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あたらし・い【新しい】🔗⭐🔉
あたらし・い【新しい】

形
ものができて(また、物事が成立して)少ししか時間がたっていないさま。
「この服はまだ━」
「━会社に入る」
「古くて━(=永遠の)問題」
「例の一件はまだわれわれの記憶に━」
野菜や魚などがとれたてでいきいきしている。新鮮だ。
「このアジは━ので刺身になる」
まだ使われていない。未使用だ。さらだ。
「━電池に替える」
今までにない特徴をもっているさま。斬新ざんしんだ。
「彼の発想は全く━」
「時代の先端を行く━音楽」
今までとは別の。新たな。新たに。
「━先生が赴任する」
「━時代が始まる」
「新装開店して━・く生まれ変わる」
連体・連用用法が一般的で、この場合「━情報を得る」(連体)と「━・く情報を得る」(連用)はほぼ同義の文となる。
◆⇔古い
「あら(新)たし」が「あたら(可惜)し」と混同されて「あたら(新)し」となった。
‐げ/‐さ/‐み/‐が・る
関連語
大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ
中分類‖新しい‖あたらしい












あら【新】🔗⭐🔉
あら【新】
(造)
新しい。
「━所帯じょたい・━湯」


あら‐じょたい【新所帯(新▽世帯)】🔗⭐🔉
あら‐じょたい【新所帯(新▽世帯)】

名
結婚して新たに作った家庭。しんじょたい。
「━を持つ」




あらた【新た】🔗⭐🔉
あらた【新た】

形動
《「━な」「━に」の形で》物事が今までになく新しいさま。また、改めて新しくするさま。
「捜査線上に━な事実が浮かぶ」
「━な門出を祝う」
「決意[感動]を━にする」
記憶などが古びていないさま。新しい。
「大地震のことは記憶に━だ」
◆

とも「新しい(新しく)」で置き換えることができる。
関連語
大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ
中分類‖新しい‖あたらしい









あら‐たま【粗玉(荒玉・新玉・▼璞)】🔗⭐🔉
あら‐たま【粗玉(荒玉・新玉・▼璞)】

名
掘り出したばかりで磨いていない玉。




あらたま‐の【新玉の】🔗⭐🔉
あらたま‐の【新玉の】

連語
〔雅〕《「━年」「━春」などの形で》新しい年の到来を祝っていう。
「━初春を祝う」
◇枕詞から。




あら‐て【新手】🔗⭐🔉
あら‐て【新手】

名
戦いにまだ参加していない兵士や選手。
◇疲れていない、手の内を知られていないなどの含みで使う。
仲間に加わって、新しくその仕事についた人。新人。新顔。
「━の業者」
今までにない新しい手段・方法。新手しんて。
「━の戦術を編み出す」
「━の詐欺さぎに引っかかる」
◆⇔古手ふるて







あら‐まき【新巻・荒巻】🔗⭐🔉
あら‐まき【新巻・荒巻】

名
内臓を抜き、腹に塩をつめて作る甘塩のさけ。暮れの贈答などに使う。あらまきざけ。
荒縄で巻いたことから言うが、今は「新巻」が好まれる。





しん【新】🔗⭐🔉
しん‐いり【新入り】🔗⭐🔉
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】━インシャウ━🔗⭐🔉
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】━インシャウ━

名
一八八〇年代のフランスに興った絵画運動。印象派の色彩理論を科学的に発展させ、点描法による鮮明な色彩効果と明確なフォルムの把握を追求した。スーラ・シニャックなどに代表される。点描主義。
◇n
o-impressionnismeフランスの訳語。





しんかい‐ち【新開地】🔗⭐🔉
しんかい‐ち【新開地】

名
新しく開墾した土地。
新しく開けて市街となった所。






しん‐がお【新顔】━ガホ🔗⭐🔉
しん‐かん【新刊】🔗⭐🔉
しん‐かん【新刊】

名
書物を新しく刊行すること。また、その書物。
「━書」




しん‐かん【新患】━クヮン🔗⭐🔉
しん‐かん【新患】━クヮン

名
その病院に新しく診療を受けにきた患者。




しん‐かん【新歓】━クヮン🔗⭐🔉
しん‐かん【新歓】━クヮン

名
新人・新入生を歓迎すること。
「━コンパ」




しんかんかく‐は【新感覚派】🔗⭐🔉
しんかんかく‐は【新感覚派】

名
大正末期から昭和初期、雑誌「文芸時代」によって活躍した新進作家の一派。感覚を基調とした現実の把握と技巧的な文体による表現改革を試みた。代表作家は横光利一・片岡鉄平・川端康成・中河与一など。




