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帷 とばり🔗🔉

【帷】 11画 巾部  区点=5473 16進=5669 シフトJIS=9BE7 《音読み》 イ(〈wi〉 《訓読み》 とばり 《意味》 {名}とばり。周囲をとり巻いてたらす幕。〈類義語〉→幃イ。「帷帳イチョウ」「披帷西嚮立=帷ヲ披キ、西嚮シテ立ツ」〔→史記{名}車上の席やひつぎをとり巻くおおい。 《解字》 形声。「巾+音符淮ワイの略体」で、周囲にたらす布。まるくとり巻く意を含む。「説文解字」に「旁(かたわら)に在るを帷という」とあり、わきをとり巻く意と解する。 《単語家族》 囲と同系。 《類義》 幔マンは、長くたらすまく。帳は、上からたらした長いまく。幃イは、帷と同じように、周囲をかこむまく。幄アクは、上から屋根のようにおおったまく。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

帳 とばり🔗🔉

【帳】 11画 巾部 [三年] 区点=3602 16進=4422 シフトJIS=92A0 《常用音訓》チョウ 《音読み》 チョウ(チャウ)〈zhng〉 《訓読み》 とばり/はり 《名付け》 はる 《意味》 {名}とばり。上からたらした長い幕。▽寝台のまわりにも長い幕をたらした。「営帳」「芙蓉帳暖度春宵=芙蓉ノ帳、暖カクシテ春宵ヲ度ル」〔→白居易{単位}はり。幕やとばりなどを数える単位。「一帳」 {名}紙を何枚もとじて、記入する覚え書き。帳面。ノート。「帳簿」「雑記帳」 《解字》 会意兼形声。長は、頭の上に長い髪の毛がなびく姿を描いた象形文字。帳は「巾(ぬの)+音符長」で、長いたれ布のこと。のち長い布や幕を数える単位ともなった。→長 《類義》 →帷 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

幄 とばり🔗🔉

【幄】 12画 巾部  区点=5474 16進=566A シフトJIS=9BE8 《音読み》 アク〈w〉 《訓読み》 とばり 《意味》 {名}とばり。上から屋根のようにおおった幕。テント。〈類義語〉→帷イ。「帷幄イアク」 《解字》 会意兼形声。屋は「尸(たれ幕)+至(=窒。ふさぐ)」の会意文字で、上から屋根をかぶせて、見えないようにふさぐことをあらわす。幄は「巾(ぬの)+音符屋」で、布でつくった屋根、つまり天幕のこと。 《類義》 →帷 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

幃 とばり🔗🔉

【幃】 12画 巾部  区点=5475 16進=566B シフトJIS=9BE9 《音読み》 イ(〈wi〉 《訓読み》 とばり 《意味》 {名}とばり。周りをかこむ幕。〈同義語〉→帷。「房幃ボウイ(かこんだ奥べや)」 {名}香ぶくろ。香嚢コウノウ。「蘇糞壌以充幃兮=糞壌ヲ蘇リテモッテ幃ニ充タス」〔→楚辞〕 《解字》 会意兼形声。韋イは、周囲をとり巻く意を含む。幃は「巾(ぬの)+音符韋」で、周囲をとり巻いて、中を見えないように隠す幕のこと。 《単語家族》 圍イ(=囲)と同系。帷イときわめて近い。 《類義》 →帷 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

幎 とばり🔗🔉

【幎】 13画 巾部  区点=5477 16進=566D シフトJIS=9BEB 《音読み》 ベキ/ミャク〈m〉 《訓読み》 とばり 《意味》 {名・動}死者の顔をおおい隠す布。おおい隠す。「幎冒ベキボウ」 {名}とばり。おおい布。 《解字》 会意兼形声。冥メイは「冖(おおい)+日+六(入の字の変形)」から成り、日が没して、やみにおおわれること。幎は「巾(ぬの)+音符冥」で、顔をおおい隠す布のこと。 《単語家族》 冥(おおわれて暗い)瞑メイ(目をおおって見えない)などと同系。 《熟語》 →熟語

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