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いくさ【戦】🔗🔉

いくさ【戦】 〔古風な言い方で〕戦争。たたかい。合戦。 「━の庭(=戦場)」 「負け━」 古くは、兵士・軍団・軍勢の意にも使い、その意では「軍」と書く。「軍の神・軍船いくさぶね」 関連語 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖戦争‖せんそう

ぐん【軍】🔗🔉

ぐん【軍】 戦争の目的で編制された兵士の集団・組織。軍隊。軍部。 「━の機密」 「━人・━旗」 「陸、海、空━」 (造) たたかい。いくさ。 「━記・━需」 スポーツなどのチーム・団体。 「白━」

ぐん‐い【軍医】🔗🔉

ぐん‐い【軍医】 軍隊に属し、軍人の診察・治療に従事する医師。

ぐん‐えい【軍営】🔗🔉

ぐん‐えい【軍営】 軍隊が駐屯している所。兵営。

ぐん‐えき【軍役】🔗🔉

ぐん‐えき【軍役】 軍人として服務すること。

ぐん‐か【軍歌】🔗🔉

ぐん‐か【軍歌】 軍隊の士気を高揚するための歌。また、愛国心や軍国思想を普及するための歌。

ぐん‐かく【軍拡】━クヮク🔗🔉

ぐん‐かく【軍拡】━クヮク 軍事上の設備や器材を充実・増強させること。 ⇔軍縮 ◇「軍備拡張」の略。

ぐん‐がく【軍学】🔗🔉

ぐん‐がく【軍学】 戦術や用兵について研究する学問。兵学。

ぐん‐がく【軍楽】🔗🔉

ぐん‐がく【軍楽】 士気を高揚するために、軍隊で演奏される音楽。 「━隊」

ぐん‐かん【軍艦】🔗🔉

ぐん‐かん【軍艦】 戦闘用の艦船。戦艦・巡洋艦・航空母艦など。

ぐんかん‐まき【軍艦巻き】🔗🔉

ぐんかん‐まき【軍艦巻き】 握ったすし飯の側面を海苔のりで巻き、上にウニやイクラなどをのせたすし。 ◇横から見ると軍艦に似ていることから。

ぐん‐き【軍紀(軍規)】🔗🔉

ぐん‐き【軍紀(軍規)】 軍隊を統制するための風紀や規律。軍律。 軍紀を保つ」「軍紀が乱れる」「軍規を定める」「軍規に違反する」のように使い分けることもあるが、新聞では区別せず、統一的に「軍紀」を使う。

ぐん‐き【軍記】🔗🔉

ぐん‐き【軍記】 戦争を題材とした書物。戦記。軍書。 鎌倉・室町時代に作られた、合戦を題材とする叙事的な物語。『平家物語』『太平記』など。 ◇「軍記物語」の略。

ぐん‐き【軍旗】🔗🔉

ぐん‐き【軍旗】 戦場で、主将の所在を示す旗。 旧日本陸軍で、歩兵・騎兵連隊のしるしとして天皇から下賜された旗。連隊旗。

ぐん‐き【軍機】🔗🔉

ぐん‐き【軍機】 軍事上の機密。 関連語 大分類‖隠す‖かくす 中分類‖秘密‖ひみつ

ぐん‐ぎ【軍議】🔗🔉

ぐん‐ぎ【軍議】 作戦の相談など、軍事についての評議。

ぐん‐こう【軍功】🔗🔉

ぐん‐こう【軍功】 戦争でたてた功績。戦功。

ぐん‐こう【軍港】━カウ🔗🔉

ぐん‐こう【軍港】━カウ 海軍の根拠地となる港。

ぐん‐こく【軍国】🔗🔉

ぐん‐こく【軍国】 軍事を主要な政策とし、軍部が政治的権力をもっている国。 「━色を一掃する」

ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】🔗🔉

ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】 一国の政治・経済・教育・文化のすべてを軍部に従属させ、軍事力で国家の繁栄をもたらそうとする考え。ミリタリズム。

