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ひき【引き】🔗🔉

ひき【引き】 引くこと。また、その力。 「魚の━が強い」 特別に目をかけて引き立てること。 「役員の━で昇進する」 写真撮影で、カメラを後ろに移す余地。 「狭いので━がない」 接頭《動詞に付いて》その意味や語調を強める。 「━とめる・━しめる・━まわす・━会わせる」 ◇音便で「ひっ」「ひん」ともなる。「ひんむく」「ひっつかむ」 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖引く‖ひく

ひき‐あい【引き合い】━アヒ🔗🔉

ひき‐あい【引き合い】━アヒ 両方から引っ張り合うこと。 証拠・比較などのために例に引くこと。 「前例を━に出して話を進める」 売買取引についての問い合わせ。 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖比較‖ひかく

ひき‐あ・う【引き合う】━アフ🔗🔉

ひき‐あ・う【引き合う】━アフ 他五両方から引っ張り合う。 「綱を━」 自五 取引をして利益がある。収支がつりあう。 「原価が高くて━・わない」 努力や苦労をしただけのかいがある。 「助けてやって文句を言われたのでは━・わない」 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖引く‖ひく

ひき‐あけ【引き明け】🔗🔉

ひき‐あけ【引き明け】 夜明け。明け方。

ひき‐あげ【引き上げ・引き揚げ】🔗🔉

ひき‐あげ【引き上げ・引き揚げ】 引き上げること。 「税率の━」 「外地からの━」 公用文では「引上げ」「引揚げ」。

ひき‐あ・げる【引き上げる・引き揚げる】🔗🔉

ひき‐あ・げる【引き上げる・引き揚げる】 他下一 上・揚引っ張って上にあげる。 「沈没船[錨いかり]を引き揚げる」 「ズボンを引き上げる 価格・比率などをあげる。 「運賃[金利]を━」 より高い地位につける。 「部長を取締役に━」 揚・上差し向けた人、差し出した物などをもとの所へもどす。 「軍隊を━」 「投下した資金を━」 自下一揚・上いままでいた所を去って元の所へもどる。 「赴任先を━」 「外地から故国へ━」 「調査を終えて━」 「意気揚々と[悄然しょうぜんと]━」 ひきあ・ぐ(下二) ひきあげ

ひき‐あて【引き当て】🔗🔉

ひき‐あて【引き当て】 予定される支出に備えて金銭を準備しておくこと。また、その金銭。 「━金」 抵当。担保。 「━物」 ◆慣用の固定した「引当金・引当率」などは、送りがなを付けない。

ひき‐あ・てる【引き当てる】🔗🔉

ひき‐あ・てる【引き当てる】 他下一 くじを引いて賞などを当てる。 「特賞を━」 引き比べる。あてはめる。 「わが身に━・てて考える」 ひきあ・つ(下二)

ひき‐あわ・せる【引き合わせる】━アハセル🔗🔉

ひき‐あわ・せる【引き合わせる】━アハセル 他下一 引き寄せて合わせる。 「襟もとを━」 とりもって対面させる。紹介する。 「婚約者を伯父に━」 比べ合わせる。照合する。 「校正刷りを原稿と━」 ひきあは・す(下二) 関連語 大分類‖関係‖かんけい 中分類‖なかだち‖なかだち

ひき‐い・れる【引き入れる】🔗🔉

ひき‐い・れる【引き入れる】 他下一 引いて中に入れる。 「馬を中庭に━」 ⇔引き出す 人を誘って仲間に入れる。 「大勢を味方に━」 ひきい・る(下二)

ひき‐うけ【引き受け】🔗🔉

ひき‐うけ【引き受け】 引き受けること。 公用文では「引受け」。慣用の固定した「引受人・引受額・引受時刻」などは、送りがなを付けない。 関連語 大分類‖許可‖きょか 中分類‖承諾‖しょうだく

