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い【五】🔗⭐🔉
い【五】
いつつ。五ご。
いつ【五】🔗⭐🔉
いつ【五】
数の名。いつつ。ご。
いつ‐ぎぬ【五衣】🔗⭐🔉
いつ‐ぎぬ【五衣】
束帯の構成で、袍ほう・半臂はんぴ・下襲したがさね・衵あこめ・単ひとえの一そろい。
いつ‐つ【五つ】🔗⭐🔉
いつ‐つ【五つ】
①数の名。いつ。ご。また、5歳。
②昔の時刻の呼び方。辰の刻、すなわちおよそ今の午前8時頃、および戌の刻、すなわちおよそ今の午後8時頃。いつつどき。→時とき。
⇒いつつ‐あこめ【五つ衵】
⇒いつつ‐いつつ【五つ五つ】
⇒いつつ‐お【五つ緒】
⇒いつつお‐の‐くるま【五つ緒の車】
⇒いつつ‐がさね【五つ重ね・五つ襲】
⇒いつつ‐がしら【五つ頭】
⇒いつつ‐ぎぬ【五つ衣】
⇒いつつ‐どうぐ【五つ道具】
⇒いつつ‐の‐いろ【五つの色】
⇒いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】
⇒いつつ‐の‐かおり【五つの薫り】
⇒いつつ‐の‐かりもの【五つの借物】
⇒いつつ‐の‐くも【五つの雲】
⇒いつつ‐の‐くるま【五つの車】
⇒いつつ‐の‐さわり【五つの障り】
⇒いつつ‐の‐たなつもの【五つの穀】
⇒いつつ‐の‐ちまた【五つの巷】
⇒いつつ‐の‐つみ【五つの罪】
⇒いつつ‐の‐とお【五つの十】
⇒いつつ‐の‐なにがし【五つの某】
⇒いつつ‐の‐にごり【五つの濁り】
⇒いつつ‐の‐みち【五つの道】
⇒いつつ‐の‐もじ【五つの文字】
⇒いつつ‐ぶね【五つ船】
⇒いつつ‐ぼし【五つ星】
⇒いつつ‐もん【五つ紋】
いつつ‐あこめ【五つ衵】🔗⭐🔉
いつつ‐あこめ【五つ衵】
女房装束の一つ。五枚重ねの衵を着ること。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐いつつ【五つ五つ】🔗⭐🔉
いつつ‐いつつ【五つ五つ】
五分五分。勝負なし。対等。浮世草子、御前義経記「互に―に仰せ付けらるる上は」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐お【五つ緒】‥ヲ🔗⭐🔉
いつつ‐お【五つ緒】‥ヲ
①牛車ぎっしゃの前の簾すだれにつけた五本の革緒。簾の左右の縁と中央およびその中間に、革で1条ずつ、計5本の風帯を垂れたもの。徒然草「車の―は…ほどにつけて、極むるつかさ位に至りぬれば乗る物なり」
②「五つ緒の車」の略。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつお‐の‐くるま【五つ緒の車】‥ヲ‥🔗⭐🔉
いつつお‐の‐くるま【五つ緒の車】‥ヲ‥
五つ緒の簾を掛けた牛車。いつつお。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐がさね【五つ重ね・五つ襲】🔗⭐🔉
いつつ‐がさね【五つ重ね・五つ襲】
(→)「いつつぎぬ」に同じ。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐がしら【五つ頭】🔗⭐🔉
いつつ‐がしら【五つ頭】
下座音楽で、首を左右に5回振る荒事の見得みえでもちいる囃子の手。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐ぎぬ【五つ衣】🔗⭐🔉
いつつ‐ぎぬ【五つ衣】
女房装束の内衣の衣きぬの一つ。袿うちきを5枚重ねて着るもの。
五つ衣
⇒いつ‐つ【五つ】
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】‥ヲシヘ🔗⭐🔉
いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】‥ヲシヘ