ぐん‐し【軍使】🔗🔉

ぐん‐し【軍使】 戦闘中、交渉の任務をもって敵軍に派遣される使者。

ぐん‐し【軍師】🔗🔉

ぐん‐し【軍師】 大将のもとで作戦や計略を考える人。参謀。 ◇策略に巧みな人の意でも使う。

ぐん‐じ【軍事】🔗🔉

ぐん‐じ【軍事】 軍備・軍隊・戦争などに関する事柄。 「━施設・━費・━力」

ぐんし‐きん【軍資金】🔗🔉

ぐんし‐きん【軍資金】 軍事に必要な資金。軍用金。軍資。 〔俗〕行動するのに必要な資金。 「飲みに行きたいが━がない」

ぐん‐じゅ【軍需】🔗🔉

ぐん‐じゅ【軍需】 軍事上必要とすること。また、その物資。 「━産業[景気]」 ⇔民需

ぐん‐しゅく【軍縮】🔗🔉

ぐん‐しゅく【軍縮】 軍事上の設備や兵隊の数を減らすこと。 「━会議」 ⇔軍拡 ◇「軍備縮小」の略。

ぐん‐しょ【軍書】🔗🔉

ぐん‐しょ【軍書】 軍事や軍学に関する文書・書物。 軍記。

ぐん‐しん【軍神】🔗🔉

ぐん‐しん【軍神】 武運を守る神。いくさがみ。 武勲を立てて戦死した軍人を神とあがめていった語。

ぐん‐じん【軍人】🔗🔉

ぐん‐じん【軍人】 軍隊に籍のある将兵。 関連語 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖軍人‖ぐんじん