ひき‐う・ける【引き受ける】🔗🔉

ひき‐う・ける【引き受ける】 他下一 頼まれた役割や仕事を責任をもって受け持つ。 「仲人[引っ越しの手伝い・出演]を━」 「渋々[快く]━」 面倒な仕事や厄介な物事をあえて受け入れる。責務として受容する。 「会社倒産の責任を会長みずからが━」 「他人の罪を━」 責任をもってあとを受け継ぐ。 「家業を━」 「あとは私が━」 保証する。保証人になる。 「留学生の身元を━」 ひきう・く(下二) 引き受け 関連語 大分類‖許可‖きょか 中分類‖承諾‖しょうだく

ひき‐うつし【引き写し】🔗🔉

ひき‐うつし【引き写し】 他人の文章や書画をそっくりそのまま書き写すこと。また、そのもの。敷き写し。 ひきうつ・す(他五)

ひき‐おこ・す【引き起こす】🔗🔉

ひき‐おこ・す【引き起こす】 他五 倒れたものを引っ張って起こす。 「腕をつかんで━」 ある物事(特に、事件・騒動など)を生じさせる。 「一通の投書が論争を━」 「不注意から大惨事を━」 「ブーム[摩擦・笑い]を━」 惹き起こす」とも。

ひき‐おとし【引き落とし】🔗🔉

ひき‐おとし【引き落とし】 引き落とすこと。 相撲のきまり手の一つ。相手の手や前みつを取って前に引き落とす技。

ひき‐おと・す【引き落とす】🔗🔉

ひき‐おと・す【引き落とす】 他五 前または下に引いて落とす。 「腕をつかんで━」 公共料金などを、支払人の預金口座から受取人の口座へ送金する。 「水道料金を━」 引き落とし

ひき‐かえ【引き換え・引き替え】━カヘ🔗🔉

ひき‐かえ【引き換え・引き替え】━カヘ 交換すること。 公用文では「引換え」。慣用の固定した「引換券・代金引換」などは、送りがなを付けない。

ひき‐かえし【引き返し】━カヘシ🔗🔉

ひき‐かえし【引き返し】━カヘシ 和服の仕立てで、裾回すそまわしに表と同じ布地を使うこと。また、その仕立て。 歌舞伎で、一幕の演技のうちにしばらく幕を引いて道具立てを変え、またすぐに幕を開けて続きを演じること。ひっかえし。 ◇「引き返し幕」の略。

ひき‐かえ・す【引き返す】━カヘス🔗🔉

ひき‐かえ・す【引き返す】━カヘス 自五進んできた道をもとへ戻る。Uターンする。ひっかえす。 「船が港へ━」 「学校から家に━」 「今きた道を━」 「道に迷って━」

ひき‐か・える【引き換える・引き替える】━カヘル🔗🔉

ひき‐か・える【引き換える・引き替える】━カヘル 他下一ある物を渡して、代わりに別の物を手に入れる。交換する。 「当たりくじを景品と━」 自下一まったく逆になる。反対になる。 「姉に━・え、妹はお転婆だ」 ◇多く「…にひきかえ」の形で使う。 ひきか・ふ(下二) 引き換(替)え

ひき‐がし【引き菓子】━グヮシ🔗🔉

ひき‐がし【引き菓子】━グヮシ 祝儀・仏事などの際に、引き出物として客に配る菓子。

ひき‐がね【引き金】🔗🔉

ひき‐がね【引き金】 小銃・ピストルなどで、弾丸を発射させるときに指で引く金具。 ◇ある事態を引き起こす原因のたとえにも使う。「公共料金の値上げが物価上昇の━となる」 まれに「引き鉄」とも。

ひき‐ぎわ【引き際】━ギハ🔗🔉

ひき‐ぎわ【引き際】━ギハ 現在の仕事・地位・立場などから退くときの時期や態度。引け際。 「━を誤る」

ひきこみ‐せん【引き込み線】🔗🔉

ひきこみ‐せん【引き込み線】 鉄道の本線から駅・工場などの構内に引き込まれた線路。ひっこみせん。 配電幹線から屋内に引き入れた電線。 ◆公用文では「引込線」。

ひき‐こ・む【引き込む】🔗🔉

ひき‐こ・む【引き込む】 他五 引っぱって中に入れる。引いてきて入れる。 「電線を━」 人を誘って仲間に入れる。 「悪の道に━・まれる」 人の心を強く引き寄せる。 「話に━・まれる」 ひどく風邪を引く。 「風邪を━・んで寝込む」 引き込める

