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【淑】 11画 水部 [常用漢字] 区点=2942 16進=3D4A シフトJIS=8F69 《常用音訓》シュク 《音読み》 シュク/ジュク〈sh〉 《訓読み》 よい(よし)/しとやか(しとやかなり) 《名付け》 きみ・きよ・きよし・すえ・すみ・とし・ひで・ふかし・よ・よし 《意味》 {形}よい(ヨシ)。しとやか(シトヤカナリ)。こぢんまりとまとまっているさま。穏やかで感じがよい。また、女性がつつましく清らかであるさま。「淑徳」 {動}よいと思ってしたう。「私淑(よい人だと思ってひそかにしたう)」 《解字》 会意兼形声。叔とは「卜(つるの巻いたまめのくき)+小+又(手)」の会意文字で、取り残しの豆や落穂を拾い集めること。のち、菽シュク(小つぶの豆)のことから、小さく締まったものの意に用いる。淑は「水+音符叔」で、こぢんまりとして控えめなこと。水を加えて清らかな意をそえた。→叔 《単語家族》 叔(年齢の小さいほうのおじ)菽シュク(小さい豆)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

淑人 シュクジン🔗🔉

【淑人】 シュクジン 善良でつつましい人。「淑人君子、其儀一兮=淑人君子ハ、ソノ儀一ツ」〔→詩経美しい女性。清シン代、三品の高官の夫人に与えられた称号。

淑女 シュクジョ🔗🔉

【淑女】 シュクジョ 善良でしとやかである女性。「窈窕淑女、君子好逑=窈窕タル淑女ハ、君子ノ好逑」〔→詩経上品で教養のある女性。

淑艾 シュクガイ🔗🔉

【淑艾】 シュクガイ 君子の教えに従い、人としての道を学んで修養につとめること。

淑気 シュツキ🔗🔉

【淑気】 シュツキ 春の、穏やかでさわやかなけはい。

淑均 シュツキン🔗🔉

【淑均】 シュツキン 穏やかで、正しく、公平なこと。「将軍向寵、性行淑均、暁暢軍事=将軍向寵、性行淑均ニシテ、軍事ニ暁暢ス」〔→諸葛亮

淑茂 シュクモ🔗🔉

【淑茂】 シュクモ 人徳がすぐれてりっぱなこと。

淑郁 シュクイク🔗🔉

【淑郁】 シュクイク しとやかで、かんばしい香気が満ちていること。

淑訓 シュツクン🔗🔉

【淑訓】 シュツクン よい教訓。女の正しい教え。

淑真 シュクシン🔗🔉

【淑真】 シュクシン 女性がつつましく、誠実であること。

淑淑 シュクシュク🔗🔉

【淑淑】 シュクシュク 女性が清らかで美しいさま。▽一説に、清くたたえた水のさま。

淑清 シュクセイ🔗🔉

【淑清】 シュクセイ 人が道徳的に正しく清潔である。明朗で清い。

淑聞 シュクブン🔗🔉

【淑問】 シュクブン 道徳・人格についてのよい評判。『淑聞シュクブン』シュクモン 正しくてすぐれた裁判。〔→詩経

淑媛 シュクエン🔗🔉

【淑媛】 シュクエン 才徳のすぐれた女。女官の一つ。

淑景 シュクケイ🔗🔉

【淑景】 シュクケイ 春の穏やかな日の光。春ののどやかなけしき。

淑景舎 シゲイサ🔗🔉

【淑景舎】 シゲイシャ・シゲイサ〔国〕昔、宮中にあった御殿の名。女御・更衣コウイなどの住んだ所。「桐壺キリツボ」とも言う。

淑誉 シュクヨ🔗🔉

【淑誉】 シュクヨ 女性が、しとやかであるという評判。よい評判。

淑徳 シュクトク🔗🔉

【淑徳】 シュクトク 婦人としてのつつましさ。

淑慝 シュクトク🔗🔉

【淑慝】 シュクトク よいことと、悪いこと。

淑質 シュクシツ🔗🔉

【淑質】 シュクシツ もってうまれたよい性質。美しい天性。『淑性シュクセイ』

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