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した【舌】🔗🔉

した【舌】 動物の口中にある筋肉質の器官。味覚をつかさどり、咀嚼そしゃくを助け、食べ物を飲み下す働きをするほか、人間では発声器官の一部として、さまざまに動いて発音を調節する。べろ。 ひちりき・クラリネット・ハーモニカ・リードオルガンなどの発音源となる、葦あし・竹・金属などの薄片。吹きつける空気によって振動し、音を発する。リード。 簧」とも。

舌が回・る🔗🔉

舌が回・る よくしゃべる。流暢りゅうちょうに話す。

舌を出・す🔗🔉

舌を出・す 陰で相手をばかにするさま。 失敗したときの照れくささなどを恥じたり、ごまかしたりするさま。

舌を巻・く🔗🔉

舌を巻・く 非常に感心し、驚くさま。 「彼の才能には皆━・いた」

した‐うち【舌打ち】🔗🔉

した‐うち【舌打ち】 名・自サ変舌で上あごをはじいて音を立てること。 ◇自分の思うとおりにならないときや、食べ物を味わうときにするしぐさ。

した‐さき【舌先】🔗🔉

した‐さき【舌先】 舌の先。 うわべばかりのことば。口先。

したさき‐さんずん【舌先三寸】🔗🔉

したさき‐さんずん【舌先三寸】 口先だけで巧みに人をあしらう弁舌。舌三寸。 「━で世の中を渡る」 「口先三寸」は誤り。 関連語 大分類‖言う‖いう 中分類‖おしゃべり‖おしゃべり

した‐ざわり【舌触り】━ザハリ🔗🔉

した‐ざわり【舌触り】━ザハリ 食べ物などが舌にふれたときの感じ。 「ざらざらした━の果肉」

した‐さんずん【舌三寸】🔗🔉

した‐さんずん【舌三寸】 「舌先三寸」に同じ。→舌先三寸 関連語 大分類‖言う‖いう 中分類‖おしゃべり‖おしゃべり

した‐だい【舌代】🔗🔉

した‐だい【舌代】 口上の代わりに書いたもの。「申し上げます」の意で、挨拶や品書きなどのはじめに記す。口上書き。ぜつだい。

した‐たらず【舌足らず】🔗🔉

した‐たらず【舌足らず】 名・形動 舌がよく回らず、発音がはっきりしないこと。 「━な口調」 ことばが足らなくて、意味や意図が十分に伝わらないこと。 「説明が━だ」 「━の点がある」

した‐たる・い【舌怠い】🔗🔉

した‐たる・い【舌怠い】 物の言い方が甘えているようで、はっきりしないさま。したったるい。 「━しゃべり方をする」

した‐つづみ【舌鼓】🔗🔉

した‐つづみ【舌鼓】 うまいものを飲み食いしたときに舌を打ち鳴らすこと。したづつみ。 「山海の珍味に━を打つ」 ◇「舌で鼓を打つ」の意から。「したづつみ」は、「つづみ」の「つ」「づ」が転倒したもので本来は誤りだが、今はかなり一般化している。 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖食べる‖たべる

した‐なめずり【舌舐めずり】━ナメヅリ🔗🔉

した‐なめずり【舌舐めずり】━ナメヅリ 名・自サ変 うまそうな食べ物を前にしたときなど、舌を出して唇をなめ回すこと。 ねらった物を前にして期待に胸をときめかすこと。 「━して獲物が罠にかかるのを待つ」

した‐の‐ね【舌の根】🔗🔉

した‐の‐ね【舌の根】 舌のつけね。

舌の根の乾かわかぬうちに🔗🔉

舌の根の乾かわかぬうちに そのことばを言い終わるか終わらないうちに。 「━うそをつく」

した‐びらめ【舌平目(舌鮃)】🔗🔉

した‐びらめ【舌平目(舌鮃)】 アカシタビラメ・クロウシノシタなど、カレイ目ウシノシタ科の海水魚の総称。本州中部以南の砂泥底にすむ。体形は著しくへんぺいで、牛の舌に似る。食用。

した‐もつれ【舌縺れ】🔗🔉

した‐もつれ【舌縺れ】 舌が自由に動かなくて、はっきりものが言えないこと。

ぜつ【舌】🔗🔉

ぜつ【舌】 (造) した。 「━音・━癌ぜつがん しゃべること。ことば。 「━禍・━戦・━鋒ぜっぽう」 「饒━じょうぜつ・毒━・弁━」 したの形をしたもの。 「湿━」

ぜつ‐おん【舌音】🔗🔉

ぜつ‐おん【舌音】 舌先を歯または歯ぐきにつけて発音する音。タ行・ナ行・ラ行などの音。

ぜっ‐か【舌禍】━クヮ🔗🔉

ぜっ‐か【舌禍】━クヮ 自分の発言がもとになって受けるわざわい。 「━事件」 他人から言われた悪口・中傷などがもとになって受けるわざわい。

ぜつ‐がん【舌癌】🔗🔉

ぜつ‐がん【舌癌】 舌に発生する癌腫がんしゅ

ぜっ‐こん【舌根】🔗🔉

ぜっ‐こん【舌根】 舌の付け根。 仏教で、六根の一つ。味覚をつかさどる器官としての舌。

ぜつ‐じん【舌人】🔗🔉

ぜつ‐じん【舌人】 〔文〕通訳をする人。通弁。通事。 「わが━たる任務は

ぜっ‐せん【舌戦】🔗🔉

ぜっ‐せん【舌戦】 ことばで争うこと。口論。論戦。 「━を交える」

ぜっ‐たい【舌苔】🔗🔉

ぜっ‐たい【舌苔】 舌の表面に生じる灰白色または褐色などの付着物。胃腸疾患や熱性疾患の際に多くみられる。

ぜつ‐だい【舌代】🔗🔉

ぜつ‐だい【舌代】 「申し上げます」の意で、飲食店などが客への挨拶あいさつ状や値段表の初めに書く語。口上書き。しただい。 ◇口で言うべきところを文字で記したの意。

ぜっ‐たん【舌端】🔗🔉

ぜっ‐たん【舌端】 舌の先。 口先のことば。話しぶり。弁舌。 「━火を吐く(=激しい勢いで論じたてるさま)」

ぜっ‐とう【舌頭】🔗🔉

ぜっ‐とう【舌頭】 舌の先。舌端。 口先。弁舌。

ぜっ‐ぽう【舌鋒】🔗🔉

ぜっ‐ぽう【舌鋒】 弁舌などの鋭いことを鉾先ほこさきにたとえていう語。 「━鋭く追及する」

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