しん‐かんせん【新幹線】🔗⭐🔉
しん‐かんせん【新幹線】

名
主要都市を結ぶJRの高速幹線鉄道。東海道新幹線・東北新幹線など。




しん‐き【新奇】🔗⭐🔉
しん‐き【新奇】

名・形動
目新しくて珍しいこと。
「━な趣向」




しん‐き【新規】🔗⭐🔉
しん‐き【新規】

名

形動
今までとは違って、まったく新しいこと。
「━申し込み」
「━採用」
「━蒔まき直し(=今までのことを改めて、もう一度新しくやり直すこと)」
新しい客。
◇多く「御━さん」の形で、飲食店などで使う。
関連語
大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ
中分類‖新しい‖あたらしい










しん‐きゅう【新旧】━キウ🔗⭐🔉
しん‐きゅう【新旧】━キウ

名
新しいことと古いこと。また、新しいものと古いもの。
「━交替」
新暦と旧暦。
「━の正月」






しん‐きょうち【新境地】━キャウチ🔗⭐🔉
しん‐きょうち【新境地】━キャウチ

名
新しい領域。
「━を開く」




しん‐きょく【新曲】🔗⭐🔉
しん‐きょく【新曲】

名
新しく作った歌曲・楽曲。




しん‐げき【新劇】🔗⭐🔉
しん‐げき【新劇】

名
明治末期にヨーロッパ近代劇の影響を受けて生まれた、リアリズムを主体とする演劇。
◇歌舞伎などの伝統演劇を旧劇とし、それに対していう。




しん‐げつ【新月】🔗⭐🔉
しん‐げつ【新月】

名
陰暦で、月の第一日。朔さく。
◇太陽と月の黄道が等しくなり、月全体が太陽光線を背後から受けるので月は見えなくなる。
陰暦で、月の初めに見える細い月。特に、陰暦八月三日の月。
東の空に輝き出たばかりの月。
→図:月の満ち欠けと呼び名







しん‐けんざい【新建材】🔗⭐🔉
しん‐けんざい【新建材】

名
従来使われなかった素材や新しい製法によって作られた建築材料。プリント合板・石膏せっこうボード・ビニールタイル・軽量鉄骨など。




しん‐けんぽう【新憲法】━ケンパフ🔗⭐🔉
しん‐けんぽう【新憲法】━ケンパフ

名
旧憲法(大日本帝国憲法)に対し、現行の日本国憲法の通称。




しん‐こ【新古】🔗⭐🔉
しん‐こ【新古】

名
新しいことと古いこと。また、新しいものと古いもの。新旧。
「━の品を取り混ぜて販売する」




しん‐ご【新語】🔗⭐🔉
しん‐ご【新語】

名
新しくつくられた、または新しく使われるようになったことば。新造語。




しん‐こう【新香】━カウ🔗⭐🔉
しん‐こう【新香】━カウ

名
浅漬けの香の物。また、一般に、漬物。こうこう。しんこ。おしんこ。




しん‐こう【新興】🔗⭐🔉
しん‐こう【新興】

名
既成のものに対して、新しいものが勢いを得ておこること。
「━勢力[都市]」




しん‐こく【新穀】🔗⭐🔉
しん‐こく【新穀】

名
その年にとれた穀物。特に、新米。




しん‐こてんしゅぎ【新古典主義】🔗⭐🔉
しん‐こてんしゅぎ【新古典主義】

名
一九世紀末から二〇世紀初頭にかけて、ドイツを中心に興った文芸思潮。自然主義やロマン主義に反対し、古典への復帰を提唱した。
第一次大戦後、後期ロマン主義への反動として古典派音楽の伝統を再現しようとした音楽の一傾向。
「古典主義」に同じ。→古典主義







