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きれ【切れ】🔗⭐🔉
きれ【切れ】

名
物を切った部分、また、物の切れ端。
「木の━」
「紙━」
「一━の切り身」
「たくあん三━」
切れぐあい。切れ味。
「
びて━の悪い
丁」
織物を切ったもの。また、織物。布ぬの。布地。
「ウールの━」
「余り━ぎれ」
「▽布」「▽裂」とも。
書画などの、著名な古人の筆跡の断片。
「古筆━ぎれ」
「▽裂」とも。
頭脳の働きの鋭さ。また、技術などの鮮やかさ。
「頭の━がいい」
「技に━がない」
すっきりとして、しつこさをあとに残さない味わい。
「━のいいビール」
関連語
大分類‖衣料‖いりょう
中分類‖布‖ぬの














きれ‐じ【切れ地(▽布地)】━ヂ🔗⭐🔉
きれ‐じ【切れ地(▽布地)】━ヂ

名
織物。また、織物の切れはし。




し・く【敷く】🔗⭐🔉
し・く【敷く】

他五
平らに広げ並べる。また、一面に平らに並べたり散らばらせたりする。
「居間に絨毯じゅうたんを━」
「客間に布団を━」
「桜の木の下にござを━」
「私の書斎には畳が━・いてある」
線条の物を敷き並べて鉄道やケーブルなどを作る。敷設ふせつする。
「東京・横浜間に鉄道を━」
「海底ケーブルを━」
「民営化のためのレールを━(=下準備をする)」
「▽布く」とも。
命令や政治の体制を築く。また、それを築いて広く行き渡らせる。
「戒厳令[箝口令かんこうれい]を━」
「軍政[民主政]を━」
「▽布く」とも。
人を配置して、陣立てや態勢を作る。
「強力な布陣を━・いて戦いに臨む」
「背水の陣を━」
「捜査網を━」
「盤石の態勢を━」
「▽布く」とも。
ある物を(平らにして)ある物の下に置く。特に、草などを敷物にする。
「薬罐やかんの下に鍋なべ敷きを━」
「どうぞ座布団を━・いて下さい」
「草を━・いて座る」
「▼藉く」とも。
押さえつけて自由を奪う。
「倒れた木に━・かれて死んだ」
「亭主を尻に━」

自五
〔雅〕一面に散らばる。
「はらはらと落ち葉が━・き積もる」
「ひらひらと桜花散り━」
◆「布団を引く」など「ヒク」と紛れやすいが、それは誤り。
敷ける
関連語
大分類‖扱い‖あつかい
中分類‖設置‖せっち





















ぬの【布】🔗⭐🔉
ぬの【布】

名
織物の総称。
◇古くは絹に対して麻・
くず・木綿などで織ったものをさした。
(造)
建築で、横・水平・平行などの意を表す語。
「━竹・━羽目ぬのはめ」
関連語
大分類‖衣料‖いりょう
中分類‖布‖ぬの









ぬの‐きれ【布切れ】🔗⭐🔉
ぬの‐きれ【布切れ】

名
布の切れはし。ぬのぎれ。




ぬの‐こ【布子】🔗⭐🔉
ぬの‐こ【布子】

名
木綿の綿入れ。




ぬの‐じ【布地】━ヂ🔗⭐🔉
ぬの‐じ【布地】━ヂ

名
衣服に仕立てるための布。織物。切れ地。




ぬの‐びき【布引き】🔗⭐🔉
ぬの‐びき【布引き】

名
布をさらすために広げて引っぱること。




ぬの‐め【布目】🔗⭐🔉
ぬの‐め【布目】

名
布の織り目。
布の織り目のような模様。
陶器の素地きじについた布の織り目の跡。素地を型から抜きやすくするために布を敷くので現れる。一種の装飾としてもつける。







ぬのめ‐がみ【布目紙】🔗⭐🔉
ぬのめ‐がみ【布目紙】

名
布目の模様が現れるように加工した紙。羅文紙らもんし。




の【▽幅・▽布】🔗⭐🔉
の【▽幅・▽布】

名
布のはばを表す単位。一幅ひとのはふつう鯨尺くじらじゃくの九寸から一尺で、約三四センチメートルから約三八センチメートル。
「四よ━の布団」
◇計量法の基準となるSI単位系外の単位。