仁・義・礼・智・信の五常の教え。為家集「人ごとの―たえはてば神も仏も何を守らん」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐かおり【五つの薫り】‥カヲリ🔗⭐🔉
いつつ‐の‐かおり【五つの薫り】‥カヲリ
栴檀せんだん・鶏舌けいぜつ香・沈水じんすい香・丁子ちょうじ香・安息香の総称。五香。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐かりもの【五つの借物】🔗⭐🔉
いつつ‐の‐かりもの【五つの借物】
人の肉体。仏教では、人体も万物と同じように地・水・火・風・空の五つから成り、死ねばこの五つに還るという。五大仮和合ごだいけわごう。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐ちまた【五つの巷】🔗⭐🔉
いつつ‐の‐ちまた【五つの巷】
新吉原遊郭の五大町。転じて、吉原の総称。五丁町。五街。五州。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐とお【五つの十】‥トヲ🔗⭐🔉
いつつ‐の‐とお【五つの十】‥トヲ
50。千載和歌集雑「経にける年をかぞふれば―になりにけり」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐なにがし【五つの某】🔗⭐🔉
いつつ‐の‐なにがし【五つの某】
五障ごしょうのこと。源氏物語匂宮「―も猶うしろめたきを」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐みち【五つの道】🔗⭐🔉
いつつ‐の‐みち【五つの道】
(→)「五つの教え」に同じ。後水尾院集「守るてふ―の常しあれば」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐の‐もじ【五つの文字】🔗⭐🔉
いつつ‐の‐もじ【五つの文字】
清・貞・美・譜・胎の女の守るべき五つの徳。転じて、女子の美称。和訓栞「人のいつ―の跡消えて」
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐ぶね【五つ船】🔗⭐🔉
いつつ‐ぶね【五つ船】
舷側に5本の櫂かいのある船。〈日葡辞書〉
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐ぼし【五つ星】🔗⭐🔉
いつつ‐ぼし【五つ星】
紋所の名。一つの円形の周囲に四つの円形を並べた紋。ごせい。
⇒いつ‐つ【五つ】
いつつ‐もん【五つ紋】🔗⭐🔉
いつつ‐もん【五つ紋】
羽織または着物の背筋の上、左右の裏袖と、胸の左右とにおのおの一つずつ、合計5カ所に家紋を表したもの。礼装のなかで格が高い。いつところもん。いつとこもん。
⇒いつ‐つ【五つ】
いづら【五浦】🔗⭐🔉
いづら【五浦】
(イツウラとも)茨城県北東端、北茨城市の太平洋に突き出た海岸。景勝地で、1906年(明治39)日本美術院の日本画の研究所をここに移転。
ウー【五】🔗⭐🔉
ウー【五】
中国語の五ご。
うこぎ【五加】🔗⭐🔉
うこぎ【五加】
ウコギ科の落葉低木。山野に自生。高さ約2メートル。幹は鋭いとげを持つ。葉は5〜7片の掌状複葉。雌雄異株。夏、黄緑色の細花を球状に集めて咲く。花後、黒色の核果を結ぶ。若葉は食用。乾した根皮は漢方生薬の五加皮ごかひで、強壮・利水・止痛薬。人家に栽培するヒメウコギは近似の別種。やまうこぎ。むこぎ。〈[季]春〉
うこぎ
⇒うこぎ‐か【五加科】
⇒うこぎ‐か【五加科】
ぐ【五】🔗⭐🔉
ぐ【五】
ばくちで、采の目の5の数。洒落本、卯地臭意うじしゅうい「いまいましくなつて来て、―一・―六・―三と」
