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ぞう【造】ザウ🔗🔉

ぞう【造】ザウ (造) こしらえる。つくる。 「━園・━花・━語・━船」 「偽━・建━・醸━・創━」 なす。行う。 「━反」 いたる。ゆきつく。 「━詣ぞうけい あわただしい。 「━次」

ぞう‐えい【造営】ザウ━🔗🔉

ぞう‐えい【造営】ザウ━ 名・他サ変神社・寺院・宮殿などを建てること。 「拝殿を━する」 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖建造‖けんぞう

ぞう‐えい【造影】ザウ━🔗🔉

ぞう‐えい【造影】ザウ━ X線の透視や撮影で、臓器などの像を明確にすること。 「━剤」

ぞう‐えん【造園】ザウヱン🔗🔉

ぞう‐えん【造園】ザウヱン 名・自サ変庭園・公園などをつくること。 「━業」

ぞう‐か【造化】ザウクヮ🔗🔉

ぞう‐か【造化】ザウクヮ 天地万物をつくり出し、育てること。また、それを行う神。造物主。 「━の神」 造物主によってつくり出された天地万物。自然。 「━の妙」

ぞう‐か【造花】ザウクヮ🔗🔉

ぞう‐か【造花】ザウクヮ 紙・布・プラスチックなどの材料で本物に模して作った花。 ⇔生花 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖はな

ぞう‐き【造機】ザウ━🔗🔉

ぞう‐き【造機】ザウ━ 〔文〕機械・機関などを製造すること。 「━工学」

ぞう‐けい【造形・造型】ザウ━🔗🔉

ぞう‐けい【造形・造型】ザウ━ 名・自他サ変ある観念に基づいて形あるものとして作りだすこと。 「彫刻の美[英雄的人物像]を━する」 「━表現」

ぞう‐けい【造詣】ザウ━🔗🔉

ぞう‐けい【造詣】ザウ━ 学問・芸術・技術などのある分野について広い知識と深い理解をもっていること。 「民族音楽に━の深い人」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖知識‖ちしき

ぞうけい‐びじゅつ【造形美術】ザウケイ━🔗🔉

ぞうけい‐びじゅつ【造形美術】ザウケイ━ 人間の視覚に訴えることをねらいとし、さまざまな物質を材料にして空間に形あるものをつくりだす芸術。絵画・彫刻・建築・工芸などの類。空間芸術。視覚芸術。造形芸術。

ぞう‐けつ【造血】ザウ━🔗🔉

ぞう‐けつ【造血】ザウ━ 名・自サ変体内で血液をつくりだすこと。 「━機能」

ぞう‐げん【造言】ザウ━🔗🔉

ぞう‐げん【造言】ザウ━ 〔文〕つくりごと。うそ。 「━蜚語ひご

ぞう‐ご【造語】ザウ━🔗🔉

ぞう‐ご【造語】ザウ━ 名・自他サ変既存の語やその構成要素を用いて語を新しくつくりだすこと。また、その語。 「『微苦笑』は久米正雄が━した語だ」

ぞうご‐せいぶん【造語成分】ザウゴ━🔗🔉

ぞうご‐せいぶん【造語成分】ザウゴ━ 単語を構成する要素で、意味をもった最小の単位。「観梅」の「観」と「梅」、「春めく」の「春」と「めく」の類。造語要素。

ぞう‐さ【造作(雑作)】ザウ━・ザフ━🔗🔉

ぞう‐さ【造作(雑作)】ザウ━・ザフ━ 手間や費用がかかること。めんどう。 「何の━もない仕事」 〔古い言い方で〕もてなし。ごちそう。 「御━にあずかる」

ぞう‐さく【造作】ザウ━🔗🔉

ぞう‐さく【造作】ザウ━ 他サ変家を建てること。 「離れを━する」 家の内部の仕上げ。また、仕上げとして取りつける天井・床・鴨居かもい・長押なげし・敷居・建具などの総称。 「家の━が悪い」 〔俗〕顔のつくり。目鼻だち。 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖建造‖けんぞう

