮン 外界の事物を感じる五つの感覚器官。目・耳・鼻・舌・皮膚の総称。

ご‐かん【五感】🔗🔉

ご‐かん【五感】 外界の事物を認識する五つの感覚。視覚・聴覚・嗅覚きゅうかく・味覚・触覚の総称。

ご‐きょう【五経】━キャウ🔗🔉

ご‐きょう【五経】━キャウ 儒学で、四書とともに尊ばれる五つの経書けいしょ。『易経』『書経』『詩経』『春秋』『礼記らいき』。

ご‐ぎょう【五行】━ギャウ🔗🔉

ご‐ぎょう【五行】━ギャウ 中国の古代思想で、万物を構成し、支配する五つの元素。木もく・火・土・金ごん・水すいの総称。

ご‐げん【五弦(五絃)】🔗🔉

ご‐げん【五弦(五絃)】 弦楽器の五本の弦。 「五弦琵琶びわ」の略。→五弦琵琶

ごげん‐びわ【五弦琶】━ビハ🔗🔉

ごげん‐びわ【五弦琶】━ビハ 中国の唐代に用いられた五弦五柱の琵琶。日本にも奈良時代に伝来し、平安初期まで使われた。五弦。 広く五本の弦をもつ琵琶。筑前琵琶・錦にしき琵琶など。五弦。

ご‐こう【五更】━カウ🔗🔉

ご‐こう【五更】━カウ 昔の時刻で、一夜を五つに分けたものの総称。初更・二更・三更・四更・五更に分ける。一更は約二時間。 の第五番目。現在の午前三時〜五時ごろにあたる。寅とらの刻。

ご‐こく【五穀】🔗🔉

ご‐こく【五穀】 五種の主要な穀物。ふつう、米・麦・アワ・キビ・豆をいう。また、穀物の総称。 「━豊穣ほうじょう

ご‐ごん【五言】🔗🔉

ご‐ごん【五言】 一句が五字からなる漢詩の句。また、その句からなる漢詩の形式。 「━絶句(=五言四句からなる漢詩)」 「━律詩(=五言八句からなる漢詩)」

ご‐さい【五彩】🔗🔉

ご‐さい【五彩】 五色ごしき 中国の磁器の一つ。白磁に赤・青・黄・緑・紫などの上絵の具で文様を表したもの。 関連語 大分類‖色‖いろ 中分類‖色彩‖しきさい

ご‐ざん【五山】🔗🔉

ご‐ざん【五山】 禅宗で、格式の高い五つの寺。京都では天竜寺・相国しょうこく寺・建仁けんにん寺・東福寺・万寿寺、鎌倉では建長寺・円覚えんがく寺・寿福寺・浄智じょうち寺・浄妙寺。ごさん。

ご‐し【五指】🔗🔉

ご‐し【五指】 五本の指。 すぐれたものとして挙げられる五つ。 「業績は日本で━に入る」 多数、または少数であるものとしての五つ。 「━に余る団体が参加した」 「この分野の専門家は━にも足りない」

ご‐しき【五色】🔗🔉

ご‐しき【五色】 五種類の色。特に、青・黄・赤・白・黒の五つの色。また、さまざまな色。五彩。ごしょく。 「━の糸」 関連語 大分類‖色‖いろ 中分類‖色彩‖しきさい

ごしち‐ちょう【五七調】━テウ🔗🔉

ごしち‐ちょう【五七調】━テウ 詩歌で、語句を五音・七音の順で繰り返す形式。また、その韻律。『万葉集』に多い。→七五調

ごしち‐にち【五七日】🔗🔉

ごしち‐にち【五七日】 ある人が死んだ日から三五日目。また、その日に営む法要。

ごじっぽ‐ひゃっぽ【五十歩百歩】━ヒャクポ🔗🔉

ごじっぽ‐ひゃっぽ【五十歩百歩】━ヒャクポ わずかな違いはあっても、本質的には同じであること。 ◇退散したことには違いがないのに戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を臆病だといって笑ったという『孟子』の寓話から。