ぐ‐いち【五一】🔗⭐🔉
ぐ‐いち【五一】
①ばくちで、采の目の5と1とが出ること。
②(さいころの5と1は上下になっていないところから)たがいちがいになっていること。ちぐはぐであること。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「上下の歯先揃ふは悪し。―に生えたが歯違はちがうの歯の見所」
⇒ぐいち‐さぶろく【五一三六】
ぐいち‐さぶろく【五一三六】🔗⭐🔉
ぐいち‐さぶろく【五一三六】
「五一」も「三六」も、ばくちでねうちのない数。転じて、優劣のないこと。
⇒ぐ‐いち【五一】
ご【五】🔗⭐🔉
ご【五】
数の名。いつつ。いつ。
ご‐あくしゅ【五悪趣】🔗⭐🔉
ご‐あくしゅ【五悪趣】
〔仏〕衆生しゅじょうが善悪の業因によって趣おもむき住む五つの場所、すなわち天・人間・畜生・餓鬼・地獄の総称。五趣。五悪道。
ご‐い【五位】‥ヰ🔗⭐🔉
ご‐い【五位】‥ヰ
①位階の第5番目のもの。すなわち正五位または従五位。律令制では五位以上は格段に優遇された。
②ゴイサギの略。
ごい‐さぎ【五位鷺】‥ヰ‥🔗⭐🔉
ごい‐さぎ【五位鷺】‥ヰ‥
(醍醐天皇が神泉苑の御宴の折、五位の位を与えた故事による名という)中形のサギ。背は緑黒色で、翼・腰・尾は灰色、後頭に2本の細長い白羽があり、額・頬・下面は白色。樹上に群棲・営巣、夜飛びながら「ごぁっごぁっ」と鳴く。世界中の温帯から熱帯に広く分布。幼鳥は、体に斑点があり、星五位ほしごいという。夜烏。背黒五位。〈易林本節用集〉
ごいさぎ
ゴイサギ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
ゴイサギ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
ごい‐しちじゅうごほう【五位七十五法】‥ヰ‥ジフ‥ホフ🔗⭐🔉
ごい‐しちじゅうごほう【五位七十五法】‥ヰ‥ジフ‥ホフ
〔仏〕「倶舎論」に説かれる存在の分類。あらゆる存在を構成する要素(法)を75数え、それを色法(物質的なもの)・心法(心の働きの主体)・心所法(心の働き)・心不相応行法(存在の仕方を示すもので他の分類に入らないもの)・無為法(生滅の変化のないもの)の5種に分類する。
ごいちご‐じけん【五‐一五事件】🔗⭐🔉
ごいちご‐じけん【五‐一五事件】
海軍青年将校の指導したクーデター事件。陸軍士官候補生・愛郷塾生らも参加、1932年(昭和7)5月15日首相官邸などを襲い、犬養毅首相を射殺、政党内閣制に終止符をうった。
1932年5月16日号外
提供:毎日新聞社
ごい‐の‐くろうど【五位蔵人】‥ヰ‥クラウド🔗⭐🔉
ごい‐の‐くろうど【五位蔵人】‥ヰ‥クラウド
蔵人所くろうどどころの次官。五位の殿上人てんじょうびと中から名家の才能ある者を選んで任ずるのを例とした。
ごい‐ひゃっぽう【五位百法】‥ヰヒヤクポフ🔗⭐🔉
ごい‐ひゃっぽう【五位百法】‥ヰヒヤクポフ
〔仏〕法相宗で説かれる存在の分類。あらゆる存在を構成する要素(法)を100数え、それを5種に分類する。→五位七十五法
ご‐いん【五音】🔗⭐🔉
ご‐いん【五音】
①〔音〕(→)五声に同じ。
②〔言〕中国音韻学の用語。発音部位による子音の分類で、唇音・舌音・牙音・歯音・喉音の総称。
③(→)五韻に同じ。
④音声の調子。こわね。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「さがは―で推量し」
⇒ごいん‐の‐うらない【五音の占い】
ご‐いん【五韻】‥ヰン🔗⭐🔉
ご‐いん【五韻】‥ヰン
五十音図の各行の音。五音。
⇒ごいん‐そうつう【五韻相通】
⇒ごいん‐れんじょう【五韻連声】
ごいん‐かん【五員環】‥ヰンクワン🔗⭐🔉
ごいん‐かん【五員環】‥ヰンクワン