しん‐こん【新婚】🔗⭐🔉
しん‐こん【新婚】

名
結婚したばかりであること。
「━さん」
「━旅行」




しん‐さつ【新札】🔗⭐🔉
しん‐さつ【新札】

名
新たに発行された紙幣。
まだ折り目・汚れなどのつかない、真新しい紙幣。新券。






しん‐ざん【新参】🔗⭐🔉
しん‐じたい【新字体】🔗⭐🔉
しん‐じたい【新字体】

名
一九四九年に当用漢字字体表が告示されて以降、それ以前まで正しいとされていた字体に代えて、新たに採用された漢字の字体。「廣」を「広」、「藝」を「芸」、「辨・瓣・辯」を「弁」とするなど。新字。




しん‐しゃ【新車】🔗⭐🔉
しん‐しゃ【新車】

名
真新しい車。また、新型の車。




しん‐しゅ【新種】🔗⭐🔉
しん‐しゅ【新種】

名
新しく発見された生物の種。また、改良などによって新しく作出された品種。
「━のウイルス」
「━のピーマン」
これまでに類のない新しいもの。
「━の商売」






しん‐しゅう【新秋】━シウ🔗⭐🔉
しん‐しゅう【新秋】━シウ

名
〔文〕
秋の初め。初秋。
陰暦七月の別称。






しん‐しゅうきょう【新宗教】━シュウケウ🔗⭐🔉
しん‐しゅうきょう【新宗教】━シュウケウ

名
既成宗教に対して、新しく興った宗教。特に、幕末から明治維新以降に発生した宗教。神道系と仏教系の二大系統に分けられるが、近年、キリスト教系も多い。新興宗教。




しん‐しゅつ【新出】🔗⭐🔉
しん‐しゅつ【新出】

名・自サ変
初めて出てくること。
「━単語」




しん‐しゅん【新春】🔗⭐🔉
しん‐しょ【新書】🔗⭐🔉
しん‐しょ【新書】

名
新しく著した書物。また、新しく刊行した書物。
新書判(B6判よりもやや小さく、文庫本より縦が長い判型)などによる軽装廉価れんかの叢書そうしょ。






しん‐しょく【新色】🔗⭐🔉
しん‐しょく【新色】

名
新しい色合い。また、新しい傾向。
草木などのみずみずしい色。






しん‐しん【新進】🔗⭐🔉
しん‐じん【新人】🔗⭐🔉
しん‐じん【新人】

名
新しく仲間に加わった人。また、ある分野に新しく登場した人。
「━歌手」
「━戦」
化石現生人類(クロマニヨン人など)および現在の人類の総称。新人類。ホモサピエンス。
関連語
大分類‖自己と他者‖じことたしゃ
中分類‖新人‖しんじん






しんしん‐きえい【新進気鋭】🔗⭐🔉
しんしん‐きえい【新進気鋭】

名
その分野に新しく進出したばかりで、勢いが盛んなこと。また、その人。
「━の作家」




しん‐しんりしゅぎ【新心理主義】🔗⭐🔉
しん‐しんりしゅぎ【新心理主義】

名
フロイトの精神分析やベルクソンの哲学を応用して人間の深層心理を描き、人間存在の実体を探ろうとする二〇世紀初頭の文芸思潮。「意識の流れ」や「内的独白」の手法を特色とする。ジョイス・ウルフ・プルーストらがその代表。
◇日本では昭和初期に伊藤整が提唱。




しん‐せい【新生】🔗⭐🔉
しん‐せい【新生】

名・自サ変
新しく生まれ出ること。
「━チーム」
生まれ変わった気持ちで新しい生活を始めること。
◇多く信仰によって気持ちが一新した状態をいう。
関連語
大分類‖生‖せい
中分類‖生む‖うむ






しん‐せい【新政】🔗⭐🔉
しん‐せい【新政】

名
機構・政令などを改めた新しい政治体制。また、新体制に基づく政治。
「明治の━」




しん‐せい【新星】🔗⭐🔉
しん‐せい【新星】

名
新しく発見された星。
急に光度を増して明るくなった恒星。星が新しく生まれたように見える。
◇恒星全体の大爆発によるものを超新星といい、恒星の最後の姿と考えられている。
芸能界・スポーツ界などで、急に現れて人気を集める新人。新しいスター。







