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じん【仁】🔗🔉

じん【仁】 他を思いやり、いつくしむ心。特に、儒教で、他を思いやる心をもとにして自己を完成させる最高の徳。 「巧言令色鮮すくなし━」 「━愛・━義」 ひと。 「若いに似合わず礼儀をわきまえた御━だ」 「朴念━」 果実の核。さね。にん。 関連語 大分類‖道徳‖どうとく 中分類‖道徳‖どうとく

じん‐あい【仁愛】🔗🔉

じん‐あい【仁愛】 人を思いやり、いつくしむこと。 「━の心」 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖愛情‖あいじょう

じん‐ぎ【仁義】🔗🔉

じん‐ぎ【仁義】 儒教で、根本理念とされる仁と義。いつくしみの心と人として踏み行うべき正義。 人として守るべき道徳。また、社会生活を送る上で欠かせない礼儀上のつとめ。義理。 「━を欠く」 博徒・香具師やしなどの社会に特有の道徳。また、その仲間の間で行われる初対面の挨拶あいさつ。 「━を切る」 ◇一説に「辞儀」の転という。

じん‐くん【仁君】🔗🔉

じん‐くん【仁君】 〔文〕仁徳を備えた、慈悲深い君主。

じん‐けい【仁恵】🔗🔉

じん‐けい【仁恵】 〔文〕思いやりの心をもってかける恵み。いつくしみ。情け。

じん‐けい【仁兄】🔗🔉

じん‐けい【仁兄】 二人称の人代名詞対等の相手の男性を高めて指し示す語。貴兄。 ◇手紙文などで使う。

じん‐じ【仁慈】🔗🔉

じん‐じ【仁慈】 いつくしみの心が深いこと。また、いつくしみ。慈悲。 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖慈悲‖じひ

じん‐しゃ【仁者】🔗🔉

じん‐しゃ【仁者】 儒教で説く、仁の徳を備えている人。仁人じんじん。 「━には敵なし(=仁者は広く人を愛するから敵対する者がいない)」 ◇単に、情け深い人の意でも使う。

じん‐じゅつ【仁術】🔗🔉

じん‐じゅつ【仁術】 人に仁徳をほどこす方法。 医術。 ◇病人を治療して仁徳をほどこすことから。

じん‐じょ【仁恕】🔗🔉

じん‐じょ【仁恕】 〔文〕思いやりがあって情け深いこと。 ◇「恕」は思いやる意。

じん‐せい【仁政】🔗🔉

じん‐せい【仁政】 人民をいつくしむ、情け深い政治。 「━をほどこす」

じん‐とく【仁徳】🔗🔉

じん‐とく【仁徳】 思いやりの心をもって人を愛する徳。仁愛の徳。 関連語 大分類‖道徳‖どうとく 中分類‖道徳‖どうとく

に‐おう【仁王(二王)】━ワウ🔗🔉

に‐おう【仁王(二王)】━ワウ 仏法の守護神として寺門または須弥壇しゅみだん前面の両側に安置した一対の神像。怒りの形相をした像としてあらわされ、一体は口を開いた阿の相をなし、一体は口を閉じた吽うんの相をなす。金剛力士。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖ほとけ‖ほとけ

におう‐だち【仁王立ち】ニワウ━🔗🔉

におう‐だち【仁王立ち】ニワウ━ 名・自サ変仁王の像のようにどっしりといかめしく立つこと。

にわか‐きょうげん【俄狂言(仁輪加狂言)】ニハカキャウゲン🔗🔉

にわか‐きょうげん【俄狂言(仁輪加狂言)】ニハカキャウゲン 宴席・街頭などで即興的に演じる滑稽こっけいな寸劇。江戸中期から大坂を中心に流行。にわか。

にん【仁】🔗🔉

にん【仁】 (造) 博愛の心。思いやり。 「━徳」 果実のさね。 「杏━きょうにん・桃━」

にん‐きょう【任)】━ケフ🔗🔉

にん‐きょう【任)】━ケフ 弱きを助け、強きをくじくことを信条とし、義のためには命をも惜しまないという気風。また、そうした気風に富むこと。おとこぎ。おとこだて。 「━の徒」 「━道」 関連語 大分類‖道徳‖どうとく 中分類‖義侠‖ぎきょう

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