環式化合物で、5個の原子から成る環構造。
ごいん‐そうつう【五韻相通】‥ヰンサウ‥🔗⭐🔉
ごいん‐そうつう【五韻相通】‥ヰンサウ‥
①インド古代の悉曇しったんの影響を受け、日本語の音韻変化を説明するのに用いた用語。「あめ・あま(天)」「こ・き(木)」等、五十音図の同行の音は互いに通用するとする考え。
②和歌・連歌などで句のうつり目に五十音図の同行の音を継いで音調をととのえる技法。「山遠き霞に浮かぶ日のさして」の句の「き」と「霞」、「ぶ」と「日」のような例。
⇒ご‐いん【五韻】
ごいん‐の‐うらない【五音の占い】‥ウラナヒ🔗⭐🔉
ごいん‐の‐うらない【五音の占い】‥ウラナヒ
物の音によってする占い。人の声音によってする身上判断。好色二代男「―を聞きて、よろづの事を見通すぞかし」
⇒ご‐いん【五音】
ごいん‐れんじょう【五韻連声】‥ヰン‥ジヤウ🔗⭐🔉
ごいん‐れんじょう【五韻連声】‥ヰン‥ジヤウ
和歌・連歌などで句のうつり目に五十音図の同列の音を継いで音調をととのえる技法。「空になき日影の山や雨のうち」の句の「き」と「日」、「や」と「雨」のような例。
⇒ご‐いん【五韻】
ご‐うん【五運】🔗⭐🔉
ご‐うん【五運】
①五行ごぎょうの運行。
②暦で、火・水・木・金・土星の称。
ご‐うん【五雲】🔗⭐🔉
ご‐うん【五雲】
①五色の雲。
②雲形の模様の一種。能の宝生流で定式の扇に用いる。
③「五雲の車」の略。
⇒ごうん‐せん【五雲箋】
⇒ごうん‐の‐くるま【五雲の車】
ごうん‐せん【五雲箋】🔗⭐🔉
ごうん‐せん【五雲箋】
雁皮がんぴを原料として五色に染めた詩箋。江戸末期以来、伊豆熱海の特産。
⇒ご‐うん【五雲】
ごうん‐の‐くるま【五雲の車】🔗⭐🔉
ごうん‐の‐くるま【五雲の車】
五色の雲を描いた車。もと中国で、貴人の乗物とした。太平記37「―に召され」
⇒ご‐うん【五雲】
ご‐えふ【五衛府】‥ヱ‥🔗⭐🔉
ご‐えふ【五衛府】‥ヱ‥
律令制で、衛門府、左右の衛士府、左右の兵衛府の総称。五府。→四衛しえ
ごえもん‐ぶろ【五右衛門風呂】‥ヱ‥🔗⭐🔉
ごえもん‐ぶろ【五右衛門風呂】‥ヱ‥
(石川五右衛門が釜ゆでの刑に処せられた時に用いたという俗説に基づく)槽おけの底に平釜を取りつけ、かまどに据えつけて、下で薪をたいて沸かす据風呂すえふろ。底板は水面に浮かび、入浴のときはこれを踏んで下に沈め、その上にのってはいる。全部鉄釜としたものもある。かま風呂。
ご‐おう【五黄】‥ワウ🔗⭐🔉
ご‐おう【五黄】‥ワウ
九星の一つ。土星に配し、本位は中央。この星の生れの者は運気が強いとされる。「―の寅」
ご‐おん【五音】🔗⭐🔉
ご‐おん【五音】
①〔音〕(→)五声に同じ。
②能の古い用語。謡の詞章の内容に応ずる五つの謡い方。祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲らんぎょくの五音曲。世阿弥の著書に、これを例示解説した「五音」がある。
⇒ごおん‐おんかい【五音音階】
⇒ごおん‐ず【五音図】
ご‐おん【五陰】🔗⭐🔉
ご‐おん【五陰】
〔仏〕五蘊ごうんの旧訳くやく。→五蘊。
⇒ごおんじょう‐く【五陰盛苦】
ごおん‐おんかい【五音音階】🔗⭐🔉
ごおん‐おんかい【五音音階】
〔音〕五つの音から成る音階。日本音楽・中国音楽の基調をなすほか、世界の他の文化でも見られる。ペンタトニック。
⇒ご‐おん【五音】
ごおんじょう‐く【五陰盛苦】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
ごおんじょう‐く【五陰盛苦】‥ジヤウ‥
〔仏〕八苦の一つ。五陰から生ずる心身の苦しみ。五盛陰苦。
⇒ご‐おん【五陰】
ごおん‐ず【五音図】‥ヅ🔗⭐🔉
ごおん‐ず【五音図】‥ヅ
五十音図の古称。ア行(ア・イ・ウ・エ・オの五音)を本源的なものと考え、以下の諸音をそれから派生したと考えた。
