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いつ【一】🔗🔉

いつ【一】 〔文〕 一つ。いち。 「一年生植物の━」 同じであること。また、一つに合わせること。 「軌[心]を━にする」 二つのもののうちの、一つ。一方いっぽう。 「━は黒く、━は白し」

いつ【何時🔗🔉

いつ【何時 不定称の指示代名詞不特定の時を指し示す語。 《ふつう下に疑問の終助詞「か」を伴う。副詞的にも使う》物事の成立について、その時を尋ねる、また、自問する語。 「ご都合は━がいいですか」 「今度は━会えるだろうか」 「国会の解散が━になるかは分からない」 《「━になったら」「━になれば」「━になると」の形で》物事の成立を待ち望む気持ちで、特定できない時についていう。 「━になったらパリに行けるのだろう」 「━になると分別がつくのかな」 〔古風な言い方で〕いつもの時。平生へいぜい。 「今年は━の年よりも雪が多い」 《下に動詞連用形+「て(で)も」を伴って》すべての時について、それが成立する意を表す。 「彼は━会ってもにこやかだ」 「━聴いても感動的な音楽だ」 「━の時代(で)も」「━の世(で)も」などの形で、代名詞としても使う。「━の時代も人の心は変わらないものだ」

いつとはなしに🔗🔉

いつとはなしに いつの間にか知らないうちに。いつとなく。 「━眠っていた」

いつにな・い🔗🔉

いつにな・い いつもと違っているさま。 「━真剣なまなざし」 「━・く上機嫌な様子だ」

いつ【佚】🔗🔉

いつ【佚】 (造) のがれる。のがす。また、なくなる。なくす。 「散━」 横にそれる。 「放━」 楽しむ。 「安━」 ◇「逸」に通じる。

いつ【逸】🔗🔉

いつ【逸】 (造) 逃げる。また、のがす。はずす。 「━機・━脱」 失う。世に知られない。 「━史・━話」 「散━」 すぐれる。 「━材・━品」 「秀━」 楽しむ。 「安━」 ◇「佚」に通じる。

いつ【🔗🔉

いつ【 (造) あふれる。みちる。 「横━」 「脳━血」 程度がすぎる。 「━美」

いつ‐いつ【何時何時🔗🔉

いつ‐いつ【何時何時 「いつ」を強めていう語。 「日限を━までと定める」

い‐つう【胃痛】ヰ━🔗🔉

い‐つう【胃痛】ヰ━ 胃が痛むこと。胃の痛み。 関連語 大分類‖感覚‖かんかく 中分類‖痛み‖いたみ

いつ‐か【五日】🔗🔉

いつ‐か【五日】 月の五番目の日。 「三月━」 五日間。

いつ‐か【何時か】🔗🔉

いつ‐か【何時か】 過去の、特定できない時をいう語。いつだったか。 「あの人には━会ったことがある」 「それは━信州を旅したときのことだった」 未来の、特定できない時をいう語。 「また━お会いしましょう」 「ギリシアには━行ってみたいものだ」 気がつかないうちに時がたつさま。いつの間にか。いつかしら。いつしか。 「本を読んでいるうちに、━眠りに落ちていた」

いつか‐しら【何時かしら】🔗🔉

いつか‐しら【何時かしら】 いつの間にか知らないうちに。いつしか。 「━夜もとっぷりとふけていた」 ◇「いつか知らぬ」の転。

いつか‐は【何時かは】🔗🔉

いつか‐は【何時かは】 「いつか」を強めていう語。将来の物事の成立について、必然・確信などの気持ちを伴うことが多い。 「━仲直りするだろう」 「━ぜひ読んでみたい本」

いつ‐から【何時から】🔗🔉

いつ‐から【何時から】 物事の開始について、その時を尋ねる語。また、自問する語。 「受け付けは━始まりますか」 「━となく妙な癖がついてしまった」 ⇔いつまで

いつから‐か【何時からか】🔗🔉

いつから‐か【何時からか】 特定できない、開始の時をいう語。 「━雨が降り出した」

い‐つ・く【居着く・居付く】ヰ━🔗🔉

い‐つ・く【居着く・居付く】ヰ━ 自五 落ち着いて、そのままいつづける。 「待遇が悪いので店員が━・かない」 よそから来て、その場に長く住む。住みつく。 「のら犬が家に━」 関連語 大分類‖生活‖せいかつ 中分類‖住む‖すむ