ぐん‐じん【軍陣】━ヂン🔗🔉

ぐん‐じん【軍陣】━ヂン 軍の陣営。また、軍が戦闘のために構える陣立て。 「━を張る」

ぐん‐せい【軍制】🔗🔉

ぐん‐せい【軍制】 軍事に関する制度。

ぐん‐せい【軍政】🔗🔉

ぐん‐せい【軍政】 軍事に関する政務。 戦時や内乱時に、軍隊が占領地・戒厳地などで行う統治。 「━を敷く」 ⇔民政

ぐん‐ぜい【軍勢】🔗🔉

ぐん‐ぜい【軍勢】 (人数・規模などから見た)軍の勢力。また、軍隊。 「三万の━」

ぐん‐せき【軍籍】🔗🔉

ぐん‐せき【軍籍】 軍人としての身分。兵籍。

ぐん‐せん【軍扇】🔗🔉

ぐん‐せん【軍扇】 武将が戦場で陣頭指揮に用いた扇子。 ◇骨を鉄で作り、地紙に日月星辰せいしんを描いたものが多い。

ぐん‐せん【軍船】🔗🔉

ぐん‐せん【軍船】 昔、水上の戦闘に用いた船。いくさぶね。

ぐん‐そう【軍曹】━サウ🔗🔉

ぐん‐そう【軍曹】━サウ 旧日本陸軍の階級の一つ。下士官の第二位で、曹長の下、伍長ごちょうの上。 「鬼━」 ◇自衛隊では二曹にあたる。

ぐん‐そう【軍装】━サウ🔗🔉

ぐん‐そう【軍装】━サウ 名・自サ変 戦闘用の装備をすること。また、その装備。 軍服を着ること。また、その軍服。

ぐん‐ぞく【軍属】🔗🔉

ぐん‐ぞく【軍属】 軍人以外の身分で軍隊に勤務する人。陸海軍文官・技師・雇員など。

ぐん‐たい【軍隊】🔗🔉

ぐん‐たい【軍隊】 (戦争の目的で編制された)兵士の集団・組織。

ぐん‐だん【軍団】🔗🔉

ぐん‐だん【軍団】 軍隊編成の単位の一つ。軍と師団との中間の規模にあり、歩兵二個師団以上で編成された。 「━長」

ぐん‐だん【軍談】🔗🔉

ぐん‐だん【軍談】 合戦を題材とした、江戸時代の通俗小説。『太閤記』『甲越軍記』など。 軍記物に節をつけて面白く聞かせる講談。 「━師」

ぐん‐て【軍手】🔗🔉

ぐん‐て【軍手】 太い木綿の白糸で編んだ作業用の手袋。もとは軍用に作られた。 「━をはめる」 ◇「軍用手袋」の略。

ぐん‐とう【軍刀】━タウ🔗🔉

ぐん‐とう【軍刀】━タウ 軍人が持つ戦闘用の刀。

ぐん‐ば【軍馬】🔗🔉

ぐん‐ば【軍馬】 軍隊で使う馬。

ぐん‐ばい【軍配】🔗🔉

ぐん‐ばい【軍配】 昔、武将が戦場で陣頭指揮に用いたうちわ形の武具。 相撲の行司が力士の立ち合いや勝敗の指示に用いるうちわ形の道具。 「━を上げる(=行司が勝った力士を軍配で指し示す。転じて、競争や争いなどで勝利の判定をくだす)」 ◆「軍配団扇うちわ」の略。

ぐん‐ばつ【軍閥】🔗🔉

ぐん‐ばつ【軍閥】 軍部を中心とする政治的な集団。 「━が跋ばっこする」 「━政治」

ぐん‐び【軍備】🔗🔉

ぐん‐び【軍備】 国家の防衛・戦争のための軍事上の備え。 「━の縮小」

ぐん‐ぴ【軍費】🔗🔉

ぐん‐ぴ【軍費】 戦争や軍事に必要な費用。軍事費。

ぐん‐ぴょう【軍票】━ペウ🔗🔉

ぐん‐ぴょう【軍票】━ペウ 交戦地・占領地などで、軍隊が通貨に代えて発行する手形。軍用手形。 ◇「軍用手票しゅひょう」の略。

ぐん‐ぶ【軍部】🔗🔉

ぐん‐ぶ【軍部】 陸・海・空軍の総称。また、軍の当局。 「━が政治に介入する」

ぐん‐ぷく【軍服】🔗🔉

ぐん‐ぷく【軍服】 軍人の制服。

ぐん‐ぼう【軍帽】🔗🔉

ぐん‐ぼう【軍帽】 軍人の制帽。

ぐん‐ぽう【軍法】━パフ🔗🔉

ぐん‐ぽう【軍法】━パフ 戦争の方法。戦術。兵法。 「織田信長の━」 軍隊の法律。軍律。 「━会議(=軍人・軍属の犯罪を裁く特別刑事裁判機関)」

ぐん‐む【軍務】🔗🔉

ぐん‐む【軍務】 軍務上の事務。また、軍隊の勤務。

ぐん‐もん【軍門】🔗🔉

ぐん‐もん【軍門】 軍営の門。 「━に降くだる(=戦争に負けて降参する)」

ぐん‐よう【軍用】🔗🔉

ぐん‐よう【軍用】 軍事に用いること。 「━機」

ぐん‐りつ【軍律】🔗🔉

ぐん‐りつ【軍律】 軍隊の規律。軍規。 軍隊の法律。軍法。

ぐん‐りゃく【軍略】🔗🔉

ぐん‐りゃく【軍略】 攻撃・防衛に関する、軍事上の計略。戦略。

ぐん‐りょ【軍旅】🔗🔉

ぐん‐りょ【軍旅】 軍隊。軍勢。 戦争。

ぐん‐れい【軍令】🔗🔉

ぐん‐れい【軍令】 軍隊での命令。 明治憲法下で、作戦・用兵などに関する統帥事務。 「━部(=旧日本海軍の中央統帥機関)」

しゃも【軍鶏🔗🔉

しゃも【軍鶏 ニワトリの一品種。首が長く、体は直立。太い脚に大きなけづめをもつ。江戸初期にシャム(現在のタイ)から渡来し、闘鶏用に改良された。現在は観賞用・食肉用としても飼育される。シャムロ鶏けい。ぐんけい。

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