⇒ご‐おん【五音】
ご‐か【五加】🔗⭐🔉
ご‐か【五加】
〔植〕ウコギの漢名。
ご‐か【五果・五菓】‥クワ🔗⭐🔉
ご‐か【五果・五菓】‥クワ
5種類の果物。李すもも・杏あんず・棗なつめ・桃・栗をいう。
ごかじょう‐の‐せいもん【五カ条の誓文】‥デウ‥🔗⭐🔉
ごかじょう‐の‐せいもん【五カ条の誓文】‥デウ‥
慶応4年(1868)3月14日、明治天皇が宣布した明治新政の五カ条の基本政策。「一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。一、上下しょうか心を一にして、盛に経綸けいりんを行ふべし。一、官武一途庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心をして倦うまざらしめん事を要す。一、旧来の陋習ろうしゅうを破り、天地の公道に基くべし。一、智識を世界に求め、大に皇基を振起すべし」。五箇条御誓文。→由利公正→福岡孝弟
→文献資料[五箇条の誓文]
ごかしょ‐しょうにん【五箇所商人】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
ごかしょ‐しょうにん【五箇所商人】‥シヤウ‥
江戸時代、長崎に輸入される白糸(中国産生糸)の専売を許されていた、京都・堺・長崎・江戸・大坂の5カ所の糸割符いとわっぷ仲間の商人。→糸割符
ごかしょ‐わん【五ヶ所湾】🔗⭐🔉
ごかしょ‐わん【五ヶ所湾】
三重県東部、志摩半島南岸の湾。紀伊山地の東端が沈水してでき、山地が直接海に臨む。湾内では真珠・ハマチなどの養殖が盛ん。
ごか‐ちほう【五河地方】‥ハウ🔗⭐🔉
ごか‐ちほう【五河地方】‥ハウ
パンジャブのこと。
ごかねん‐けいかく【五カ年計画】‥クワク🔗⭐🔉
ごかねん‐けいかく【五カ年計画】‥クワク
5年間でなしとげることを目標とする事業計画。特に、ソ連が国民経済の発展を目標として始めた(1928年に第1次を開始)5カ年単位の計画は有名。
ごか‐の‐こえ【五箇の声】‥コヱ🔗⭐🔉
ごか‐の‐こえ【五箇の声】‥コヱ
(→)「五箇の調しらべ」に同じ。
ごか‐の‐しょう【五家荘】‥シヤウ🔗⭐🔉
ごか‐の‐しょう【五家荘】‥シヤウ
熊本県八代やつしろ市泉町の地名。球磨くま川の支流、川辺川上流の山に囲まれた集落。仁田尾にたお・葉木はぎ・樅木もみき・久連子くれこ・椎原しいばるの旧五カ村を総称。隠田集落の一つ。五箇荘。
ごか‐の‐しらべ【五箇の調】🔗⭐🔉
ごか‐の‐しらべ【五箇の調】
〔音〕琴きんの、5種の奏法。掻手かいで・片垂かたたり・水宇瓶すいうびょう・蒼海波そうがいは・雁鳴がんめいの称。五箇の声。源氏物語若菜下「琴きんは―あまたの手のなかに心とどめて」
ごか‐の‐ほう【五家の法】‥ハフ🔗⭐🔉
ごか‐の‐ほう【五家の法】‥ハフ
相近接する5家を1組とする隣保組織で、連帯責任を負わせた制度。中国の周代に起こり、日本では律令制の五保、江戸時代の五人組がある。
ごか‐ひ【五加皮】🔗⭐🔉
ごか‐ひ【五加皮】
五加うこぎの根皮を乾かした漢方薬。強壮剤とし、また五加皮酒をつくる。
ごか‐ぼう【五家宝】🔗⭐🔉
ごか‐ぼう【五家宝】
糯米もちごめを蒸して水飴などで固めて棒形とし、青黄粉あおきなこなどを表面にまぶした菓子。江戸時代、上野国五箇村の人が初めて製したといわれ、今、埼玉県熊谷市などの名産。五箇棒。
五家宝
撮影:関戸 勇
ごかやま【五箇山】🔗⭐🔉
ごかやま【五箇山】
富山県南西部庄川上流にある山村地区。南砺なんと市に属する。庄川本流・支流の五つの谷から成る。合掌造りの民家で有名で、隣接する岐阜県白川郷とともに世界遺産。
五箇山
撮影:新海良夫
ごかよう‐おうれん【五ヶ葉黄蓮】‥エフワウ‥🔗⭐🔉
ごかよう‐おうれん【五ヶ葉黄蓮】‥エフワウ‥
(→)バイカオウレンの別名。