ふ【布】🔗⭐🔉
ふ【布】
(造)
織物。ぬの。
「━巾ふきん・━団ふとん」
「湿━しっぷ・毛━」
一面に敷き広げる。
「━石」
「散━さんぷ」
広く行き渡らせる。
「━教」
「公━・分━・流━」





ふ‐い【布衣】🔗⭐🔉
ふ‐い【布衣】

名
〔文〕無位無官の人。平民。庶民。
「━の交わり(=地位や身分を離れての交際)」
「━の友」
◇昔、中国で庶民は布ふ(=木綿)の衣を着たことから。




ふ‐えん【敷▼衍(布▼衍・敷延)】🔗⭐🔉
ふ‐えん【敷▼衍(布▼衍・敷延)】

名・他サ変
意味・趣旨などをおし広げて詳しく述べること。また、たとえなどを用いてやさしく述べること。
「論旨を━して説明する」




ふ‐きょう【布教】━ケウ🔗⭐🔉
ふ‐きょう【布教】━ケウ

名・他サ変
ある宗教を一般に広めること。
「日本に○○教を━する」
「━活動」




ふ‐きょく【布局】🔗⭐🔉
ふ‐きょく【布局】

名・自サ変
囲碁で、碁石を局面に配置すること。また、その配置。
ある物事の全体の配置。
「登場人物の━に難のある戯曲」






ふ‐きん【布巾】🔗⭐🔉
ふ‐きん【布巾】

名
食器類をふくための布。




ふ‐こく【布告】🔗⭐🔉
ふ‐こく【布告】

名・他サ変
国が決定した意思を国民や相手国に公式に告げ知らせること。また、その手続き。
「宣戦を━する」
明治一九(一八八六)年以前に発布された、法律・勅令・省令などの通称。
「太政官━」
関連語
大分類‖広める‖ひろめる
中分類‖広報‖こうほう






ふ‐じん【布陣】━ヂン🔗⭐🔉
ふ‐じん【布陣】━ヂン

名
戦いの陣をしくこと。また、その陣。
「堂々の━を構える」
団体競技・闘争・論争などで、人員配置などの態勢をととのえること。また、その態勢。
「最強の━で試合に臨む」






ふ‐せ【布施】🔗⭐🔉
ふ‐せ【布施】

名
他人に施し与えること。
仏事の際、僧侶に読経などの謝礼として渡す金品。
「お━を包む」






ふ‐せき【布石】🔗⭐🔉
ふ‐せき【布石】

名
囲碁の序盤戦で、全局を見通して要所要所に石を置くこと。また、その置き方。
将来のために前もってととのえておく手はず。
「事業拡張のために━を打つ」






ふ‐せつ【敷設(布設)】🔗⭐🔉
ふ‐たつ【布達】🔗⭐🔉
ふ‐たつ【布達】

名

他サ変
官庁などが広く一般に知らせること。また、その知らせ。
「法令を━する」
明治一九(一八八六)年以前に発布された行政命令。
「太政官━」










ふ‐ち【布置】🔗⭐🔉
ふ‐ち【布置】

名・他サ変
物をそれぞれの場所に置き並べること。配置。
「庭石を━する」




ふ‐とん【布団(▼蒲団)】🔗⭐🔉
ふ‐とん【布団(▼蒲団)】

名
布地を袋状に縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具。
「━を敷く」
「掛け━ぶとん」
◇「蒲」「団」は唐音。もと蒲がまの葉で編んだ円座の意。「布」は「蒲」の当て字。




ふ‐のり【布
海▼苔
】🔗⭐🔉
ふ‐のり【布
海▼苔
】

名
潮間帯の岩礁に群生するフノリ科の紅藻の総称。藻体は円柱状で、不規則に枝分かれする。ハナフノリ・フクロフノリ・マフノリなど。
を煮て板状に干し固めたもの。また、それを煮とかした糊のり。絹布の洗い張りなどに用いる。









ふ‐はく【布▼帛】🔗⭐🔉
ふ‐はく【布▼帛】

名
麻・木綿などの布と絹布。また、織物。




ほてい【▽布▽袋】🔗⭐🔉
ほてい【▽布▽袋】

名
中国、唐末・後梁こうりょうの禅僧。太鼓腹を露出して日用品を入れた袋を背負い、市中を歩き回っては人の吉凶や天候を占ったという。日本では七福神の一人として親しまれてきた。




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