ひき‐こもり【引き籠もり】🔗🔉

ひき‐こもり【引き籠もり】 人間関係や社会参加を避けて、自宅や自室にひきこもること。

ひき‐こも・る【引き籠もる】🔗🔉

ひき‐こも・る【引き籠もる】 自五 家の中などに閉じこもる。 「風邪を引いて部屋に━」 公の仕事などから退いて静かに暮らす。 「退官して故郷の村に━」 ひきこもり

ひき‐さが・る【引き下がる】🔗🔉

ひき‐さが・る【引き下がる】 自五 その場から退く。 「られてすごすご━」 仕事などから退く。 「政界の一線から━」 自分の主張などを取り下げる。 「言い込められて━」

ひき‐さ・く【引き裂く】🔗🔉

ひき‐さ・く【引き裂く】 他五 引っぱって裂く。 「布を━」 無理に離れさせる。 「二人の仲を━」

ひき‐さげ【引き下げ】🔗🔉

ひき‐さげ【引き下げ】 引き下げること。 「公定歩合の━」

ひき‐さ・げる【引き下げる】🔗🔉

ひき‐さ・げる【引き下げる】 他下一 値段・水準・地位などを低くする。 「公共料金を━」 「部長から課長に━」 提案・要求などを取り下げる。 「訴願を━」 ある場所から退かせる。後退させる。 「突撃隊を前線から━」 ひきさ・ぐ(下二)

ひき‐ざん【引き算】🔗🔉

ひき‐ざん【引き算】 ある数から他の数を引いて、その差を求める計算。減法。 ⇔足し算

ひき‐しお【引き潮(引き汐)】━シホ🔗🔉

ひき‐しお【引き潮(引き汐)】━シホ 潮が引いて海水の水位が低くなり、海岸線が沖に退いていくこと。また、その現象。下げ潮。落ち潮。 ⇔満ち潮 ◇退く時機のたとえにも使う。「━を心得る」

ひき‐しぼ・る【引き絞る】🔗🔉

ひき‐しぼ・る【引き絞る】 他五 矢を弓につがえて弦つるを十分に引く。 「弓を━」 むりに声を出す。 「声を━・って叫ぶ」 強く絞る。また、強く締める。 「手拭いを━」

ひき‐しま・る【引き締まる】🔗🔉

ひき‐しま・る【引き締まる】 自五 ゆるみがなくなって固く締まる。 「━・った体」 気持ちが緊張してしっかりする。 「身の━思い」 取引で、値段が上がり気味になる。 「相場が━」

ひき‐し・める【引き締める】🔗🔉

ひき‐し・める【引き締める】 他下一 引っぱって締める。たるみのないように強く締める。 「手綱を━」 気持ちを緊張させる。 「気を━・めて試験に臨む」 倹約して出費をおさえる。 「財政を━」 ひきし・む(下二) 引き締め

ひき‐す・える【引き据える】━スヱル🔗🔉

ひき‐す・える【引き据える】━スヱル 他下一力ずくで、その場に座らせる。 「罪人を━」 ひきす・う(下二)

ひきずり‐おろ・す【引きり下ろす】🔗🔉

ひきずり‐おろ・す【引きり下ろす】 他五 強く引っぱっておろす。 「敵兵を馬から━」 自分より上位の者を強引に失脚させる。 「会長の座から━」

ひきずり‐こ・む【引きり込む】🔗🔉

ひきずり‐こ・む【引きり込む】 他五 強く引っぱって中へ入れる。 「腕をつかんで家の中に━」 むりに誘い入れる。強引に参加させる。 「悪い仲間に━・まれる」

ひきずり‐まわ・す【引きり回す】━マハス🔗🔉

ひきずり‐まわ・す【引きり回す】━マハス 他五 引きずってあちこちへ動かす。 自分の思うままにあちこち連れて歩く。 「繁華街を━・される」

ひき‐ず・る【引きる】🔗🔉

ひき‐ず・る【引きる】 他五 地面・床などの表面をするようにして引いていく。 「着物のすそを━」 「下駄を━・って歩く」 「大きな荷物を━・って運ぶ」 無理に引っぱって連れていく。 「だだをこねる子を━・って帰る」 長引かせた状態でいる。 「審議を会期いっぱいまで━」 「風邪を━・っている」 いつまでも忘れないでいる。いつまでもその影響から抜け出せないでいる。 「暗い過去[倒産の痛手]を━」 《「引きずられる」の形で》周囲の状況や他人の考えに影響される。 「その場の雰囲気に━・られる」 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖引く‖ひく

