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兔烏 トウ🔗🔉

【兔烏】 トウ〈故事〉月日。歳月。▽月にはうさぎがすみ、日(=太陽)には三本足のからすがすむという伝説から。〈類義語〉烏兔ウト。

唐 トウ🔗🔉

【唐】 トウ〈人名〉→「尭ギョウ」

問 とう🔗🔉

【問】 11画 口部 [三年] 区点=4468 16進=4C64 シフトJIS=96E2 《常用音訓》モン/と…い/と…う/とん 《音読み》 モン/ブン〈wn〉 《訓読み》 とん/とう(とふ)/とい(とひ) 《名付け》 ただ・よ 《意味》 {動}とう(トフ)。たずねる。といただす。「尋問」「問於子貢曰=子貢ニ問ヒテ曰ハク」〔→論語{名}とい(トヒ)。といただすこと。また、その内容。「質問」「問題」「大哉問=大ナルカナ問ヒヤ」〔→論語{動}とう(トフ)。人をたずねる。「訪問」「遺問(贈り物を送って相手の安否をたずねる)」「問人於他邦再拝而送之=人ヲ他邦ニ問ハシムレバ再拝シテコレヲ送ル」〔→論語{動}とう(トフ)。責任や罪をといただす。「責問(=問責)」「問罪=罪ヲ問フ」 {名}相手のようすをたずねる手紙。また、指示を書きよこすこと。「問信」 《解字》 会意兼形声。門は、二枚のとびらを閉じて中を隠す姿を描いた象形文字。隠してわからないの意や、わからない所を知るために出入りする入り口などの意を含む。問は「口+音符門」で、わからないことを口で探り出す意。→門 《単語家族》 聞(耳でわからないことを探る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

娉 とう🔗🔉

【娉】 10画 女部  区点=5318 16進=5532 シフトJIS=9B51 《音読み》 ヘイ/ヒョウ(ヒャウ)〈png〉 《訓読み》 とう(とふ) 《意味》 {動}とう(トフ)。女性の名をたずねる。転じて、嫁をもらいたいと申しこむ。〈同義語〉→聘ヘイ。「娉問ヘイモン(嫁をめとるさい、相手の姓名、生年月日、おいたちなどを尋ねること)」 {動}男女の仲だちをしてめあわす。「娉嫁ヒョウカ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ヘイ)は、ぬき出してあたってみる、平らに並べるの意を含む。娉はそれを音符とし、女をそえたもの。 《単語家族》 招聘ショウヘイの聘と同系。併ヘイ(あわせる)とも同系。 《熟語》 →下付・中付語

聘 とう🔗🔉

【聘】 13画 耳部  区点=7059 16進=665B シフトJIS=E3D9 《音読み》 ヘイ/ヒョウ(ヒャウ)〈pn〉 《訓読み》 とう(とふ) 《意味》 {動}とう(トフ)。贈り物を持って、人をたずねて、ようすをあたってみる。「聘問ヘイモン」 ヘイス{動}贈り物をして、賢者を招く。「招聘ショウヘイ」「湯使人以幣聘之=湯ハ人ヲシテ幣ヲモッテコレヲ聘セシム」〔→孟子ヘイス{動・名}結納を差し出して、正式に妻をめとる。また、その作法。〈同義語〉→娉。「聘則為妻=聘スレバスナハチ妻トナル」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ヘイ)は投げ出す、あたってみるの意を含む。聘はそれを音符とし、耳をそえた字で、物を差し出して、相手の意向をあたること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

薹 とう🔗🔉

【薹】 17画 艸部  区点=7323 16進=6937 シフトJIS=E556 《音読み》 ダイ/タイ〈ti〉 《訓読み》 とう(たう) 《意味》 {名}草の名。あぶらな。 {名}草の名。かさすげ。水田に生え、みのをつくるのに用いる。 {名}とう(タウ)。ふき・ちさなどの野菜類の、花のつく茎がのび出たもの。花のつく台座。 〔国〕「薹トウがたつ」とは、物事の盛りの時期が過ぎること。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符臺タイ(たかい台座)」。

訊 とう🔗🔉

【訊】 10画 言部  区点=3154 16進=3F56 シフトJIS=9075 《音読み》 ジン/シン〈xn〉 《訓読み》 とう(とふ)/たより 《意味》 {動}とう(トフ)。逃げ口上を考えるひまを与えないように、口早にといただす。広く、罪をせめとう。罪をとがめたずねる。また、たずねる。質問をする。「訊問ジンモン」 {名}たより。てがみ。〈類義語〉→信。「音訊オンシン(=音信)」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音シン)は、飛(とぶ)の字の一部であり、すいすいと飛ぶ鳥を示した指事文字。はやく進むの意。訊はそれを音符とし、言を加えた字で、すばやく次から次へととうこと。転じて、といただすこと。また、すみやかに伝達されることから、たよりの意となる。 《単語家族》 迅シン(はやく進む)信(すいすいのびる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