ごじゅう‐おん【五十音】ゴジフ━🔗🔉

ごじゅう‐おん【五十音】ゴジフ━ 五〇の音からなる日本語の基本的な音節の総称。仮名で表記する。 「━順」 ◇時代により実際の音節数は異なり、現代では「ん」を除き清音は四四。

ごじゅうおん‐ず【五十音図】ゴジフオンヅ🔗🔉

ごじゅうおん‐ず【五十音図】ゴジフオンヅ 五十音を縦五段、横一〇行の枠の中に配列した表。同じ母音をもつものを横に、同じ子音をもつものを縦に配置する。 ◇古く平安時代から作られている。

ごじゅう‐かた【五十肩】ゴジフ━🔗🔉

ごじゅう‐かた【五十肩】ゴジフ━ 〔俗〕五〇歳頃の人によく起こる、肩や腕の慢性的な痛み。五十腕。 ◇四〇歳頃の人に起こるものは「四十肩しじゅうかた」という。

ごじゅうごねん‐たいせい【五十五年体制】ゴジフゴネン━🔗🔉

ごじゅうごねん‐たいせい【五十五年体制】ゴジフゴネン━ 一九五五年十月、日本社会党の左右両派が統一され、翌十一月、自由・民主の両保守党が統合して自由民主党が結成されたことによって確立された政治体制のこと。

ごじゅうさん‐つぎ【五十三次】ゴジフサン━🔗🔉

ごじゅうさん‐つぎ【五十三次】ゴジフサン━ 江戸時代、江戸日本橋から京都三条大橋に至る東海道に置かれた五三の宿駅。 ◇「東海道五十三次」の略。

ごじゅう‐そう【五重奏】ゴヂュウ━🔗🔉

ごじゅう‐そう【五重奏】ゴヂュウ━ 室内楽の演奏形式の一つ。五つの独奏楽器による重奏。弦楽四重奏にビオラまたはチェロが加わる弦楽五重奏、ピアノが加わるピアノ五重奏など。クインテット。

ごじゅう‐の‐とう【五重の塔】ゴヂュウノタフ🔗🔉

ごじゅう‐の‐とう【五重の塔】ゴヂュウノタフ 地・水・火・風・空の五大にかたどり、屋根を五層に重ねた仏塔。内部に仏舎利ぶっしゃりをおさめることを目的とする。

ご‐しょう【五障】━シャウ🔗🔉

ご‐しょう【五障】━シャウ 仏教で、女性が生来身に備えているという五つのさまたげ。修行を積んでも、その障りによって梵天王ぼんてんのう・帝釈天たいしゃくてん・魔王・転輪聖王てんりんじょうおう・仏身の五者にはなり得ないとされる。五礙ごげ。 ◇仏教経典にある、女性差別の思想。仏教界では、近年、さまざまな形で見直しが行われている。 仏教で、修行をする上での五つのさまたげ。煩悩ぼんのう障・業ごう障・生障・法障・所知障。

ご‐じょう【五常】━ジャウ🔗🔉

ご‐じょう【五常】━ジャウ 儒教で、人が常に守るべき五つの道徳。ふつう、仁・義・礼・智・信をいう。 五倫。

ごしょ‐がき【御所柿・五所柿】🔗🔉

ごしょ‐がき【御所柿・五所柿】 古くから栽培されたカキの一品種。果実は平で、種が少ない。富有ふゆうが普及する以前は甘ガキの代表品種だった。 ◇奈良県御所ごせ市の原産という。

ごすん‐くぎ【五寸釘】🔗🔉

ごすん‐くぎ【五寸釘】 太くて長いくぎ。 ◇もとは長さ五寸(約一五センチメートル)のものをいったが、いまは二寸(約六センチメートル)のものをいう。

ご‐せっく【五節句(五節供)】🔗🔉

ご‐せっく【五節句(五節供)】 昔、季節の変わりめなどを祝った五つの節句。人日じんじつ(一月七日)・上巳じょうし(三月三日)・端午たんご(五月五日)・七夕しちせき(七月七日)・重陽ちょうよう(九月九日)