しんせい‐じ【新生児】🔗⭐🔉
しんせい‐じ【新生児】

名
生後四週間ぐらいまでの、まだ母体外生活に十分適応しきれない嬰児えいじ。




しん‐せいしゅ【新清酒】🔗⭐🔉
しん‐せいしゅ【新清酒】

名
アルコールにぶどう糖・こはく酸・乳酸などを加え、清酒に似た風味をもたせた酒。合成酒。




しんせい‐だい【新生代】🔗⭐🔉
しんせい‐だい【新生代】

名
地質時代の区分のうち、最も新しい時代。約六五〇〇万年前から現在まで。哺乳ほにゅう類や被子植物が著しく発達し、末期には人類が現れた。




しん‐せいめん【新生面】🔗⭐🔉
しん‐せいめん【新生面】

名
新しい分野・方向。
「童話の━を開く」
「風景版画に━を開く」




しん‐せかい【新世界】🔗⭐🔉
しん‐せつ【新設】🔗⭐🔉
しん‐せつ【新設】

名・他サ変
組織・機関などを新しく設けること。また、設備・施設などを新しくつくること。
「━校」




しんせっき‐じだい【新石器時代】シンセキキ━🔗⭐🔉
しんせっき‐じだい【新石器時代】シンセキキ━

名
旧石器時代・中石器時代に続く、石器時代の最後の時期。磨製石器・土器を用い、牧畜・農耕を始めるようになった時代。




しん‐せん【新選・新▼
】🔗⭐🔉
しん‐せん【新選・新▼
】

名・他サ変
新たによりすぐって編纂へんさんすること。
◇多く書名に使う。
「新選」は「新
」の新しい書き方。「新選数学問題集」「新選/新
美術大系」「新
万葉集」「新
朗詠集」などと使う。











しん‐せん【新鮮】🔗⭐🔉
しん‐せん【新鮮】

名・形動
魚・肉・野菜などが、新しくていきいきとしていること。
「━なレタス」
よごれがなく、澄んでいること。
「山の━な空気」
物事に従来のものとは異なる新しさが感じられること。
「━な気持ちで事に当たる」
‐さ/‐み
関連語
大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ
中分類‖新しい‖あたらしい








しん‐そう【新装】━サウ🔗⭐🔉
しん‐ぞう【新造】━ザウ🔗⭐🔉
しん‐ぞう【新造】━ザウ

名

他サ変
新しくつくること。また、そのもの。
「━船」
〔古風な言い方で〕若い人妻を呼ぶ語。また、一般に、他人の妻の敬称。しんぞ。
「ご━さん」
◇明治・大正期まで武家・上中層町人などの妻の敬称として使った。










しん‐そくぶつしゅぎ【新即物主義】🔗⭐🔉
しん‐そくぶつしゅぎ【新即物主義】

名
一九二〇年代後半のドイツに興った芸術運動。主観的・幻想的な表現主義への反動として、客観的・合理的・即物的な立場から現実をとらえようとした。画家のディックス
グロッス、作家のケストナー
レマルクらに代表される。新現実主義。新客観主義。






しん‐そつ【新卒】🔗⭐🔉
しん‐そつ【新卒】

名
その年に学校を卒業すること。あるいは卒業したこと。また、その人。




しん‐たい【新体】🔗⭐🔉
しん‐たい【新体】

名
新しい体裁。新形式。
「━詩」




しんたい‐し【新体詩】🔗⭐🔉
しんたい‐し【新体詩】

名
明治初期、西洋の詩の影響を受けて作られた新しい形式の詩。多くは七五調の文語定型詩。
◇明治一五(一八八二)年、外山正一らの『新体詩抄』に始まる。




しん‐づけ【新漬け】🔗⭐🔉
しん‐モス【新モス】🔗⭐🔉
しん‐モス【新モス】

名
モスリンに似せて織った平織りの綿布。和服の裏地や肌着に用いる。
◇「新モスリン」の略。




しん‐や【新家】🔗⭐🔉
しん‐や【新家】

名
〔文〕
新築の家。
本家から分かれて独立した家。分家。






にい【新】ニヒ🔗⭐🔉
にい【新】ニヒ
(造)
新しい。初めての。
「━盆」


にい‐づま【新妻】ニヒ━🔗⭐🔉
にいなめ‐さい【新▼嘗祭】ニヒナメ━🔗⭐🔉
にいなめ‐さい【新▼嘗祭】ニヒナメ━

名
宮中の行事の一つ。十一月二十三日に天皇が新穀を神々に供え、自らも食して収穫を感謝する祭事。しんじょうさい。
◇現在は、「勤労感謝の日」として、国民の祝日。




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