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こ【子(児)】🔗🔉

こ【子(児)】 親から生まれた人。また、養子・継子など、実子と同じ立場にある人。子供。 「━ができる」 年少の男女。幼い者。 「近所の男[女]の━」 若い人。 「新入りの━」 「若い━に人気のあるタレント」 動物の生まれて間のないもの。 「猫の━」 魚などの卵。 「数の━・たら━」 植物の幹・根などから生じたもの。 「いも[竹]の━」 元になるものに対して従属的なもの。 「━会社」 利子。利息。 「元も━もなくす」 ◆ (造) 《名詞に付いて》そのような性質・状態の子供である意を表す。 「ひとりっ━・鍵かぎっ━・いじめっ━」 《名詞や動詞の連用形に付いて》その仕事をしている人、そのような状態の人などの意を表す。 「踊り━・売り━・売れっ━」 《名詞に付いて》その場所やその時代に生まれた人の意を表す。 「パリっ━・江戸っ━・明治っ━」 女性の名前に添える語。 「花━・恵美━」 《名詞や動詞の連用形に付いて》そのような働きをする物の意を表す。 「振り━・背負しょい━」 ◆は「児」とも、は「仔」とも、は女性の場合は「娘」とも、は「児」とも書いたが、今はまれ。 関連語 大分類‖親族‖しんぞく 中分類‖‖こ 「子」の敬語表現 〔尊敬語〕 お子「いいお子たちに恵まれて、結構ですね」 お子様「お子様のお誕生、おめでとうございます」 お子さん「佐藤さんには三歳のお子さんがいます」  *→息子(「息子」の敬語表現)娘(「娘」の敬語表現)

じょうし‐ぐん【娘子軍】ヂャウシ━🔗🔉

じょうし‐ぐん【娘子軍】ヂャウシ━ 女性だけで組織した軍隊。 ◇中国唐の平陽公主の率いた女性だけの軍隊の名から。 〔俗〕女性の集団。 ◆「ろうしぐん」は慣用読み。

むす‐め【娘】🔗🔉

むす‐め【娘】 親にとって、女の子供。 「一人━」 ⇔息子 未婚の若い女性。乙女おとめ。 「近所の━」 関連語 大分類‖親族‖しんぞく 中分類‖‖こ 「娘」の敬語表現 〔尊敬語〕 お嬢様「お嬢様もぜひ御一緒にいらしてください」 お嬢さん「お嬢さんの御就職、誠におめでとう」 お嬢ちゃま「鈴木さんには二歳のお嬢ちゃまがいらっしゃいます」 お嬢じょうちゃん「君んとこのお嬢ちゃんはいくつになった?」 御息女ごそくじょ「先生の御息女花子さんが代表で御挨拶をなさいました」 娘さん「娘さんにこれを差し上げてください」 令嬢れいじょう・御令嬢「田中氏の御令嬢を御紹介します」  *「令嬢」は、それ自体が尊敬の意を含む語だが、「御〜」「〜様」を添えた、より敬度の高い言い方も広く行われる。 〔謙譲語〕 愚女「先般は愚女がとんだ失礼をいたしました」 豚児とんじ  *「豚児」は多く息子を言うため、娘のことを「豚女」と言う場合もあるが、一般的ではない。  *特にへりくだって言う場合以外は、一般に「娘」と言う。  *自分の娘の評価を低めて、謙けんそんの意を添える言い方に、「(うちの)ばか娘」などがある。

むすめ‐ごころ【娘心】🔗🔉

むすめ‐ごころ【娘心】 娘らしい心。若い女性の、純真で感じやすい気持ち。

むすめ‐ざかり【娘盛り】🔗🔉

むすめ‐ざかり【娘盛り】 娘として最も美しい年ごろ。

ろうし‐ぐん【娘子軍】ラウシ━🔗🔉

ろうし‐ぐん【娘子軍】ラウシ━ 「娘子軍じょうしぐん」の慣用読み。→じょうしぐん

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