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【伏】 6画 人部 [常用漢字] 区点=4190 16進=497A シフトJIS=959A 《常用音訓》フク/ふ…す/ふ…せる 《音読み》 フク/ブク〈f〉 《訓読み》 ふす/ふせる(ふす)/ふして 《名付け》 ふし・やす 《意味》 フクス{動}ふせる(フス)。からだをぴったりと地につける。ひれふす。▽「匐フク」とも書く。〈同義語〉→覆。「伏地=地ニ伏ス」「卑身而伏=身ヲ卑クシテ伏ス」〔→荘子フクス{動}ふせる(フス)。顔を下に向ける。また、顔をもたげないで隠れる。〈類義語〉→俯フ。「伏兵=兵ヲ伏ス」「福兮禍之所伏=福ハ禍ヒノ伏スル所」〔→老子フクス{動}ぴったりとつき従って反抗しない。▽降服の服と同じ。〈類義語〉→付。「伏従」「罪白者伏其誅=罪白ラカナル者ハ其ノ誅ニ伏ス」〔→漢書フクス{動}これはまいったと頭をふせて感心する。「感伏」「騎皆伏曰、如大王言=騎皆伏シテ曰ハク、大王ノ言ノ如シト」〔→史記{動}ふして。目上の人に向かって申し述べるときの敬語。「伏惟=伏シテ惟ルニ」 「初伏」とは、夏至ゲシのあとの三度めの庚コウ・カノエの日。▽四度めを中伏、立秋のあとの最初の庚の日を末伏といい、あわせて「三伏サンプク」という。 《解字》 会意。「人+犬」で、飼い主のあとに犬がぴたりとつき従っていくさまを示す。からだや頭をぴたりと地にふせる、ぴったりと寄りそうなどの意を含む。 《単語家族》 服(ぴったりと身につける衣服、当て木)と同系。また、付(くっつく)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

伏日 フクジツ🔗🔉

【伏日】 フクジツ 三伏の日。夏の、最も暑い期間とされる。→「三伏」

伏在 フクザイ🔗🔉

【伏在】 フクザイ 物事が表面にあらわれずにひそんでいる。

伏甲 フッコウ🔗🔉

【伏兵】 フクヘイ 待ちぶせしている兵。ヘイヲフクス待ちぶせするために、敵に知られないように兵を隠す。『伏甲フッコウ・伏士フクシ』

伏事 フクジ🔗🔉

【伏事】 フクジ 秘密の事がら。〔→国策つつしんで仕える。

伏弩 フクド🔗🔉

【伏弩】 フクド 待ちぶせに備えてある弩ド。また、弩で武装した伏兵。

伏屍 フクシ🔗🔉

【伏屍】 フクシ『伏尸フクシ』倒れている死体。死体の上に伏せる。死体にとりすがる。

伏奏 フクソウ🔗🔉

【伏奏】 フクソウ ひれ伏して天子に申しあげる。

伏剣 ケンニフス🔗🔉

【伏剣】 フッケン・ケンニフス 自殺するために、刀の刃の上に伏す。『伏刃フクジン』〔→左伝

伏匿 フクトク🔗🔉

【伏匿】 フクトク ひそんで隠れる。

伏流 フクリュウ🔗🔉

【伏流】 フクリュウ 砂地などの地下をくぐって流れる水。

伏竜 フクリュウ🔗🔉

【伏竜】 フクリュウ・フクリョウ 水の中に隠れている竜。▽まだ世に知られていない大人物・英雄にたとえる。〈類義語〉臥竜ガリュウ。

伏竜鳳雛 フクリュウホウスウ🔗🔉

【伏竜鳳雛】 フクリュウホウスウ・フクリョウホウスウ〈故事〉水の中に隠れている竜と鳳凰ホウオウのひな。▽世に知られない大人物と有能な若者にたとえる。三国時代、司馬徽シバキは、伏竜に蜀ショクの諸葛孔明ショカツコイメイを、鳳雛に[ホウ]士元ホウシゲンをたとえた。〔→蜀志

伏罪 フクザイ🔗🔉

【伏罪】 フクザイ まだ発覚していない罪。ツミニフクス罪を犯した者が刑に服する。〈同義語〉服罪。

伏謁 フクエツ🔗🔉

【伏謁】 フクエツ 身分の高い人などにひれ伏して目通りをする。

伏線 フクセン🔗🔉

【伏線】 フクセン 小説・劇・文章などで、後に述べる事がらの効果をあげるため、前もってそれと気づかせないように述べておくもの。後のために前もって設けておくもの。

伏竄 フクザン🔗🔉

【伏竄】 フクザン ひそんで隠れる。〔→左伝

伏臘 フクロウ🔗🔉

【伏臘】 フクロウ 夏の祭りと、冬の祭り。「歳時伏臘走村翁=歳時伏臘ニ村翁走ル」〔→杜甫

伏歴 フクレキ🔗🔉

【伏櫪】 フクレキ =伏歴。〈故事〉馬が活躍せずに廏ウマヤの中で寝ている。また、その馬。▽才能のある人物がその才能を発揮しようとして時機を待っていること、また、そのような人物にたとえる。「櫪」は、ならんだおり。〔魏武帝〕

伏魔 フクマ🔗🔉

【伏魔】 フクマ 悪魔を降参させる。〈類義語〉降魔ゴウマ。

伏魔殿 フクマデン🔗🔉

【伏魔殿】 フクマデン 悪魔の隠れている所。悪者の隠れている所。悪事・陰謀の根源地。

伏羲 フクギ🔗🔉

【伏羲】 フクギ〈人名〉古代、伝説上の帝王。はじめて人々に漁猟を教え、文字をつくったという。庖犠ホウギ・包犠ホウギ・羲皇ギコウ・蒼和ソウカ・蒼牙ソウガとも。

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