ひき‐だし【引き出し】🔗🔉

ひき‐だし【引き出し】 引き出すこと。 「預金の━」 机・たんすなどに取りつけて抜き差しできるようにした物入れ。 抽き出し」「斗」とも。

ひき‐だ・す【引き出す】🔗🔉

ひき‐だ・す【引き出す】 他五 中にあるものを引っぱって外に出す。引っ張り出す。 「繭まゆから糸を━」 「牛舎から牛を━」 ⇔引き入れる 公の場などに連れ出す。 「頼み込んで証人として法廷に━」 「記者会見に━・される」 働きかけて隠れているものを表面に出す。 「本音を━」 「子どもの才能を━」 「みずからの実力を━」 働きかけて資金などを出させる。 「財団から研究資金を━」 預金や貯金をおろす。 「預金を━」 「銀行から百万円(を)━」 引き出し

ひき‐た・つ【引き立つ】🔗🔉

ひき‐た・つ【引き立つ】 自五 きわだってよく見える。ひときわよく感じられる。 「コサージュをつけるとドレスが━」 気力などが盛んになる。元気づく。 「気持ちを━・たせる」

ひきたて‐やく【引き立て役】🔗🔉

ひきたて‐やく【引き立て役】 その場にいる他の人のよさが際立つようにふるまう人。 「候補者の━に回る」

ひき‐た・てる【引き立てる】🔗🔉

ひき‐た・てる【引き立てる】 他下一 無理に連れていく。ひったてる。 「容疑者を警察署に━」 よく見えるようにする。よさがきわだつようにする。 「スパイスが味を━」 「脇役が主役を━」 特に目をかけて重用する。 「後輩を━」 気力などを奮い立たせる。はげます。 「気を━・てて再度挑戦する」 戸などを引いて閉じる。 「雨戸を━」 ひきた・つ(下二) 引き立て 関連語 大分類‖犯罪‖はんざい 中分類‖検挙‖けんきょ

ひき‐つ・ぐ【引き継ぐ】🔗🔉

ひき‐つ・ぐ【引き継ぐ】 他五前の人から受け継ぐ。また、あとの人に受け渡す。 「家業[伝統]を━」 「後任者に事務を━」 引き継ぎ 関連語 大分類‖続く‖つづく 中分類‖継続‖けいぞく

ひき‐つけ【引き付け】🔗🔉

ひき‐つけ【引き付け】 乳幼児に多い、発作的な全身の痙攣けいれん

ひき‐つ・ける【引き付ける】🔗🔉

ひき‐つ・ける【引き付ける】 他下一 近くに引き寄せる。 「をまいて獲物を━」 人の心を誘い寄せる。魅了する。 「巧みな話術で聴衆を━」 惹き付ける」とも。 自下一発作的に全身性の痙攣けいれんを起こす。 ひきつ・く(下二) 引き付け

ひき‐つづき【引き続き】🔗🔉

ひき‐つづき【引き続き】 ある事がすんだあと、それに続けて。また、間をおかず続けざまに。 「式典のあと、━懇親会を開く」 「━御愛顧の程を願います」 関連語 大分類‖続く‖つづく 中分類‖連続‖れんぞく

ひき‐つづ・く【引き続く】🔗🔉

ひき‐つづ・く【引き続く】 自五 物事がとぎれないでずっと続く。 「不況が━」 ある事がすんだあと、すぐ別の事が続く。 「式典に━・いてパーティーを開く」

ひき‐つ・る【引き攣る】🔗🔉

ひき‐つ・る【引き攣る】 自五 傷あとなどの皮膚が引っぱられたようになる。 「火傷やけどのあとが━」 痙攣けいれんを起こす。 「ふくらはぎが━」 「怒りにを━・らせる」 かたくこわばる。 「緊張して声が━」