いつくしみ【慈しみ(愛しみ)】🔗🔉

いつくしみ【慈しみ(愛しみ)】 いつくしむこと。慈愛。恵み。 「神の深い━」 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖慈悲‖じひ

いつくし・む【慈しむ(愛しむ)】🔗🔉

いつくし・む【慈しむ(愛しむ)】 他五弱い立場のものを、愛情を持って大切にする。いとおしむ。 「親が子を━」 「先生が生徒たちをわが子のように━」 「天が万物を━」 「仏が衆生しゅじょうを━」 「生き物を━心」 「互いに━・み合って暮らす」 慈しみ 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖あこがれ‖あこがれ 大分類‖愛‖あい 中分類‖愛情‖あいじょう

いつ‐ごろ【何時頃】🔗🔉

いつ‐ごろ【何時頃】 おおよそ、いつ。 「それは━の出来事ですか」 「━出来上がりますか」 ◇副詞的にも使う。

いつ‐ざい【逸材】🔗🔉

いつ‐ざい【逸材】 すぐれた才能。また、それを持つ人。 「多くの━を輩出した名門」

いつ‐じ【逸事(軼事)】🔗🔉

いつ‐じ【逸事(軼事)】 世に知られていない事がら。隠れた事実。

いつし‐か【何時しか】🔗🔉

いつし‐か【何時しか】 いつの間にか知らないうちに。 「花は━散って若葉の季節になった」

いつぞ‐や【何時ぞや】🔗🔉

いつぞ‐や【何時ぞや】 〔やや古風な言い方で〕いつだったか以前に。 「━はお世話になりました」 関連語 大分類‖時‖とき 中分類‖先日‖せんじつ

いつ‐だつ【逸脱】🔗🔉

いつ‐だつ【逸脱】 自サ変本筋からそれること。 「本来の目的から━する」 「職権を━した行為」 自他サ変あやまって抜けること。また、抜かすこと。 「リストに━がある」

いつ‐つ【五つ】🔗🔉

いつ‐つ【五つ】 一の五倍の数。五。 「全体を━に分ける」 「リンゴが━残っている」 五歳。 「━になる子」 「━上の兄」 昔の時刻の名で、現在の午前および午後の八時ごろ。五つ時。

い‐つづけ【居続け】ヰ━🔗🔉

い‐つづけ【居続け】ヰ━ 名・自サ変同じ場所に引き続いていること。また、よそに泊まり続けて自分の家に帰らないこと。 ◇昔は遊里などに泊まって何日も遊び続けることをいい、しばしば同意の漢語で「流連」と当てた。

いつつ‐もん【五つ紋】🔗🔉

いつつ‐もん【五つ紋】 背に一つと両そで・両胸に一つずつ、計五つの家紋をつけた羽織や着物。公式の礼服に用いる。五所紋いつところもん

いつで‐も【何時でも】🔗🔉

いつで‐も【何時でも】 その時その時に応じて、いつも。いついかなる場合でも。どんな場合でも。 「提出は今月中なら━構わない」 「困ったときは━相談しなさい」 「━出かけられる準備をしておこう」

