【傭役】 ヨウエキ 人をやとって使う。やとわれて仕事をする。

【妖艶】 ヨウエン 人の心を惑わすほどあでやかなこと。『妖冶ヨウヤ・妖婉ヨウエン』

【容悦】 ヨウエツ 他人の喜ぶようなことをいったり、したりする。こびへつらう。〔→孟子〕

【庸役】 ヨウエキ 人民に割り当てられた力仕事。

【徭役】 ヨウエキ 昔、人民に課した、国家に対する義務としての労働。えだち。夫役。

【揺曳】 ヨウエイ ゆらゆらと長い物がゆれ動くさま。「揺曳碧雲斜＝揺曳トシテ碧雲斜メナリ」ゆらゆらとひるがえり飛ぶさま。ゆったりとして、ぶらぶら歩くさま。

【擁掩】 ヨウエン おおいかくす。

【擁衛】 ヨウエイ まわりから包むようにかばいまもる。『擁護ヨウゴ』

【蠅営】 ヨウエイ はえが飛びまわるように、あくせくと利益を求めて動きまわること。〔→韓愈〕

【謡詠】 ヨウエイ 声を長くのばしてうたう。

【遥曳】 ヨウエイ ながく尾をひく。煙などがゆらゆらとたなびくこと。物がながくたれること。

【遥役】 ヨウエキ 公務・戦争などで、遠い地方へいくこと。「眇眇客行士、役不得帰＝眇眇タリ客行ノ士、役シテ帰ルヲ得ズ」〔→曹植〕＝徭役。長期にわたる公の夫役。

【陽炎】 ヨウエン 春や夏に、日光に照らされた地面から、たちのぼるように見える気。かげろう。『陽焔ヨウエン』