ひき‐つ・れる【引き連れる】🔗🔉

ひき‐つ・れる【引き連れる】 他下一連れていく。あとに従える。 「お供を━」 ひきつ・る(下二)

ひきで‐もの【引き出物】🔗🔉

ひきで‐もの【引き出物】 祝宴のときなど、主人から招待客に贈るみやげ物。引き物。 ◇古く馬を庭に引き出して贈ったことから。

ひき‐ど【引き戸】🔗🔉

ひき‐ど【引き戸】 鴨居かもいと敷居との溝にはめ込み、左右に引いて開けたてする戸。やり戸。

ひき‐どき【引き時】🔗🔉

ひき‐どき【引き時】 手を引くのにふさわしい時期。引退・退出するのに適当な時期。 「今が━だ」

ひき‐と・める【引き止める(引き留める)】🔗🔉

ひき‐と・める【引き止める(引き留める)】 他下一 去ろうとする人をとどまらせる。 「帰ろうとする客を━」 ある行動に出ようとする人を思いとどまらせる。引きとどめる。 「辞任を━」 ひきと・む(下二)

ひき‐とり【引き取り】🔗🔉

ひき‐とり【引き取り】 引き取ること。 公用文では「引取り」。慣用の固定した「引取税・引取人・引取経費」などは、送りがなを付けない。

ひき‐と・る【引き取る】🔗🔉

ひき‐と・る【引き取る】 自五その場から立ち去る。退く。 「その場を/から早々に━」 「『どうぞお━・りください』と、慇懃いんぎんに追い払う」 ◇みずからを引き取ることからいう。 「お引き取りください」は、すぐに帰れの意を遠回しにいう語。丁寧な口調の中にしばしば強い拒否の気持ちを伴う。 他五 引き受けて自分の手もとに置く。 「不良品を━」 「質物しちもつを━」 引き受けて世話をする。 「遺児[身柄]を━」 話のあとを受け継ぐ。 「話[ことば]を━」 「大臣の発言を━・って答弁する」 「それで『東京へ』とだけ付け加えましたら、叔父がすぐ後を━・って漱石 《「息を━」の形で》息が絶える。死ぬ。 「安らかに息を━」 引き取り 関連語 大分類‖受ける‖うける 中分類‖受ける‖うける

ひき‐なお・す【引き直す】━ナホス🔗🔉

ひき‐なお・す【引き直す】━ナホス 他五 改めてもう一度引く。 「線を━」 風邪に再びかかる。 作りなおす。改める。 「納屋を━・した離れ」

ひき‐ぬ・く【引き抜く】🔗🔉

ひき‐ぬ・く【引き抜く】 他五 引っぱって抜き取る。 「釘くぎを━」 他の組織に属している人を好条件などを示して自分の方に引き入れる。 「ライバル会社に技術者を━・かれる」 引き抜き

ひき‐の・ける【引き退ける】🔗🔉

ひき‐の・ける【引き退ける】 他下一 引っぱって取り去る。 「幕を━」 引き離す。一方を遠ざける。 「飛びかかろうとする犬を━」 ひきの・く(下二)

ひき‐のば・す【引き伸ばす】🔗🔉

ひき‐のば・す【引き伸ばす】 他五 引っ張って長くする。また、引っぱって広げる。 「ゴムを━」 「曲がった針金を━」 写真で、原板を拡大して焼き付ける。 「写真を━」 ことばを足して文章などを長くする。 「原稿を五行分━」 引き伸ばし 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

ひき‐のば・す【引き延ばす】🔗🔉

ひき‐のば・す【引き延ばす】 他五 時間・期日などを長引かせる。 「だらだらと会議を━な」 「やむなく月賦の支払いを━」 「好評につき期間を五日間━」 「返事を━」 厚みのあるものを薄く広げたり、水などを加えて濃度を薄くしたりする。 「金属[パイ生地]を薄く━」 「絵の具[ニス]を━」 は「引き伸ばす」とも。 引き延ばし 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