ご‐せっけ【五摂家】🔗🔉

ご‐せっけ【五摂家】 鎌倉時代以降、摂政・関白に任ぜられる資格をもった五つの家柄。近衛このえ・鷹司たかつかさ・九条・二条・一条の五家。五門。

ご‐せん【五線】🔗🔉

ご‐せん【五線】 楽譜を作成するときに音符を書き入れる、間隔を等しくした五本の平行線。 「━紙・━譜」

ごぞう‐ろっぷ【五臓六腑】ゴザウロクプ🔗🔉

ごぞう‐ろっぷ【五臓六腑】ゴザウロクプ 漢方で、心臓・肝臓・肺臓・腎臓・脾臓ひぞうの五臓と、大腸・小腸・胃・胆・膀胱ぼうこう・三焦の六腑。 体内。腹の中。また、心中。 「━にしみわたる」

ご‐たい【五体】🔗🔉

ご‐たい【五体】 身体の五つの部分。頭・両手・両足。また、頭・首・胸・手・足。転じて、からだ全体。 「━満足」 ◇漢方では、筋・脈・肉・骨・皮をいう。 書道で、五つの書体。篆てん・隷れい・真・行・草。また、古文・大篆・小篆・八分はっぷん・隷。

ご‐だい【五大】🔗🔉

ご‐だい【五大】 仏教で、万物を構成するという五つの要素。地・水・火・風・空。

ごだん‐かつよう【五段活用】━クヮツヨウ🔗🔉

ごだん‐かつよう【五段活用】━クヮツヨウ 口語動詞の活用形式の一つ。語尾が五十音図のア・イ・ウ・エ・オの五段にわたって活用するもの。例えば、「行く」が「か(こ)・き・く・く・け」と変化する類。 ◇元来は四段活用と同じだが、その未然形に助動詞「う」の付いた形、例えば「行かう」を、現代仮名遣いでは発音に従って「行こう」と表記することから五段活用と呼ぶ。

ごとお‐び【五十日】ゴトヲ━🔗🔉

ごとお‐び【五十日】ゴトヲ━ 月のうち、五と十のつく日。取引の支払日にあたることから交通渋滞が激しい日とされる。

ご‐とく【五徳】🔗🔉

ご‐とく【五徳】 五つの徳目。儒教で、温・良・恭・倹・譲。兵家で、知・信・仁・勇・厳。 三脚または四脚をつけた鉄製などの輪。火鉢や炉の中に立てて、鉄瓶・やかんなどをかける。

ごにん‐ばやし【五人囃子】🔗🔉

ごにん‐ばやし【五人囃子】 雛人形の中の一組。向かって右から、地謡じうたい・笛・小鼓こつづみ・大鼓おおつづみ・太鼓の奏者を模した五童子の人形を配する。

ごひゃく‐らかん【五百羅漢】🔗🔉

ごひゃく‐らかん【五百羅漢】 の入滅後、その教えをまとめるために集まったという五百人の聖者。また、その像。五百阿羅漢。

ご‐ぶ【五分】🔗🔉

ご‐ぶ【五分】 尺貫法の長さの単位で、一寸の半分。約一・五センチメートル。 「一寸の虫にも━の魂」 一割の半分。一〇〇分の五。 「定価の━引き」 全体の半分。 「━袖そで 双方の間に優劣の差がないこと。五分五分。 「実力は━だ」

ごふう‐じゅうう【五風十雨】━ジフウ🔗🔉

ごふう‐じゅうう【五風十雨】━ジフウ 五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る意から、天候が順調で、農作物に都合のよいこと。 ◇世の中が平穏無事であることのたとえにも使う。

ごぶ‐ごぶ【五分五分】🔗🔉

ごぶ‐ごぶ【五分五分】 相互の可能性がほぼ同じであること。双方の間に優劣のないこと。互角。 「勝負は━だ」

ご‐み【五味】🔗🔉

ご‐み【五味】 五種の味覚。甘かん(=あまい)・鹹かん(=しおからい)・酸さん(=すっぱい)・辛しん(=からい)・苦(=にがい)。

ご‐もく【五目】🔗🔉

ご‐もく【五目】 五種の品。 種々の物が入りまじっていること。特に料理で、種々の食材を取り合わせてあること。 「五目鮨ずし」「五目そば」「五目飯」などの略。→五目鮨五目そば五目飯 「五目並べ」の略。→五目並べ