いつ‐なんどき【何時何時】🔗🔉

いつ‐なんどき【何時何時】 「いつ」を強めていう語。 「━地震が起こるかもしれない」

いつ‐に【一に】🔗🔉

いつ‐に【一に】 ひとえに。もっぱら。 「成否は━我々の双肩にかかっている」 ひとつに。また(は)。 「━曰いわく…」

いつのま‐に【何時の間に】🔗🔉

いつのま‐に【何時の間に】 知らないうちに成立した物事について、尋ねたり推し量ったりしていう語。 「━いなくなったのだろう」

いつのまに‐か【何時の間にか】🔗🔉

いつのまに‐か【何時の間にか】 知らないうちに物事が成立するさま。いつの間にやら。 「━誰もいなくなった」 「━夏休みも終わってしまった」

い‐つぶ・す【鋳潰す】🔗🔉

い‐つぶ・す【鋳潰す】 他五金属の器物をとかしてもとの地金じがねにする。 「鐘を━」 鋳つぶせる

いつ‐ぶん【逸文・佚文】🔗🔉

いつ‐ぶん【逸文・佚文】 失われて現在は残っていない文章。 書物は失われたが、その一部分が他の本に引用されて残った文章。 「風土記━」 すぐれた文章。

いつ‐ぶん【逸聞】🔗🔉

いつ‐ぶん【逸聞】 世間に知られていない珍しい話。逸話。

いつ‐まで【何時まで】🔗🔉

いつ‐まで【何時まで】 継続する物事の終了について、その時を尋ねる語。また、自問する語。 「店は━やっていますか」 「━待たせるつもりなのだろう」 ⇔いつから 《「━…て(で)も…ない」の形で》際限なく(または、長時間)…しても…ない意を表す。 「━やっても仕事は片づかない」 「━待っても彼女は来ない」

いつまで‐に【何時までに】🔗🔉

いつまで‐に【何時までに】 行為の終了する時間(特に、締め切りの時間)についての疑問を表す。いついつまでに。 「━仕上げればいいでしょうか」

いつまで‐も【何時までも】🔗🔉

いつまで‐も【何時までも】 時間に限りがないさま。いついつまでも。 「ご恩は━忘れません」 「━滞在するわけにはいきません」 「━お幸せに!」

いつ‐みん【逸民】🔗🔉

いつ‐みん【逸民】 〔文〕俗世間を離れて気ままに暮らしている人。 「太平の━」

いつ‐も【何時も】🔗🔉

いつ‐も【何時も】 時と場合にかかわらず(または、ある条件の下で)、常に物事が成立するさま。いかなる時も。どういう場合も。 「━にこやかで笑顔を絶やさない」 「室内は━一定の温度を保っている」 「電話をしたときは━いない」 「━強い者が勝つとは限らない」 「いつでも」と言いかえられることが多いが、「いつも」が多く習慣的な事柄について時間を均一化していうのに対し、「いつでも」はその時その時に視点を据えていう趣がある。「常に」は恒常性に重点がある。 通常のありかた・しかたであること。 「━と様子が違う」 「━の通り六時に起きた」 「━より早く着いた」 関連語 大分類‖頻度‖ひんど 中分類‖いつも‖いつも

いつ‐らく【逸楽(佚楽)】🔗🔉

いつ‐らく【逸楽(佚楽)】 〔文〕気ままに遊び楽しむこと。 「━にふける」

いつ‐わ【逸話】🔗🔉

いつ‐わ【逸話】 ある人に関する、あまり世間に知られていない話。逸聞。アネクドート。 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖エピソード‖えぴそーど

いつわり【偽り】イツハリ🔗🔉

いつわり【偽り】イツハリ 事実ではないこと。虚偽。うそ。 「━の証言」 「看板に━あり」

いつわ・る【偽る(詐る)】イツハル🔗🔉

いつわ・る【偽る(詐る)】イツハル 他五 相手をだますために、事実に反することを言う。 「年齢を━・って申し込む」 「所得額を━・って申告する」 「自分を病気だと━」 「にせ物を本物と━・って売りつける」 事実に反することを言ったりしたりして、人をだます。 「相手を━・って金品をせしめる」 「━・らざる(=欺あざむかざる・うそのない)告白」 自分の真実の心に反するようなことをする。自分にうそを言う。欺く。 「本心を━・ってまで上司にこびるな」 「自分[己おのれ]を━」 ◆「偽」は、にせ物を人為的にこしらえてだます意、「詐」は作為あることばでだます意だが、今は、一般に「偽」でまかなう。 偽れる 偽り 関連語 大分類‖良くない行い‖よくないおこない 中分類‖だます‖だます

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