ひき‐はが・す【引きがす】🔗🔉

ひき‐はが・す【引きがす】 他五引っぱってはがす。無理にはがす。ひっぱがす。 「ラベルを━」

ひき‐はな・す【引き離す】🔗🔉

ひき‐はな・す【引き離す】 他五 引っぱって離す。無理に離れさせる。 「相愛の二人を━」 あとに続くものとの間を大きくあける。差を大きくする。 「二位以下を大きく━・してトップに立つ」

ひき‐はら・う【引き払う】━ハラフ🔗🔉

ひき‐はら・う【引き払う】━ハラフ 他五あとをすっかり片づけてよそへ移る。退去する。 「下宿を━」 「東京を━・って故郷に帰る」

ひき‐ふだ【引き札】🔗🔉

ひき‐ふだ【引き札】 開店の披露や商品の宣伝・広告のために配るちらし。 くじ引きの札。

ひき‐ふね【引き船・曳き船】🔗🔉

ひき‐ふね【引き船・曳き船】 船が川上にのぼるときなど、人が船に引き綱をつけて引いていくこと。また、その船。 船が引き綱をつけて他の船や筏いかだを曳航えいこうすること。また、そのための船。

ひき‐まく【引き幕】🔗🔉

ひき‐まく【引き幕】 芝居の舞台などで、左右に引いて開閉する幕。

ひき‐まゆげ【引き眉毛】🔗🔉

ひき‐まゆげ【引き眉毛】 まゆ毛をそり落としたあとや薄いまゆ毛の上に、まゆ墨で描いたまゆ。ひきまゆ。つくりまゆ。

ひき‐まわし【引き回し】━マハシ🔗🔉

ひき‐まわし【引き回し】━マハシ あれこれと指導して世話をすること。 「よろしくお━のほどお願いいたします」 江戸時代、打ち首以上の重罪に付加した刑。処刑前に罪人を縛って裸馬に乗せ、見せしめのために市中を引いて歩いたこと。

ひき‐まわ・す【引き回す】━マハス🔗🔉

ひき‐まわ・す【引き回す】━マハス 他五 引っぱってふり回す。 あちこち連れて歩く。 「上京した友人を東京じゅう━」 引き回しの刑に処する。 「罪人を━」 あれこれと指導して世話をする。 「後輩を━」 周囲にぐるりと張りめぐらす。 「紅白の幕を━」

ひきめ‐かぎばな【引き目鉤鼻】🔗🔉

ひきめ‐かぎばな【引き目鉤鼻】 大和絵などで、人の顔を描く技法。下ぶくれの輪郭に目は細い線で一文字に、鼻は短い「く」の字に描きあらわすもの。「源氏物語絵巻」などに典型が見られる。

ひきも‐きらず【引きも切らず】🔗🔉

ひきも‐きらず【引きも切らず】 絶え間なく。ひっきりなしに。 「━見物人が押しかける」 関連語 大分類‖頻度‖ひんど 中分類‖次次‖つぎつぎ

ひき‐もど・す【引き戻す】🔗🔉

ひき‐もど・す【引き戻す】 他五引っぱってもとの所に戻す。もとの場所や状態に戻す。 「腕をつかんで━」 「現実に━・される」

ひき‐もの【引き物】🔗🔉

ひき‐もの【引き物】 引き出物。特に、祝宴や法事の膳ぜんに添えて出すみやげ物用の料理・菓子など。

ひき‐よ・せる【引き寄せる】🔗🔉

ひき‐よ・せる【引き寄せる】 他下一 引いて手もとに近づける。 「灰皿を━」 待っていて相手が近寄るようにする。 「敵を━・せて撃つ」 心をひきつける。 「話に━・せられる」 惹き寄せる」とも。 ひきよ・す(下二)

ひき‐わけ【引き分け】🔗🔉

ひき‐わけ【引き分け】 試合や勝負事で、決着がつかないまま勝ち負けなしとして終えること。

ひき‐わた・す【引き渡す】🔗🔉

ひき‐わた・す【引き渡す】 他五 綱・幕などを一方から他方へ張り渡す。 「幔幕まんまくを━」 自分の所にいる者や手もとにある物を他人の手に渡す。 「貨物を荷受人に━」 「容疑者の身柄を検察庁に━」 引き渡し

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