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【仁】 4画 人部 [六年] 区点=3146 16進=3F4E シフトJIS=906D 《常用音訓》ジン/ニ 《音読み》 ジン/ニ/ニン〈rn〉 《訓読み》 ひと 《名付け》 きみ・きん・さと・さね・しのぶ・ただし・と・とよ・にん・のぶ・のり・ひさし・ひと・ひとし・ひろし・まさ・まさし・み・めぐみ・めぐむ・やすし・よし 《意味》 {名}ひと。人間。〈同義語〉→人。「井有仁焉=井ニ仁有リ」〔→論語ジンナリ{名・形}自分と同じ仲間として、すべての人に接する心。隣人愛や同情の気持ち。また、そのような気持ちをもつさま。「仁者愛人=仁ナル者ハ人ヲ愛ス」〔→孟子{名}「仁」の心をそなえた人。仁徳をそなえた人。「仁者」「観過、斯知仁矣=過チヲ観レバ、斯ニ仁ヲ知ル」〔→論語{名}柔らかい果物のたね。「杏仁キョウニン(あんずのたね)」 「不仁フジン」とは、手足の動かない病気のこと。 《解字》 会意兼形声。「人+二」で、二人が対等に相親しむことを示す。相手を人として扱うこと。また、柔らかいこと。人ジン・ニンと二ジ・ニと、どちらを音符と考えてもよい。 《単語家族》 人と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

仁王 ニオウ🔗🔉

【仁王】 ニオウ =二王。〔仏〕仏法を守る神。その像は寺の門の両わきにたてる。金剛神。

仁心 ジンシン🔗🔉

【仁心】 ジンシン 仁愛の心。情け深い心のこと。〔→孟子

仁兄 ジンケイ🔗🔉

【仁兄】 ジンケイ 友人を敬っていうことば。〈類義語〉貴兄。

仁君 ジンクン🔗🔉

【仁君】 ジンクン 仁徳をそなえた君主。他人を敬っていうことば。

仁寿 ジンジュ🔗🔉

【仁寿】 ジンジュ 仁徳があって長生きすること。▽「論語」雍也篇の「仁者寿=仁者ハ寿ナガシ」から。

仁声 ジンセイ🔗🔉

【仁声】 ジンセイ 仁を行うという評判。『仁聞ジンブン』

仁沢 ジンタク🔗🔉

【仁沢】 ジンタク 仁愛による恵み。

仁里 ジンリ🔗🔉

【仁里】 ジンリ 仁者がいる村。互いに親しみあうりっぱな村。

仁者 ジンシャ🔗🔉

【仁者】 ジンシャ 仁徳をそなえた人。情け深い人。『仁人ジンニン』「知者楽水、仁者楽山=知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」〔→論語

仁厚 ジンコウ🔗🔉

【仁厚】 ジンコウ あわれみ深く、手あついこと。〔→荀子

仁恤 ジンジュツ🔗🔉

【仁恤】 ジンジュツ あわれんで、情けをかける。

仁政 ジンセイ🔗🔉

【仁政】 ジンセイ 人民に対して行う、仁徳に基づいた情け深くてよい政治。〔→孟子

仁風 ジンプウ🔗🔉

【仁風】 ジンプウ 仁が及ぼすよい教化。扇のこと。

仁恵 ジンケイ🔗🔉

【仁恵】 ジンケイ 人に対する、いつくしみと恵み。

仁恕 ジンジョ🔗🔉

【仁恕】 ジンジョ 情け深くて思いやりがあること。

仁斎学派 ジンサイガクハ🔗🔉

【仁斎学派】 ジンサイガクハ〔国〕江戸時代の儒学者伊藤仁斎の古学を中心とする儒学の一派。「古義学派」「堀川学派」とも。

仁術 ジンジュツ🔗🔉

【仁術】 ジンジュツ 仁を行う方法。〔→孟子〔国〕医者の仕事。

仁愛 ジンアイ🔗🔉

【仁愛】 ジンアイ 人をあわれみいつくしむこと。思いやり。

仁義 ジンギ🔗🔉

【仁義】 ジンギ いつくしみの心と、筋道の通った方法。人が守るべき道徳。〔→孟子〔国〕侠客キョウカク・不良の仲間などの間で行われる特殊なあいさつや、しきたり。

仁義礼智 ジンギレイチ🔗🔉

【仁義礼智】 ジンギレイチ 人として行わなければならない、仁・義・礼・智の四つの徳。〔→孟子

仁義礼智信 ジンギレイチシン🔗🔉

【仁義礼智信】 ジンギレイチシン 人として行わなければならない、仁・義・礼・智・信の五つの徳。〔→漢書

仁徳 ジントク🔗🔉

【仁徳】 ジントク 人をいつくしむ徳。〔国〕やさしい人がら。▽ニントクとも読む。

仁獣 ジンジュウ🔗🔉

【仁獣】 ジンジュウ いつくしむ心があるという獣。麒麟キリンのこと。

仁篤 ジントク🔗🔉

【仁篤】 ジントク いつくしみの心があって親切なこと。

仁宗 ジンソウ🔗🔉

【仁宗】 ジンソウ〈人名〉1010〜63 北宋ホクソウの第四代皇帝。在位1022〜63。名は禎行、はじめの名は受益。范仲淹ハンチュウエンらの名臣を用いて西夏セイカをふせいだ。思いやりが深く、のちに慶暦ケイレキの治といわれた善政を行い、宋代一の名君といわれたが、後半期は財政が苦しくなった。

仁侠 ジンキョウ🔗🔉

【任侠】 ニンキョウ・ジンキョウ =仁侠。強い者をくじき弱い者を助ける気性が強いこと。

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