ぞうさ‐な・い【造作ない(造作無い)】ザウサ━🔗🔉

ぞうさ‐な・い【造作ない(造作無い)】ザウサ━ 手間がかからないさま。簡単だ。たやすい。 「こんな仕事は━」

ぞう‐じ【造次】ザウ━🔗🔉

ぞう‐じ【造次】ザウ━ 〔文〕短い時間。わずかなひま。 「━てんぱい(=とっさの場合や、つまずき倒れる場合。転じて、ごくわずかな時間)」

ぞう‐しゅ【造酒】ザウ━🔗🔉

ぞう‐しゅ【造酒】ザウ━ 名・自サ変酒を醸造すること。酒造。 「━業」

ぞう‐せい【造成】ザウ━🔗🔉

ぞう‐せい【造成】ザウ━ 名・他サ変土地などに手を加えて利用できるようつくりあげること。 「宅地━」

ぞう‐せん【造船】ザウ━🔗🔉

ぞう‐せん【造船】ザウ━ 名・自サ変船を建造すること。 「━の町」 「━所」

ぞう‐はん【造反】ザウ━🔗🔉

ぞう‐はん【造反】ザウ━ 名・自サ変体制や組織の内部からそのあり方を批判し、反抗すること。 「不平分子が━する」 「━有理(=反逆にも道理があるということ)」 ◇文化大革命(一九六六年)当時の中国で多用され、日本にも輸入された語。

ぞうぶつ‐しゅ【造物主】ザウブツ━🔗🔉

ぞうぶつ‐しゅ【造物主】ザウブツ━ 万物を創造し、支配する神。造化の神。天帝。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖キリスト‖きりすと

ぞう‐へい【造兵】ザウ━🔗🔉

ぞう‐へい【造兵】ザウ━ 兵器を製造すること。 「━厰しょう

ぞう‐へい【造幣】ザウ━🔗🔉

ぞう‐へい【造幣】ザウ━ 貨幣を製造すること。 「━局(=貨幣の鋳造、勲章・記章の製造などを行う機関。二〇〇三年四月から独立行政法人)」

ぞう‐ほん【造本】ザウ━🔗🔉

ぞう‐ほん【造本】ザウ━ 名・自サ変印刷・製本・装丁などをして本に仕立てること。また、それにかかわる企画・設計・技術と一連の作業。本づくり。

ぞう‐りん【造林】ザウ━🔗🔉

ぞう‐りん【造林】ザウ━ 名・自サ変樹木を植え育てて森林をつくること。 「━事業」 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖植える‖うえる

つくり【作り・造り】🔗🔉

つくり【作り・造り】 つくること。また、つくられたものの様子。 「粗末な━の家」 「見事な━の刀剣」 「野菜━づくり・合掌━づくり よそおい。化粧。 「お━・若━づくり からだつき。体格。 「がっしりした━の若者」 刺身。おつくり。 「平目の━」 「生け━づくり」 ◆他の語のあとに付いて複合語を作る場合は多く「づくり」と濁る。 つくる

つくり‐あ・げる【作り上げる(造り上げる・創り上げる)】🔗🔉

つくり‐あ・げる【作り上げる(造り上げる・創り上げる)】 他下一 作り終える。完成させる。 「見事な彫像を━」 「一年がかりで━」 ありもしないことを、実際にあることのように見せかける。でっちあげる。 「マスコミが━・げた虚像」 つくりあ・ぐ(下二) 関連語 大分類‖できる‖できる 中分類‖できる‖できる 大分類‖作る‖つくる 中分類‖作る‖つくる

つくり‐か・える【作り替える(造り替える)】━カヘル🔗🔉

つくり‐か・える【作り替える(造り替える)】━カヘル 他下一 以前のものにかえて、新しいものを作る。 「度が合わなくなった眼鏡を━」 以前からあったものに手を加えて、別の趣向のものを作る。 「和室を洋間に━」 ◆慣用的に「作り変える」とも。 つくりか・ふ(下二) 作り替え 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖作る‖つくる

つくり‐ざかや【造り酒屋】🔗🔉

つくり‐ざかや【造り酒屋】 酒を醸造して卸す店。酒の醸造元。 ◇小売りの酒屋に対していう。

つくり‐だ・す【作り出す(造り出す・創り出す)】🔗🔉

つくり‐だ・す【作り出す(造り出す・創り出す)】 他五 形のあるものにこしらえあげる。製造する。生産する。 「冷凍食品を━工場」 新しいものを生みだす。創造する。 「画期的な新製品を━」 「流行語を━」 作り始める。 「年明けから━」 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖作る‖つくる

つくり‐つけ【作り付け・造り付け】🔗🔉

つくり‐つけ【作り付け・造り付け】 家具などを部屋の壁面や床に固定して備えつけること。また、そのもの。 「━の本棚」 つくりつ・ける(他下一)

