複数辞典一括検索+

🔗🔉

【性】 8画 部 [五年] 区点=3213 16進=402D シフトJIS=90AB 《常用音訓》ショウ/セイ 《音読み》 セイ/ショウ(シャウ)〈xng〉 《訓読み》 さが 《名付け》 なり・もと 《意味》 {名}うまれつき持っている心の働きの特徴。▽うまれつき人間に与えられたのが、おおらかな良知だと考えるのが性善説であり、うまれつき与えられたのが欲求不満だと考えるのが性悪説である。「人之性悪=人ノ性ハ悪ナリ」〔→荀子{名}さが。ひととなり。人や物に備わる本質・傾向。たち。「性本愛邱山=性モト邱山ヲ愛ス」〔→陶潜{名}肉体上の男女の区別。また、インドヨーロッパ語文法における名詞・代名詞の性質の一つ。「中性」 {名}中にひそむもの。外形のもとになるもの。〈対語〉→形(外にあらわれたもの)。「形性」「物性」 《解字》 会意兼形声。生は、芽が地上に生え出るさま。性は「心+音符生」で、うまれつきのすみきった心のこと。→生 《類義》 情とは、心から生じるむきだしの反応の働きのことで、感情の意。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

性分 ショウブン🔗🔉

【性分】 セイブン・ショウブン うまれつきもっている性質。

性行 セイコウ🔗🔉

【性行】 セイコウ 性質と行い。

性命 セイメイ🔗🔉

【性命】 セイメイ 天から授けられたという持ちまえの性質。〔→易経生命。命。「苟全性命於乱世=イヤシクモ性命ヲ乱世ニ全ウセントス」〔→諸葛亮

性急 セイキュウ🔗🔉

【性急】 セイキュウ 人の性質で、気が短い。せっかち。

性度 セイド🔗🔉

【性度】 セイド うまれつきの性質。「性質度量」の略。うまれつきの性質と心の広さ。

性格 セイカク🔗🔉

【性格】 セイカク 人がら。その人の人格が行動・反応として外部にあらわれるときの、その人に特有の傾向。〔国〕社会的な地位・価値・関係における、その事物・物事に特有の性質。〔国〕性質のこと。

性根 ショウネ🔗🔉

【性根】 セイコン 本来の性質。人がらのしん。ショウネ〔国〕人の根本的な性質。こころね。

性能 セイノウ🔗🔉

【性能】 セイノウ〔国〕うまれつきの能力。機械などで、仕事をするときの性質・能力。

性悪説 セイアクセツ🔗🔉

【性悪説】 セイアクセツ 人のうまれながらの性質は欲求不満であるという説。荀子ジュンシが唱えた。〈対語〉性善説。

性情 セイジョウ🔗🔉

【性情】 セイジョウ 性質と心情。「縦性情、安恣雎而違礼義者為小人=性情ヲホシイママニシ、恣雎ニ安ンジテ、礼義ニ違フ者ヲ小人ト為ス」〔→荀子気だて。

性理 セイリ🔗🔉

【性理】 セイリ うまれつきの性質。本性。〔→世説宋ソウ学で説く学説で、人がうまれつき持っている性質(性)と宇宙の原理(理)。

性理学 セイリガク🔗🔉

【性理学】 セイリガク 宋ソウ代「性理」を重視した学問。周濂渓シュウレンケイ・程頤テイイ・朱熹シュキらが唱えた。「宋学」「理学」とも。

性善説 セイゼンセツ🔗🔉

【性善説】 セイゼンセツ 人のうまれつきの性質は、おおらかにみちたりたものであるという説。孟子が唱えた。〈対語〉性悪説。

性説 セイセツ🔗🔉

【性説】 セイセツ 人のうまれながらの性質についての説。▽孟子の「性善説」、荀子の「性悪説」などがある。

性質 セイシツ🔗🔉

【性質】 セイシツ その人の気持ちの反応、行動についてのうまれつきの傾向。人がら。そのものをほかのものと区別する特徴的なもの。

性霊 ショウリョウ🔗🔉

【性霊】 セイレイ・ショウリョウ 精神。魂・心。根気。心の霊妙な働き。

性向 セイコウ🔗🔉

【性癖】 セイヘキ うまれながらのくせ。『性向セイコウ』〔国〕よくないくせ。

性理大全 セイリタイゼン🔗🔉

【性理大全】 セイリタイゼン〈書物〉七〇巻。明ミン初の胡広ココウ(1370〜1418)らが永楽帝の勅命によって編集。宋元ソウゲン時代の性理学の書を集大成したもの。1415年に成立。宋代儒学者の代表的著作を網羅してあるほか、理気・鬼神・性理・道統・聖賢・諸儒・学・諸子・歴代・君道・治道・詩・文の一三項目にわたって、諸家の注釈・語録・文章などを集めている。

漢字源で始まるの検索結果 1-19