ご‐け【五家】🔗⭐🔉
ご‐け【五家】
①浄土真宗の主な五つの寺、西本願寺・東本願寺・仏光寺・錦織寺・専修寺の総称。五派。
②中国の南宗禅の五宗派。五派。→五家七宗。
③〔美〕狩野かのう派の五家。すなわち狩野安信(中橋)・尚信(木挽町)・守信(鍛冶橋)・洞雲(駿河台)・随川(浜町)。
ごけ‐しちしゅう【五家七宗】🔗⭐🔉
ごけ‐しちしゅう【五家七宗】
中国南宗禅の五家に臨済宗分派の楊岐ようぎ・黄竜おうりょうの二派を加えていう称。→五家
ご‐ご‐さん【五五三】🔗⭐🔉
ご‐ご‐さん【五五三】
膳立ての法式。本膳に五菜、二の膳に五菜、三の膳に三菜を出す。七五三しちごさんの饗膳のうち本膳の七菜を五菜に略したものながら正餐の一つ。
ごご‐はちはち【五五八八】🔗⭐🔉
ごご‐はちはち【五五八八】
陰陽家おんようけの説で、月の上旬3、4、5の3日間は昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)を知死期ちしごとするところから、人の死ぬ時刻を示した語。浄瑠璃、心中宵庚申「胸はわけなき―知死期近づくばかりなり」
ご‐ごひゃくねん【五五百年】🔗⭐🔉
ご‐ごひゃくねん【五五百年】
〔仏〕[大集経月蔵分]仏滅後2500年間を仏法の盛衰によって五分した名称。第1の500年を解脱堅固、第2の500年を禅定ぜんじょう堅固、第3の500年を多聞たもん堅固、第4の500年を塔寺堅固、第5の500年を闘諍とうじょう堅固といい、第1・第2を正法、第3・第4を像法、第5以後を末法(後五百年)という。
ごじゅうごねん‐たいせい【五五年体制】‥ジフ‥🔗⭐🔉
ごじゅうごねん‐たいせい【五五年体制】‥ジフ‥
1955年、左右日本社会党の統一と自由民主党の結成とによって出現した保守・革新の二大政党制。現実には自民党の単独政権が続き、政権交代はおこらなかった。93年自民党の分裂と総選挙での敗北により、非自民党連立内閣が成立し崩壊。
ご‐の‐ぜん【五の膳】🔗⭐🔉
ご‐の‐ぜん【五の膳】
本膳料理の最も丁重な膳組で、本膳・二の膳・三の膳・与の膳(四を忌んでいう)・五の膳を供するもの。また、その第五の膳。
ごん‐の‐じ【五の字】🔗⭐🔉
ごん‐の‐じ【五の字】
酒5合の隠語。
[漢]五🔗⭐🔉
五 字形
筆順
〔二部2画/4画/教育/2462・385E〕
〔音〕ゴ(呉)(漢)
〔訓〕いつつ・いつ=・い (名)かず
[意味]
数の名。いつつ。いつたび。「五穀・五感・五風十雨・三五夜・三三五五」▶金銭証書などでは「伍」と書くことがある。
[解字]
解字
天地の間に二本の線が交差する形を示す指事文字。『説文』では、陰陽の交わりから五行(=木火土金ごん水)を表し、五の数を示すと説明される。五は片手の指の数であり、五倫・五常・五経・五体・五穀など、物事のひとまとまりを示す数として用いられることが多い。
[難読]
五百いお・五十鈴いすず・五十路いそじ・五加うこぎ・五月蠅いうるさい・五月さつき・五月雨さみだれ・五倍子ふし
筆順
〔二部2画/4画/教育/2462・385E〕
〔音〕ゴ(呉)(漢)
〔訓〕いつつ・いつ=・い (名)かず
[意味]
数の名。いつつ。いつたび。「五穀・五感・五風十雨・三五夜・三三五五」▶金銭証書などでは「伍」と書くことがある。
[解字]
解字
天地の間に二本の線が交差する形を示す指事文字。『説文』では、陰陽の交わりから五行(=木火土金ごん水)を表し、五の数を示すと説明される。五は片手の指の数であり、五倫・五常・五経・五体・五穀など、物事のひとまとまりを示す数として用いられることが多い。
[難読]
五百いお・五十鈴いすず・五十路いそじ・五加うこぎ・五月蠅いうるさい・五月さつき・五月雨さみだれ・五倍子ふし
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