つくり‐み【作り身】🔗🔉

つくり‐み【作り身】 魚の切り身。 刺身。つくり。 「造り身」とも。

つく・る【作る・造る(創る)】🔗🔉

つく・る【作る・造る(創る)】 他五 作・造原料・材料・素材などに手を加えたり部品を組み立てたりして、あるまとまったものを新たに生み出す。 「棚[食事・模型飛行機・俳句・法律]を作る」 「米から酒を造る」 「船[市庁舎]を造る」 「パルプから紙を造る」 「鳥が巣を作る注文生産の場合は、作製者より注文主が主語に立つことが多い。「市が公会堂を━」 作・造組織・制度・仕組みなどを新しく生み出す。 「国[内閣・会社・バンド・システム]を━」 (苦心や努力によって)ある環境や雰囲気などを生み出す。 「住みよい町を━」 「働きやすい環境を━」 「巧みな演出で華やいだ雰囲気を━」 「電飾が独特のムードを━」のように、を主語にしていう言い方もある。 次世代の生命体を新しく生み出す。 「子供を━」 「子孫を━」 「交配させて新しい品種を━」 (教育や訓練によって)好ましい人材や健全な精神・肉体を生み出す。 「○○ジムが世界チャンピオンを━」 「激しい訓練で強靱きょうじんな精神を━」 「試合に備えて体を━」 「教育が人を━」のようにを主語にしていう言い方もある。 土を耕すことによって作物を育てる環境を生み出す。また、それによって作物を生産する。 「畑[家庭菜園]を━」 「米[ミカン]を━」 素材に手を加えて別のものに変える。〜にする。 「鯛たいを刺身に━」 「木片を仏像に━」 「感動を歌に━」 〜ヲに対象を、〜ニに結果をとって変化に注目していう言い方。その点で、〜ヲに結果をとる「刺身[仏像・小説・歌]を━」(の意)などと区別される。 あるところに新たに特徴的なあるものを生じさせる。〔意図的な行為にもそうでない行為にもいう〕 「木片に刻み目を━」 「壁とたんすの間にすき間を━」 「眉間みけんに傷を━」 「殴られて頭にこぶを━」 新たに財産を築いたり資金を調達したりする。 「財産を━」 「銀行から借りて運転資金を━」 ある特徴的な事柄を新たに生み出す。 「世界記録を━」 「堂々たる実績を━」 「前例を━」 物事の原因や基盤を新たに生み出す。 「初代が発展の基礎を━」 を主語にした言い方もある。「二代目の放蕩ほうとうが崩壊の原因を━」 そういう立場や対人関係にある人を新たに生み出す。 「賛同者を━」 「友達を━」 「男[女]を━」 を主語にした言い方もある。「傲慢ごうまんな態度が敵を━」 ことさらにそういう表情や態度をする。また、口実やうその話などをこしらえる。 「笑顔[しな・声]を━」 「若く━」 「口実を━」 複数のものが寄り集まって、あるまとまった形のものを生じさせる。形成する。 「円陣[行列]を━」 「見物人が人垣を━」 「家々が集まって集落を━」 人が体(の一部)を使って、文字や図形を生じさせる。 「両手で大きく輪を━」 「指を丸めて『OK』の合図を━」 そういう時間や状況を生じさせる。 「お会いする機会を━・って下さい」 「暇を━・ってはときどき旅行する」 を主語にした言い方もある。「連続ヒットが絶好のチャンスを━」 人の行動や自然の作用がある現象・状態・物質などを生じさせる。 「電流を流して磁場を━」 「夕日が地面に長い影を━」 「肝臓が胆汁を━」 「隣り合った二辺が鋭角を━」 文法で、ことばが結びついてより大きな単位体を生み出す。 「文末に助詞を添えて疑問文を━」 文字をそのような形に設計する。 「康煕こうき体はシンニョウを二点に━」 〔慣用句的に〕ある行為によって貸し借りの関係を生じさせる。 「相手に貸しを━」 「援助を仰いで借りを━」 《「罪を━」の形で》ある行為によって罪を生じさせる。罪を犯す。 「妄語もうごの罪を━・って地獄に落ちる」 《「時を━」の形で》鶏にわとりが鳴いて朝が来たことを告げる。 「鶏が時を━」 ◆「作」は、小規模な物や抽象的なものをつくる意で広く使う。「造」は大規模な物や具象的な物を工業的につくる意で、「建造・造営・造成」「造船・造園・造兵・造幣・造機・醸造」などで言い換えられる場合になじむ。「創」は初めてつくり出す意で、「歌[会社・天地]を創る」「新しい文化を創り出す」などと好まれる。 つくれる つくり(作・造) 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖作る‖つくる

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