ごもく‐ずし【五目鮨】🔗🔉

ごもく‐ずし【五目鮨】 種々の魚介・野菜などの具を味つけしてすし飯にまぜたもの。ちらしずし。ばらずし。五目。

ごもく‐そば【五目蕎麦🔗🔉

ごもく‐そば【五目蕎麦 肉・野菜・卵など、種々の具を取り合わせた中華そば。また、種々の具を取り合わせたかけそば。五目。

ごもく‐ならべ【五目並べ】🔗🔉

ごもく‐ならべ【五目並べ】 碁盤の上に交互に碁石を置き、縦・横・斜めのいずれかに先に五つ並べた方を勝ちとする遊び。連珠れんじゅ。五目。

ごもく‐めし【五目飯】🔗🔉

ごもく‐めし【五目飯】 鶏肉・野菜など、数種の具をまぜて炊き込んだ味つけ飯。加薬飯かやくめし。五目。

ごよう‐まつ【五葉松】ゴエフ━🔗🔉

ごよう‐まつ【五葉松】ゴエフ━ 山地に自生するマツ科の常緑高木。枝は水平に伸び、針状の葉が五葉ずつ束になって生える。庭木・盆栽などにもする。ヒメコマツ。

ごりむ‐ちゅう【五里霧中】🔗🔉

ごりむ‐ちゅう【五里霧中】 どうすべきかの判断に迷い、方針や見込みがまったく立たないこと。 ◇「五里霧」は、道術によって起こすという五里四方に立ちこめる霧の意。 「五里夢中」は誤り。

ご‐りん【五倫】🔗🔉

ご‐りん【五倫】 儒教で、人として守るべき五つの道。君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。五常。

ご‐りん【五輪】🔗🔉

ご‐りん【五輪】 オリンピックの大会旗に描かれた、五大州を表す五つの輪。また、オリンピック。 仏教で、五大を円輪に見立てていう語。地輪・水輪・火輪・風輪・空輪の総称。

ごりん‐とう【五輪塔】━タフ🔗🔉

ごりん‐とう【五輪塔】━タフ 石などで五大を方形・円形・三角形・半月形・宝珠形にかたどって積み重ねた塔。五輪卒塔婆ごりんそとば

ごろはち‐ぢゃわん【五郎八茶碗】🔗🔉

ごろはち‐ぢゃわん【五郎八茶碗】 ふつうより大きくて厚手の飯茶碗。 ◇「五郎八」は、これを創製した陶工の名という。

さ‐つき【《五月》(皐月)】🔗🔉

さ‐つき【《五月》(皐月)】 陰暦五月の別称。 ◇太陽暦の五月にもいう。 初夏、枝先に紅紫色・白色などの花をつけるツツジ科の常緑低木。盆栽や庭木に好まれ、園芸品種が多い。サツキツツジ。

さつき‐あめ【《五月》雨】🔗🔉

さつき‐あめ【《五月》雨】 さみだれ

さつき‐ばれ【《五月》晴れ】🔗🔉

さつき‐ばれ【《五月》晴れ】 梅雨の合間の、晴れた天気。つゆばれ。 五月の、さわやかに晴れた天気。

さつき‐やみ【《五月》闇】🔗🔉

さつき‐やみ【《五月》闇】 梅雨のころの夜が暗いこと。また、その暗やみ。

さみだれ【《五月雨》】🔗🔉

さみだれ【《五月雨》】 陰暦五月ごろに降り続く長雨。梅雨。つゆ。さつきあめ。 断続的にだらだらと続くことのたとえにも使う。「━式に攻撃する」「━スト」 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖‖あめ

ふし【五倍子🔗🔉

ふし【五倍子 ヌルデの若葉などに寄生したアブラムシが作る虫こぶ。タンニンを多く含むので、インク・染料などの原料とする。ごばいし。

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-77