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あん【案】🔗🔉

あん【案】 物事を具体化するために考えられた内容。意見。もくろみ。計画。また、草案・原案・企画案など、それを記したもの。 「━を練る」 「会長の━に従う」 「具体━・予算━・田中━」 「名━・原━」 頭の中であれこれと考えた事柄。考え。特に、予想。 「━に違たがう」 (造) 考える。 「━出」 「考━・思━」 つくえ。台。 「玉━下」 関連語 大分類‖計画‖けいかく 中分類‖‖あん

あん‐か【案下】🔗🔉

あん‐か【案下】 〔机の下の意から〕手紙の脇付わきづけの一つ。机下きか

あん‐がい【案外】━グヮイ🔗🔉

あん‐がい【案外】━グヮイ 副・形動予想・期待がはずれるさま。案に相違して。思いのほか。 「難問に見えたが━簡単に解けた」 「持ってみると━に軽い」 「競技会は━な結果に終わった」 近年「案外と」の形が多くなってきたが、やや崩れた語感がある。

あん‐けん【案件】🔗🔉

あん‐けん【案件】 問題(特に、調査・審議の対象)になっている事柄。 「重要[未決]━」 訴訟になっている事柄。訴訟事件。

あん‐しゅつ【案出】🔗🔉

あん‐しゅつ【案出】 名・他サ変工夫して考え出すこと。工夫して作り出すこと。 「新しい方式を━する」 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖考える‖かんがえる

あん・じる【案じる】🔗🔉

あん・じる【案じる】 他上一案ずる 関連語 大分類‖悲しい感情‖かなしいかんじょう 中分類‖憂い‖うれい 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖心配‖しんぱい

あん・ずる【案ずる】🔗🔉

あん・ずる【案ずる】 他サ変 あれこれと考えをめぐらす。また、工夫して考え出す。 「周囲の状況を━・じて方策を練る」 「一計を━」 心配する。気遣う。 「身の行く末[病気の父]を━」 「その一件は━に及ばない問題です」 調べる。 「古今の史籍を━」 あん・ず(サ変) =案じる

案ずるより産むが易やす🔗🔉

案ずるより産むが易やす 物事は前もってあれこれと心配するよりも、実際にやってみると案外にたやすいものだ。 「うむ」は「生む」とも書く。

あんずる‐に【案ずるに(按ずるに)】🔗🔉

あんずる‐に【案ずるに(按ずるに)】 連語考えてみるに。思うに。けだし。 「━、新聞か何かの受け売りであろう」 ◇多く、自説を述べるときの冒頭に使う。

あん‐ない【案内】🔗🔉

あん‐ない【案内】 他サ変不案内の人を導いてある場所に連れてゆくこと。 「来客を客間に━する」 「係員が先に立って座席まで━する」 「道━」 主人に客を取り次ぐこと。 「受付に社長への━を請う」 他サ変不案内な人を連れて歩いて、その場を見せたり説明したりすること。 「添乗員が旅行客に観光地を━する」 他サ変不案内の人に事の事情や内容を知らせたり説明したりすること。また、その知らせ・説明。また、そのようにして未知の分野に導き入れること。 「弊社の事業内容を御━申し上げます」 「開店大売り出しの━が来る」 「先輩の━で音楽に目覚める」 「━書(=手引き書・ガイドブック)」 他サ変日時などを知らせて、会合や催しなどに招くこと。また、その知らせ。 「個展の━状」 《「御━」の形で》相手が当方の事情や様子などを承知していること。 「御━のこととは存じますが」 ◆古くは撥はつ音「ん」を省略して「あない」とも。 関連語 大分類‖読み物‖よみもの 中分類‖教科書‖きょうかしょ

あん‐の‐じょう【案の定】━ヂャウ🔗🔉

あん‐の‐じょう【案の定】━ヂャウ (好ましくない)予想通りの結果になるさま。思っていたとおり。 「しくじるぞと思っていたら━失敗した」 「心配していたが結果は━だ」 「努力が実って━合格した」のようにプラス評価でも使うが、多くはマイナス評価で使う。 「案の条」「案の上」と書くのは誤り。

あん‐ばい【案配(按排・按配)】🔗🔉

あん‐ばい【案配(按排・按配)】 他サ変ほどあいを考えて、配置したり処理したりすること。 「演目の順序を━する」 「能力と適性を━して人事を決める」 「適当に━して聞いておく」 いいか悪いかで見た物事の状態。特に、体の調子。健康状態。具合。 「今朝はエンジンの━が悪い」 「いい━に雨が上がった」 「━が悪いので休みます」 《前に修飾句を伴って》そのような様子・具合。 「そんな━ではきっと落第する」 「全く関心がないといった━で知らん顔をしている」 ◆は「塩梅」とも。 関連語 大分類‖趣‖おもむき 中分類‖調子‖ちょうし

あん‐ぶん【案分(按分)】🔗🔉

あん‐ぶん【案分(按分)】 名・他サ変基準となる数量に比例して分けること。案分比例。比例配分。 「頭数で平等に━する」 「案分」は代用表記。 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分配‖ぶんぱい

あん‐ぶん【案文】🔗🔉

あん‐ぶん【案文】 案として作る文章。下書き。草案。

かかし【案山子🔗🔉

かかし【案山子 作物を荒らす鳥獣をおどすために、田畑に立てる人形。 見かけだけで、役に立たない人。 ◆鳥などのきらう臭気をかがせるものの意から。古くは「かがし」。

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