訪 とう🔗🔉

【訪】 11画 言部 [六年] 区点=4312 16進=4B2C シフトJIS=964B 《常用音訓》ホウ/おとず…れる/たず…ねる 《音読み》 ホウ(ハウ)〈fng〉 《訓読み》 おとずれる(おとづる)/たずねる(たづぬ)/とう(とふ) 《名付け》 こと・み・みる 《意味》 {動}おとずれる(オトヅル)。たずねる(タヅヌ)。とう(トフ)。右に左にと、ありかをさがして面会する。さがしあててきく。人をたずねとう。「訪問」「王、訪于箕子=王、箕子ニ訪ヌ」〔→書経{動}たずねる(タヅヌ)。右に左にとさがし求める。出かけていってさがし求める。「探訪」「訪古=古ヲ訪ヌ」「採訪民俗=民俗ヲ採訪ス」 〔国〕おとずれる(オトヅル)。やってくる。「春が訪れる」 《解字》 会意兼形声。方は、両側に柄のはり出たすきを描いた象形文字。左と右にはり出すの意を含む。訪は「言+音符方」で、右に左にと歩いて、ことばでたずね回ること。→方 《単語家族》 彷ホウ(右に左にそれてさまよう)放(左右に広がる)膀ボウ(左右にあるわき)などと同系。 《類義》 →探 《異字同訓》 たずねる。 →尋 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

詰 とう🔗🔉

【詰】 13画 言部 [常用漢字] 区点=2145 16進=354D シフトJIS=8B6C 《常用音訓》キツ/つ…まる/つ…む/つ…める 《音読み》 キツ/キチ〈ji・j〉 《訓読み》 つむ/なじる/とう(とふ)/つめる(つむ)/つまる/つめ/つまり 《意味》 {動・名}なじる。きびしいことばで相手を責めつける。責めなじること。「詰責」「面詰」 {動}とう(トフ)。といつめる。また、逃げる余地を与えず、といただす。きつくとりしまる。「詰問」「此三者不可致詰=此ノ三者ハ致詰スベカラズ」〔→老子{動}かがむ。かがまる。先がつかえてまがる。「詰屈」 {動}つめる(ツム)。つまる。ものをつめこむ。いっぱいに満たす。ぎりぎりにおしせまる。 〔国〕つめる(ツム)。間をせばめる。また、長さなどを縮める。追いこんで身動きがとれないようにする。つめる(ツム)。出勤して控えている。当直する。「江戸詰め」つめ。はて。どんづまり。「大詰め」つまり。とどのつまり。結局。 《解字》 会意兼形声。吉キツは、口印(容器のくち)の上にかたくふたをしたさまを描いた象形文字で、かたく締めるの意味を含む。結(ひもで口をかたくくびる)が吉の原義をあらわしている。詰は「言+音符吉」で、いいのがれする余地を与えないように締めつけながら、問いただすこと。また、中にものをいっぱいつめこんで入り口をとじること。→吉 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

詢 とう🔗🔉

【詢】 13画 言部 [人名漢字] 区点=7546 16進=6B4E シフトJIS=E66D 《音読み》 ジュン/シュン〈xn〉 《訓読み》 とう(とふ)/はかる 《名付け》 まこと 《意味》 {動}とう(トフ)。ひとわたりたずねる。一部始終を質問する。「詢問ジュンモン」 {動}はかる。みんなに相談する。 《解字》 会意兼形声。「言+音符旬シュン(ひとめぐり)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

諏 とう🔗🔉

【諏】 15画 言部  区点=3159 16進=3F5B シフトJIS=907A 《音読み》 シュ/ス〈j・zu〉 《訓読み》 はかる/とう(とふ)/えらぶ 《意味》 {動}はかる。とう(トフ)。集まって相談する。意見を求める。「諏謀シュボウ」 {動}えらぶ。吉日をえらぶ。▽掫シュに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。取は、つかんで一か所に引き寄せること。その基本義は聚シュウ(あつめる)によくあらわれている。諏は「言+音符取」で、意見を集めてその中からえらびとること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

貞 とう🔗🔉

【貞】 9画 貝部 [常用漢字] 区点=3671 16進=4467 シフトJIS=92E5 《常用音訓》テイ 《音読み》 テイ/チョウ(チャウ)〈zhng・zhn〉 《訓読み》 ただしい(ただし)/とう(とふ)/きく 《名付け》 さだ・ただ・ただし・ただす・つら・みさお 《意味》 テイナリ{形}ただしい(タダシ)。まっすぐである。動揺しない。〈類義語〉→正。「中貞」「貞女(節をまげないただしい女)」「君子貞而不諒=君子ハ貞ニシテ諒セズ」〔→論語テイス{動}とう(トフ)。きく。占って神意をきく。▽殷イン代の卜辞ボクジでは聴テイ・チョウに当てた。「甲子王貞=甲子ニ王貞ク」〔→卜辞テイス{動}ただしく神意をききあてる。▽「周易」の語。卜辞の習慣をひいたことば。「貞吉=貞シテ吉ナリ」 《解字》 形声。もと鼎テイ(かなえ)の形を描いた象形文字で、貝ではない。のち、卜(うらなう)を加えて、「卜+音符鼎テイ」。 《単語家族》 聴テイ(まっすぐにききあてる)正(まっすぐ)定(まっすぐたって動かない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

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